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防水工事の費用相場は?屋上や陸屋根に施す工法の種類・適正価格などを解説

防水工事の適正価格を知りたい人

防水工事の適正価格を知りたい人

防水工事の費用相場はいくら?
家の防水工事の費用は?適正金額はいくら?
屋上・屋根の防水工事の値段を知りたい!
戸建ての防水工事の価格は?
5階建てビルの防水工事の費用は?
防水工事の見積もりを見るときのポイントは?
防水塗装の費用はいくら?
アスファルト防水の改修工事の値段を知りたい!

防水工事において、「業者から提示された金額が適正価格かどうか判断できない」とお悩みのかたは多いようです。

そこでこの記事では、防水工事の適正価格や、マンションの屋上に適している工法について解説していきます。

記事の後半では優良業者の見分け方についても見ていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

防水工事が建物の寿命を延ばす

防水工事は、建物の寿命を延ばすためには欠かせません。

防水工事を行わないと、建物の劣化部分から徐々に水が入り込んできます。

水が入り込んでくると雨漏りやカビが発生し、建物内部からどんどん寿命を短くしていってしまのです。

特に屋根の平らな屋上(陸屋根)は水はけが悪く水が溜まりやすいので、防水性能の低下は雨漏りに直結します。

このような事態を避けるには、しっかりと防水工事を行い、定期的に防水層のメンテナンスをすることが大切です。

防水工事の種類

防水工事の価格をチェックする前に、まずは防水工事の種類を確認していきます。

防水工事は、以下の4種類が一般的です。

ウレタン防水

ウレタン防水は、液体状のウレタン樹脂を塗ることで行う防水工事です。

樹脂を塗り重ねていくので、継ぎ目のない仕上がりになります。

ウレタン防水は複雑な形状の箇所にも施工できます。

過去に行なった防水層が別素材でも上から塗り替えられるので、メンテナンス性も高いです。

耐用年数は12年ほど、価格も比較的安価なので、防水工事のなかで最も多く行われています。

シート防水

シート防水は、防水シートを貼付けて行う防水工事です。

防水シートには、塩化ビニール製と合成ゴム製の2種類が使われます。

シート防水の良いところは、施工に時間がかからないところ。

既製品のシートを貼付けていくだけなので、2~4日ほどで施工が完了します。

ただしシート防水は、隙間があると防水性能が低下します。

一定以上の施工技術がある業者に依頼すると良いでしょう。

耐用年数はゴムシートで10~12年、塩ビシートで13~15年ほどです。

価格の安さ(後述)と施工の容易さから、人気のある防水工事となっています。

アスファルト防水

アスファルト防水は、アスファルトを染み込ませた合成繊維の布を使った防水工事です。

耐久性が高いので、上を車が走っても問題ありません。

ただし施工の際にアスファルトを溶かす作業が必要なので、煙や臭いが発生します。

施工前に周辺住民への呼びかけが必要でしょう。

アスファルト防水は耐用年数が最も高く、15~25年ほどは持ちます。

FRP防水

FRP防水は、液体状の繊維強化プラスチックを使った防水工事です。

施工後の表面はプラスチックのように固くなります。

耐水性だけでなく耐腐食性が高く、しかも軽量です。

ただし紫外線に弱い傾向があるので、5~6年おきにトップコートの塗り直しが必要です。

またFRP防水は柔軟性に欠けるので、伸縮度合いが大きい木造建築や、マンションの屋上などの広い場所ではあまり使われません。

FRP防水の耐用年数は10年前後です。

防水工事の適正価格(相場)

防水工事は種類によって適正価格が異なります。

適正価格については以下を参照してみましょう。

 ウレタン防水シート防水アスファルト防水FRP防水
適正価格4,000~7,000円/㎡4,000~7,500円/㎡5,500~8,500円/㎡6,000~8,000円/㎡

ただし施工箇所によっては足場の設置が必要になり、1㎡あたり800円ほど施工費用が高くなる場合があります。

マンションの屋上に向いている防水工法は?

