ベランダ防水工事の費用を徹底比較!相場から節約術まで解説
2026/01/07
ベランダの防水工事を検討しているものの、「どのくらいの費用がかかるのか」「適正価格がわからない」と不安を感じていませんか?
実際、防水工事の費用は工法や業者によって大きく異なり、同じ面積でも数万円から数十万円の差が生まれることも珍しくありません。
ベランダの防水は、雨漏りから建物を守る重要な役割を担っています。適切な時期に適切な工事を行わなければ、建物内部への浸水、シロアリの発生、構造材の腐食など、深刻な被害につながる可能性があります。
しかし高額な費用を払えば良いというわけではなく、ベランダの状態に合った工法選びと、信頼できる業者選びが成功の鍵となります。
この記事では、ベランダ防水工事の費用相場を工法別に詳しく解説します。さらにハウスメーカーと専門業者の価格差、費用を抑えるための具体的な方法、業者選びのチェックポイントまで、実際の施工事例をもとに専門的な知識をわかりやすくお伝えします。
また「防水工事とは?」や「防水工事の費用」など、基本的な知識について解説して記事も公開しておりますので、本記事の理解をより一層深めるためにも、ぜひ合わせてご覧ください。
- ベランダ防水工事の工法別費用相場(ウレタン・FRP・シート・アスファルト)
- ハウスメーカーと専門業者の価格差と選び方のポイント
- 防水工事の費用を安く抑える4つの具体的な方法
- 工事が必要なタイミングと劣化症状の見極め方
- 信頼できる業者の選び方と見積もり確認のポイント
- 防水工事を長持ちさせる日常メンテナンスの方法
目次
ベランダ防水工事の費用相場とは
ベランダ防水工事の費用は、施工面積や工法、業者によって大きく変動します。
まずは基本となる費用相場を理解し、どのような要因で価格が変わるのかを把握しておきましょう。追加費用が発生するケースも事前に知っておくと、予算オーバーを防げます。
ベランダ防水工事の平均的な費用相場
ベランダ防水工事の費用相場は、一般的に1平方メートルあたり2,500円~8,000円程度です。
標準的な広さである10平方メートル前後のベランダでは、総額10万円~20万円程度が一つの目安となります。
ただし、防水工法や使用材料、施工地域によって金額には幅があります。
特に都市部では人件費や諸経費が高くなりやすく、地方よりもやや高額になる傾向があります。
| ベランダ面積 | 費用目安 |
|---|---|
| 約5㎡ | 約5万~10万円 |
| 約10㎡ | 約10万~20万円 |
| 約15㎡ | 約15万~30万円 |
また、施工面積が広い場合は㎡単価が抑えられることがありますが、小規模なベランダでは割高になるケースもあるため、面積に応じた相場感を把握しておくことが重要です。
ベランダ防水工事の費用に影響する要因
ベランダ防水工事の費用は、単純な面積計算だけで決まるものではなく、複数の条件が重なって決まります。
特に影響が大きいのは、施工内容と建物の状況です。
防水工法の選択や下地の状態によって、同じ広さでも費用が大きく変わることがあります。
- 施工面積の広さ
- 防水工法の種類
- 既存防水層の劣化状況
- 建物の階数や立地条件
例えば、劣化が進んでいる場合は下地処理が増え、2階以上のベランダでは足場が必要になることもあります。
これらの条件を総合的に見て費用が算出される点を理解しておきましょう。
ベランダ防水工事で追加費用が発生するケース
ベランダ防水工事では、見積もり金額とは別に追加費用が発生するケースがあります。
事前に想定していないと、工事中に予算オーバーになる可能性もあるため注意が必要です。
特に多いのが、足場設置や既存防水層の撤去といった付帯工事です。
| 追加工事項目 | 費用目安 |
|---|---|
| 足場設置 | 約3万~10万円 |
| 防水層撤去 | 1㎡あたり約1,000~3,000円 |
| 排水口交換 | 1箇所 約1万~3万円 |
| 下地補修 | 数万円~ |
これらは現地調査で初めて判明することも多く、建物の状態次第で必要性が変わります。
