プライマーについて! 塗装‐防水

プライマーについて! 塗装‐防水

プライマーについて! 塗装‐防水

2021/08/02

塗装の成功の鍵を握るのはプライマーです。「最初に塗る塗料」として知られるこの下塗り材は、単なる下準備ではないって知っていますか?
接着力の強化、表面の平滑化、そして建物の保護まで、その役割は多岐にわたります。
シーラーと呼ばれることもあるこの重要な工程ですが、なぜプライマーが必要なのか?どのように選べばよいのか?と疑問に思うかもしれません。
美しく耐久性のある仕上がりを実現するプライマーについて詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

プライマーとは?

プライマーは、英語で「primer(最初の)」という意味を持つ下塗り塗料です。塗装工事において、上塗り材と下地の接着力を高める重要な役割を果たします。まるで「のり」のような働きをするプライマーを使用することで、塗膜の剥がれや浮きを防ぎ、美しい仕上がりを実現できるんです。
また、表面の傷やサビなどの凹凸を埋めて平滑にする効果もあり、塗装の耐久性を向上させ、建物や素材の劣化を防ぎます。特に防水工事、外壁塗装、シーリング工事では欠かせない材料です。プライマーは下地材料(コンクリート、金属、木材など)によって最適な種類が異なるため、適切な選択が重要です。
手間のように感じるかもしれませんが、プライマー処理は長期的な塗装品質を左右する重要な投資といえます。確実な施工のために、下地に合わせた選定と適切な使用方法を心がけましょう。

プライマーを怠るとどうなるの?

プライマーを使用せずに上塗りを行うと、様々なトラブルが発生します。最も深刻なのは、塗膜の浮きや剥がれ、ひび割れです。これらは見た目を損ねるだけでなく、雨水の侵入による漏水や、建物内部の劣化にもつながります。特に防水工事や塗装工事では、プライマーを怠ると塗料と下地の密着力が著しく低下し、塗膜の耐久性が大幅に損なわれます。また、塗料の乾燥や硬化が不均一になり、美観を損ねるだけでなく、建物の保護機能も低下。最悪の場合、構造材の腐食や劣化まで引き起こす可能性があります。これらの問題を防ぐためには、適切なプライマーの選択と丁寧な施工が不可欠です。
プライマー処理は手間ではなく、建物の長寿命化のための重要な工程なのです。

シーラーとは?

シーラーは、英語の「seal(シールする)」に由来する下塗り材で、下地と上塗り塗料の密着性を高める重要な役割を果たします。主に塗装工事で使用され、下地に浸透して表面を整えるとともに、上塗り塗料の吸い込みを抑制する効果があります。これにより、塗料の発色や光沢が均一になり、ムラのない美しい仕上がりを実現できます。特に吸水性の高い素材や凹凸のある塗装面に効果的です。
プライマーと似た役割を持ちますが、シーラーは特に塗装面の吸収を抑える点で独自の機能を持っています。シーラーを適切に使用しないと、塗膜が不均一になり、剥がれやひび割れの原因となることがあるでしょう。塗装工事の品質と耐久性を確保するために、適切なシーラーの選択と施工が欠かせません。

プライマーの施工方法

プライマーの施工は、塗装の仕上がりと耐久性を大きく左右する重要な工程です。主な役割は接着力の強化で、例えば防錆プライマーは錆止めの顔料を含み、鉄部の腐食を防ぎます。外壁塗装では、下地の吸収が激しい場合、プライマーを2回塗ることもあります。これにより、上塗り塗料が均一に吸収され、ムラのない美しい仕上がりが実現できます。
また、外壁や仕上げ用塗料と下地用塗料の相性を見極めることも重要です。適切なプライマーの選択と丁寧な施工により、塗装の寿命を延ばし、建物の美観と機能を長期間保つことができます。プライマーの正しい施工方法と材料選びは、最良の塗装結果を得るための重要な要素といえます。

プライマーのまとめ

プライマーは、下塗り塗料の総称で、接着力強化と表面平滑化が主な役割です。モノの劣化を防ぎ、安全性を向上させる効果もあります。シーラーと呼ばれることもあり、上塗り塗料の密着性を高めます。
用途に応じて防錆機能を持つプライマーもあり、塗装の仕上がりを左右します。適切なプライマーを選び、正しく施工することで、より良い塗装結果を得られます。

プライマーについての基本的な知識をお伝えしました。他にもたくさんのコラムを用意していますので興味のある方はぜひ、ご覧ください。

新東亜工業は、総合工事店としてほぼ全ての工事を自社職人による一貫施工で対応していますので、必ず必要な材料や施工費用に上乗せされる余分な外注費を全てカットできます。規模が大きく、費用面での負担が大きい修繕工事だからこそ中間マージンゼロの効果は大きく、見積価格に大きな違いを生み出します。自社施工のメリットは費用面だけではなく、施工スピードや品質面にも表れます。
幾つもの施工会社が関わっている場合には、現場からの情報が管理者やそれぞれの会社の職長、職人を経てやり取りされるため、解決までに時間がかかるばかりか、正確に伝わらないということが起こり得ます。そのようなリスクを避けるために施工を全て内製化しており、職人同士のしっかりとした連携体制によって、新たに生じる問題や変更点、お客様からのご要望などがスムーズ且つ正確に伝達されます。

 

修繕をご検討されてましたらお気軽にご相談ください!

☆☆工事担当者が現地にて詳しく調査させて頂きます。☆☆

現地調査、お見積りは無料にてさせて頂きます。

まずはメールにてお気軽にお問い合わせください。お待ちしております。

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。