吹付塗装! 新宿

吹付塗装! 新宿

2021/04/20

外壁や内装の塗装を考えていると、「吹付塗装」という言葉を見かけたことがある方も多いのではないでしょうか?でも、「ローラーと何が違うの?」「吹付って本当にきれいなの?」など、具体的なイメージが湧かないという声もよく聞きます。

本記事では、そんな「吹付塗装」について、初心者にもわかりやすく徹底解説します。ローラー塗装との違いや、実際のメリット・デメリット、施工の流れ、費用相場、さらには向いている建物の特徴まで詳しくご紹介します。

塗装工事で後悔しないためにも、まずは正しい知識を身につけましょう!
 

吹付塗装とは?

吹付塗装(ふきつけとそう)とは、スプレーガンと呼ばれる専用機器を使用して、塗料を霧状にし対象の表面に吹き付ける塗装技法です。ローラーや刷毛を使う従来の塗装方法と比べ、作業効率が高く、均一な塗膜を形成しやすい点が大きな特徴です。この工法は、一般住宅の外壁や内装の塗装にとどまらず、倉庫、工場、商業施設、公共インフラ(橋梁・トンネルなど)にも広く活用されています。施工対象の形状や規模に応じて、吹付塗装は非常に柔軟な対応が可能です。
 

吹付塗装の主なメリット
 

1. 施工がスピーディー

塗料をスプレーで噴霧するため、ローラーや刷毛に比べてはるかに広範囲を短時間で塗装できます。高所や曲面などアクセスが難しい場所でも作業効率が高いため、全体の工期短縮に貢献します。これは商業施設などで営業を止めたくない場合にも大きなメリットです。
 

2. 仕上がりが美しい

吹付塗装は塗料の粒子が細かく均等に分散されるため、ムラのない滑らかな仕上がりになります。ローラー塗装では残りやすい刷毛跡や塗りムラも抑えられ、見た目の美しさが長持ちします。
 

3. 複雑な形状にも対応

凹凸のある外壁、手すり、配管まわりなど、形状が入り組んだ部分でも塗料が細部にまでしっかりと届くのが吹付塗装の魅力です。手作業では困難な部分にも確実に施工でき、仕上がりに差が出ます。
 

4. 多彩な模様や質感の演出が可能

単なる塗装にとどまらず、スタッコ吹き、リシン仕上げ、タイル調の表現など、立体感のある質感を演出できます。デザイン性を重視した住宅や店舗の外観にも適しており、オリジナリティを求めるユーザーに人気です。

吹付塗装のデメリットと注意点

建物の美観を保つために人気の吹付塗装ですが、メリットばかりではありません。知っておくべき注意点とデメリットをまとめました。


1. 塗料の飛散リスク

高圧で塗料を噴射するため、風の影響を受けやすく、周囲に塗料が飛散するリスクがあります。特に近隣住宅や車両があるエリアでは、入念な養生と天候の見極めが不可欠です。場合によっては作業を一時中断する必要もあります。
 

2. 騒音や臭いの発生

施工時にはスプレーガンの作動音や、溶剤系塗料の臭いが発生します。これが近隣住民の生活に支障をきたすこともあるため、事前に挨拶や説明をしておくとトラブル回避に繋がります。
 

3. コストが高くなる場合も

吹付塗装には専用の機材と高い養生技術が求められます。そのため、ローラー塗装よりも手間とコストがかかるケースもあります。ただし、仕上がりや工期短縮など総合的な価値を考えると費用対効果は高いといえるでしょう。

吹付塗装とローラー塗装の違い

塗装方法には「吹付」と「ローラー」の2種類がありますが、どちらを選ぶべきか迷う方も多いはず。塗装で後悔しないために、それぞれの特徴と違いを詳しく紹介します。
 

施工スピード

吹付塗装:一度に広い範囲を塗れるため、作業時間が短く済む。

ローラー塗装:手作業のため時間はかかるが、丁寧な仕上がりにしやすい。
 

仕上がりの質感

吹付塗装:ムラが少なく滑らかで美しい仕上がり。細かい粒子が均一に密着。

ローラー塗装:多少の凹凸やローラー跡が出るが、味わいのある仕上がりも可能。
 

適した施工場所

吹付塗装:広範囲・複雑な形状の外壁や、高所・曲面などアクセスの難しい場所。

ローラー塗装:平坦な面や狭い範囲など、手元でコントロールしやすい場所。
 

費用面

吹付塗装:機材や養生にコストがかかるためやや高め。

ローラー塗装:材料・手間ともに安価で済むケースが多い。
 

デザイン性

吹付塗装:スタッコやリシンなどの立体模様が可能で、表現の幅が広い。

ローラー塗装:基本的には単色塗り。デザイン表現には限界あり。

 

両者には一長一短があります。吹付塗装はデザイン性や効率性に優れていますが、飛散リスクやコストの高さに注意が必要です。ローラー塗装はコストが抑えられ、簡易的な塗装には適しています。

吹付塗装の施工手順と流れ

吹付塗装は、効率的に広い面積を塗装できるため、住宅からビルまで幅広く利用されています。しかし、きれいな仕上がりを実現するには、正しい手順に沿った施工が欠かせません。施工は、基本的に以下のような流れで行われます。
 

