アスファルト防水とは!?-雨漏り・防水工事
2020/12/25
アスファルト防水とは、合成繊維不織布にアスファルトを含浸させた「ルーフィング」を、加熱溶解したアスファルトで貼り重ねていく防水工法です。
防水工法にはいくつかの種類があるが、アスファルト防水は、実績が多く最も信頼性の高い防水工法となっております。
アスファルト防水工事が適している場所
アスファルト防水工事は、その耐久性と信頼性から、学校や病院・大型ビルやマンションなどの広い屋上の防水工事に適しています。以下に、アスファルト防水工事が特に適している場所を紹介します。
- 建物の屋上
広い面積を持つ屋上に適しています。特に、平坦な屋上や軽い勾配のある屋上に効果的です。
- 地下構造物
地下室や地下駐車場など、土圧や水圧がかかる場所での使用に適しています。高い防水性能と耐久性を発揮します。
- 基礎部分
建物の基礎部分の防水に適しています。地中からの湿気や水の侵入を効果的に防ぎます。
- ベランダやバルコニー
適切な保護層を施すことで、人の往来がある場所にも使用できます。
- 貯水槽や浄化槽
水を貯める構造物の防水に適しています。
アスファルト防水工事の工程
アスファルト防水工事の工程ですが、まず下地を敷きます。そして下地の上にアスファルトが含まれた合成繊維不織布を貼り付け、下地とコーティングされたシートで雨水などを防ぎます。
最終的な表面の仕上げは、防水層の上をコンクリートで保護する押さえコンクリート仕上げと、砂の付いたシートで仕上げる露出仕上げの2種類があります。
アスファルト防水の工法
アスファルト防水には主に3種類の工法があります。それぞれ詳しく解説します。
- 熱工法
アスファルト溶融釜で220℃~270℃に溶融した防水工事用アスファルトを使用し、ルーフィングシート複数枚を交互に積層して防水層を作る工法です。
- トーチ工法
改質アスファルトルーフィングシートの裏面と下地を、トーチバーナーであぶり溶かしながら張り付け、あるいは張り重ねる工法です。
- 常温工法(冷工法)
ゴムアスファルト粘着層を裏面にコーティングした改質アスファルトルーフィングシート複数枚を交互に積層して張り合わせる工法です。
アスファルト防水工事のまとめ
アスファルト防水工事は、高い耐久性と信頼性を誇る防水方法です。屋上や地下構造物など、様々な場所に適しており、複数層の施工により強固な防水層を形成します。経験豊富な業者による施工が重要ですので、頼れる施工会社を見つけて依頼しましょう。
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