マンションの屋上へ防水工事を施す場合は、屋上の状態や使い方によって向いている工法が異なります。

ほとんど出入りのない屋上

ほとんど出入りのない屋上では、エアコンの室外機や重量物などがある場合はウレタン防水、物がない場合はシート防水がおすすめです。

これらの防水工事は安価で工期も短めなので、手軽に施工できます。

屋上緑地化したい、人や車が頻繁に出入りする

屋上緑地化したい場合や、人や車が頻繁に出入りする場合はアスファルト防水がおすすめです。

形状が複雑な屋上

形状が複雑な屋上にはウレタン防水がおすすめです。

しっかりとトップコートのメンテナンスを行うのであれば、高強度のFRP防水でも施工可能な場合があります。

防水工事の優良業者の見分け方

防水工事では悪徳業者が多いです。

優良業者の見分け方を知っておくと、騙されにくくなりますよ。

見積り額をチェックする

見積り額が相場よりも高いか安いか、しっかりとチェックしましょう。

見積り額が高すぎる場合は業者が中間マージンを取り過ぎています。

低すぎる場合は防水工事に必要な項目が入っていない可能性があります。

必要以上に値引きしてくれるよりも、適正価格で施工してくれる業者のほうが安心感があります。

先ほどご紹介した適正価格を参考に、丁寧に見積り額を確認することをおすすめします。

工法や項目、数量をチェックする

見積書に工法や項目、数量などが詳細に記載しているかチェックしましょう。

細かい情報が記載されておらず「工事一式」とだけ記載されている見積書は良くありません。

後から追加費用が発生したり、手抜き工事が起こりやすくなったりするので、工事の詳細をしっかりと提示してもらいましょう。

アフターサービスをチェックする

施工品質や価格だけでなく、アフターサービスが充実しているかどうかも大切です。

「保証期間はいつまでか」「業者の保証とメーカー保証とのギャップはないか」「定期点検をしてくれるか」といったことを確認しましょう。

施工中の写真がもらえるかチェックする

必須ではありませんが、施工中の写真をもらえるサービスがある業者は、丁寧に施工をしてくれる傾向にあります。

資格を持った職人がいるかどうかチェックする

施工業者に資格を持った職人がいるかどうかもチェックしましょう。

特に「防水施工技能士」という資格を持った職人がいる業者は、専門性の高い施工をしてくれる可能性があります。

また施工を自社で直接行なってくれるので、下請け業者に依頼する際に発生する中間マージンも上乗せされません。

歴史のある業者かどうかチェックする

特定の地域で何十年も経営しているような業者は信頼性が高いです。

さらに地域密着型の業者だと、その地域の気候などにも詳しいので、適切に施工してくれるでしょう。

接客や施工の質が低い悪徳業者は、なかなか防水工事の業界で生き残れません。

施工後に行うべきことは?

施工後に以下のことを行うと、防水層の性能を維持しやすくなります。

改修ドレンの清掃

施工後は定期的に改修ドレンの清掃を行うと、屋上に水が溜まりにくいです。

屋上に水が溜まっていると、雨水が建物内部に侵入するリスクが高くなります。

ドレン自体の劣化も早まるので、少なくとも2~3か月に1度はドレンの中のゴミを取り除きましょう。

トップコートの塗り替え

5~6年に一度はトップコートの塗り替えが必要になる場合があります。

トップコート自体は劣化しても防水性能に問題はありません。

しかしトップコートが剥がれて下の防水層に紫外線が当たると、防水層の劣化が早まります。

トップコートは変色してきた頃が塗り替え時期です。

きちんとトップコートを塗り替えると防水層の寿命が延びるので、結局は防水工事の頻度が減りコストカットにつながります。

防水工事のDIYはおすすめしない

防水工事のDIYはおすすめできません。

防水工事は専門性が高いので、失敗する可能性が高いです。

その結果、雨漏りが発生し、建物がどんどん劣化していきます。

建物をしっかり守りたいかたは、施工技術が高くアフターサービスもしっかりしている専門業者に依頼すると安心です。

防水工事をするなら安心の自社施工!新東亜工業へ

新東亜工業は、東京を中心にマンションやビルの大規模修繕工事や防水工事を専門とする総合工事店です。自社施工による中間マージンゼロ、コスト削減や高品質な施工で、多くの顧客から高い評価を得ています。

建物の老朽化に伴い、屋上や外壁からの雨漏りは深刻な問題となります。新東亜工業では、建物の種類や周辺環境に合わせた最適な防水工事を提案し、建物の寿命を延ばし、資産価値を守るサポートを行っています。

防水工事をお考えの方、ぜひ新東亜工業にお気軽にご相談ください!

新東亜工業の強みとは?

