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屋上緑化の基礎知識|ウレタン塗膜防水は不適切?

都市部のヒートアイランド対策や環境改善として、屋上緑化が注目を集めています。しかし、その実施には耐久性があり、歩行可能な防水対策が求められます。

屋上緑化には様々な種類があり、屋上や屋根の形状によって適した方法が異なるため、緑化を行う前に防水層の形成が重要です。ウレタン塗膜防水とシート防水・アスファルト防水・塩ビシート防水など、多くの防水工法がありますが、屋上緑化には適不適があります。

そこで本記事では、屋上緑化の基礎知識から、緑化可能な屋上・屋根の形状、そして適切な防水工事の種類などついて詳しく解説します。

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屋上緑化とは

屋上緑化とは、建物の屋上で植物を育てることを言います。

緑が少なく植物を育てる空間も限られている都市部でも行うことができ、環境に優しいというメリットもあります。

屋上緑化を行う上で気をつけたいのが、屋上の防水工事についてです。

防水機能を損なわずに屋上緑化を行うためには、屋上緑化に適した防水工事を選択することが重要です。

屋上緑化の構造

屋上緑化の構造は、主に以下の3つにわけられます。

  • 下層部
  • 中層部
  • 上層部

ここでは、それぞれの役割を紹介します。

下層部|屋上緑化に必要な防水層+耐根層+断熱材

下層部は、主に防水層・耐根層・断熱材の3つから形成されています。

防水層は、建物内部への水漏れを防ぐために必須です。

防水層は、屋上緑化を考慮した高品質な防水材料を使用して最初に施工されます。

耐根層は、植物の根から防水層を守るために必要です。

一般的な防水層では植物の根に耐えることができないため、屋上緑化を行う場合には必ず耐根層を設置します。

断熱材には、屋上の熱損失の予防や建物内の温度を制御する役割があります。

耐根層とは

一般的な防水層は植物の根の侵入を防ぐことができないため、耐根層の設置が必要となります。

屋上緑化では、PETフィルムをコーティングしたシートを使用することが主流です。

耐根層の効果で植物の根を滑らせることで、防水層への根の侵入を防ぎます。

耐根層は、露出仕様の場合には防水層の上に敷設され、その上に植栽を施します。

保護仕様の場合には、緑地帯を設ける平面部の全面に対して耐根層を施工することが望ましいです。

中層部|植栽基盤で屋上緑化を維持

中層部には、植栽基盤が設置されます。

植栽基盤とは、植物の成長のために必要となる水分や栄養を提供する部分です。

凹凸のある樹脂製の板やブロックなどを敷き、余分な雨水の排出や適度な保水などの適切な水分管理を行います。

上層部|屋上緑化に必要な客土+植物

防水層、耐根層、植栽基盤が整ったら、いよいよ植物を植える段階です。

上層部にはまず客土を敷設し、植物を植えていきます。

屋上の環境に対応できる種類の植物を選んで植えることが重要です。

また、メンテナンス面についても考慮しながら、植物の種類を選んでいくようにしましょう。

屋上緑化を計画する際の注意点

屋上緑化は環境にも優しいシステムですが、さまざまな点を考慮しながら計画していく必要があります。

まず屋上緑化を計画するにあたって、建物自体が屋上緑化によって追加される重量に耐えられるかどうかを考慮しましょう。

屋上緑化を行うと、植物の重みだけではなく土や水の重量も加わります。

さらに積雪などにも耐える必要があるため、建物の構造がこのような屋上緑化のすべての重量が追加されても安全かどうかを確かめることが重要です。

屋上緑化では屋上で水を使用して植物を育てていくため、耐久性の高い防水層はもちろん効果的な排水システムが欠かせません。

また、経年劣化が避けられない防水層のメンテナンスにも通常以上に注意する必要があります。

屋上緑化を計画する際は、屋上の気象条件や必要なメンテナンスを考慮しながら、最適な植物を選んで植えることが大切です。

メンテナンスが比較的簡単で、病気や害虫に強い種類の植物が望ましいとされています。

屋上緑化を設置すれば、水やりや除草などの定期的なメンテナンスが必要です。

メンテナンスの導線を考え、できるだけメンテナンスを行いやすい設計にすることをおすすめします。

そして屋上緑化には、初期費用だけではなくランニングコストも発生します。

長期的に維持していくためにかかる費用も考慮して、屋上緑化を行うかどうか決めましょう。

屋上緑化の種類

屋上緑化の中にも種類があることを知っていますか?

