FRP防水の単価とは?工法別の相場や価格表・費用を抑えるポイントを解説

2026/01/07

ベランダや屋上の防水工事を検討する際、「FRP防水の単価は他の工法と比べて高いのか」「適正価格はいくらなのか」と悩んでいませんか?

FRP防水は繊維強化プラスチックを用いた高性能な防水工法で、その耐久性と防水性能の高さから多くの建物で採用されています。

しかし、施工単価は1㎡あたり6,000円から18,000円と幅があり、工法や施工面積によって大きく変動するため、見積もりを見ても適正価格の判断が難しいのが現状です。

この記事では、FRP防水の単価相場を工法別・面積別に詳しく解説し、単価が変動する要因や他の防水工事との比較、実際の費用例まで網羅的にお伝えします。適正な単価を理解することで、納得のいく防水工事の実現にお役立てください。

この記事で分かること
  • FRP防水の基本的な特徴と単価が高めでも選ばれる理由
  • 密着工法と通気緩衝工法の単価の違い
  • ベランダ・屋上など施工場所別の単価相場
  • ウレタン防水やシート防水との単価比較
  • FRP防水の単価を抑えるための実践的な方法

FRP防水とは?単価が高めでも選ばれる理由

FRP防水は、その優れた性能から単価が高めでも多くの建物で採用されている防水工法です。

まずはFRP防水の基本的な特徴と、なぜ選ばれるのかを理解しておきましょう。

FRP防水の基本的な特徴と防水性能

FRP防水とは、繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)を用いた高強度の防水工法です。

ガラス繊維マットに不飽和ポリエステル樹脂を含浸させて硬化させることで、非常に硬く耐久性の高い防水層を形成します。

最大の特徴は、継ぎ目のない一体成形による高い防水性能を確保できる点です。

液状樹脂を用いるため、凹凸や複雑な形状の床面でもシームレスに施工でき、漏水リスクを抑えられます。

また、硬化が早く、施工後すぐに歩行可能なため、工期を短縮しやすい点もメリットです。

耐用年数は10~15年程度が目安で、5~7年ごとのトップコート塗り替えを行うことで、防水性能と美観を長期間維持できます。

単価はやや高めですが、耐摩耗性・耐衝撃性に優れ、歩行頻度の高い場所で選ばれやすい工法です。

FRP防水の施工工程(密着工法)

FRP防水の密着工法は、下地に直接防水層を形成する基本的な施工方法です。

下地状態が良好な場合に適しており、比較的コストを抑えられる点が特徴です。

施工は以下の流れで行われます。

FRP防水(密着工法)の施工工程
  1. 既存防水層や汚れを除去し、ひび割れや欠損部を補修
  2. 下地を平滑に整えた後、プライマーを塗布して密着性を向上
  3. ガラスマットを敷設し、ポリエステル樹脂を含浸させる
  4. ローラーで気泡を抜きながら均一に塗布(1~2回繰り返す)
  5. 中塗り後、研磨して表面を整える
  6. トップコートを塗布して完成

密着工法は施工性に優れますが、下地に湿気が残っていると膨れが発生しやすいため、事前調査が重要です。

FRP防水通気緩衝工法の施工工程

FRP防水通気緩衝工法は、下地の湿気を逃がしながら防水層を形成できる工法で、雨漏り履歴のある屋上や湿気が溜まりやすい下地に適しています。

密着工法と異なり、通気層を設ける点が最大の特徴です。

FRP防水(通気緩衝工法)の施工工程
  1. 下地処理・補修後、プライマーを塗布
  2. 通気緩衝シートを貼り付け、継ぎ目を専用テープで処理
  3. 脱気筒やドレンを設置し、湿気の逃げ道を確保
  4. ガラスマットを敷設し、ポリエステル樹脂を含浸
  5. 樹脂塗布と硬化を2回行う
  6. 中塗り・トップコートを施工して完成

通気緩衝工法は、密着工法より㎡単価が1,000~2,000円程度高くなるものの、防水層の膨れや再劣化を防ぎ、長期的な雨漏りリスクを大きく低減できる点が評価されています。

FRP防水の単価が高い背景とは?メリット・デメリットなどを紹介

FRP防水の単価が他の工法より高めに設定されている背景には、その優れた性能と施工上の特性があります。

ここでは、メリット・デメリット・適している建物や場所などを解説します。

FRP防水のメリット(耐久性・軽量性・短工期)