新東亜工業ではマンションの大規模修繕や防水工事において3つの強みを持っています。

新東亜工業の強み
  1. 自社施工によるコスト削減
  2. 高い技術力と迅速な対応
  3. 幅広いサービス提供

新東亜工業の強みについて、それぞれ詳しく解説していきます。

新東亜工業の強み1.自社施工によるコスト削減

新東亜工業では、ほぼ全ての工事を自社の職人が一貫して行っており、外部業者を挟むことがありません。そのため、中間マージンゼロを実現し、余計な費用を削減することが可能です。この自社施工体制により、高品質な施工を適正価格で提供しています。
さらに、自社職人が全工程を担当することで、施工内容の細部にまで目が行き届き、確実で丁寧な仕上がりを実現します。お客様に信頼される工事を提供するため、コストパフォーマンスの高いサービスを追求していることが新東亜工業の大きな強みです。

新東亜工業の強み2.高い技術力と迅速な対応

新東亜工業は、豊富な実績と高い技術力を誇る職人集団が在籍しており、建物の状態を正確に診断した上で、最適な施工プランを提案します。そのため、雨漏りや防水トラブルの根本原因を的確に解決できます。
さらに、緊急の雨漏り修理にも迅速に対応しており、最短で翌日に調査と見積もりを行うスピーディなサービスを提供します。このように、技術力と対応力を兼ね備えた新東亜工業は、安心して任せられるパートナーです。

新東亜工業の強み3.幅広いサービス提供

新東亜工業では、防水工事だけでなく、外壁塗装や屋根工事、シーリング工事など、建物の総合的なメンテナンスを一貫して提供しています。この幅広いサービスにより、建物全体の状態を総合的に管理できるため、複数の業者に依頼する手間を省きます。
また、各作業間の連携もスムーズに進めることができるため、工事の効率性が向上し、お客様にとっても負担が軽減されます。新東亜工業の包括的な対応力が、安心して任せられる理由の一つです。

防水工事において新東亜工業が選ばれるポイント

新東亜工業では、綿密な現地調査、丁寧な下地処理などの多くのこだわりを持っており、多くのお客様にお喜びの声をいただいております。

  • 綿密な現地調査
  • 丁寧な下地処理
  • 幅広い防水工法の対応
  • アフターサービスの充実
  • ドレーンの清掃と水はけ対策
  • お客様に寄り添った対応

防水工事において新東亜工業が選ばれる理由は、その技術力とお客様に寄り添ったサービスにあります。
まず、綿密な現地調査を実施し、建物の状態や周辺環境を正確に診断することで、最適な防水工法を提案します。この診断により、雨漏りの原因を根本から解決し、防水性能を最大限に引き出すことが可能です。
施工においては、丁寧な下地処理を徹底することで、防水層の密着性と仕上がりの美しさを実現します。
さらに、施工後のメンテナンスにも対応し、定期点検やアフターサービスを通じて長期的な建物の保護をサポートします。
また、ドレーンの清掃や細部への配慮も怠らず、雨漏りや水はけの問題に対して万全の対策を行っています。
新東亜工業は、ウレタン塗膜防水やシート防水、アスファルト防水、FRP防水といった幅広い工法を取り揃えており、建物やお客様のニーズに合わせた柔軟な対応が可能です。
このような確かな技術と充実したサービスが、多くのお客様から信頼を得ている理由です。

新東亜工業の防水工事の施工事例

ここでは、新東亜工業における東京都西東京市の防水工事の施工事例を紹介します。

新東亜工業の施工事例

ビル屋上の防水工事において、高圧洗浄や下地調整などの補修後、ウレタン防水塗装を行いました。

新東亜工業は、これまでに東京都内を中心に多くのマンションやビルの防水工事を手掛け、その実績は施工事例ページで確認できます。雨漏りなどでお困りの際は、ぜひ新東亜工業へご依頼ください。

新東亜工業の防水工事の費用について

5階建てビルの屋上防水工事の費用相場は、一般的に建設会社では約375万、管理会社では約450万程度かかります。しかし、新東亜工業なら約300万円程度で実施することも可能です。

なぜ、他社よりも費用を安く提供できるのか、その理由をご説明します。

新東亜工業では、防水工事を自社の職人が一貫して担当するため、中間業者を介さず、中間マージンが発生しません。この自社施工体制により、余分なコストを削減し、適正価格での施工を実現しています。また、長年の経験と技術力を活かし、効率的な作業工程を確立しているため、無駄のない施工が可能です。さらに、防水工事に必要な材料も厳選して仕入れコストを抑えつつ、高品質な材料を使用しています。これらの要因が、費用を安く抑えながら高い品質を保つ理由となります。

