ベランダ防水工事の費用はどのくらい?工法別の単価と安く抑えるコツをプロが解説

2026/01/07

ベランダの防水工事を検討する際、「費用の相場がわからず不安」「工法によってどれくらい金額が変わるのか知りたい」と感じる方もいるでしょう。

ベランダ防水工事の費用相場は1㎡あたり3,500円〜10,000円程度ですが、工法や劣化状況によって変動する場合があります。

本記事では、ベランダ防水工事における工法別・建物別の費用相場や、費用を安く抑えるための具体的な方法を、実際の施工事例とともに解説します。

ベランダの防水工事を検討する際の参考にしてください。

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目次

ベランダ防水工事の費用はどのくらい?㎡単価と総額の目安

ベランダ防水工事の費用はどのくらい?㎡単価と総額の目安

ベランダ防水工事の費用は、施工面積や採用する工法、業者によって大きく異なります

まずは基本となる費用相場を押さえたうえで、金額が変動する要因や追加費用が発生しやすいケースについても確認しておきましょう。

ベランダ防水工事の平均的な費用相場

ベランダ面積費用目安(※)
約5㎡5万〜10万円
約10㎡10万〜20万円
約15㎡15万〜30万円

※足場代・諸経費を含む総額の目安

ベランダ防水工事の費用相場は、1㎡あたり3,500〜10,000円程度が目安です。足場代や諸経費を含めた総額では、10㎡前後のベランダで10万〜20万円程度といえるでしょう。

ただし、防水工法や使用材料、施工地域によって金額には幅があり、都市部では人件費や諸経費が高くなりやすい傾向があります。

面積が広いほど㎡単価は抑えられる一方、小規模なベランダでは割高になりやすいため、面積に応じた相場感を把握しておくことが大切です。

ベランダ防水工事の費用に影響する要因

ベランダ防水工事の費用は、単純な面積計算だけで決まるものではなく、複数の条件が重なって決まります。

特に影響が大きいのは、施工内容と建物の状況です。防水工法の選択や下地の状態によって、同じ広さでも費用が大きく変わることも少なくありません。

その他、以下のような要因でも工事費用が変動する場合があります。

  • 施工面積の広さ
  • 防水工法の種類
  • 既存防水層の劣化状況
  • 建物の階数や立地条件

劣化が進んでいる場合は下地処理が増え、2階以上のベランダでは足場が必要になることもあります。

これらの条件を総合的に見て費用が算出される点を理解しておきましょう。

ベランダ防水工事で追加費用が発生するケース

ベランダ防水工事では、見積もり金額とは別に追加費用が発生するケースがあり、工事中に予算オーバーになる可能性もあるため注意が必要です。

特に多いのが、足場設置や既存防水層の撤去といった付帯工事です。

追加工事項目費用目安
足場設置3万〜10万円
防水層撤去1㎡あたり1,000〜3,000円
排水口交換1箇所 1万〜3万円
下地補修数万円〜

これらは現地調査で初めて判明することも多く、建物の状態次第で必要性が変わります。見積もり時には、追加費用が発生する可能性についても必ず確認しておきましょう。

関連記事:防水工事の費用はいくら?工法別の相場や単価から費用対効果を高める方法を解説

【工法別】ベランダ防水工事の費用相場

【工法別】ベランダ防水工事の費用相場

ベランダ防水工事には主に以下4つの工法があり、それぞれ費用や耐用年数、特徴が異なります

防水工法㎡単価の目安10㎡あたりの費用目安耐用年数
ウレタン防水3,500〜7,800円3万5,000〜7万8,000円10〜15年
FRP防水4,000〜9,100円4万〜9万1,000円10〜15年
シート防水3,500〜9,750円3万5,000〜9万7,500円12〜18年
アスファルト防水6,500〜10,000円6万5,000〜10万円15〜20年

本章では、ベランダ防水工事の工法別の単価相場について、耐用年数やメリット、デメリットとあわせて解説します。

ウレタン防水|1㎡あたり3,500〜7,800円程度

ウレタン防水の費用相場は、1㎡あたり3,500〜7,800円程度が目安です。

ウレタン防水には密着工法と通気緩衝工法があり、密着工法は比較的安価で下地の状態が良好な場合に適しています。一方、通気緩衝工法は既存防水層の劣化や雨漏りがある場合に有効で、費用はやや高くなります。

液体状の材料を塗り重ねる工法のため、複雑な形状のベランダにも対応でき、継ぎ目のない防水層を形成できる点が特徴です。耐用年数は10〜15年が目安で、5〜8年ごとのトップコート塗り替えが推奨されます。

