ベランダ防水メンテナンス!修繕-埼玉

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2021/02/04

ベランダ防水のメンテナンス徹底ガイド!劣化を防ぎ長持ちさせる方法と費用

ベランダは常に雨風や紫外線に晒されており、特に防水機能は建物を雨漏りから守る重要な役割を担っています。しかし、ベランダの防水層も時間とともに劣化し、適切なメンテナンスを怠ると建物の構造体へ深刻なダメージを与えかねません。

この記事では、ベランダ防水のメンテナンスがなぜ重要なのか、どのようなサインに注意すべきか、具体的なメンテナンス方法や費用について詳しく解説します。

 

ベランダ防水メンテナンスの重要性

ベランダの防水機能は、建物を雨水から保護する上で非常に重要です。屋根と同じように、ベランダの床面も雨水が直接当たる場所であり、ここに施された防水層が機能することで、下の階や建物の躯体への水の浸入を防いでいます。

建物の構造体を守る: 
雨水が内部に浸入すると、柱や梁などの構造材を腐食させたり、鉄筋を錆びさせたりする原因となります。これにより、建物の耐久性が著しく低下し、最悪の場合、耐震性にも影響を及ぼす可能性があります。


雨漏りを防ぐ: 
ベランダの防水層が劣化すると、階下への雨漏りが発生します。室内のクロスにシミができたり、カビが発生したりするなど、居住空間の快適性を損なうだけでなく、健康にも悪影響を及ぼすことがあります。


建物の資産価値維持: 
定期的なメンテナンスは、建物の美観を保ち、劣化を最小限に抑えることにつながります。これにより、建物の寿命を延ばし、将来的な売却や賃貸に出す際の資産価値を維持・向上させることができます。


大規模修繕のコスト削減: 
防水層の劣化を早期に発見し、軽微なうちにメンテナンスを行うことで、将来的に必要となる大規模な改修工事を防ぐことができます。結果として、トータルでの修繕費用を抑えることにつながります。

ベランダの防水層は、普段あまり意識することのない部分かもしれませんが、建物を健康な状態に保つためには、その機能を維持することが不可欠です。
 

ベランダ防水の劣化サインとチェックポイント

ベランダ防水の劣化は目に見えにくい場合もありますが、注意深く観察することで様々なサインを発見できます。早期に劣化に気づくことが、大きなトラブルを防ぐ第一歩となります。

ひび割れや亀裂:
防水層の表面に細かいひびや大きな亀裂が見られる場合、防水機能が低下している可能性が高いです。特に、伸縮によるものや物理的な衝撃によるものは、水の浸入経路となりやすいです。
 

防水層の剥がれや膨れ:
防水材が下地から剥がれていたり、内部に湿気や空気が閉じ込められて膨らんでしまったりしている状態です。防水層が一体性を失っており、機能が損なわれています。
 

表面の色あせや粉吹き:
紫外線による劣化が進むと、防水層の表面が色あせたり、触ると粉っぽいものが付着したりします(チョーキング現象)。これは防水層の保護機能が低下しているサインです。
 

水たまりがなかなか引かない:
排水口にゴミが詰まっているだけでなく、床面が歪んでいたり勾配が不適切になったりしている可能性があります。常に水が溜まっている状態は、防水層に負担をかけ劣化を早めます。
 

カビやコケの発生:
日当たりが悪く湿気がこもりやすい場所や、常に水が溜まっている場所に発生しやすいです。防水層の表面だけでなく、ひび割れ箇所から水分が浸入しているサインである可能性もあります。
 

手すり壁との取り合い部分の隙間:
ベランダの床と壁が接する部分は、振動や建物の動きによって隙間ができやすい箇所です。ここからの水の浸入は雨漏りに直結するため、要注意です。

これらのサインに気づいたら、劣化が進行する前に専門業者に相談することをおすすめします。定期的にベランダを掃除する際に、これらのポイントをチェックする習慣をつけましょう。

ベランダ防水の主なメンテナンス方法

ベランダ防水のメンテナンス方法は、劣化の程度や既存の防水工法によって異なります。主なメンテナンス方法としては、軽度なものから大規模なものまでいくつか種類があります。

トップコートの再塗布: 
既存の防水層自体に大きな損傷はないものの、表面の色あせやチョーキングなど、保護層の劣化が見られる場合に行われます。防水層を紫外線や物理的なダメージから保護する役割を回復させ、防水層自体の寿命を延ばします。比較的短期間で完了し、費用も抑えられるメンテナンスです。


部分的な補修: 
ひび割れや小さな剥がれなど、限定的な劣化箇所に対して行われます。劣化した部分を清掃・補修材で埋めるなどの処置を行います。劣化が広範囲に及ぶ前に早期発見できた場合に有効な方法です。


既存防水層の上からの重ね張り・塗布(改修工事): 
既存の防水層が部分的に劣化しているが、全体的には機能している場合に、既存層を撤去せず、その上から新たな防水層を施工する方法です。工法の種類(シート防水、FRP防水、ウレタン防水など)によっては可能であり、撤去費用がかからないため、費用と工期を抑えられる場合があります。