ここでは、

  • 庭園型緑化
  • 薄層型緑化

の2種類について、詳しく紹介していきます。

庭園型緑化|伝統を感じられる屋上緑化

庭園型緑化は、樹木や草花、石などのさまざまな種類を使用し、伝統的な庭園を設計する屋上緑化です。

庭園型緑化では、都市部のビルの屋上に自然豊かで美しい庭園を作り上げることができます。

また、バーベキューができるウッドデッキの設置や菜園を作る場合も、庭園型緑化に該当します。

庭園型緑化の特徴については、以下の表を参考にしてください。

防水層の種類アスファルト防水改質アスファルト防水
床面仕上げ押さえコンクリート
植栽基盤客土底面での確実な保水排水機能が必要
付帯設備水やりのための
メンテナンス・定期点検必須

庭園型緑化ではさまざまなデザインを楽しみ、人間にとっても休息の場所を作り出すことができますが、定期的なメンテナンスが必須です。

この定期的なメンテナンスは、植物はもちろん設備に対しても必要となります。

薄層型緑化|省スペースの屋上緑化

薄層型緑化は、比較的薄い土で植物を育成する屋上緑化の種類です。

土が薄いことで全体的な重量が抑えられるため、限られたスペースやマンションなどの一般的な建物でも行うことができます。

薄層型緑化の特徴については、以下の表を参考にしてください。

防水層の種類アスファルト防水塩ビシート防水ウレタン塗膜防水
床面仕上げ軽歩行の場合:露出仕様で施工可能重歩行の場合:保護層が必要
植栽基盤客土底面での確実な保水排水機能が必要
付帯設備植栽基盤/乾式工法のいずれか
メンテナンス・定期点検メンテナンスは軽微季節ごとの点検が必要

薄層型緑化では、比較的メンテナンスが軽微な植物が選ばれることが多いです。

システム自体も庭園型緑化に比べて設置が容易で、建物への負荷も少ないです。

薄い土壌でも育てられる植物を選ぶ必要がありますが、芝生や多肉植物、低木や根の浅い草花など、工夫次第で美しい環境を整えることができます。

屋上緑化が可能な屋上・屋根の形状

建物の屋上は、主に傾斜のある勾配屋根と平らな陸屋根の2種類があります。

勾配屋根では傾斜を雨水が流れ落ちていくことで排水を促し、陸屋根では排水口から建物外部へと排水を行います。

勾配屋根は主に一般的な戸建て住宅で、陸屋根は主にRC造・S造の建物での採用が主流です。

傾斜角度によっては、勾配屋根でも屋上緑化を行うことができます。

勾配屋根への屋上緑化の設置は漏水リスクが少ない一方、植栽基盤や客土の転落防止とメンテナンス対策が必須です。

平らな陸屋根には、屋上緑化で最も一般的かつ最適な形状だと言われています。

陸屋根に屋上緑化を施す際は、防水対策が重要です。

コンクリートは簡単には水を通しませんが、経年劣化で生じたヒビなどから水が侵入する恐れがあるため、防水層の設置は必須です。

ウレタン塗膜防水が屋上緑化に不向きな理由

ウレタン塗膜防水は、液状のウレタン樹脂を塗布して防水層を形成する工法であり、施工のしやすさや継ぎ目のない仕上がりが特徴です。しかし、屋上緑化には適していないとされる理由がいくつかあります。

1. 土壌や植物の影響による劣化リスク

屋上緑化では、土壌が直接防水層の上に配置されるため、土中の水分や根の成長が防水層に影響を及ぼす 可能性があります。ウレタン塗膜防水は柔軟性がある反面、長期間にわたって水分が浸透すると防水層の膨れや剥がれが発生するリスクが高くなります。

2. 水分による耐久性の低下

ウレタン塗膜防水は、防水層の下に水分が滞留すると膨れや剥離が起こりやすい という弱点があります。屋上緑化では、雨水や散水によって常に水分が存在する環境となるため、防水層の耐久性が著しく低下する可能性があります。さらに、水はけが悪いと防水層の劣化が加速し、補修の頻度が増えてしまいます。

3. 根の侵入による損傷リスク

植物の根は成長するにつれて水分を求め、防水層の隙間に入り込むことがあります。ウレタン塗膜防水はシームレスな仕上がりですが、根の侵入に対する耐性が低いため、根が貫通すると防水性能が損なわれ、雨漏りの原因となる ことがあります。特に、根の成長が旺盛な植物を選定すると、防水層のダメージが進行しやすくなります。