FRP防水|1㎡あたり4,000〜9,100円程度

FRP防水の費用相場は、1㎡あたり4,000〜9,100円程度です。ガラス繊維と樹脂を組み合わせて硬化させる工法で、高い強度と耐摩耗性を持つ点が特徴です。

ウレタン防水と同様、工法には密着工法と通気緩衝工法があり、通気緩衝工法は耐久性に優れる反面、費用は高めになる傾向があります。

人の出入りが多いベランダやバルコニーに適しており、一戸建てで採用されるケースも多く見られます。耐用年数は10〜15年で、5〜8年ごとのトップコート塗り替えが必要です。

シート防水|1㎡あたり3,500〜9,750円程度

シート防水の費用は、1㎡あたり3,500〜9,750円程度が相場です。接着工法と機械固定工法があり、機械固定工法の方が耐久性に優れる分、費用はやや高めです。

塩化ビニール(塩ビ)やゴム製のシートを貼り付ける工法で、耐候性・耐紫外線性に優れているという特徴があります。

耐用年数は12〜18年と比較的長く、メンテナンス回数を抑えたい方に向いている工法です。ただし、平坦な床面での施工が前提となるため、形状が複雑なベランダでは施工できない場合があります。

アスファルト防水|1㎡あたり6,500〜10,000円程度

アスファルト防水の費用相場は1㎡あたり6,500〜10,000円程度が目安です。

アスファルト防水は、アスファルトを含んだシートを貼り重ねる工法で、高い防水性能と耐久性を持つ点が特徴です。

接着方法によって「トーチ工法」と「常温工法(冷工法)」に分かれ、トーチ工法は施工性が高く工期を抑えやすい一方、専用機材や燃料を要するため費用はやや高めになります。

一方、常温工法(冷工法)は火を使わずに専用の接着剤で貼り付けるため、火気厳禁の現場でも安全に施工でき、施工時の臭いや煙を抑えられる点がメリットです。

耐用年数は15〜20年と長めで、基本的には大規模建物の屋上などで多く用いられますが、十分な下地強度があればベランダにも採用できます。

関連記事:防水工事の費用相場はいくら?工法別・場所別の単価表と安く抑える方法を解説

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【建物別】ベランダの防水工事費用

【建物別】ベランダの防水工事費用

ベランダ防水工事の費用は、一戸建てとマンションで発注方法や費用の負担者が異なります。ここでは建物タイプ別に、費用の考え方や工事の進め方の違いを解説します。

一戸建ての場合

一戸建てのベランダ防水工事は、所有者が直接業者へ依頼して工事を行います。費用相場は面積や工法によって異なりますが、3〜10㎡程度のベランダで4万〜20万円が目安です。

面積が小さい場合でも、職人の人件費や交通費として最低施工費(5万〜8万円程度)が設定されることがあります。複数社から見積もりを取り、内容を比較したうえで依頼先を決めることが大切です。

関連記事:一戸建てのベランダ防水工事の費用相場は?工法別の単価と安くするコツ

マンションの場合

マンションのベランダは、管理規約上の共用部分にあたるため、個人が単独で防水工事を発注するのではなく、管理組合が主体となって12〜15年周期の大規模修繕の一環として実施するのが一般的です。

費用は修繕積立金から賄われるため、個々の居住者が直接費用を負担するケースは多くありません。劣化が気になる場合は、まず管理組合や管理会社に相談しましょう。

関連記事:マンション大規模修繕でのベランダ工事について知る|工事内容や費用目安・よくあるトラブルとは?

【依頼先別】ベランダ防水工事の費用の違い

【依頼先別】ベランダ防水工事の費用の違い

ベランダ防水工事を実施する際の主な依頼先は、以下の3つが挙げられます。

同じ工事内容でも、依頼先によって費用の水準や特徴は異なります。本章でそれぞれの費用感の違いを把握し、依頼先選びの参考にしてください。

ハウスメーカー|保証は手厚いが費用は割高になりやすい

ハウスメーカーにベランダ防水工事を依頼した場合の費用は、同じ工法・面積でも専門業者より割高になる傾向があります。実際の施工は下請け業者が行うことが多く、ハウスメーカーの窓口費用や中間マージンが上乗せされるためです。

保証やアフターサービスが手厚い分の費用と捉えることもできますが、費用を重視する場合は、他の依頼先とも見積もりを比較したうえで判断することをおすすめします。

リフォーム会社・工務店|窓口を一本化できる

リフォーム会社・工務店にベランダ防水工事を依頼する場合、防水施工を専門業者に委託する際に、手数料が上乗せされることがあり、専門業者へ直接依頼するよりも高めになる場合があります。

