下地補修の大切さ! 修繕-千葉
2021/03/28
建築やリフォームにおいて、下地補修は仕上がりの品質を左右する重要な工程です。下地とは、壁や床、天井などの仕上げ材を取り付けるための基盤となる部分を指します。この基盤が不十分だと、仕上げ材が正しく固定されず、見た目の美しさや構造の耐久性が損なわれる可能性があります。
下地補修とは
下地補修とは…塗装・防水施工などをするにあたり、素地面の補修工事をすることです。
凸凹やひび割れ、欠損や塗膜剥離などを削り取ったり・埋めたりするとても大切な作業になります。
下地補修の主な目的は、仕上げ材を取り付けるために表面を平滑かつ安定させることです。ひび割れや凹凸、劣化部分を補修することで、仕上げ材の接着性を高め、剥がれや浮き上がりを防ぎます。これにより、建物全体の強度が向上し、長期的な維持管理が容易になります。
下地補修の重要性
ビルやマンションなどの建物は、主に鉄筋とコンクリートでできているのです。
これは、鉄の酸性とコンクリートのアルカリ性によって中和され、耐久性を高めることを目的としています。
コンクリートは外気の温度が高いと膨張し、温度が低いと収縮するという性質があります。
年数が経過するごとにコンクリートは収縮を繰り返し、ひび割れが発生する等の不具合が起こります。
そのまま放置すると、ひび割れから雨水が浸入し、内部の鉄筋の腐食を促して建物の寿命を縮めてしまいます。
また室内にも雨漏れが起き、壁紙の張替えなど内装の補修となると費用が必要以上に発生してしまいます。
塗装をするからひび割れなどが埋まると思われますが、補修をしないと塗膜が早めに割れたり剥がれたりします。
また大きめのひび割れとなると塗料では埋まりません。なので外観を綺麗にするとともにより長く維持させるため、塗装の前には下地補修をする必要があります。日頃から外観に目線を配り、定期的なメンテナンスをお勧めします。
下地補修が適当な業者もいますのでお気を付けください。
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