ウレタン防水 密着工法について! 台東区-修繕
2021/06/28
まず前回の復習にはなりますが、ウレタン防水とは、液体状のウレタン樹脂を複数回塗り重ねることで、防水層を形成させます。 |
ウレタンの塗膜は化学反応によって徐々に硬化し、ゴム状で弾性のある防水層がつくられます。ウレタン防水の密着工法は、塗装と同じように液体状の防水材を塗るため、 |
小面積や複雑な箇所などにも継ぎ目のない連続的な防水層が形成ができることが最大のメリットです。標準耐用年数は10年前後といわれています。 |
ウレタン防水の工法は密着工法と密着メッシュ工法、通気緩衝工法と3種類の防水工事があります。 |
今回は密着工法をご説明します。下地に直接ウレタン防水材を塗り重ねる工法となります。直接下地に塗り重ねるため、下地の影響を受けやすく、下地調整は不可欠です。 |
下地の調整が不十分な場合、防水層のひび割れや膨れが発生しやすくなります。下地調整が終わりましたら次はプライマーといってのりの役割となる液体を塗ります。 |
プライマーは塗装部とウレタンの密着の強度を増すために塗ります。プライマーを塗らずにウレタンを塗ると膨れなどが起き耐久性が落ちます。ウレタン防水材は2回塗り、 |
2層の防水層をつくり、塗膜の厚みは最低でも2mm以上が必要です。ウレタン防水自体は紫外線に弱いので、防水性能を維持し、耐久性を向上させるため最後に |
トップコートを塗り表面をコーティングしウレタンを保護します。 |
密着工法のメリットは以下のような内容があげられます。 |
・小面積で複雑な箇所の防水にも施工が可能 |
・液状なので連続塗膜が形成できる |
・比較的施工が短期間で、低コストで抑えられる |
・既存防水層の上から塗ることが可能である |
デメリットとしては防水層にひび割れが発生したり、膨れが発生する場合があり、そこから雨漏りをする可能性があります。 |
またウレタン防水の工事は、職人の腕次第で仕上がりが変わってきます。工場で作られた既製品を使うシート防水などと異なり、 |
ウレタン防水は職人が現場で材料を混ぜて使います。また「何ミリで重ね塗りをする」などと、職人の技術が必要な工法でもあります。 |
本日は密着工法のご説明をしましたが、次回は通気緩衝工法についてご説明します。2つの工法の選び方は既存の防水の状態を見て判断しております。 |
新東亜工業は、総合工事店としてほぼ全ての工事を自社職人による一貫施工で対応していますので、必ず必要な材料や施工費用に上乗せされる余分な外注費を
全てカットできます。規模が大きく、費用面での負担が大きい修繕工事だからこそ中間マージンゼロの効果は大きく、見積価格に大きな違いを生み出します。
自社施工のメリットは費用面だけではなく、施工スピードや品質面にも表れます。幾つもの施工会社が関わっている場合には、現場からの情報が管理者やそれぞれの
会社の職長、職人を経てやり取りされるため、解決までに時間がかかるばかりか、正確に伝わらないということが起こり得ます。そのようなリスクを避けるために施工を
全て内製化しており、職人同士のしっかりとした連携体制によって、新たに生じる問題や変更点、お客様からのご要望などがスムーズ且つ正確に伝達されます。
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