既存防水層の撤去と全面再施工:
既存の防水層の劣化が著しい場合や、下地にまで影響が出ている場合に行われる、最も根本的なメンテナンスです。既存の防水層を全て撤去し、下地の調整を行った上で、新しい防水層を一から作り直します。費用と工期はかかりますが、防水機能を完全に回復させることができます。

どの方法が最適かは、専門家による診断が必要です。現在のベランダの状態、使用されている工法、ご予算などを総合的に考慮して、適切なメンテナンス方法を選択することが重要です。
 

ベランダ防水メンテナンスにかかる費用目安

ベランダ防水のメンテナンスにかかる費用は、選択するメンテナンス方法、ベランダの広さ、既存の防水層の種類や劣化状況、依頼する業者など、様々な要因によって大きく変動します。あくまで一般的な目安として参考にしてください。

トップコートの再塗布:
約2,500円~4,000円/㎡

部分補修:
劣化箇所や範囲によって大きく異なります。数万円〜10万円以上

既存防水層の上からの重ね張り・塗布(改修工事):
ウレタン防水:約4,000円~8,000円/㎡
FRP防水:約6,000円~10,000円/㎡
シート防水:約4,000円~8,000円/㎡

既存防水層の撤去と全面再施工:
ウレタン防水:約6,000円~10,000円/㎡
FRP防水:約8,000円~12,000円/㎡
シート防水:約6,000円~10,000円/㎡

上記の費用は材料費と施工費を含んだ目安です。足場が必要な場合や、下地の補修が必要な場合は、別途費用が発生します。複数の業者から相見積もりを取り、内訳をしっかり確認することが、適正な価格で工事を行うためには不可欠です。安さだけで決めず、施工実績や保証内容も比較検討することをおすすめします。

自分でできるベランダ防水の簡易メンテナンス

ベランダ防水の専門的なメンテナンスはプロに任せる必要がありますが、日頃から自分で行える簡単なメンテナンスは、防水層の寿命を延ばし、劣化の早期発見に繋がります。

日常的な清掃:
ベランダに溜まった落ち葉、土、砂埃などのゴミをこまめに取り除きましょう。
 

排水口の詰まり解消:
排水口が詰まっていると、ベランダに水が溜まり、防水層が常に水に浸かった状態になります。これは防水層の劣化を早める大きな原因です。
S字フックや針金などを使って、排水口内部のゴミを取り除きましょう。
 

軽微なひび割れや隙間の補修:
DIY用の防水補修材やシーリング材を使って、幅の狭い軽微なひび割れや、笠木と壁との隙間などを自分で補修できる場合があります。
 

物を長期間置きっぱなしにしない:
植木鉢や物置などを常に同じ場所に置いていると、その下の防水層に湿気がこもりやすくなったり、荷重で防水層が傷ついたりすることがあります。

これらの簡易メンテナンスは、あくまで専門的な防水機能を回復させるものではありませんが、ベランダの状態を良好に保ち、劣化のサインにいち早く気づくためには非常に有効です。

まとめ

ベランダ防水のメンテナンスは、大切な住まいを雨漏りや構造体の劣化から守り、建物の寿命を延ばすために欠かせません。普段あまり意識しない場所かもしれませんが、常に外部環境に晒されているため、時間とともに確実に劣化は進行します。

  • ベランダ防水の劣化を放置すると、雨漏りや建物の構造体へのダメージに繋がり、結果的に高額な修繕費用が必要になるリスクが高まります。
     
  • ひび割れ、剥がれ、水たまり、カビ・コケなどは、防水機能が低下しているサインです。日頃からベランダをチェックする習慣をつけましょう。
     
  • メンテナンス方法には、トップコートの塗り替え、部分補修、重ね張り、全面再施工などがあり、劣化状況に応じて適切な方法を選択する必要があります。
     
  • メンテナンス費用は方法や広さによって異なりますが、複数の業者から見積もりを取り、内容をしっかり確認することが重要です。
     
  • 日常的な清掃や排水口の掃除など、自分でできる簡易メンテナンスも劣化防止に繋がります。
     

ベランダ防水の劣化サインを見つけたり、メンテナンスの時期が近づいてきたと感じたら、迷わず専門業者に相談することをおすすめします。プロによる適切な診断とメンテナンスで、ベランダの防水機能を維持し、安心して快適な暮らしを送りましょう。


 

弊社はウレタン防水工事をお勧めしております。ウレタンは液状なので複雑な形や障害物があったり、狭いベランダでも問題なく施工ができます。

またベランダからの漏水の原因としてドレン内部や周辺のひび割れから浸水することも多くあります。

その可能性がある場合は改修ドレンといいまして鉛の板状にホースが繋がっており、ドレンの内部にひび割れ等があっても躯体に浸水しません。

 

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