
塗膜防水について知りたい人
塗膜防水とは?
塗布防水と塗膜防水の違いは?
塗膜防水工法は屋上・屋根に最適?
塗膜防水の種類や費用相場はいくら?
塗膜防水の施工方法は?ウレタン塗膜防水とは?
住宅の雨漏り対策として注目される塗膜防水工事。中でもウレタン防水やウレタン塗膜防水工法が人気です。しかし、「塗膜防水材の種類は?」「施工方法や費用は?」など、疑問を抱える方も多いでしょう。
この記事では、塗膜防水工事について徹底解説します。ウレタン防水を中心に、各種塗膜防水材の特徴や施工方法、そして屋根や下地との相性も紹介します。さらに、一般的な防水工事と比較した塗膜防水のメリット・デメリットも詳しく説明します。
塗膜防水は、防水材を塗装のように施工するため、複雑な形状の屋根にも対応可能です。
自宅の防水対策を検討中の方、塗膜防水工事の見積もりに悩む方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
目次
塗膜防水とは?
塗膜防水とは、バルコニーや屋根などの様々な場所に使用して建築物への水の侵入を防ぐ、防水加工のひとつです。
液体の塗料を塗布する施工を行うことで膜を形成し、建築物への水分の侵入を予防する効果があります。
ここでは、そんな塗膜防水工事のメリットとデメリットを紹介します。
自宅の状態に合っているか、塗膜防水が理想の施工なのかなどを判断するためにも、ぜひ参考にしてみてください。
塗膜防水工事のメリット
塗膜防水工事による防水加工には、以下のようなメリットがあります。
- 施工に高度が技術が必要ない
- 比較的費用を抑えられる
- 色を選べるため外観を損なわない
- 部分的なメンテナンスが行える
塗膜防水の施工には高度な技術が必要なく、特別な道具も必要としません。
施工も短い期間で行えるため、他の防水加工に比べて費用を抑えられる傾向があります。
また、塗膜防水に使用される塗料にはさまざまな色のものがあり、それぞれに合ったものを選ぶことで建物の外観を損なうことなく防水加工を行うことが可能です。
長期的な面では、塗膜防水であれば部分的な補修を行うことができます。
必要な部分にのみ塗料を塗るといった、部分的なメンテナンスができることもメリットのひとつです。
塗膜防水工事のデメリット
メリットの多い施工である一方で、塗膜防水工事のデメリットには以下のようなものがあります。
- 劣化しやすい
- 完成度が職人の腕前に依存する
- 施工時の環境条件に注意が必要
塗膜防水は紫外線や高温・低温などの気象条件、地震や衝撃による物理ストレスによって劣化が早まったり、剥がれるなどの直接的なダメージを受けたりする可能性があります。
このような厳しい環境にある場所に塗膜防水を行うと、早期に劣化が起こり防水性能が不足してしまうでしょう。
また、塗膜防水は塗料を塗布する簡単な施工ではありますが、その分完成度は職人の腕前に依存します。
均等に塗布されていなければ、漏水や早期劣化の恐れがあります。
さらに塗膜防水では、施工時の環境条件が重要なポイントです。
施工時の気温や湿度、天気などによっては、接着不良を起こしたり劣化を早めてしまったりすることなどが考えられます。
塗膜防水工法の種類
塗膜防水工法といっても、施工方法や使用材料の違いによっていくつかの種類にわけられます。
ここでは、一般的に使用される「ウレタン塗膜防水」と「FRP防水」の2つの種類について、メリットデメリットをもとに詳しく解説します。
ウレタン塗膜防水
ウレタン塗膜防水では、ウレタン樹脂を材料として防水層を形成します。
メリット | デメリット |
---|---|
・柔軟性があり複雑な形状にも対応できる ・施工が簡単で特別な工具は必要ない ・費用を抑えられる | ・施工に適した環境条件を見極める必要がある ・均等に塗布できるかは職人に依存する |
ウレタン塗膜防水は柔軟性があることが特徴で、複雑な形状に対して施工できるだけではなく、温度変化による収縮や膨張、ひび割れなどにも適応して漏水を防ぎます。