見積もり時には、追加費用が発生する可能性についても必ず確認しておくことが大切です。
ベランダ防水工事の種類別費用相場
ベランダ防水工事にはいくつかの工法があり、それぞれ費用や特徴が異なります。
ここでは主要な4つの工法について、費用相場とメリット・デメリットを詳しく解説します。ベランダの状態や予算に合わせて、最適な工法を選びましょう。
ベランダ防水工事のウレタン防水の費用
ウレタン防水の費用相場は、1平方メートルあたり3,500円~7,800円程度が目安です。
10平方メートル前後のベランダでは、約4万5千円~8万8千円程度が想定されます。
ウレタン防水には密着工法と通気緩衝工法があり、密着工法は比較的安価で、下地の状態が良好な場合に適しています。
一方、通気緩衝工法は既存防水層の劣化や雨漏りがある場合に有効で、費用はやや高くなります。
液体状の材料を塗り重ねる工法のため、複雑な形状のベランダにも対応でき、継ぎ目のない防水層を形成できる点が大きな特徴です。
耐用年数は約10~15年で、5~8年ごとのトップコート塗り替えが推奨されます。
施工期間は2~4日程度ですが、乾燥工程があるため天候の影響を受けやすい点には注意が必要です。
ベランダ防水工事のFRP防水の費用
FRP防水の費用相場は、1平方メートルあたり4,000円~9,100円程度です。
10平方メートルのベランダでは、約4万円~9万7千円前後が目安となります。
FRP防水にも密着工法と通気緩衝工法があり、通気緩衝工法は耐久性に優れる反面、費用は高めです。
FRP防水はガラス繊維と樹脂を組み合わせて硬化させる工法で、非常に高い強度と耐摩耗性を持つ点が特徴です。
そのため、人の出入りが多いベランダやバルコニーに適しており、新築戸建て住宅で採用されるケースが多い工法でもあります。
耐用年数は約10~15年で、5~8年ごとのトップコート塗り替えが必要です。
施工期間は4~10日程度かかる場合があり、施工中は樹脂特有の臭いが発生するため、周囲への配慮も求められます。
ベランダ防水工事のシート防水の費用
シート防水の費用相場は、1平方メートルあたり3,500円~9,750円程度です。
10平方メートルのベランダでは、約3万5千円~9万3千円前後が目安となります。
工法には接着工法と機械固定工法があり、機械固定工法の方が耐久性に優れる分、費用はやや高めです。
塩化ビニールやゴム製のシートを貼り付ける工法で、耐候性・耐紫外線性に優れ、トップコートが不要というメリットがあります。
耐用年数は約12~18年と比較的長く、メンテナンス回数を抑えたい方に向いている工法です。
施工期間は3~5日程度ですが、平坦な床面での施工が前提となるため、形状が複雑なベランダでは施工できない場合があります。
ハウスメーカーのベランダでは、標準仕様として採用されることが多い防水工法です。
ベランダ防水工事のアスファルト防水の費用
アスファルト防水の費用相場は、1平方メートルあたり6,500円~10,000円程度です。
10平方メートルのベランダでは、約6万円~10万円前後が目安となります。
工法にはトーチ工法と冷工法があり、トーチ工法は施工性が高い反面、費用はやや高めです。
アスファルトを含んだシートを貼り重ねる工法で、非常に高い防水性能と耐久性を持つ点が最大の特徴です。
耐用年数は約15~20年と長く、大規模建物の屋上などで多く採用されています。
ただし材料が重く、建物への荷重負担が大きい点や、施工時に臭いや煙が発生する可能性がある点には注意が必要です。
そのため、戸建て住宅のベランダでは採用例が少なく、一般的には他の防水工法が選ばれる傾向にあります。
ベランダ防水工事における種類別費用相場の一覧
| 防水工法 | ㎡単価の目安 | 10㎡あたりの費用目安 | 耐用年数 |
|---|---|---|---|
| ウレタン防水 | 約3,500~7,800円 | 約4.5万~8.8万円 | 約10~15年 |
| FRP防水 | 約4,000~9,100円 | 約4万~9.7万円 | 約10~15年 |
| シート防水 | 約3,500~9,750円 | 約3.5万~9.3万円 | 約12~18年 |