FRP防水の最大のメリットは、防水工法の中でもトップクラスの耐久性を備えている点です。

硬化後の防水層は非常に硬く、歩行や重量物の設置による摩耗や衝撃に強いため、ベランダや屋上など人の出入りが多い場所に適しています。

また、1㎡あたり約4kgと軽量で、建物への負担が少なく、古い木造住宅にも採用しやすい工法です。

さらに、硬化が早く1~2日で施工が完了する短工期も大きな魅力で、生活への影響を最小限に抑えられます。

継ぎ目のないシームレスな防水層を形成できるため、雨水の浸入リスクを抑えやすい点も評価されています。

FRP防水のデメリット(単価・追従性)

FRP防水の最大のデメリットは、他の防水工法と比べて単価が高めな点です。

材料費が高額なうえ、施工には専門的な技術が必要となるため、人件費も高くなりやすい傾向があります。

また、FRP防水層は硬く仕上がるため、地震や建物の動きに対する追従性が低い点にも注意が必要です。

下地にひび割れが生じると、防水層にも影響が出る可能性があります。

さらに、施工中はスチレン臭と呼ばれる刺激臭が発生するため、換気や近隣への配慮が欠かせません。

金属下地には不向きという制約もあり、施工箇所を選ぶ工法といえます。

FRP防水が向いている建物・場所

FRP防水は、小~中規模で歩行頻度の高い場所に特に適した防水工法です。

代表的なのが一般住宅のベランダやバルコニーで、10~15㎡程度の面積では高い耐摩耗性と耐久性が発揮されます。

軽量なため、木造住宅の屋上や築年数の経った建物でも安心して施工できます。

また、液状樹脂を用いるため、複雑な形状や段差のあるバルコニーにも柔軟に対応可能です。

さらに、2プライ工法を採用すれば、人の往来が多い屋上や屋上駐車場にも対応できます。

一方、広面積の屋上や雨漏りが発生している場合は、工法選定を慎重に行う必要があります。

FRP防水の2つの工法と単価の違い

FRP防水には密着工法と通気緩衝工法の2つの工法があり、それぞれ単価と適用場面が異なります。

ここでは、FRP防水の2つの工法と単価の違いについて紹介します。

FRP防水(密着工法)の単価と特徴

FRP防水の密着工法は、下地に直接防水層を形成するシンプルな工法で、コストを抑えやすい点が特徴です。下地の状態が良好で、雨漏りや湿気の問題がない建物に適しています。

施工工程が少ないため工期が短く、天候リスクも比較的低いのがメリットです。

一方で、下地に湿気が残っていると防水層が膨れる恐れがあるため、事前調査が重要になります。

密着工法の単価・性能目安

項目内容
㎡単価約6,000~7,000円
耐用年数約10~12年
施工期間1~2日
向いている建物下地良好・雨漏りなし

FRP防水通気緩衝工法の単価と特徴

通気緩衝工法は、下地と防水層の間に通気層を設けることで湿気を逃がす工法です。

密着工法より単価は上がりますが、雨漏り歴のある建物や湿気がこもりやすい屋上でも、防水層の膨れを抑えられます。

長寿命を重視するマンションや屋上改修で選ばれやすい工法で、結果的に再施工リスクを下げられます。

通気緩衝工法の単価・性能目安

項目内容
㎡単価約7,500~8,500円
耐用年数約13~15年
特徴湿気対策・膨れ防止
推奨ケース雨漏り履歴あり

単価の差は1プライと2プライでどのくらい?

FRP防水は、ガラスマットの層数によって強度と価格が変わるのが特徴です。

1プライはコストを抑えたい場合に向き、軽歩行用途に適しています。

2プライは層を重ねることで防水層が厚くなり、耐衝撃性・耐久性が大幅に向上します。使用頻度や荷重条件に応じた選択が重要です。

プライ数による単価と用途比較

区分㎡単価目安強度主な用途
1プライ10,000~12,000円標準一般的なベランダ
2プライ13,000~15,000円高い屋上・重量物設置

FRP防水の施工単価【場所別・面積別の相場】

FRP防水の単価は、施工場所や面積によって大きく変動します。

予算計画をスムーズかつ誤差を少なくするためにも、状況別の単価を把握しておきましょう。

施工場所別の単価一覧(ベランダ・屋上)