費用目安 | 2,500〜7,000円/㎡ |
---|---|
耐久年数 | 10〜12年程度 |
FRP塗膜防水
FRP防水は、繊維強化プラスチックを使用して防水層を形成します。
メリット | デメリット |
---|---|
・衝撃や物理的ストレスに強い ・防腐効果により高い耐久性を持つ ・速乾性があり工期が短い | ・費用が高い ・硬い素材で柔軟性が必要な場所には使用できない |
FRP防水は衝撃に強く耐久性があることが特徴で、その強度を活かして頻繁に人が歩くベランダなどに使用されることが多いです。
費用目安 | 4,000〜7,500円/㎡ |
---|---|
耐久年数 | 10〜12年程度 |
塗膜防水工事による補修時期と劣化のサイン
塗膜防水工事は、一度行った後もメンテナンスが必須です。
どうしても劣化してしまうため、十分な防水効果を保つためには定期的なメンテナンスを行い劣化症状を見逃さないことが大切です。
ここでは、工事後のメンテナンスの目安と劣化症状を紹介します。
塗膜防水工事のメンテナンス時期
塗膜防水の耐久年数は、10〜12年ほどが目安です。
工事を行ってから10年が経過したら、特に困っていることがなくてもメンテナンスや補修を検討するといいでしょう。
環境条件や防水加工の質によっては、10年経たずに劣化してしまうことも少なくありません。
劣化症状を見つけた場合に補修することはもちろん、数年に一度専門家による点検を行うことがお勧めです。
その際、定期的にトップコートの塗り替えを行っておくと、10年を超えて長持ちさせることもできるでしょう。
塗膜防水工事に見られる劣化症状
塗膜防水工事を行なった場所に以下のような症状が見られたら、劣化の合図です。
補修やメンテナンスを行う必要があるので、ぜひ確認して覚えておきましょう。
- ひび割れ
- 剥がれやめくれ
- 変色
- 膨らみ
- 水たまり
このような症状は、劣化の合図です。
特にひび割れや剥がれは、そこから水が侵入して建物自体に影響が出てしまいます。
その他の症状も塗膜防水の劣化のサインであり、放置しているとさらに劣化が進みます。
防水加工だけではなく建物自体への悪影響を最小限にするためにも、劣化症状を発見したらできるだけ早めにメンテナンスや補修を行ってください。
塗膜防水工事と他の工法の特徴や費用の違いを比較
防水工事には、塗膜防水工法の他に「アスファルト防水」と「シート防水」という2種類の工法があります。
さらにシート防水は、塩化ビニール防水とゴムシート防水に分けられます。
それぞれの工法にメリット・デメリットがあり、用途によっても使い分けることができます。
以下にそれぞれの特徴について表にまとめました。
工法名 | 費用 | 耐久年数 | 主な使用用途 | 施工 |
---|---|---|---|---|
ウレタン防水 | 2,500〜7,000円/㎡ | 8〜10年 | 陸屋根 | 改修時(リフォーム時) |
FPR防水 | 4,000〜7,500円/㎡ | 10〜15年 | ベランダ | 新築時 |
アスファルト防水 | 5,500〜8,000円/㎡ | 15〜25年 | 陸屋根 | 新築時 |
塩ビシート防水 | 4,000〜7,000円/㎡ | 10〜15年 | 陸屋根、ベランダ | 改修時(リフォーム時) |
ボムシート防水 | 4,000〜7,000円/㎡ | 10〜15年 | 陸屋根、ベランダ | 改修時(リフォーム時) |
アスファルト防水とシート防水の特徴について簡単に解説し、塗膜防水との違いについて紹介します。
アスファルト防水
アスファルト防水工法は、アスファルトを何層も重ねて厚みのある防水層を作るため、非常に高い耐久性と耐候性が特徴です。紫外線や温度変化にも強く、長期間の防水効果を発揮します。
施工には専門的な技術が必要で、特に火気を使う工法では安全対策が重要です。
商業施設や工場など、長期的な防水性能が求められる大規模建築に適していますが、施工費用が高く工期が長いため、住宅などの小規模施設には不向きです。