一方で、外壁塗装や他のリフォームと同時に依頼すれば、足場代を共通化でき、トータルの費用を抑えられる点はメリットです。

相談の窓口が一本化される利便性と費用のバランスを踏まえて検討することをおすすめします。

防水・塗装の専門業者|自社施工で中間マージンを抑えられる

防水・塗装の専門業者は、自社施工により中間マージンが発生しないケースが多いため、同じ工法・面積であっても比較的費用を抑えられる傾向があります。

ただし、業者によって見積もり金額に差が出やすく、極端に安い場合は下地処理などの工程が省略されている可能性もあるため注意が必要です。

費用だけで選ばず、施工実績や保証内容も含めて総合的に比較することが重要です。

ベランダ・バルコニー・ルーフバルコニーで費用は変わる?

ベランダ・バルコニー・ルーフバルコニーで費用は変わる?

ベランダ・バルコニー・ルーフバルコニーは、それぞれ屋根の有無や広さ、構造が異なるため、防水工事の費用感にも違いがあります

それぞれの特徴と、足場代や諸経費を含めた総額の費用目安は以下のとおりです。

区分特徴施工面積の目安費用感の目安
ベランダ屋根付き、居室に隣接3〜10㎡総額4万〜20万円
バルコニー屋根なし、手すり付き5〜15㎡総額8万〜30万円
ルーフバルコニー下階の屋根を利用、広め15㎡〜総額15万〜50万円以上

ベランダは屋根付きで居室から張り出した形状が一般的で、施工面積は比較的小さめです。バルコニーは屋根のない手すり付きの屋外スペースを指すことが多く、紫外線や雨風の影響を受けやすいため、劣化のスピードがやや早まる傾向があります。

ルーフバルコニーは下階の屋根部分を利用した広いスペースで、施工面積が大きくなる分、総額は高くなりやすいものの、㎡単価自体は工法によって大きく変わりません。

実際の金額は工法や劣化状況によって変動するため、現地調査に基づく見積もりで確認しましょう。

ベランダ防水工事の費用の内訳は?

ベランダ防水工事の費用の内訳は?

ベランダ防水工事の見積もりには、防水材料費以外にもさまざまな費用が含まれています。具体的な項目は以下のとおりです。

本章で費用の内訳を把握し、見積書の内容を確認する際の参考にしてください。

材料費

材料費は、防水材そのものやプライマー、トップコートなどにかかる費用です。

工法によって使用する材料が異なり、耐久性の高い材料を選ぶほど材料費は高くなる傾向があります。同じ工法でもメーカーやグレードによって価格差があるため、見積もり時に使用材料の詳細を確認しておくと安心です。

下地処理費

下地処理費は、既存の防水層の劣化状況に応じて発生する費用です。

ひび割れの補修や高圧洗浄、既存防水層の撤去などが含まれ、劣化が進んでいるほど下地処理費は高くなります。現地調査の段階で下地の状態をしっかり確認してもらい、追加費用の可能性についても事前に相談しておきましょう。

足場代

足場代は、2階以上のベランダで工事を行う際に発生する費用で、3万〜10万円程度が目安です。

1階のベランダなど足場が不要なケースでは発生しません。外壁塗装や屋根工事など、他の工事と同時に依頼すれば足場代を共通化でき、結果的に費用を抑えられます。

諸経費

諸経費には、廃材処分費や現場管理費、養生費などが含まれます

見積書に「諸経費一式」とだけ記載されている場合は、内訳が不透明になりやすいため注意が必要です。

信頼できる業者であれば、諸経費の内容についても具体的に説明してくれるため、不明点は契約前に確認しておきましょう。

ベランダ防水工事の費用を安く抑える5つの方法

ベランダ防水工事の費用を安く抑える5つの方法

ベランダ防水工事は決して安い買い物ではありませんが、工夫次第で費用を抑えることができます。ここでは具体的な節約方法を5つ紹介します。

3社以上から相見積もりを取って内訳を比較する

ベランダ防水工事の費用を抑えるには、最低でも3社から見積もりを取得することをおすすめします。実際の工法や施工範囲の違いにより、業者間で費用に大きな差が出ることも少なくありません。

相見積もりの際は、工法や使用材料、施工範囲を統一して依頼することで費用を比較しやすくなります。安さだけで選ばず、施工品質や保証内容も含めて総合的に判断することが大切です。

