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鉄筋コンクリート(RC)造建物に防水工事は必要?雨漏りの原因は?施工の種類・費用相場などを解説

鉄筋コンクリート(RC)造建物に防水工事を知りたい人

鉄筋コンクリート(RC)造建物に防水工事を知りたい人

RC造に防水工事は必要?RC造の防水工事の内容は?
RC造で雨漏りが起こる原因は屋上にある?
鉄筋コンクリート建物は雨に弱いから防水工事が必須
鉄筋コンクリート屋根には防水工事は重要?
鉄筋コンクリートの屋上防水工事の費用はいくら?金額を知りたい!

鉄筋コンクリートの建物の防水工事はどうすればいい?
コンクリートの建物には防水工事は必要?

と悩んでいませんか?

鉄筋コンクリート(RC)造の建物は強度・耐震性・防音性・耐久性に優れた非常に優秀な建物です。

しかし建物内部に水が染み込んでしまうと、雨漏りが引き起こされるだけでなく、建物の強度が下がり安全性も保てなくなる危険があります。

そういったリスクを避けるためにも、防水工事や定期点検が非常に重要です。

ここでは、鉄筋コンクリート(RC)造建物の防水工事やメンテナンス、それらにかかる費用まで詳しく解説しています。

ぜひ最後までご覧ください。

鉄筋コンクリートとは?|RC造

鉄筋コンクリートは、コンクリートの圧縮に弱いという弱点を、鉄筋が補強しています。

RC造りのRCとは「Reinforced Concrete」のことで、日本語に直訳すると「強化されたコンクリート」という意味です。

RC造りの建物は、枠内に鉄筋を配しその中へコンクリートを流し込んで造られます。

密閉性・防音性・耐久性に優れ、適切なメンテナンスを行えば100年近く使用できるとも言われている優良な建築資材です。

地震にも強く高層の建物にも多く使用されています。

鉄筋コンクリート(RC)造と鉄骨(S)造の違い

「鉄筋コンクリート造」と「鉄骨造」は物件を探す中で度々目にすることが多い言葉ですが、どちらも同じようなものと思っている人もいるのではないでしょうか。

似たような名前ですが、実は構造から全く違うものです。

比較しながら確認してみましょう。

鉄筋コンクリート(RC)造鉄骨(S)造
材料・構造鉄筋を組んだ枠組みの中に、コンクリートを流し込んで造る。梁や柱などが鉄骨でできている。
木造住宅の枠組み部分が木材ではなく鉄骨でできているイメージ。
接合部鋼接合されており、柔軟性はない。
地震でヒビが発生する場合がある。
ピン接合されていて柔軟性がある。
地震に強い。
壁などはひび割れが起こりやすい。
特性引っ張る力が強く圧縮性に弱いコンクリートと、その真逆の性質を持つ鉄筋を使用しているため、非常に強い。木造建築と同様に、鉄骨もしなるため地震に強い。

鉄筋コンクリート(RC)造建物で起こる雨漏りの原因

鉄筋コンクリート(RC)造りの建物は陸屋根と呼ばれるコンクリート屋根が採用されている場合がほとんどです。

陸屋根には三角屋根のような傾斜がなく水捌けが悪いというデメリットがあります。

それをカバーするために陸屋根には防水層が形成されていますが、経年劣化により防水層に破れや破損などが発生し、水が建物内部へと染み込んでしまうのです。

鉄筋コンクリート(RC)造りの建物の雨漏りは、この防水層の劣化が原因となっている場合が多く見られます。

鉄筋コンクリート(RC)造建物の屋上防水工事|種類

鉄筋コンクリート(RC)造建物の防水工事はいくつかの方法があります。

外壁塗装なども防水工事とよばれることもありますが、ここでは主に屋上部分やバルコニー・ベランダに行う防水工事を紹介しています。

防水工事の方法により耐用年数や費用、適した場所なども変わるので、一つずつ確認してみましょう。

ウレタン防水

ウレタン防水は液状のウレタンを塗布することで防水層を形成する方法です。

下地の素材や既存の防水層に制限がなく、さまざまな場所に施工できるのが大きなメリットです。

液状の防水剤を使用するので、凹凸がある場所や複雑な形の場所にも施工しやすいのが特徴です。

耐用年数は13〜15年ほどですが、表面のトップコートは5年ごとに塗り直す必要があるので、注意しましょう。

現在防水工事のリフォームでは主流となっている方法です。

アスファルト防水

アスファルト防水は古くから行われてきた信頼性のある方法で、溶かしたアスファルトを染み込ませた不敷布と、ルーフィングシートと呼ばれる防水シートを複数枚重ねることで、強靭な防水層を形成することができます。