メリット・デメリット
- 耐久性が高く、20年以上の防水効果が期待できる
- 紫外線や温度変化に強く、屋外の過酷な環境にも適している
- 物理的な強度が高く、摩耗や損傷にも強い
- 施工費用が高く、他の工法に比べてコストがかかる
- 工期が長く、施工には専門的な技術が必要
- 施工中に発生する臭気が問題になる場合がある
アスファルト防水は、何層も重ねた厚みのある防水層が特徴で、耐久性に優れ、長期間にわたって安定した防水効果を発揮します。
耐候性や耐熱性にも優れているため、紫外線や温度の変化にも強く、商業施設や工場などの大規模建築や耐久性が求められる施設で利用されています。
アスファルト防水は高耐久である一方で、費用が高く、施工にも時間がかかるため、住宅や小規模施設には不向きです。
さらに、施工時にアスファルトの溶剤から発生する強い臭気が周囲に影響を及ぼすため、住宅街などでの施工には配慮が必要です。
塗膜防水との違い
塗膜防水とアスファルト防水の違いは、まず施工方法にあります。塗膜防水は、液体状の防水材を塗布して防水層を形成するため、シームレスな仕上がりが可能で複雑な形状にも対応しやすいのが特徴です。
一方、アスファルト防水は、アスファルトを加熱して何層も積み重ねることで防水層を形成するため、より重厚で強固な層ができ、耐久性が非常に高くなります。
このため、塗膜防水は屋上やバルコニーなどの中小規模施設や細部の多い場所に向いており、アスファルト防水は耐久性が重視される工場や商業施設といった大規模施設に適しています。
また、塗膜防水は比較的安価で工期も短いのに対し、アスファルト防水は高コストで施工期間が長く、臭気も発生しやすいため、施工環境の制約も多くなります。
シート防水
シート防水工法は、塩化ビニールやゴム製の防水シートを建物に貼り付けて防水層を形成します。
施工が迅速で工期が短く済む点がメリットで、コストも比較的安価です。
特に塩化ビニールシートは耐候性や耐薬品性に優れ、住宅から工業施設まで広く利用されていますが、継ぎ目が劣化しやすく、定期的なメンテナンスが必要です。
シートの耐久年数は10~15年程度と、他の工法に比べてやや短めです。
メリット・デメリット
- 施工が容易で工期が短く、迅速に施工できる
- コストが比較的安価で、費用対効果が良い
- 定期的なメンテナンスが簡単で、部分補修が可能
- 継ぎ目が劣化しやすく、定期的な点検とメンテナンスが必要
- 耐用年数が短く、10~15年程度で再施工が必要
- 伸縮性に制限があり、構造物の動きに対応しにくい場合がある
シート防水は、既製の防水シートを建物に貼り付けるだけで施工が完了するため、工期が短く、費用も抑えられます。
特に住宅や小規模な施設での防水工事に適しており、補修が必要な場合でも部分的にシートを交換するだけで済むため、メンテナンスが簡便です。
シート防水は、接合部分の劣化が進みやすく、継ぎ目が防水性能の弱点になることがあります。
また、耐用年数が10~15年程度と他の防水工法に比べて短いため、再施工が必要になる頻度が高いです。
さらに、建物の動きによる伸縮に対応しづらい場合があり、動きがある構造物には不向きです。
塗膜防水との違い
塗膜防水とシート防水の違いについては、塗膜防水は液体の防水材を重ね塗りすることで継ぎ目のない防水層を作るのに対し、シート防水は防水シートを貼り付けて防水層を形成するため、施工が迅速で工期が短縮できる点が異なります。
塗膜防水は、複雑な形状の場所でもシームレスに防水処理ができるため、屋上やバルコニーなどの住宅や中規模施設の細部にも適していますが、シート防水は平面が多い住宅の屋根やバルコニーに向いています。
また、塗膜防水の耐用年数は10〜15年程度で、定期的なトップコートの再塗装が必要ですが、シート防水は10〜20年の耐用年数がある一方、継ぎ目の劣化が発生しやすく、定期的な補修が欠かせません。
このように、塗膜防水は柔軟で複雑な場所に適した工法である一方、シート防水は施工が容易でコストや工期を抑えやすい特徴があります。
