塗料の種類!!塗装‐東京
2021/01/21
外壁や屋根につかう塗料には様々な種類があります。今回はそんな塗料の種類について解説します。
塗装用の塗料の種類について
塗装用の塗料は多種多様ありますが、その中でも主に下記の4種を簡潔にご紹介したいと思います。
アクリル塗料
塗料の主成分がアクリル樹脂の塗料のことを指します。
軽量なので重ね塗りしやすく、また光沢があり発色しやすいため、調理家電や自動車の上塗りでよく使用されています。
最も安価な塗料ですが、耐用年数が3〜8年程度と短く、すぐに塗り直しのメンテナンスが必要になるため、最近では外壁のメンテナンス用として採用されるケースは多くありません。
ウレタン塗料
主成分がウレタン樹脂であり、柔らかい素材なので密着性に優れています。
ゴルフボールの塗装にも使われるほど細かい箇所や曲面にも対応でき、複雑な形状の外壁にも最適です。
またモルタル・鉄・アルミ・コンクリートの外壁とも相性が良く、弾力がありゴムのように伸縮する製品もあるので、木材にも塗装可能です。
剥がれにくく硬度があり、耐用年数は5〜10年です。独特の光沢感があるタイプが多いので、仕上がりが気になる方は避けたほうが良いでしょう。
シリコン塗料
主成分がシリコン樹脂でできており、総合的に住宅保存にかかるコストを大きく削減できると言われるほど、非常にコストパフォーマンス性の高い塗料です。
「塗料選びに迷ったら、シリコンが良い」と勧める塗装業者も多く見られます。
耐久性・耐水性・費用などのバランスが良く、耐用年数は約7〜15年です。
透湿性に富んでいるため結露が発生しにくいことも、人気の理由の一つです。弊社も基本的にはシリコン塗料を使用しております。
フッ素塗料
フッ素樹脂を使っており、耐熱性・耐寒性が高いため、あらゆる気候に対応できる上、耐用年数も12〜20年と非常に長いのが特徴です。
費用が高いので、一般住宅では、外壁よりも施工面積の狭い屋根にのみ採用されるパターンが多いです。
雪が滑り落ちやすいので、積雪地帯の屋根の塗装でも親しまれています。
酸性雨や紫外線に強く、汚れが付着しても雨で流れ落ちるため、長い期間メンテナンスをしないで済むことから、陸橋や鉄塔、高層ビルなどの塗装でも好まれています。
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