見積もりの内訳を見直して交渉する

見積書の内訳を確認し、不明瞭な項目があれば業者に質問することも費用を抑えるポイントです。

「防水工事一式」といった曖昧な表記の場合は、材料費や施工費の内訳を具体的に提示してもらいましょう。

過度な値引き交渉は工事品質の低下につながる可能性があるため、工法の見直しや材料のグレード変更など、代替案を相談することも視野に入れましょう。

繁忙期を避けて依頼する

ベランダ防水工事は、依頼する時期によって費用を抑えられる可能性があります

梅雨や台風シーズンを避けた春や秋は天候が安定し、施工トラブルが少ない時期です。業者の繁忙期を外すことで、値引きや柔軟な条件提示を受けられるケースもあります。

平日に施工を依頼すると費用が抑えられる場合もあるため、日程に余裕がある方は検討してみましょう。

外壁塗装や屋根工事とまとめて依頼する

外壁塗装や屋根工事など、他の工事とベランダ防水工事をまとめて依頼すると、足場代(3万〜10万円)の節約につながります

複数の工事を別々に依頼すると、その都度足場を設置する必要があり、余計な費用がかかってしまいます。工事のタイミングを合わせられそうな場合は、まとめて相談してみるとよいでしょう。

補助金・助成金や火災保険を活用する

自治体によっては、住宅リフォームを対象とした補助金・助成金制度を設けている場合があり、ベランダ防水工事が対象となるケースもあります

また、台風や豪雨などの自然災害が原因で劣化・破損した場合は、火災保険が適用される可能性もあるため、保険会社への相談もあわせて検討しましょう。

関連記事:防水工事の見積もりで失敗しないために|費用の相場・チェックポイント・注意点を徹底解説

【事例】ベランダ防水工事で実際にかかった費用

弊社「新東亜工業」が実際に行った、個人オーナー様の一戸建て住宅の防水工事の事例を紹介します。

東京都江戸川区の2階建ての戸建住宅にて、前回の防水工事から5年以上が経過して劣化が気になり始めたタイミングで、屋上防水工事(約50㎡)と遮熱塗装をあわせて実施しました。工事期間は9日間です。

項目内容費用目安
総額(※)屋上防水+遮熱塗装一式約74万円
防水層施工塩ビシート防水(機械固定工法)約25万円
遮熱塗装遮熱トップコート塗布約10万円

※総額には上記のほか、足場代・下地処理費・諸経費などが含まれます。

ベランダは屋上よりも施工面積が小さいケースが多いため、実際の費用はこの事例より抑えられる傾向にありますが、工法や下地の状態によって金額は変動します。

他の建物タイプの事例や費用感を確認したい方は、以下の施工事例のページもあわせてご覧ください。

関連記事:防水工事の施工事例をマンション・ビル・アパート別に紹介|費用や工期・注意点なども解説

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ベランダ防水工事が必要な劣化サインとは?

ベランダ防水工事が必要な劣化サインとは?

ベランダの防水層が劣化すると、以下のような劣化サインが見られます。

  • 表面のひび割れ
  • 塗膜の剥がれ
  • 色あせ
  • 水たまりが残るなど

特に、ひび割れから雨水が浸入すると下地の劣化が急速に進むため、早期発見が重要です

これらの症状を放置すると、雨水が建物内部へ浸入し、雨漏りや構造材の腐食、シロアリ被害など深刻な被害につながる可能性があります。放置期間が長引くほど補修範囲は広がり、結果的に修繕費用も高額になりやすい点にも注意が必要です。

築10年を超えたら定期的な点検を行い、劣化サインが見られた場合は早めに専門業者へ相談しましょう。ベランダに出た際は、床にひび割れや水たまりがないか日常的にチェックする習慣をつけることも大切です。

以下の記事では、ウレタン防水の劣化原因について解説しています。あわせてチェックしてみてください。

関連記事:ウレタン防水が劣化する原因は?補修方法・対策を解説

ベランダ防水工事の業者選びで確認すべきポイント

ベランダ防水工事の業者選びで確認すべきポイント

ベランダ防水工事は、同じ工法や面積でも、依頼する業者によって費用や仕上がりの品質には差が出ることもあります。

施工実績の豊富さや防水施工技能士などの有資格者の在籍、現地調査の丁寧さ、見積もり内容の明確さなどを確認することが大切です。特に、見積書の内訳が曖昧な業者や、契約を急かしてくる業者には注意しましょう

口コミや評判、アフターサービスの充実度も、信頼できる業者を見極める重要な判断材料です。また、保証内容や保証期間についても、契約前に書面でしっかり確認しておきましょう。