既存の防水層の上から塗膜防水を施工するときの注意点
既存の防水層がある状態で塗膜防水の施工を行う際には、十分な効果を発揮させるために注意しておきたいポイントがあります。
ここでは、既存の防水層を剥がさなくてもいい場合と剥がしたほうがいい場合の2つにわけて紹介します。
塗膜防水工事の際に既存の防水層を剥がさなくてもいいケース
既存の防水層を剥がさずに上から新しい塗膜防水を施工できるのは、以下のような場合です。
- 既存の防水層の状態が良好である
- 既存の防水層と上から施工する塗膜防水との相性がいい
既存の防水層の状態が良好で、かつ新しい施工との相性がいい場合には、上から新しい塗膜防水の施工を行うことができます。
剥がさずに施工できる場合では、
- 費用を抑えられる
- 工事の期間を短縮することができる
などのメリットがあります。
塗膜防水工事の際に既存の防水層を剥がした方がいいケース
既存の防水層があっても、一度剥がしてから新しく施工すべき場合もあります。
以下のような場合では、一度既存の防水層を剥がしたほうがいいと言えるでしょう。
- 既存の防水層に劣化や損傷などが見られる
- 既存の防水層と上から施工する塗膜防水との相性が悪い
- 建物の構造上、上からの施工ができない場合もある
既存の防水層に劣化や損傷があり状態が悪いと、上から施工する防水層にも悪影響を与える可能性があります。
そのため、劣化している防水層は剥がしてから新しく施工することがおすすめです。
また、材料同士の相性が悪い場合も上から施工することはせず、既存の防水層は剥がしましょう。
塗膜防水工事は自分でもできるの?DIYの可能性を解説
塗膜防水工事は、液状の防水材を塗布して防水層を形成する工法です。この工法は、施工箇所が平滑で複雑な形状を持たない場合には比較的取り組みやすく、DIYで行うことも可能です。ただし、注意すべきポイントがいくつかあります。
DIYで塗膜防水工事が可能な場合
- 小規模な施工箇所(例:ベランダやバルコニーの一部分)
- 防水材の塗布が可能な平滑な表面
- 劣化が軽微で補修範囲が限られている場合
ホームセンターやオンラインショップでは、防水材やローラー、ハケなどのDIY用キットが手に入ります。特に、ウレタンやアクリル系の塗膜防水材は扱いやすく、DIY初心者でも施工可能です。
DIYでは塗膜防水工事が難しい場合
一方で、以下のような状況では専門業者に依頼する方が適切です。
- 広範囲の施工が必要
- 劣化が進行しており、下地補修が必要
- コンクリートのひび割れが多数発生している
防水工事は、下地処理、防水材の均一な塗布、乾燥時間の管理など、高度な技術が要求される場合があります。特に、建物の重要な部分や大規模な防水工事では、プロの施工が仕上がりの品質と耐久性を保証します。
塗膜防水工事をDIYでするメリットとデメリット
塗膜防水工事をDIYでするメリットとデメリットについてまとめました。
メリット
- コストを大幅に抑えられる
- 自分のペースで施工できる
デメリット
- 施工ミスにより防水性能が十分に発揮されない
- 長期的な耐久性に不安が残る
塗膜防水工事は、DIYでも可能な場合がありますが、仕上がりの品質や耐久性を求める場合は専門業者への依頼が推奨されます。小規模な補修には挑戦しやすいものの、大規模な施工や劣化が進んでいる場合には、プロの力を借りることが建物全体の保護につながります。
防水工事をするなら安心の自社施工!新東亜工業へ
新東亜工業は、東京を中心にマンションやビルの大規模修繕工事や防水工事を専門とする総合工事店です。自社施工による中間マージンゼロ、コスト削減や高品質な施工で、多くの顧客から高い評価を得ています。
建物の老朽化に伴い、屋上や外壁からの雨漏りは深刻な問題となります。新東亜工業では、建物の種類や周辺環境に合わせた最適な防水工事を提案し、建物の寿命を延ばし、資産価値を守るサポートを行っています。
防水工事をお考えの方、ぜひ新東亜工業にお気軽にご相談ください!
新東亜工業の強みとは?
