下地補修”欠損”
2020/12/09
下地補修”欠損”
欠損はひび割れや爆裂によっても生じますが、躯体の挙動によるモルタル破壊や、寒暖の差による鉄とコンクリートの伸縮係数の違いによっても発生します。
例えば鉄骨階段梁の取合いヶ所や、手摺壁スチール手摺取合いヶ所の欠損が代表的な例です。
欠損は原形の形が破損していることをいいます。緊急性は低いですが塗装される際は補修をしてからの方が見た目はよくなります!
コンクリートの劣化とは
コンクリートは元来アルカリ性ですが、風雨にさらされ年月を経た結果次第に表面から中性に変わっていきます。
そうするとコンクリートは強度を失い、脆くなるとともに 内部の鉄筋も腐食しやすくなります。
内部で腐食した鉄筋が膨張し周辺のコンクリートを押し上げた状態を鉄筋爆裂と呼びます。
コンクリートが押し出されてひび割れ、そこからさらに雨水が侵入して鉄筋の腐食がさらに進行するという形になり、放置すればするほど劣化が進行します。
下地補修の欠損
下地補修の欠損は、建築物の美観と耐久性に影響を与える深刻な問題です。主な原因には、不適切な材料選択、施工ミス、環境要因があります。欠損部分からの水分侵入や劣化の進行が懸念され、早期発見と適切な対処が重要です。放置すると、仕上げ材の剥離や構造的な問題に発展する可能性があります。定期的な点検と、専門家による適切な補修作業が、建物の長寿命化につながります。
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