4. メンテナンスが困難

ウレタン塗膜防水は、一度施工すると補修が難しく、防水層全体の再施工が必要になるケースが多くなります。屋上緑化では防水層の上に土壌や植栽があるため、点検や補修のたびに植栽を撤去しなければならず、メンテナンスコストが高くなる ことがデメリットとして挙げられます。

屋上緑化には他の防水工法が適している

屋上緑化を行う場合は、ウレタン塗膜防水よりも 「シート防水(塩ビシート・ゴムシート)」「アスファルト防水」 など、防根対策が施され、耐水性に優れた工法を選ぶのが一般的 です。特に、シート防水は根の侵入を防ぎやすく、防水層の寿命も比較的長いため、屋上緑化との相性が良いとされています。

屋上緑化を計画する際は、植栽や土壌の特性を考慮し、適切な防水工法を選択することが重要です。

屋上緑化に向けた防水層を形成する防水工事の種類

屋上緑化で重要となる防水層を形成するための防水工事には、いくつかの種類があります。

ここでは、

  • アスファルト防水
  • 改質アスファルトシート防水
  • 塩ビシート防水
  • ウレタン塗膜防水
  • FRP防水

の5つの防水工事を紹介します。

そして屋上緑化に最適な防水工事についても解説するので、参考にしてみてくださいね。

アスファルト防水

アスファルト防水とは、溶かして液体状にしたアスファルトとアスファルトが含まれたシート状の防水材料を使用して行う防水工事です。

公共仕様では唯一保護層のコンクリート打設が認められているため、庭園型の屋上緑化においては必須の工法となっています。

最近では、改質アスファルトシート防水や塗膜防水を取り入れて併用する工法のハイブリット化も進んできています。

改質アスファルトシート防水

改質アスファルトとは、アスファルトにゴムや樹脂などの改質剤を使用する工法です。

改質剤を使用することで、アスファルトにしなやかさが生まれます。

改質アスファルトシート防水は、高温でもダレにくく、低温でも軟らかさを失わないことがメリットです。

アスファルト防水と併用されることもあります。

塩ビシート防水

塩化ビニールを使用したシート防水は、大掛かりな施工器具が必要なく工期が短いことが特徴です。

比較的価格が安い防水工法で、短い工期で広範囲への施工が可能です。

薄層緑化の場合に、塩ビシート防水の接着仕様が対応しています。

単層の露出仕様で採用されることが一般的な工法です。

ウレタン塗膜防水

ウレタン塗膜防水は、液体状のウレタン防水材を使用して防水層を形成する工法です。

液体状の防水材を使用するため、さまざまな形状への施工が可能です。

ウレタン防水は湿度が高い環境では劣化を招くため、屋上緑化で使用する場合には、粘着層付き耐根層か改質アスファルトシートなどを緑地帯に施設してください。

FRP防水

FRP防水とは、ガラス繊維強化プラスチックを使用した防水方法です。

強度が高く耐久性に優れていますが、使用する材料は軽量で建物への負担も少ないです。

さらにFRP防水は耐水性にも優れていますが被膜が硬いことも特徴で、動きあることが予想される乾式の下地へ使用する際には検討が必要となります。

屋上緑化に最適な防水工事とは

屋上緑化に最もおすすめする防水工事は、耐久性の高いアスファルト防水です。

ただし屋上緑化の防水工事は、計画している屋上緑化の種類や建物の構造、予算などさまざまな要因を考慮しながら決めていく必要があります。

広範囲で単純な形状への施工ならシート防水、複雑な形状で強度や耐久性を求められる際はFRP防水もおすすめです。

すべての防水工事に対して共通するのが、定期的なメンテナンスや補修が必須だということです。

定期的なメンテナンスや補修を行うかどうかで、防水層や建物自体の寿命を大きく左右します。

できるだけ早い段階でメンテナンスや補修を行なっていくことで、結果的な費用削減にもつながります。

特に屋上緑化をする場合は、防水機能の維持がとても重要です。

屋上緑化の設備と防水層の両方の定期的な点検とメンテナンスを、必ず行うようにしましょう。

屋上緑化を長持ちさせるポイント

屋上緑化をできるだけ綺麗な状態で長持ちさせるためには、いくつかのポイントがあります。