| アスファルト防水 | 約6,500~10,000円 | 約6万~10万円 | 約15~20年 |
ベランダ防水工事を依頼できる業者と費用の違い
ベランダ防水工事は、複数の種類の業者に依頼できます。
業者の種類によって費用や施工品質、保証内容が大きく異なります。それぞれの特徴を理解し、自分に合った業者を選びましょう。
| 依頼先 | 費用感 | 実際の施工 | 中間マージン | 主なメリット | 主なデメリット |
|---|---|---|---|---|---|
| ハウスメーカー | 高額 | 下請け業者 | あり(大) | 建物構造に精通 保証・アフターサービスが充実 安心感が高い | 費用が高くなりやすい 施工者との意思疎通にズレが出る可能性 |
| 防水専門業者 | 安価 | 自社施工 | なし | 専門知識・技術力が高い コストを抑えやすい | 業者選びが重要 メーカー保証外になる可能性 |
| リフォーム会社 | 中~やや高め | 専門業者に委託 | あり(中) | 他リフォームと同時施工が可能 工期短縮・足場代節約 | 防水の専門性に差がある 提案内容にばらつき |
| 外壁塗装会社 | 安価~中程度 | 自社または一部委託 | あり(小~中) | 外壁塗装と同時施工で効率的 足場代を共通化できる | 高度な防水工法は非対応の場合あり 防水実績の確認が必要 |
ベランダ防水工事の費用は、依頼先によって大きく異なります。
費用を抑えたい場合は防水専門業者、保証や安心感を重視する場合はハウスメーカーが選択肢になります。
また、外壁塗装や他の工事と同時に行うなら、リフォーム会社や外壁塗装会社を検討するのも有効です。
目的や予算に合った業者選びを、心がけましょう。
ベランダ防水工事の費用を安く抑える方法
ベランダ防水工事は決して安い買い物ではありません。
しかし工夫次第で費用を抑えることができます。ここでは具体的な節約方法を4つ紹介します。
ベランダ防水工事の費用を抑える相見積もりのコツ
ベランダ防水工事の費用を抑えるためには、相見積もりを取ることが最も基本かつ効果的な方法です。
最低でも3社以上から見積もりを取得することで、適正価格の目安が見えてきます。
実際には業者によって2~3倍の価格差が出ることも珍しくありません。
防水工事の見積もりを依頼する際は、工法や使用材料、施工範囲を統一して依頼することが重要です。
内容が異なると正確な比較ができません。
また、見積書では工事項目や数量、工程が明確に記載されているかを必ず確認しましょう。
安さだけで業者を選ぶのは危険で、施工品質や保証内容、アフター対応も含めて総合的に判断することが大切です。
ベランダ防水工事の費用を節約できる施工時期
ベランダ防水工事は、依頼する時期によって費用を抑えられる可能性があります。
特に梅雨や台風シーズンを避けた春や秋は天候が安定し、施工トラブルが少ない時期です。
また、業者の繁忙期を外すことで、値引きや柔軟な条件提示を受けられるケースもあります。
さらに、平日に施工を依頼すると費用が抑えられる場合もあるため、日程に余裕がある方は検討するとよいでしょう。
加えて、外壁塗装や屋根修理などと同時に工事を行えば、足場代(約3万~10万円)を共通化できる点も大きな節約ポイントです。
工事時期と組み合わせを意識することが重要です。
ベランダ防水工事の費用を抑える補助金・助成金の活用
自治体によっては、住宅リフォームを対象とした補助金や助成金制度を設けている場合があります。
ベランダ防水工事が対象となるケースもあるため、事前に自治体の公式情報を確認することが重要です。
申請条件や補助金額、受付期間は自治体ごとに異なるため、工事契約前の確認が欠かせません。
また、台風や豪雨などの自然災害が原因で劣化・破損した場合は、火災保険が適用される可能性もあります。
保険会社に相談し、適用条件を満たすか確認してみましょう。
補助金や保険を上手く活用できれば、自己負担額を大きく減らせる可能性があります。
こちらの記事では、屋根修理で活用できる補助金・助成金についてまとめておりますので、興味のある方はぜひご覧ください。