FRP防水の施工単価は、施工する場所や面積規模によって大きく変わります。

特にベランダのような小面積では、材料ロスや準備・撤去にかかる固定費の影響で㎡単価が高くなる傾向があります。

一方、屋上や共用部のように面積が広く形状が単純な場所では、作業効率が上がり単価は抑えられます。

施工場所・面積㎡単価の目安
ベランダ・バルコニー(~15㎡)約15,000~18,000円
マンション廊下約11,000~12,500円
屋上(16~100㎡)約11,000~12,500円
屋上(101~200㎡)約10,000~11,500円

ただし、下地の劣化状況や立地条件、施工時期によって費用は前後します。

正確な金額を把握するには、現地調査を行ったうえでの見積もり確認が不可欠です。

FRP防水の単価に影響する5つの要因

FRP防水の単価は一律ではなく、複数の条件が重なって決まります。

見積もり内容を正しく理解するためには、どの要因が費用に影響しているのかを把握しておくことが重要です。

要因単価への影響内容
プライ数2プライは+3,000~4,000円/㎡
施工面積面積が広いほど㎡単価は低下
既存防水層撤去が必要な場合+1,000~2,000円/㎡
下地補修1箇所+2,000~5,000円
施工難易度条件により+10~20%

特に都市部では、資材搬入や足場設置の制約により、これらの要因が重なって単価が上がるケースも少なくありません。

ベランダの広さ別FRP防水費用例

ベランダ防水では、㎡単価は高めでも総額は比較的抑えやすいのが特徴です。

一般的な戸建て住宅では10㎡前後が多く、費用感の目安として把握しやすいサイズといえます。

ベランダ面積費用相場
5㎡75,000~90,000円程度
10㎡150,000~180,000円程度
15㎡225,000~270,000円程度

これに加えて、室外機や物置の移動が必要な場合は追加費用が発生します。

見積もり時は、防水工事費だけでなく付帯工事費も含めた総額で比較することが大切です。

屋上の広さ別FRP防水費用例

屋上FRP防水は、面積が広くなるほど1㎡あたりの単価が下がる傾向があります。

特に100㎡を超える規模では、材料調達や施工効率の面でコストメリットが出やすくなります。

屋上面積費用相場
20㎡約220,000~250,000円
50㎡約550,000~625,000円
100㎡約1,100,000~1,250,000円
200㎡以上約2,000,000~2,300,000円

ただし、業務用エアコンの室外機や大型設備が多い屋上では、移動・養生費用が別途発生します。

屋上防水では、設備状況を含めた事前確認が費用トラブル防止のポイントです。

FRP防水の価格表【工事内容別の詳細一覧】

FRP防水工事の費用を正確に把握するには、工事内容ごとの詳細な価格表を確認することが重要です。

ここでは工程別・項目別の価格表を提示し、見積もりの妥当性を判断できるようにします。

FRP防水の基本工事価格表(工程別単価)

FRP防水工事は複数の工程で構成されており、それぞれに単価が設定されています。

基本工事の価格表は以下の通りです。

工程項目単価(1㎡あたり)備考
既存防水層撤去約1,000~2,000円既存の状態により変動
下地処理(ケレン・清掃)約300~500円手作業の場合
ひび割れ補修約2,000~5,000円/箇所補修範囲により変動
プライマー塗布約500~800円下地との密着性を高める
ガラスマット敷設+樹脂塗布(1層目)約2,500~3,500円1プライの場合はこれで完了
ガラスマット敷設+樹脂塗布(2層目)約2,500~3,500円2プライの場合に追加
中塗り(着色樹脂)約500~800円表面の平滑化
トップコート塗布約800~1,200円紫外線保護

これらの工程を合計すると、1プライ工法で1㎡あたり6,000~8,000円、2プライ工法で9,000~12,000円程度になります。

付帯工事の価格表(高圧洗浄・下地処理など)