鉄筋コンクリート(RC)造りの建物では、新築時に採用されている場合が多いでしょう。

重量があるため、高層の建物や木造建築には向きませんが、耐用年数が非常に長くメンテナンスもあまり必要ありません。

施行時に発生する独特な臭いや煙が欠点の一つでしたが、近年は熱を使わず臭いや煙が発生しないアスファルト防水も行われています。

シート防水

シート防水は塩ビ製やゴム製の防水シートを敷き詰める方法です。

頻繁なメンテナンスも不要で耐用年数も長く、コストパフォーマンスに優れています。

塩ビ製の防水シートは色や柄が印刷されたものなども販売されており、人の出入りが多い場所にも採用されることが多いようです。

デメリットとしてはシートを貼り付ける方法なので、凹凸が多い場所や複雑な形の場所には施工できません。

鉄筋コンクリート(RC)造建物の屋上防水工事の施工費用相場

鉄筋コンクリート(RC)造建物の屋上の防水工事でかかる費用は以下のとおりです。

耐用年数費用相場工期
ウレタン防水13〜15年程度4,500~6,500円/㎡3~10日程度
アスファルト防水15〜20年程度6,000~8,000円/㎡7日~10日程度
シート防水10〜15年程度4,000~7,500円/㎡1~3日程度

この他にも、撤去費用や足場代、人件費などがかかります。

上記の金額はあくまで相場です。施工費用は変動するため、上記の金額は参考程度にご覧ください。

鉄筋コンクリート(RC)造建物で雨漏りが起こる箇所と原因

鉄筋コンクリート(RC)造り建物の雨漏りの原因は防水層の劣化が原因となっている場合が多いですが、それ以外の場所が原因となるケースもあります。

雨漏りが発生した際に、早く解決できるよう雨漏りの原因となる場所を確認しておきましょう。

屋上(陸屋根)

陸屋根には防水工事が施され、防水層が形成されています。

防水層は経年劣化によりさまざまな症状が現れます。

下記のような症状が見られた場合には、劣化がすすみ防水機能が低下していると考えていいでしょう。

陸屋根に見られる劣化症状は以下のとおりです。

  • 色あせ
  • ひび割れ
  • 剥がれ
  • 膨れ
  • 水溜り
  • 排水口のつまり
  • 雑草が生えている

見つけた場合には放置せず、早めに専門業者に相談することをお勧めします。

外壁

雨漏りは屋上や屋根から起きると考えている方も少なくありませんが、意外に多いのが外壁からの雨漏りです。

コンクリート外壁にクラックと呼ばれるひび割れができてしまうと、その部分から水が染み込み建物内部に雨漏りを発生させてしまいます。

ひび割れの原因としては「気温差により伸縮を繰り返すうちにひび割れが発生する」「コンクリートの中性化」などが考えられます。

ベランダ・バルコニー

ベランダやバルコニーは外壁から突き出て設置されている場合も珍しくなく、陸屋根と同様に劣化しやすい場所の一つです。

笠木と呼ばれるカバーが設置されていることも多く、笠木の内側に水が溜まり、建物内部に水が侵入することもあるようです。

シーリング部分

鉄筋コンクリート(RC)造の建物には、各所にシーリングが使用されています。

シーリングは小さな隙間をうめて水の侵入を防ぐ大切な役割がありますが、紫外線に弱く経年劣化によりひび割れや収縮が起こります。

ひび割れや収縮を起こした部分から水が染み込み、雨漏りを発生させることがあります。

鉄筋コンクリート(RC)造建物はメンテナンス・定期点検が必要?

鉄筋コンクリート(RC)造建物は強度に優れ、耐久性も高い非常に優れた建築物です。

その唯一の弱点とも言えるのが、水です。

水が侵入し、鉄筋が錆びてしまうと、鉄筋自体の強度が下がるだけでなくコンクリート部分にひび割れや剥離を引き起こします。

特に陸屋根は傾斜がなく水が侵入しやすい場所のため、防水層の劣化には注意が必要です。

水の侵入を防ぐためには、定期的なメンテナンスや点検が欠かせません。

裏をかえせば、メンテナンスや定期点検を適切に行えば、長く安全に使用できる建物といえます。

まとめ

鉄筋コンクリート(RC)造建物の防水工事についてまとめると、

  • 鉄筋コンクリート(RC)造建物とは、鉄筋を配した枠にコンクリートを流し込んで造る非常に強度や耐久性に優れた建物である。
  • 鉄筋コンクリート(RC)造建物は陸屋根が採用されている場合が多いが、陸屋根の防水層は時間の経過とともに劣化し雨漏りの原因となる。陸屋根の定期的な防水工事が必要。
  • 陸屋根の防水工事は、「ウレタン防水」「アスファルト防水」「シート防水」の主に3種類があり、劣化状況や施工場所によって選択される。
  • 鉄筋コンクリート(RC)造建物に起こる雨漏りは、陸屋根以外にも、外壁・ベランダ・バルコニー・シーリングなどの劣化が原因となることがある。
  • 定期的な点検とメンテナンスで雨漏りは防ぐことができる

となります。

雨漏りの原因は防水層の劣化によることが多いので、定期的なメンテナンスや点検をおこなっていれば雨漏りが引き起こされることはほぼないと思われます。

長く快適で安全な状態を維持するためにも、メンテナンスや点検は必ず行うようにしましょう。

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