ベランダ防水工事の費用を削減できる工法選択
ベランダの劣化状況に応じて工法を選ぶことで、無駄な費用を抑えることが可能です。
例えば、劣化が軽度であれば、トップコートの塗り替えのみで対応できる場合があります。
費用相場は約4万~8万円程度で、全面改修と比べると大幅なコスト削減になります。
また、既存防水層の状態が良好であれば、密着工法を選択することで費用を抑えられるケースもあります。
ただし、コスト重視で不適切な工法を選ぶのは危険です。
下地状況に合わない施工は早期劣化を招き、結果的に高額な再工事につながることもあります。
必ず専門業者の現地調査を受けた上で判断することが重要です。
ベランダ防水工事が必要なサインと時期
ベランダの防水工事は、適切なタイミングで実施することが重要です。
劣化のサインを見逃さず、早めに対処することで建物へのダメージを最小限に抑えられます。ここでは防水工事が必要なサインと実施時期について解説します。
ベランダ防水工事が必要な劣化症状
ベランダの防水層が劣化すると、日常的に使っていても気付きやすいサインが現れます。
これらの症状は、防水機能が低下している証拠であり、放置すると雨水が建物内部へ浸入する原因になります。
特にベランダは紫外線や雨風の影響を直接受けやすく、劣化の進行が早い場所です。
表面の変化や水はけの悪さは、初期段階で気付ける重要なチェックポイントといえます。
- 表面のひび割れ・亀裂
- 塗膜の剥がれや膨れ
- 色あせ・チョーキング現象
- 水たまりが残る、排水不良
- カビ・苔・植物の発生
これらの症状が見られる場合、防水層やトップコートの劣化が進行しています。
早い段階であれば、トップコートの塗り替えなど軽度な補修で済むことも多く、結果的に工事費用を抑えることにつながります。
小さな異変でも見逃さず、定期的な確認を行うことが重要です。
ベランダ防水工事を実施すべきタイミング
ベランダ防水工事を行う適切なタイミングは、築年数だけで判断するのではなく、防水層の状態や劣化症状をあわせて考えることが大切です。
防水層には耐用年数があり、定期的なメンテナンスを行うことで性能を維持できます。
特に築10年を超えると、見た目に異常がなくても内部で劣化が進んでいるケースがあります。
| 内容 | 実施目安 |
|---|---|
| 点検の目安 | 築10年~12年 |
| トップコート塗り替え | 5年~8年ごと |
| 防水層の全面改修 | 10年~15年ごと |
ただし、築年数が浅くてもひび割れや剥がれ、水たまりなどの症状が出ている場合は早急な対応が必要です。
劣化を放置すると補修範囲が広がるため、「症状が出たら早めに対処する」という意識が、建物の寿命と修繕費用の両方を守るポイントになります。
ベランダ防水工事を放置するリスク
ベランダ防水工事を後回しにすると、建物全体に深刻な悪影響を及ぼす可能性があります。
防水層が劣化した状態では、雨水が徐々に建物内部へ浸入し、目に見えない部分で被害が進行します。
初期段階では小さなシミや違和感程度でも、気付いたときには大きな修繕が必要になることも少なくありません。
- 雨漏りによる室内の汚損
- 湿気によるシロアリ被害
- 柱や構造材の腐食
- 建物全体の耐久性低下
特に構造材の腐食やシロアリ被害は、修復に高額な費用がかかるだけでなく、建物の安全性にも直結します。
防水工事を適切な時期に行えば10万~20万円程度で済むケースでも、放置すれば数百万円規模の修繕が必要になることがあります。
早めの対処が、結果的に最も経済的な選択です。
ベランダ防水工事の業者選びのポイント
ベランダ防水工事の成功は、業者選びにかかっています。
信頼できる業者を選ぶことで、適正価格で高品質な施工を受けられます。ここでは業者選びの重要なポイントを解説します。
ベランダ防水工事業者の選び方の基本
ベランダ防水工事で失敗しないためには、業者選びの基本ポイントを押さえることが重要です。
まず確認したいのが施工実績の豊富さで、公式サイトや資料に具体的な施工事例が掲載されている業者は信頼性が高い傾向があります。
特に、自宅と同じような建物タイプの実績があるかは重要な判断材料です。
