トップコートとは!?-雨漏り・防水工事
2021/01/03
トップコートとはその名の通り、上に塗ることを指しますが、防水工事におけるトップコート塗装とは、防水層をつくったあとにその上からトップコートを塗ることによって防水層を守るという塗料です。防水層とは、建物の中に雨水の侵入を防ぐために屋上やベランダに作られる層のことをいいます。
その防水層は紫外線を浴びる量や、防水層の上を歩く頻度によって劣化の速度が早まり、劣化してしまうと、建物の中に雨水が侵入しやすくなり、雨漏りがおきたり、建物が傷んでしまったりしてしまいます。そうならないように、防水層の上にトップコートを塗って保護し、ダメージをなるべく受けないようにします。
トップコートとは
トップコートとは、防水工事において防水層を保護するために塗布される塗料のことです。防水層は雨風や紫外線の影響を受けやすく、トップコートを施すことでその劣化を防ぎ、耐久性を高める役割を果たします。
トップコートにはいくつかの種類があり、例えばウレタン系やフッ素系などがあります。それぞれの特徴や耐用年数が異なり、適切なメンテナンスが必要です。劣化のサインとしては、色褪せやチョーキング現象(表面が粉状になる現象)などがあり、これらが見られた場合は再塗装を検討する必要があります。
ウレタン防水におけるトップコートの役割
ウレタン防水においてのトップコートは、以下の5つの役割があります。
- ウレタンを日差しから守る
ウレタンは紫外線によって硬化する性質があり、トップコートを塗ることで紫外線からの直接の被害を防ぐことができます。
- 遮熱効果で家を守る
トップコートには熱がコンクリートに浸透しないようにする効果(遮熱効果)があるため、建物の劣化を食い止める役割もあります。
- ゴミがたまらないようにする
トップコートを塗っていないウレタンむき出し状態は、表面がペタペタと粘着性があり、ゴミやホコリがつくとなかなか取れません。トップコートを塗ることで表面の粘着性をなくして、ゴミやホコリが簡単に掃除できるようになります。
- 滑り止め効果(床面)を加える
滑り防止のチップを混ぜで塗ることで表面にとても細かいブツブツができ、滑りにくくなります。
- 見栄えをよくする
特徴として色が薄くなればなるほど汚れが目立ちやすくなり、色が濃いほど汚れが目立ちません。
弊社の防水材は全て株式会社ダイフレックスの塗料を使用しており保証もさせていただいております。
トップコートを塗り替えるタイミング
トップコートの塗り替え時期は、使用環境や素材によって異なりますが、一般的には5〜10年が目安とされています。以下のサインが見られた場合は、塗り替えを検討するタイミングです。
- 色褪せ
トップコートの色が薄くなってきた場合
- チョーキング現象
表面が粉状になり、手で触ると白い粉が付く場合
- ひび割れ
トップコートにひびが入っている場合
- 剥がれ
トップコートが剥がれている場合
これらのサインが見られたら、早めに専門業者に相談することをおすすめします。適切なメンテナンスを行うことで、防水効果を長持ちさせることができます。
トップコートは防水層を保護するために必要
防水工事におけるトップコートは、防水層を保護し、耐久性を高めるために不可欠です。トップコートを施すことで、紫外線や雨風から防水層を守り、劣化を防ぎます。塗り替えのサインが見られたら、耐用年数に関わらず早めの補修が大切です。建物の長寿命化とメンテナンスコストの削減が期待できるため、定期的な塗り替えを行いましょう。
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