ここで紹介する長持ちさせるためのポイントを参考に、適切な維持や管理を行なってみてくださいね。

屋上緑化を長持ちさせるポイント1.防水層の点検

先ほども紹介したように、屋上緑化に防水機能は欠かせません。

通常の建物と比べても、防水層の点検は定期的かつ慎重に行なっていく必要があります。

屋上緑化の場合の防水層の点検は、月1回を理想として最低でも季節ごとに実施してください。

防水層の耐用年数は、トップコートの塗り替えなどのメンテナンスを前提としていることが多いです。

劣化症状への対応だけではなく、定期的に点検していくことが重要となります。

屋上緑化を長持ちさせるポイント2.定期的な清掃

防水層や屋上緑化の設備にとって、汚れの放置は美観を損なうだけではなく劣化にもつながります。

特に排水口周りの掃除を怠っていると、ゴミや汚れが原因で排水口が詰まってしまいます。

排水口の詰まりを放置すれば、排水機能が失われるリスクが高いです。

うまく排水されないままでは、植物に影響を与えたり水溜りができて防水層を劣化させたりするリスクがあります。

このような理由から、屋上緑化や防水層を長期的に健全に保つためには、定期的な清掃が欠かせません。

余計なものを置かない・清掃の導線を確保するなど、普段から清掃がしやすい環境を整えておくことも大切です。

屋上緑化を長持ちさせるポイント3.屋上緑化助成金制度

屋上緑化は、地球温暖化が深刻化している現代で環境に優しいと注目されています。

自然環境が不足している都市部での緑化を促進するため、屋上緑化助成金制度が存在します。

屋上緑化を行う際、条件に当てはまれば助成金を受け取れる場合があるでしょう。

細かい条件は自治体によっても異なりますが、屋上だけではなく壁面やベランダの緑化の場合でも、助成金の対象となることがあります。

屋上緑化の助成を受けられる条件

助成金を受け取れる条件は、各自治体によって異なります。

工事の前に申請する必要があるため、屋上緑化の検討を始めた段階で自分の自治体の条件を必ず確認しましょう。

ここでは、東京都の助成対象となる条件を紹介します。

  • 公開性を有する場所での緑化事業であること
  • 都市計画法第7条に基づく市街化区域に立地する場所での緑化事業であること
  • 原則として、区市町村の助成等他の助成制度の適用を受けないもの
  • 一般施設の助成額は、対象工事費の2分の1とし、上限は200万円

この他にも期間などの条件が年度ごとに定められます。

埼玉県川口市の緑の補助金では生け垣やフェンス緑化への補助金制度があるなど、補助の対象や条件は自治体によってかなり大きく異なるので、注意が必要です。

防水工事をするなら安心の自社施工!新東亜工業へ

新東亜工業は、東京を中心にマンションやビルの大規模修繕工事や防水工事を専門とする総合工事店です。自社施工による中間マージンゼロ、コスト削減や高品質な施工で、多くの顧客から高い評価を得ています。

建物の老朽化に伴い、屋上や外壁からの雨漏りは深刻な問題となります。新東亜工業では、建物の種類や周辺環境に合わせた最適な防水工事を提案し、建物の寿命を延ばし、資産価値を守るサポートを行っています。

防水工事をお考えの方、ぜひ新東亜工業にお気軽にご相談ください!

新東亜工業の強みとは?

新東亜工業ではマンションの大規模修繕や防水工事において3つの強みを持っています。

新東亜工業の強み
  1. 自社施工によるコスト削減
  2. 高い技術力と迅速な対応
  3. 幅広いサービス提供

新東亜工業の強みについて、それぞれ詳しく解説していきます。

新東亜工業の強み1.自社施工によるコスト削減

新東亜工業では、ほぼ全ての工事を自社の職人が一貫して行っており、外部業者を挟むことがありません。そのため、中間マージンゼロを実現し、余計な費用を削減することが可能です。この自社施工体制により、高品質な施工を適正価格で提供しています。
さらに、自社職人が全工程を担当することで、施工内容の細部にまで目が行き届き、確実で丁寧な仕上がりを実現します。お客様に信頼される工事を提供するため、コストパフォーマンスの高いサービスを追求していることが新東亜工業の大きな強みです。