また、防水施工技能士などの資格保有者が在籍しているかも確認しましょう。
さらに、現地調査を丁寧に行う業者かどうかも見極めポイントです。
質問に対して専門用語を多用せず、分かりやすく説明してくれる姿勢がある業者は、工事後のトラブルも少なくなります。
ベランダ防水工事の見積もりで確認すべきポイント
見積もり内容をしっかり確認することで、信頼できる業者かどうかを判断できます。
まず、工法や使用材料が具体的に記載されているかをチェックしましょう。
「防水工事一式」といった曖昧な表記だけの見積もりは要注意です。また、工程や施工面積、数量が明確かどうかも重要なポイントになります。
これらが記載されていれば、他社との比較もしやすくなります。
さらに、保証内容と保証期間は必ず確認しましょう。
一般的には5~10年程度ですが、保証範囲や条件は業者ごとに異なります。
追加費用が発生する可能性があるかも事前に確認しておくことで、後々のトラブルを防げます。
ベランダ防水工事で信頼できる業者の特徴
信頼できるベランダ防水工事業者には、共通する特徴があります。
まず、口コミや評判が安定して良いことが挙げられます。Googleマップのレビューや口コミサイトなどで、実際の利用者の評価を確認しましょう。
また、アフターサービスが充実している業者は、施工後の不具合にも迅速に対応してくれるため安心です。
さらに、地域密着型で施工実績がある業者は、地元での信頼を重視しているため手抜き工事のリスクが低くなります。
業界団体への加盟やメーカー認定施工店といった第三者評価を受けているかも、信頼性を判断する有効な材料です。
ベランダ防水工事を長持ちさせるメンテナンス方法
防水工事を行った後は、適切なメンテナンスで効果を長く維持することが重要です。
日々のちょっとした心がけで、防水層の寿命を延ばし、次回の工事までの期間を長くできます。
ここではベランダ防水を長持ちさせるメンテナンス方法を紹介します。
ベランダ防水工事後の日常的なお手入れ
ベランダ防水を長持ちさせるためには、日常的なお手入れの積み重ねが非常に重要です。
防水層は紫外線や雨風の影響を受けやすいため、汚れやゴミを放置すると劣化が早まります。
特に排水口まわりの汚れは、防水性能低下の原因になりやすいため注意が必要です。
- 月1回以上の清掃(落ち葉・砂・ゴミ除去)
- 重量物は直接置かず、敷き板を使用
- 尖った物や重い物を引きずらない
- 高圧洗浄は水圧に注意して使用
これらを意識するだけでも、防水層への負担を大きく減らせます。
特別な作業は不要なので、普段の掃除の延長として習慣化することが、防水を長持ちさせるコツです。
ベランダ防水工事の排水口メンテナンス
排水口は、ベランダ防水の中でも最もトラブルが起こりやすい重要な箇所です。
排水不良が起きると水たまりができ、防水層の劣化を一気に進めてしまいます。
そのため、排水口の定期的な確認と清掃が欠かせません。
- 月1回を目安にゴミ・落ち葉を除去
- 排水口カバーを外して内部も確認
- ゴミ受けネットを設置して詰まり防止
- 周辺のひび割れ・剥がれをチェック
排水の流れが悪いと感じた場合は、無理に対処せず早めに専門業者へ相談することが重要です。
小さな詰まりでも放置すると、防水層全体の寿命を縮める原因になります。
ベランダ防水工事の定期点検の重要性
防水工事後も安心して使い続けるためには、定期的な点検による早期発見が欠かせません。
劣化は少しずつ進行するため、早い段階で異常に気付くことで、大掛かりな修繕を防ぐことができます。
- 表面のひび割れ・剥がれ
- 色あせ・チョーキング現象
- 排水口まわりの状態
- 水たまりができやすい箇所
- カビ・苔の発生状況
年1~2回は自身で目視点検を行い、築10年を超えたら専門業者の点検を検討すると安心です。
定期点検を行うことで、防水性能を維持しつつ、将来的な修繕費用の抑制にもつながります。
ベランダ防水工事の費用に関するよくある質問
ベランダ防水工事について、多くの方が疑問に思う点をまとめました。
工事を検討する際の参考にしてください。
- ベランダ防水工事の施工期間はどのくらいですか?