新東亜工業ではマンションの大規模修繕や防水工事において3つの強みを持っています。
- 自社施工によるコスト削減
- 高い技術力と迅速な対応
- 幅広いサービス提供
新東亜工業の強みについて、それぞれ詳しく解説していきます。
新東亜工業の強み1.自社施工によるコスト削減
新東亜工業では、ほぼ全ての工事を自社の職人が一貫して行っており、外部業者を挟むことがありません。そのため、中間マージンゼロを実現し、余計な費用を削減することが可能です。この自社施工体制により、高品質な施工を適正価格で提供しています。
さらに、自社職人が全工程を担当することで、施工内容の細部にまで目が行き届き、確実で丁寧な仕上がりを実現します。お客様に信頼される工事を提供するため、コストパフォーマンスの高いサービスを追求していることが新東亜工業の大きな強みです。
新東亜工業の強み2.高い技術力と迅速な対応
新東亜工業は、豊富な実績と高い技術力を誇る職人集団が在籍しており、建物の状態を正確に診断した上で、最適な施工プランを提案します。そのため、雨漏りや防水トラブルの根本原因を的確に解決できます。
さらに、緊急の雨漏り修理にも迅速に対応しており、最短で翌日に調査と見積もりを行うスピーディなサービスを提供します。このように、技術力と対応力を兼ね備えた新東亜工業は、安心して任せられるパートナーです。
新東亜工業の強み3.幅広いサービス提供
新東亜工業では、防水工事だけでなく、外壁塗装や屋根工事、シーリング工事など、建物の総合的なメンテナンスを一貫して提供しています。この幅広いサービスにより、建物全体の状態を総合的に管理できるため、複数の業者に依頼する手間を省きます。
また、各作業間の連携もスムーズに進めることができるため、工事の効率性が向上し、お客様にとっても負担が軽減されます。新東亜工業の包括的な対応力が、安心して任せられる理由の一つです。
防水工事において新東亜工業が選ばれるポイント
新東亜工業では、綿密な現地調査、丁寧な下地処理などの多くのこだわりを持っており、多くのお客様にお喜びの声をいただいております。
- 綿密な現地調査
- 丁寧な下地処理
- 幅広い防水工法の対応
- アフターサービスの充実
- ドレーンの清掃と水はけ対策
- お客様に寄り添った対応
防水工事において新東亜工業が選ばれる理由は、その技術力とお客様に寄り添ったサービスにあります。
まず、綿密な現地調査を実施し、建物の状態や周辺環境を正確に診断することで、最適な防水工法を提案します。この診断により、雨漏りの原因を根本から解決し、防水性能を最大限に引き出すことが可能です。
施工においては、丁寧な下地処理を徹底することで、防水層の密着性と仕上がりの美しさを実現します。
さらに、施工後のメンテナンスにも対応し、定期点検やアフターサービスを通じて長期的な建物の保護をサポートします。
また、ドレーンの清掃や細部への配慮も怠らず、雨漏りや水はけの問題に対して万全の対策を行っています。
新東亜工業は、ウレタン塗膜防水やシート防水、アスファルト防水、FRP防水といった幅広い工法を取り揃えており、建物やお客様のニーズに合わせた柔軟な対応が可能です。
このような確かな技術と充実したサービスが、多くのお客様から信頼を得ている理由です。
新東亜工業の防水工事の施工事例
ここでは、新東亜工業における東京都西東京市の防水工事の施工事例を紹介します。

ビル屋上の防水工事において、高圧洗浄や下地調整などの補修後、ウレタン防水塗装を行いました。
新東亜工業は、これまでに東京都内を中心に多くのマンションやビルの防水工事を手掛け、その実績は施工事例ページで確認できます。雨漏りなどでお困りの際は、ぜひ新東亜工業へご依頼ください。
新東亜工業の防水工事の費用について

5階建てビルの屋上防水工事の費用相場は、一般的に建設会社では約375万、管理会社では約450万程度かかります。しかし、新東亜工業なら約300万円程度で実施することも可能です。
なぜ、他社よりも費用を安く提供できるのか、その理由をご説明します。
新東亜工業では、防水工事を自社の職人が一貫して担当するため、中間業者を介さず、中間マージンが発生しません。この自社施工体制により、余分なコストを削減し、適正価格での施工を実現しています。また、長年の経験と技術力を活かし、効率的な作業工程を確立しているため、無駄のない施工が可能です。さらに、防水工事に必要な材料も厳選して仕入れコストを抑えつつ、高品質な材料を使用しています。これらの要因が、費用を安く抑えながら高い品質を保つ理由となります。
具体的な料金は、現地調査後にお見積もりを提供しますので、防水工事を検討されている方はぜひ、ご相談ください。