FRP防水の本体工事に加えて、付帯工事が必要になるケースがあります。

付帯工事の価格表は以下の通りです。

付帯工事項目単価備考
高圧洗浄約200~400円/㎡既存の汚れ除去
ケレン作業(機械)約500~800円/㎡サンダー使用の場合
脱気筒設置約5,000~10,000円/個通気緩衝工法の場合
ドレン(排水口)清掃約3,000~5,000円/箇所詰まり除去
立ち上がり部施工約1,500~2,500円/m壁との接合部
笠木(手すり)取り外し・復旧約3,000~8,000円/m必要に応じて

高圧洗浄は既存の防水層の状態によっては省略できる場合もありますが、密着性を高めるために実施することが推奨されます。

追加オプションの価格表(室外機移動・物置移動など)

施工範囲に障害物がある場合、移動・復旧費用が追加されます。

追加オプション項目単価備考
家庭用エアコン室外機脱着約4,000~5,000円/台移動・復旧含む
業務用エアコン室外機脱着約50,000円~/台専門業者が必要
物置の移動・復旧約50,000円~/式大きさにより変動
プランター・植木鉢移動無料~5,000円程度数量による
給湯器の移動・復旧約30,000~50,000円配管工事含む

これらの追加工事は見積もり時に明示されるべき項目です。

現地調査の際に障害物の有無を確認し、事前に費用を把握しておきましょう。

FRP防水の単価を他の防水工事と比較

FRP防水の単価を正しく評価するには、他の防水工法との比較が不可欠です。

ここでは、防水工事の主な工法別の単価を比較しながら紹介しますので、参考にご覧ください。

ウレタン防水との単価・耐用年数比較

ウレタン防水は、液状のウレタン樹脂を塗り重ねて防水層を作る工法で、1㎡あたり5,000~7,500円とFRP防水よりやや安価です。

初期費用を抑えたい場合に選ばれやすいのが特徴です。耐用年数は、密着工法で約5年、通気緩衝工法で10~15年と工法差があります。

一方、FRP防水は10~15年と安定した耐久性を持ち、硬く摩耗に強いため歩行頻度の高い場所に適しています。

ウレタン防水は柔軟で複雑な形状に対応できますが、塗りムラや施工者の技術差が出やすい点には注意が必要です。

用途と耐久性重視かコスト重視かで選択が分かれます。

シート防水との単価・施工期間比較

シート防水は塩ビや合成ゴム製シートを貼る工法で、単価は1㎡あたり6,000~7,500円とFRP防水と同程度です。

特に100㎡以上の広い屋上では施工効率が高く、コストパフォーマンスに優れる点が魅力です。

耐用年数は12~18年と長く、塩ビシートの場合はトップコート不要なケースもあり、維持費を抑えやすい傾向があります。

施工期間は1~4日程度で、FRP防水(1~2日)よりやや長めです。デメリットは、凹凸や複雑な形状に不向きな点と、継ぎ目の施工精度に品質が左右される点です。

平坦で広い屋上にはシート、防水形状が複雑な場所にはFRPが向いています。

アスファルト防水との単価・メリット比較

アスファルト防水は、アスファルトを含浸させたシートを重ねる工法で、単価は1㎡あたり5,000~15,000円と幅があります。

耐用年数は15~30年と非常に長く、長期耐久性では最も優秀な防水工法です。大規模ビルやマンション屋上で多く採用されてきた実績があります。

一方で、防水層が重く、木造住宅や古い建物には不向きです。

施工時の臭いや煙、5~10日程度の長い工期もデメリットといえます。

FRP防水は軽量で短工期なため、一般住宅や小~中規模屋上では扱いやすい工法です。

用途規模と建物構造に応じた選択が重要です。

工法別の単価比較表で一目で理解

各防水工法の単価と特徴を表で比較してみましょう。

工法単価(1㎡)耐用年数メリットデメリット
FRP防水約6,000~8,500円10~15年複雑形状対応
耐久性が高い
短工期
費用が高め
追従性が低い
ウレタン防水約5,000~7,500円5~15年複雑形状対応
比較的安価
塗りムラが出やすい
傷つきやすい
シート防水約6,000~7,500円12~18年耐用年数が長い
メンテナンス少
平面のみ
継ぎ目が弱点
アスファルト防水約5,000~15,000円15~30年高耐久
実績が豊富
重量が重い
施工時の臭い

