下地補修”浮き”
2020/12/05
下地補修”浮き”
外壁や床面に発生する「浮き」は、目に見えないため放置されがちですが、放置すると建物の安全性や美観に影響を与える可能性があります。
特にタイルやモルタルの浮きは、時間が経つにつれ大きな剥離や落下の危険性を伴います。
この記事では、浮きの原因や確認方法、そして効果的な補修方法について詳しく説明します。
外壁塗装や補修工事を検討している方は、ぜひ掲載内容をご覧ください。
浮きとは?
浮きとは躯体からタイルなど外壁が浮いて隙間ができていることを言います。目視ではわかりづらいため打診棒で音を確認します。
現在のコンクリート打ち放し工法では型枠の精度もよく、不陸調整のための厚いモルタル塗り仕上げはありませんが、実際には寸法を調整したりするため薄いモルタルが塗ってあり部分的に浮きが発生します。外壁がタイルの場合もタイルが浮いていることが多いです。
また、バルコニーや開放廊下の床面・RC階段の踊場などにも勾配調整のためモルタルが塗られているため、経年の劣化により床面に浮きが生じやすくなります。
手摺壁の天端もモルタルで成型されている事が多く、浮きが発生して天井や軒天と同様に落下の可能性もでてきます。
浮いているまま放置をしていると落下の危険性や塗膜が剥がれ見た目が悪くなります。
浮きがあった場合の対処方法
浮き部に対しドリルで穴をあけ、その隙間にエポキシ樹脂を注入し且つアステンレス製のピンを併用して浮き面積の拡大を阻止すると共に、
大面積の剥落を防止する工法で、一般的には16本/㎡で指定部分では25本/㎡とし、狭幅部では幅中央に200ピッチとなっています。
開放廊下やバルコニーの床面は落下などの危険性は余りないため、一般的にはピンなしの工法が主流です。
外壁塗装をされる際は是非下地もご確認ください。
外壁塗装に関する下地浮きのまとめ
外壁塗装の前に下地の浮きを確認することは極めて重要です。浮きは打診や機器を使って発見します。見逃すと、新しい塗膜の剥離や雨漏りの原因となり、建物の耐久性を損ないます。適切な補修を行うことで、塗装の仕上がりと寿命が大幅に向上します。下地の健全性は美観だけでなく、建物の保護にも直結するため、専門家による入念な点検を行いましょう。
修繕をご検討の方は早めにご相談ください。
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