新東亜工業の強み2.高い技術力と迅速な対応

新東亜工業は、豊富な実績と高い技術力を誇る職人集団が在籍しており、建物の状態を正確に診断した上で、最適な施工プランを提案します。そのため、雨漏りや防水トラブルの根本原因を的確に解決できます。
さらに、緊急の雨漏り修理にも迅速に対応しており、最短で翌日に調査と見積もりを行うスピーディなサービスを提供します。このように、技術力と対応力を兼ね備えた新東亜工業は、安心して任せられるパートナーです。

新東亜工業の強み3.幅広いサービス提供

新東亜工業では、防水工事だけでなく、外壁塗装や屋根工事、シーリング工事など、建物の総合的なメンテナンスを一貫して提供しています。この幅広いサービスにより、建物全体の状態を総合的に管理できるため、複数の業者に依頼する手間を省きます。
また、各作業間の連携もスムーズに進めることができるため、工事の効率性が向上し、お客様にとっても負担が軽減されます。新東亜工業の包括的な対応力が、安心して任せられる理由の一つです。

防水工事において新東亜工業が選ばれるポイント

新東亜工業では、綿密な現地調査、丁寧な下地処理などの多くのこだわりを持っており、多くのお客様にお喜びの声をいただいております。

  • 綿密な現地調査
  • 丁寧な下地処理
  • 幅広い防水工法の対応
  • アフターサービスの充実
  • ドレーンの清掃と水はけ対策
  • お客様に寄り添った対応

防水工事において新東亜工業が選ばれる理由は、その技術力とお客様に寄り添ったサービスにあります。
まず、綿密な現地調査を実施し、建物の状態や周辺環境を正確に診断することで、最適な防水工法を提案します。この診断により、雨漏りの原因を根本から解決し、防水性能を最大限に引き出すことが可能です。
施工においては、丁寧な下地処理を徹底することで、防水層の密着性と仕上がりの美しさを実現します。
さらに、施工後のメンテナンスにも対応し、定期点検やアフターサービスを通じて長期的な建物の保護をサポートします。
また、ドレーンの清掃や細部への配慮も怠らず、雨漏りや水はけの問題に対して万全の対策を行っています。
新東亜工業は、ウレタン塗膜防水やシート防水、アスファルト防水、FRP防水といった幅広い工法を取り揃えており、建物やお客様のニーズに合わせた柔軟な対応が可能です。
このような確かな技術と充実したサービスが、多くのお客様から信頼を得ている理由です。

新東亜工業の防水工事の施工事例

ここでは、新東亜工業における東京都西東京市の防水工事の施工事例を紹介します。

新東亜工業の施工事例

ビル屋上の防水工事において、高圧洗浄や下地調整などの補修後、ウレタン防水塗装を行いました。

新東亜工業は、これまでに東京都内を中心に多くのマンションやビルの防水工事を手掛け、その実績は施工事例ページで確認できます。雨漏りなどでお困りの際は、ぜひ新東亜工業へご依頼ください。

新東亜工業の防水工事の費用について

5階建てビルの屋上防水工事の費用相場は、一般的に建設会社では約375万、管理会社では約450万程度かかります。しかし、新東亜工業なら約300万円程度で実施することも可能です。

なぜ、他社よりも費用を安く提供できるのか、その理由をご説明します。

新東亜工業では、防水工事を自社の職人が一貫して担当するため、中間業者を介さず、中間マージンが発生しません。この自社施工体制により、余分なコストを削減し、適正価格での施工を実現しています。また、長年の経験と技術力を活かし、効率的な作業工程を確立しているため、無駄のない施工が可能です。さらに、防水工事に必要な材料も厳選して仕入れコストを抑えつつ、高品質な材料を使用しています。これらの要因が、費用を安く抑えながら高い品質を保つ理由となります。

具体的な料金は、現地調査後にお見積もりを提供しますので、防水工事を検討されている方はぜひ、ご相談ください。

※防水工事の費用相場は、施工範囲や工法により異なります

防水工事の料金表

新東亜工業における防水工事の費用相場は以下になります。

規模内容費用相場
4階建ウレタン防水工事80〜100万円程度
3階建屋上塩ビ防水工事60万円程度

新東亜工業の防水工事の流れ

新東亜工業における防水工事の流れを解説します。

  1. STEP

    防水面の洗浄

    まず、高圧洗浄機を使用して、施工箇所の汚れや古い塗膜、ホコリ、コケなどを丁寧に取り除きます。この工程により、防水層と下地の密着性が向上し、施工後の耐久性が大幅にアップします。また、汚れをしっかりと落とすことで、防水材がムラなく塗布されるため、仕上がりも美しくなります。徹底した洗浄作業は、防水工事の品質を左右する大切なステップです。