- ベランダ防水工事の施工期間は、一般的な10㎡前後のベランダで2日~10日程度が目安です。
ただし、採用する防水工法によって工期は大きく異なります。
例えば、ウレタン防水は乾燥工程が必要なため約2~4日、FRP防水は工程が多く約4~10日、シート防水は約3~5日、アスファルト防水は約5~7日が一般的です。
さらに、天候や既存防水層の劣化状態によっても工期は変動します。
雨天時は施工できないため、梅雨時期は工期が延びる可能性があります。
正確な日数は、現地調査を行ったうえで業者に確認することが確実です。
- ベランダ防水工事の保証期間はどのくらいですか?
- ベランダ防水工事の保証期間は、一般的に5年~10年程度が多い傾向です。
ただし、保証期間や内容は業者・工法・使用材料によって異なります。
長期保証が付いている場合でも、定期的なメンテナンスを行うことが保証条件になっているケースがほとんどです。
そのため、保証書に記載されている保証範囲・免責事項・メンテナンス義務の有無を事前にしっかり確認することが重要です。
不明点があれば、契約前に必ず業者へ質問することをおすすめします。
工事後は保証書を大切に保管し、点検や補修の記録も残しておくと、万が一の際に安心です。
- ベランダ防水工事は雨の日でもできますか?
- ベランダ防水工事は、基本的に雨の日の施工は避けるべきです。
防水材が雨で流されたり、接着不良や密着不足を起こすリスクが高くなります。
また、下地が濡れた状態では防水層が十分に機能せず、早期剥がれや雨漏りの原因になることがあります。
そのため、天候が安定した日を選んで施工することが重要です。
施工中に急な雨が降った場合は、養生シートなどで保護する対応が必要になります。
天候による工期延長の可能性も考慮し、雨天時の対応について事前に業者と確認しておくことをおすすめします。施工時期は、春や秋が適しています。
- ベランダ防水工事をDIYで行うことは可能ですか?
- ベランダ防水工事はDIYでも可能ですが、基本的にはおすすめできません。
防水塗料は市販されていますが、下地処理・塗布量・乾燥時間などを誤ると、防水性能が十分に発揮されず、雨漏りのリスクが非常に高くなります。
施工に失敗すると、後から業者による補修や再施工が必要となり、結果的に費用が高額になるケースも少なくありません。
また、既存防水層の撤去費用が追加される可能性もあります。
防水工事は建物を守る重要な工事のため、基本は専門業者に依頼するのが安全です。
どうしてもDIYを行う場合は、トップコートの塗り替え程度にとどめることを強くおすすめします。
まとめ
ベランダ防水工事の費用相場と、賢く工事を進めるためのポイントをお伝えしました。
適切な時期に適切な工法で防水工事を行うことで、建物を雨漏りから守り、長く快適に住み続けることができます。
ここで重要なポイントをまとめておきましょう。
- ベランダ防水工事の費用相場は1㎡あたり2,500円~8,000円程度
- 工法は状態と予算に応じてウレタン、FRP、シート、アスファルトから選択
- 防水専門業者への依頼で中間マージンを削減し費用を大幅に抑えられる
- 相見積もりと施工時期の工夫で更に費用を節約できる
- 築10年を目安に点検を行い劣化症状が現れたら早めに対処する
ベランダの防水工事は、建物の寿命を延ばすための重要な投資です。
複数の業者から見積もりを取り、しっかりと比較検討することで、適正価格で高品質な防水工事を受けられます。
また施工後も定期的なメンテナンスを行うことで、防水層を長持ちさせ、次回の工事までの期間を延ばすことができます。
大切な住まいを守るために、適切な防水対策を施しましょう。