木部塗装! 塗装-埼玉
2021/02/20
木部塗装は、木材を美しく見せるだけでなく、耐久性を高めて長持ちさせるために欠かせない工程です。本記事では、木部塗装の目的や基本的な工程、注意点についてわかりやすく解説します。
木部塗装の目的と必要性
木材は自然素材であるため、湿気や紫外線、汚れなど外部環境の影響を受けやすい特徴があります。木部塗装には以下のような目的があります。
保護:紫外線や湿気から木材を守り、ひび割れや腐敗を防ぎます。
美観:木目を引き立て、自然な風合いや色合いを際立たせます。
耐久性の向上:塗装により木材の寿命を延ばし、長く使い続けることができます。
特に屋外にある木材は雨風や日差しにさらされるため、定期的な塗装が必須です。
木部塗装の基本工程を詳しく解説
① 下準備:塗装の基礎を固める作業
塗装前の下準備は、木部塗装の成否を決める最も重要なステップです。
表面の清掃
木材表面の汚れやホコリ、油分を取り除きます。これにより、塗料がしっかりと密着します。
軽い汚れの場合:乾いた布や掃除機で拭き取ります。
頑固な汚れや油分の場合:中性洗剤を使い、湿らせた布で拭き取ります。
古い塗膜の除去
古い塗膜が剥がれている場合は、スクレーパーやサンドペーパーを使って剥がします。完全に除去することで、塗料が均一に乗ります。
やすりがけ
目的:表面を滑らかにし、塗料が木材に均一に浸透するようにする。
方法:木目に沿って紙やすり(#120~#240程度)を使い、木材表面を丁寧に削ります。特にザラザラした部分や古い塗料の残りがないように注意してください。
削りカスの処理:湿らせた布や掃除機で削りカスをしっかりと取り除きます。
② 下塗り(プライマー):塗料の定着を高める
下塗りは、塗料が木材にしっかり密着するようにするための大事な工程です。
プライマーの選択
屋外の木部:防水性や防腐効果のあるプライマーを使用。
室内の木部:安全性に配慮し、低臭や低VOC(揮発性有機化合物)のプライマーがおすすめ。
塗布方法
刷毛やローラーを使い、薄く均一に塗布します。厚塗りはムラの原因になるので注意。
塗布後は指定された乾燥時間をしっかり守ります。乾燥が不十分だと、後の工程で剥がれやムラが生じやすくなります。
③ 上塗り:仕上げと耐久性の向上
上塗りは、美しい仕上がりと木材の保護を目的としています。
塗料の選択
屋外用塗料:防水性、防虫性、紫外線カット効果のあるものを選びましょう。
室内用塗料:ニスやステインを使い、木目を活かした仕上がりが人気です。
塗布方法
刷毛やローラーで薄く均一に塗布します。スプレーを使用すると、より均一に仕上がる場合もあります。
1回目の塗布後、完全に乾燥させます(通常24時間程度)。乾燥時間は塗料の種類によって異なるため、製品の指示を確認してください。
2回目を塗布し、さらに乾燥させます。重ね塗りを行うことで塗膜が厚くなり、耐久性が向上します。
仕上げのチェック
塗装面にムラや塗り残しがないか、光の加減で確認します。必要に応じて、最終的な塗布を追加しましょう。
④ 最終仕上げと乾燥
すべての塗装工程が終わったら、最後に乾燥期間を設けます。完全に乾燥するまでの時間は塗料の種類や気温、湿度によりますが、数日間は触れないようにしましょう。
乾燥中の注意点:
・直射日光や雨風を避ける。
・ホコリやゴミが付着しないようカバーをかける。
木部塗装の基本工程
塗装の前に、木材の表面を整える作業が重要です。汚れや古い塗膜が残っていると、塗料が均一に乗らず仕上がりに影響します。
汚れや古い塗料をしっかり除去。
紙やすりで木目に沿って表面を滑らかに整える。
削りカスを湿らせた布で拭き取る。
② 下塗り(プライマー)
下塗りは、塗料を均一に塗るための土台作りです。プライマーを使うことで、塗料の密着性が高まり、仕上がりが美しくなります。
③ 上塗り
塗料を薄く2~3回重ね塗りします。1回塗ったらしっかり乾燥させ、次の塗りを重ねることで、ムラがなく均一な仕上がりになります。
木部塗装を長持ちさせるために
塗装後も定期的な点検とメンテナンスが大切です。特に屋外の木材は、数年おきに再塗装を行いましょう。塗膜が剥がれたり、色褪せが目立った場合は、早めに補修することで木材の寿命を延ばせます。
手遅れな木部に関しては補修が困難なので塗装以外の手段をお勧めします。そうならないよう塗装で済むように定期的なメンテナンスを心掛けてください。
修繕をご検討されてましたらお気軽にご相談ください!
☆☆工事担当者が現地にて詳しく調査させて頂きます。☆☆
現地調査、お見積りは無料にてさせて頂きます。
まずはメールにてお気軽にお問い合わせください。お待ちしております。