  2. STEP

    下地処理

    防水材がしっかり密着するためには、下地の状態を整えることが欠かせません。ひび割れや凹凸がある場合は、樹脂モルタルや補修材を使用して平滑に仕上げます。また、下地に含まれる水分量を確認し、必要に応じて十分に乾燥させることで、防水材の効果を最大限に引き出します。これらの作業を丁寧に行うことで、防水層の耐久性と施工後のトラブル防止につながります。下地処理は、防水工事の成功を支える基盤となる重要な工程です。

  3. STEP

    塗布

    事前に整えた下地に対し、ウレタン樹脂やアスファルト、シート防水材など、建物に最適な防水材を丁寧に塗布します。塗布は複数回に分けて行い、厚みを均一に仕上げることで、防水層の耐久性を高めます。また、施工箇所の形状に応じて細かい部分や角もしっかりと塗布し、隙間のない防水層を形成します。この丁寧な塗布作業が、雨漏りを防ぎ長期間建物を守る鍵となります。

  4. STEP

    中塗り

    下塗りで整えた基盤の上に、防水材を均一に塗布することで、厚みを増しながら防水層を強化します。中塗りでは、下地と上塗りをしっかり密着させる役割も果たしており、施工箇所全体にムラなく塗ることが求められます。また、この工程で仕上がりの凹凸を整え、防水層の一体感を高めます。丁寧な中塗り作業が、雨漏りを防ぐ耐久性の高い防水層の形成に繋がります。

  5. STEP

    トップコート

    トップコートは、防水層を保護し、美しい仕上がりを実現する最終工程です。中塗りまでで形成された防水層の上に、紫外線や風雨に強いトップコート材を塗布することで、耐久性と防水効果をさらに向上させます。また、トップコートには防水層の劣化を抑え、色褪せやひび割れを防ぐ役割もあります。この工程を丁寧に行うことで、建物の防水性能を長期間維持できるとともに、見た目にも美しい仕上がりを提供します。

建物の防水は、単にシートや塗膜を施工するだけでなく、施工箇所の下地処理をしっかり行う事が重要です。新東亜工業では、細部まで徹底的に処理を行ってまいります。

防水工事に関するご相談・ご依頼は、お客様満足度98%の新東亜工業へ!

防水工事や大規模修繕工事に関する相談や見積もり依頼は、公式サイトの問い合わせフォームや電話で24時間受け付けています。建物のメンテナンスや雨漏りでお困りの方、屋上や屋根、ベランダなどに少しでもご不安をお感じでしたら、ぜひ新東亜工業にご相談または調査をご依頼ください。

防水工事でよくある質問

Q

防水工事の種類にはどんなものがありますか?

A

主な防水工事の種類には、ウレタン防水、シート防水、アスファルト防水、FRP防水などがあります。それぞれの工法にはメリットとデメリットがあり、適した場所や耐用年数も異なります。

Q

防水工事の費用はどのくらいかかりますか?

A

工法や使用する材料、建物の状態によって異なりますが、一般的には1㎡あたり4,000円〜7,000円程度が相場です。

Q

工事の期間はどのくらいかかりますか?

A

工法や天候、建物の規模によりますが、通常は数日〜1週間程度で完了することが多いです。

Q

工事中の生活にどんな影響がありますか?

A

騒音や臭気が発生することがありますが、できるだけ負担を軽減するよう配慮しております。また、バルコニーや屋上の使用が一時的に制限されることがあります。

Q

防水工事のタイミングはいつが良いですか?

A

一般的には10年〜15年ごとに定期的なメンテナンスが推奨されています。また、ひび割れや雨漏りが発生した場合は早急に工事を行うことが重要です。

屋上緑化のまとめ

屋上緑化は、自然環境の少ない都市部にも緑を増やすことのできる環境に優しい取り組みとして、近年注目されています。

  • 屋上に庭園や自然を味わえる環境を生み出すことができる
  • 専門的な防水対策が必須
  • 平らな陸屋根または緩やかな傾斜の屋根で屋上緑化が可能
  • 屋上緑化の工事に対して助成金が受け取れる可能性がある

地球温暖化が深刻な現在で、都市部でも自然豊かな環境を作ることのできる屋上緑化はさまざまなプラスの影響をもたらします。

今回の記事を参考に、ぜひ屋上緑化を検討してみてくださいね。

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