下地補修”塗膜剥離”
2020/12/07
下地補修”塗膜剥離”
塗膜剥離とは外壁などの塗装が剥がれてしまっていることをいいます。
特に外壁は紫外線や雨水などによる経年劣化での付着低下の影響が考えられます。
境界が狭いなどの環境条件で一日を通して日も当たらない北面などでは、結露などで塗膜が剥離しているとも考えられます。
塗膜剥離を起こしてる場合の下地補修
塗膜がすでに剥がれてたり、浮いていることがあります。浮き・膨れの密着不良箇所や、剥離箇所周辺の脆弱な塗膜を完全に除去してから、しっかりとプライマーを塗布し、塗装をします。浮いている部分を取り除かないと上から塗装をしてもすぐにまた剥がれます。
特に剥離部分の下地が湿っているなどについては、漏水からくる雨水なのか結露による湿気なのか、原因を特定して、良く乾燥させてから施工に入ります。
劣化が起きているのが部分的であっても、密着不良は広範囲に及んでいることが多いので、密着不良箇所は完全に除去することが重要です。
塗膜剥離も目視や打診棒での音で確認することができます。
塗膜剥離の原因
塗膜剥離は、塗装面の劣化現象の一つで、外観や保護機能に影響を与えます。主な原因は以下のとおりです。
- 湿気
- 紫外線
- 温度変化
- 下地処理の不備
塗膜剥離を見かけたら、すぐに補修することが大切です。
塗膜剥離のまとめ
塗膜剥離は、下地の不備や経年劣化が主な原因です。適切な下地補修は、この問題の予防と解決に不可欠です。剥離箇所の清掃、欠損部分の充填、表面の平滑化が基本の工程となります。下地の状態を見極め、適切な補修材と工法を選択することが重要です。丁寧な下地処理は、新しい塗膜の密着性を高め、長期的な耐久性を確保します。定期的な点検と早期対応を行い、建物の美観と寿命を守りましょう。
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