下地処理
ひび割れや汚れを補修・除去するため、高圧洗浄やパテ処理を行います。これにより塗料の密着性と耐久性が向上します。
 

養生作業
塗料が飛び散らないように、ビニールシートやテープで塗装箇所以外を保護します。足場の設置もこの段階で行います。
 

吹付塗装
スプレーガンを使用して塗装を開始します。通常は下塗り・中塗り・上塗りの3段階に分けて施工され、必要に応じて模様付けも行います。
 

乾燥・仕上げ
完全に乾燥させたのち、塗膜の厚さやムラを最終確認し、必要があれば補修を行って仕上げます。
 

吹付塗装に向いている場所・建物とは

吹付塗装は、その施工性や仕上がりの美しさから、さまざまなシーンで活用されています。特に以下のような場所や建物に対して、その効果を最大限に発揮します。
 

1. 凹凸や曲面の多い外壁
モルタルやALCパネルなど、表面に凹凸やテクスチャがある外壁材には、ローラーでは塗料が入り込みにくいことがあります。その点、吹付塗装であれば細かい隙間にも塗料がしっかりと届き、ムラのない均一な塗装が可能です。デザイン性を重視した外観に仕上げたい住宅や店舗にも最適です。
 

2. 広範囲を一気に塗装したい場合
大型の工場や倉庫、集合住宅など、塗装面積が広い現場では、ローラーよりも吹付のほうが圧倒的に効率的です。施工スピードが早く、工期の短縮にもつながるため、営業施設など「早く再開したい」現場に向いています。
 

3. 外観の印象が重要な商業施設・店舗
見た目の第一印象が集客にも直結する店舗や商業ビルでは、滑らかで高級感のある仕上がりが求められます。吹付塗装は細やかな模様付けや立体感のある質感表現が可能なため、ブランディングやデザイン性の高い外装づくりに役立ちます。
 

4. 高層建築物やアクセスが難しい場所
吹付塗装は足場を組んで一気に施工できるため、高層マンションやビルの外装にも適しています。手作業の塗装では難しい高所や狭所でも、スプレーガンを用いることで効率的かつ安全に作業できます。
 

5. リシン・スタッコなど模様仕上げを希望する住宅
立体的な質感やデザイン性を求める場合には、リシン吹付やスタッコ仕上げといった特殊塗装が可能な吹付塗装が断然おすすめです。外壁に個性や高級感を与える演出ができ、他の住宅と差をつけたい方に人気があります。
 

このように、吹付塗装は「広くて複雑」「見た目が大事」「スピードが求められる」場所に特に向いています。用途に応じた選択で、より効果的な仕上がりを目指しましょう。
 

吹付塗装の費用相場

一般的な戸建住宅の外壁における吹付塗装の費用は、1平方メートルあたり2,000〜3,500円くらいが目安です。建物の大きさ、下地の状態、使用する塗料の種類、模様仕上げの有無などによって価格は大きく変動します。

例えば、延べ床面積30坪(約100㎡)の住宅外壁全体を吹付塗装する場合、20万円〜35万円前後が相場となります。模様やテクスチャを加えるデザイン塗装では、さらに10〜20%ほど上乗せされることもあります。
 

吹付塗装を依頼する際のポイント

吹付塗装はスピーディーに仕上がる一方で、施工の質には業者選びが大きく影響します。
業者の数も多く、サービス内容や品質に差があるため、見極めが重要となります。
依頼する際に気をつけたいポイントや、チェック項目をまとめました。

 

実績豊富な業者を選ぶ
ホームページや施工事例、口コミなどをチェックし、吹付塗装の施工経験が豊富な業者を選びましょう。

現地調査と見積もりを複数取得:業者によって金額や対応範囲が異なるため、必ず2〜3社に相見積もりを依頼するのがおすすめです。
 

使用する塗料の確認
耐久性・防汚性・遮熱性など機能性の高い塗料を提案してくれるかも判断材料になります。
 

アフターケアの充実
施工後の定期点検や保証制度が整っているかどうかも確認しましょう。良心的な業者はメンテナンス面までサポートしてくれます。
 

まとめ

吹付塗装はこんな人におすすめ!
 

  • 短期間で美しく仕上げたい方
  • 外観にこだわるデザイン住宅を建てたい方
  • 複雑な形状や凹凸のある建物の塗装を検討している方
  • 工期や人件費を抑えつつ、質の高い仕上がりを重視する方
     

吹付塗装は、スピード・美観・対応力の三拍子がそろった優れた塗装手法です。コストが多少高くても、長期的な視点で見れば満足度の高い選択肢といえるでしょう。特に外観の印象が重要な店舗や商業施設、または高層建築や複雑な形状を持つ建物では、その真価を最大限に発揮します。

一方で、養生の徹底や塗料の飛散防止対策、作業時の騒音・臭いの配慮など、事前準備や施工環境への理解が重要です。信頼できる業者選びと、施工前の綿密な打ち合わせを行うことで、満足度の高い結果が得られるでしょう。

これから塗装工事を検討している方は、自身の建物や目的に合った塗装方法を選び、長期的な視点での費用対効果も踏まえながら、賢い選択をしていきましょう。
 

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