下地補修とは?
2020/12/01
下地補修とは塗装・防水施工などをするにあたり、素地面の補修工事をすることです。
凸凹やひび割れ、欠損や塗膜剥離などを削り取ったり・埋めたりするとても大切な作業になります。
コンクリートの性質
ビルやマンションなどの建物は、主に鉄筋とコンクリートでできているのです。
これは、鉄の酸性とコンクリートのアルカリ性によって中和され、耐久性を高めることを目的としています。
コンクリートは外気の温度が高いと膨張し、温度が低いと収縮するという性質があります。
ひび割れを放置するとどうなるのか?
年数が経過するごとにコンクリートは収縮を繰り返し、ひび割れが発生する等の不具合が起こります。
そのまま放置すると、ひび割れから雨水が浸入し、内部の鉄筋の腐食を促して建物の寿命を縮めてしまいます。
また室内にも雨漏れが起き、壁紙の張替えなど内装の補修となると費用が必要以上に発生してしまいます。
塗装をするからひび割れなどが埋まると思われますが、補修をしないと塗膜が早めに割れたり剥がれたりします。
下地補修は塗装や防水工事前の重要な工程
下地補修は、塗装・防水施工前の重要な工程です。主にコンクリート造の建物では、経年劣化によるひび割れが発生し、放置すると雨水侵入や鉄筋腐食の原因となります。これは建物の寿命を縮め、大きな修繕費用につながります。美観だけでなく、建物の耐久性を高めるため、定期的な点検と適切な下地補修が不可欠です。
外観を綺麗にするとともにより長く維持するため、塗装の前には下地補修をする必要があります。日頃から外観に目線を配り、定期的なメンテナンスをお勧めします。
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