防水工事業者の選び方については、以下の記事でも解説しているので参考にしてください。

関連記事:防水工事で良い業者を教えて!おすすめの会社3選と失敗しない選び方を紹介

ベランダ防水を長持ちさせるメンテナンス方法

ベランダ防水を長持ちさせるメンテナンス方法

防水工事を行った後は、適切なメンテナンスで効果を長く維持することが重要です。日常のお手入れを怠ると、防水性能の劣化が早まることがあります。

月1回程度の清掃で落ち葉やゴミを取り除き、排水口まわりの詰まりを防ぐことが防水層への負担軽減につながります。台風や大雨の後は、排水口が詰まっていないか念入りに確認しましょう。

また、植木鉢やエアコンの室外機などの重量物を直接置くと防水層を傷める原因になるため、設置する場合は保護マットを敷くのがおすすめです。

トップコートは工法に応じて5〜10年ごとに塗り替え、築10年を超えたら専門業者による定期点検も検討しましょう。

ベランダやバルコニーの水漏れや雨漏り対策については以下の記事でも解説しているので、あわせてチェックしてみてください。

関連記事:防水工事と水漏れ対策のすべて|原因・修理方法・費用・業者選びまで解説

ベランダ防水工事の費用に関するよくある質問

ベランダ防水工事の施工期間はどのくらいですか?
ベランダ防水工事の施工期間は、10㎡前後のベランダで2日〜10日程度です。採用する工法によっても差があります。

・ウレタン防水:2〜4日(乾燥工程を含める)
・FRP防水:4〜10日
・シート防水:3〜5日
・アスファルト防水:5〜7日

ただし、施工期間は天候や下地の状態、工事の規模などによっても変動するため、正確な日数は現地調査を踏まえて業者に確認しましょう。

防水工事の流れについては以下の記事も参考にしてください。

関連記事:防水工事の流れを徹底解説|工法別の施工手順と手抜きを防ぐ完全ガイド
ベランダ防水工事の保証期間はどのくらいですか?
ベランダ防水工事の保証期間は、一般的に5年〜10年程度が目安です。

保証内容や期間は業者・工法・使用材料によって異なり、定期的なメンテナンスの実施が保証適用の条件となっているケースも少なくありません。契約前に、保証範囲や免責事項を書面で確認しておくと安心です。

防水工事の保証期間についての詳細は、以下の記事をご覧ください。

関連記事:防水工事の保証期間は何年?適用になる条件や内容を徹底解説
ベランダ防水工事の耐用年数はどのくらいですか?
ベランダ防水工事の耐用年数は、採用する工法によって異なります。ウレタン防水・FRP防水は10〜15年、シート防水は12〜18年、アスファルト防水は15〜20年が目安です。

ただし耐用年数はあくまで目安であり、紫外線量や使用状況によって前後するため、定期的な点検で状態を確認することが大切です。

防水工事の種類別の耐用年数は、以下の記事でも解説しています。

関連記事:防水工事の種類は何が違う?代表的な4種類の特徴・耐用年数・費用などを比較!
ベランダ防水工事を自分で行うことは可能ですか?
ベランダ防水工事は、DIYでも部分的に対応できる場合がありますが、基本的にはおすすめできません。下地処理や塗布量、乾燥時間の管理を誤ると防水性能が十分に発揮されず、雨漏りのリスクが高まるためです。

トップコートの塗り替え程度であればDIYの選択肢もありますが、本格的な防水工事は専門業者への依頼を推奨します。

防水工事のDIYについては、以下の記事もご覧ください。

関連記事:屋上防水はDIYで塗装は可能?施工方法やおすすめの塗料を紹介
一戸建てのベランダ防水工事はいくらかかりますか?
一戸建てのベランダ防水工事の費用は、面積や工法によって異なりますが、3〜10㎡程度のベランダで4万〜20万円が目安です。

ただし小面積の防水工事であっても、職人の人件費や交通費などを考慮して、最低施工費が設定されているケースがあるため、実際の金額は見積書で確認しておきましょう。

一戸建てのベランダ防水工事の相場は、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:一戸建てのベランダ防水工事の費用相場は?工法別の単価と安くするコツ

まとめ|ベランダ防水工事の費用相場を把握して適正価格で依頼しよう

ベランダ防水工事の費用相場は、1㎡あたり3,500〜10,000円程度、足場代や諸経費を含めた総額では10㎡で10万〜20万円程度が目安です。

主な工法はウレタン・FRP・シート・アスファルトの4種類があり、建物の状態や予算に応じて選ぶことが大切です。

ベランダ防水工事の費用は、相見積もりや施工時期の工夫、他工事との同時依頼によって抑えられる可能性もあります。

複数の業者を比較検討したうえで、信頼できる業者に依頼することが、適正価格での工事につながります。 

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