シーリング工事について!! 大規模修繕‐埼玉
2021/07/28
建物には必ずシーリング材が使われています。
サイディングボードはもちろん、ALC造、鉄筋コンクリート造の外壁にも使われています。
シーリング工事は、建物の寿命を延ばすために欠かせない重要な工程です。
シーリングの特徴や劣化の原因について詳しく解説します。
シーリング工事とは?
シーリング工事とは、接着性があるゴムのようなシーリング材で、目地の隙間を塞ぐ工事のことです。外壁目地にシーリング工事を施すことで、外壁材の内側に雨水が入りづらくなります。雨漏りを防ぐことで外壁部材や下地が劣化しにくくなり、外壁の寿命を伸ばすことができます。シーリング材の役割は、もちろん外部からの雨水の侵入を防ぐことが一番の役割ですが、地震や風などの揺れで、外壁自体にひび割れが発生しないように、動きを緩衝させる大きな役割もあります。
また、サッシ廻りにも外壁との隙間を埋めるため、シーリング材が打たれています。シーリング工事以外に塗装時の外壁の補修にしようしたり、防水工事でもシーリング材が使われます。
シーリングは、時々コーキングと呼ばれることがあり、2つの言葉に明確な違いはありません。『コーキング』と『シーリング』は建築・塗装業界では、
同じものとして使用されており、本来は違うもののようですが、現在は『シーリング』という表現が主流となっております。
昔気質の職人さんの中には、今でも『コーキング』と言われる方もおられます。
シーリング材の特徴と劣化の原因
充填されたばかりのシーリング材は柔軟性・伸縮性があり、目地の隙間を完全に埋めることが可能です。しかし、温度変化・紫外線・経年劣化が原因となって、
シーリングの表面に劣化症状が起こります。シーリング材の劣化症状は主に表面のひび割れ、中央から破断する切れ、接着面の剥がれがあります。
そのため劣化した部分から雨漏り等の症状が起きる可能性があります。
シーリングの劣化が目に見える状態まで進んでいると、外壁全体に影響が出ている可能性があり、工事費用が高くなる傾向があります。
何故かといいますと浸水による室内の雨漏りや躯体に水がまわり鉄筋が錆びてたりします。
2階以上のシーリング工事の場合、足場が必要となります。そのためシーリング工事と外壁塗装をセットで依頼することにより、足場費用のコストカットができます。
また足場を建てるついでに屋上やベランダの防水工事なども一緒に行うことが多いです。
シーリング工事のまとめ
外壁のひび割れやシーリング材の劣化は雨水や湿気の侵入を招き、内部構造の腐食やカビの発生につながるため、定期的なメンテナンスが欠かせません。
シーリング工事は、特に10年ごとが目安とされ、建物全体の保護と寿命延長のために実施されます。
正しい施工を行うことで、快適な住環境を維持し、建物の資産価値を守る役割を果たします。
新東亜工業は、総合工事店としてほぼ全ての工事を自社職人による一貫施工で対応していますので、必ず必要な材料や施工費用に上乗せされる余分な外注費を全てカットできます。
規模が大きく、費用面での負担が大きい修繕工事だからこそ中間マージンゼロの効果は大きく、見積価格に大きな違いを生み出します。
自社施工のメリットは費用面だけではなく、施工スピードや品質面にも表れます。
幾つもの施工会社が関わっている場合には、現場からの情報が管理者やそれぞれの会社の職長、職人を経てやり取りされるため、解決までに時間がかかるばかりか、正確に伝わらないということが起こり得ます。
そのようなリスクを避けるために施工を全て内製化しており、職人同士のしっかりとした連携体制によって、新たに生じる問題や変更点、お客様からのご要望などがスムーズ且つ正確に伝達されます。
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