※防水工事の費用相場は、施工範囲や工法により異なります
防水工事の料金表
新東亜工業における防水工事の費用相場は以下になります。
規模 | 内容 | 費用相場 |
---|---|---|
4階建 | ウレタン防水工事 | 80〜100万円程度 |
3階建 | 屋上塩ビ防水工事 | 60万円程度 |
新東亜工業の防水工事の流れ
新東亜工業における防水工事の流れを解説します。
- STEP
防水面の洗浄
まず、高圧洗浄機を使用して、施工箇所の汚れや古い塗膜、ホコリ、コケなどを丁寧に取り除きます。この工程により、防水層と下地の密着性が向上し、施工後の耐久性が大幅にアップします。また、汚れをしっかりと落とすことで、防水材がムラなく塗布されるため、仕上がりも美しくなります。徹底した洗浄作業は、防水工事の品質を左右する大切なステップです。
- STEP
下地処理
防水材がしっかり密着するためには、下地の状態を整えることが欠かせません。ひび割れや凹凸がある場合は、樹脂モルタルや補修材を使用して平滑に仕上げます。また、下地に含まれる水分量を確認し、必要に応じて十分に乾燥させることで、防水材の効果を最大限に引き出します。これらの作業を丁寧に行うことで、防水層の耐久性と施工後のトラブル防止につながります。下地処理は、防水工事の成功を支える基盤となる重要な工程です。
- STEP
塗布
事前に整えた下地に対し、ウレタン樹脂やアスファルト、シート防水材など、建物に最適な防水材を丁寧に塗布します。塗布は複数回に分けて行い、厚みを均一に仕上げることで、防水層の耐久性を高めます。また、施工箇所の形状に応じて細かい部分や角もしっかりと塗布し、隙間のない防水層を形成します。この丁寧な塗布作業が、雨漏りを防ぎ長期間建物を守る鍵となります。
- STEP
中塗り
下塗りで整えた基盤の上に、防水材を均一に塗布することで、厚みを増しながら防水層を強化します。中塗りでは、下地と上塗りをしっかり密着させる役割も果たしており、施工箇所全体にムラなく塗ることが求められます。また、この工程で仕上がりの凹凸を整え、防水層の一体感を高めます。丁寧な中塗り作業が、雨漏りを防ぐ耐久性の高い防水層の形成に繋がります。
- STEP
トップコート
トップコートは、防水層を保護し、美しい仕上がりを実現する最終工程です。中塗りまでで形成された防水層の上に、紫外線や風雨に強いトップコート材を塗布することで、耐久性と防水効果をさらに向上させます。また、トップコートには防水層の劣化を抑え、色褪せやひび割れを防ぐ役割もあります。この工程を丁寧に行うことで、建物の防水性能を長期間維持できるとともに、見た目にも美しい仕上がりを提供します。
建物の防水は、単にシートや塗膜を施工するだけでなく、施工箇所の下地処理をしっかり行う事が重要です。新東亜工業では、細部まで徹底的に処理を行ってまいります。
防水工事に関するご相談・ご依頼は、お客様満足度98%の新東亜工業へ!
防水工事や大規模修繕工事に関する相談や見積もり依頼は、公式サイトの問い合わせフォームや電話で24時間受け付けています。建物のメンテナンスや雨漏りでお困りの方、屋上や屋根、ベランダなどに少しでもご不安をお感じでしたら、ぜひ新東亜工業にご相談または調査をご依頼ください。
防水工事でよくある質問
Q
防水工事の種類にはどんなものがありますか?
A
主な防水工事の種類には、ウレタン防水、シート防水、アスファルト防水、FRP防水などがあります。それぞれの工法にはメリットとデメリットがあり、適した場所や耐用年数も異なります。
Q
防水工事の費用はどのくらいかかりますか?
A
工法や使用する材料、建物の状態によって異なりますが、一般的には1㎡あたり4,000円〜7,000円程度が相場です。
Q
工事の期間はどのくらいかかりますか?
A
工法や天候、建物の規模によりますが、通常は数日〜1週間程度で完了することが多いです。
Q
工事中の生活にどんな影響がありますか?
A
騒音や臭気が発生することがありますが、できるだけ負担を軽減するよう配慮しております。また、バルコニーや屋上の使用が一時的に制限されることがあります。
Q
防水工事のタイミングはいつが良いですか?
A
一般的には10年〜15年ごとに定期的なメンテナンスが推奨されています。また、ひび割れや雨漏りが発生した場合は早急に工事を行うことが重要です。
塗膜防水工事のまとめ
今回は、塗膜防水工事のメリット・デメリットや費用相場などを徹底解説しました。
建物の状態によっても最適な工事は異なるので、自宅に合った工法を見つけてみてくださいね。
この記事が、防水工事に悩む方の参考となれば幸いです。