この表から分かるように、それぞれの工法には長所と短所があります。

単価だけで選ぶのではなく、施工場所の条件、建物の構造、求める耐久性、メンテナンス計画などを総合的に考慮して選択することが重要です。

FRP防水の単価に関するよくある質問

FRP防水の単価について、よく寄せられる質問にお答えします。

FRP防水はDIYで単価を抑えられますか?
FRP防水はDIYで施工すれば材料費のみで済み、1㎡あたり約2,000~3,000円と単価を大きく抑えられるように見えます。
しかし、DIYは基本的におすすめできません
ポリエステル樹脂は硬化が非常に早く、塗布や脱泡には高い技術が必要です。
下地処理や配合比率を誤ると、剥がれや硬化不良が起こりやすくなります。
失敗した場合、撤去と再施工が必要となり、結果的に業者依頼より高額になるケースも多いのが実情です。
単価を抑えたい場合は、DIYではなく相見積もりで業者を比較する方が安全です。
FRP防水の補修単価はどのくらいですか?
FRP防水の補修単価は劣化の程度によって大きく異なります。
軽微なひび割れ補修は1箇所5,000~10,000円程度が目安です。
剥がれや浮きがある場合は、部分補修でも1㎡あたり15,000~25,000円ほどかかります。
劣化範囲が広い場合は、部分補修を繰り返すよりも全面改修(6,000~8,500円/㎡)の方が経済的なこともあります。
また、防水層に問題がなくトップコートのみ劣化している場合は、2,000~3,500円/㎡で対応可能です。
FRP防水とウレタン防水の単価差の理由は?
FRP防水の単価が高い主な理由は、材料費と施工手間の違いにあります。
FRP防水ではガラスマットとポリエステル樹脂を使用し、これらはウレタン樹脂より高価です。
また、マット敷設・含浸・脱泡といった工程が必要で、施工時間も長くなります。
一方、ウレタン防水は塗布中心の工法で施工が簡単です。
ただし、FRP防水は硬化後の強度が高く、歩行や重量物に強いという性能面の優位性があります。
用途次第ではFRP防水の方が長期的にコスパが高くなります。
トップコート塗り替えの単価相場は?
FRP防水のトップコート塗り替えは、1㎡あたり2,000~3,500円が相場です。
10㎡のベランダであれば、総額3万~5万円前後が目安となります。
アクリルウレタン系は安価ですが耐用年数が短く、フッ素系は高価な分、7~10年と長持ちします。
トップコートは紫外線や摩耗から防水層を守る重要な役割があり、5~8年ごとの塗り替えで全面改修を先延ばしできるため、費用対効果の高いメンテナンスといえます。
FRP防水の単価は業者によってなぜ違うのですか?
FRP防水の単価差は、業者形態・技術力・地域性・材料グレードによって生じます。
ハウスメーカーやリフォーム会社は中間マージンが発生し、単価が高くなりがちです。
一方、防水専門業者へ直接依頼すればコストを抑えられます。
熟練職人を抱える業者は単価がやや高くても、施工不良リスクが低く長期的に安心です。
極端に安い見積もりは、材料品質や工程省略の可能性があるため注意が必要です。
3社以上の相見積もりで内訳を比較することが重要です。

まとめ

この記事では、FRP防水の単価について工法別・面積別に詳しく解説してきました。

FRP防水は他の工法と比べて単価が高めですが、その優れた耐久性と防水性能を考慮すれば、長期的なコストパフォーマンスに優れた選択肢といえます。

FRP防水の単価に関する重要ポイント
  • FRP防水の単価は施工面積により1㎡あたり6,000円から18,000円と変動する
  • 密着工法より通気緩衝工法の方が1,000円から2,000円ほど単価が高い
  • 1プライより2プライの方が3,000円から4,000円ほど単価が上がるが耐久性が向上
  • ベランダは小面積のため単価が高く、屋上は面積が広いほど単価が下がる傾向
  • トップコート塗り替えを5年から8年ごとに行うことで防水層の寿命を延ばせる

FRP防水の単価は、施工場所の条件、工法の選択、業者の選定によって大きく変わります。

単純に安い見積もりを選ぶのではなく、施工内容の詳細を確認し、長期的なメンテナンスコストも含めて総合的に判断することが大切です。

複数の防水専門業者から相見積もりを取り、単価の内訳を比較することで、適正価格を見極めることができます。

適切なFRP防水工事を選択することで、建物を長期間雨漏りから守り、快適な住環境を維持できるでしょう。

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