具体的な料金は、現地調査後にお見積もりを提供しますので、防水工事を検討されている方はぜひ、ご相談ください。

※防水工事の費用相場は、施工範囲や工法により異なります

防水工事の料金表

新東亜工業における防水工事の費用相場は以下になります。

規模内容費用相場
4階建ウレタン防水工事80〜100万円程度
3階建屋上塩ビ防水工事60万円程度

新東亜工業の防水工事の流れ

新東亜工業における防水工事の流れを解説します。

  1. STEP

    防水面の洗浄

    まず、高圧洗浄機を使用して、施工箇所の汚れや古い塗膜、ホコリ、コケなどを丁寧に取り除きます。この工程により、防水層と下地の密着性が向上し、施工後の耐久性が大幅にアップします。また、汚れをしっかりと落とすことで、防水材がムラなく塗布されるため、仕上がりも美しくなります。徹底した洗浄作業は、防水工事の品質を左右する大切なステップです。

  2. STEP

    下地処理

    防水材がしっかり密着するためには、下地の状態を整えることが欠かせません。ひび割れや凹凸がある場合は、樹脂モルタルや補修材を使用して平滑に仕上げます。また、下地に含まれる水分量を確認し、必要に応じて十分に乾燥させることで、防水材の効果を最大限に引き出します。これらの作業を丁寧に行うことで、防水層の耐久性と施工後のトラブル防止につながります。下地処理は、防水工事の成功を支える基盤となる重要な工程です。

  3. STEP

    塗布

    事前に整えた下地に対し、ウレタン樹脂やアスファルト、シート防水材など、建物に最適な防水材を丁寧に塗布します。塗布は複数回に分けて行い、厚みを均一に仕上げることで、防水層の耐久性を高めます。また、施工箇所の形状に応じて細かい部分や角もしっかりと塗布し、隙間のない防水層を形成します。この丁寧な塗布作業が、雨漏りを防ぎ長期間建物を守る鍵となります。

  4. STEP

    中塗り

    下塗りで整えた基盤の上に、防水材を均一に塗布することで、厚みを増しながら防水層を強化します。中塗りでは、下地と上塗りをしっかり密着させる役割も果たしており、施工箇所全体にムラなく塗ることが求められます。また、この工程で仕上がりの凹凸を整え、防水層の一体感を高めます。丁寧な中塗り作業が、雨漏りを防ぐ耐久性の高い防水層の形成に繋がります。

  5. STEP

    トップコート

    トップコートは、防水層を保護し、美しい仕上がりを実現する最終工程です。中塗りまでで形成された防水層の上に、紫外線や風雨に強いトップコート材を塗布することで、耐久性と防水効果をさらに向上させます。また、トップコートには防水層の劣化を抑え、色褪せやひび割れを防ぐ役割もあります。この工程を丁寧に行うことで、建物の防水性能を長期間維持できるとともに、見た目にも美しい仕上がりを提供します。

建物の防水は、単にシートや塗膜を施工するだけでなく、施工箇所の下地処理をしっかり行う事が重要です。新東亜工業では、細部まで徹底的に処理を行ってまいります。

防水工事に関するご相談・ご依頼は、お客様満足度98%の新東亜工業へ!

防水工事や大規模修繕工事に関する相談や見積もり依頼は、公式サイトの問い合わせフォームや電話で24時間受け付けています。建物のメンテナンスや雨漏りでお困りの方、屋上や屋根、ベランダなどに少しでもご不安をお感じでしたら、ぜひ新東亜工業にご相談または調査をご依頼ください。

防水工事でよくある質問

Q

防水工事の種類にはどんなものがありますか?

A

主な防水工事の種類には、ウレタン防水、シート防水、アスファルト防水、FRP防水などがあります。それぞれの工法にはメリットとデメリットがあり、適した場所や耐用年数も異なります。

Q

防水工事の費用はどのくらいかかりますか?

A

工法や使用する材料、建物の状態によって異なりますが、一般的には1㎡あたり4,000円〜7,000円程度が相場です。

Q

工事の期間はどのくらいかかりますか?

A

工法や天候、建物の規模によりますが、通常は数日〜1週間程度で完了することが多いです。

Q

工事中の生活にどんな影響がありますか?

A

騒音や臭気が発生することがありますが、できるだけ負担を軽減するよう配慮しております。また、バルコニーや屋上の使用が一時的に制限されることがあります。

Q

防水工事のタイミングはいつが良いですか?

A

一般的には10年〜15年ごとに定期的なメンテナンスが推奨されています。また、ひび割れや雨漏りが発生した場合は早急に工事を行うことが重要です。

まとめ

防水工事では、工法によって適正価格が異なります。

ウレタン防水やアスファルト防水など、自分のマンションに合った工法を選びましょう。

また防水工事を依頼する業者選びも重要です。

良い施工業者を選ぶには、少なくとも2~3社で相見積もりを取りましょう。

価格や施工クオリティ、アフターサービスなどをしっかりとチェックして、後悔のない防水工事を行なってみてくださいね。

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