マンション防水工事の費用相場はいくら?工法別の単価と失敗しない業者選びのポイントを解説

マンション防水工事の費用相場はいくら?工法別の単価と失敗しない業者選びのポイントを解説

2026/03/13

「そろそろ屋上の防水が心配で、修繕の時期かもしれない……でも、いくらかかるのかまったくわからない」——マンション管理組合の理事や、ビル・マンションを所有するオーナーの方から、こうしたご相談をよくいただきます。

マンションの防水工事は、建物を雨漏りや構造劣化から守るために欠かせないメンテナンスである一方、費用や工法の種類が複雑で、どこから手をつければよいか悩む方が多いのも事実です。

本記事では、マンション防水工事の費用相場を工法別に具体的な数字でわかりやすく解説します。

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目次

マンションの防水工事とは?なぜ必要なのか

マンションの防水工事が完了した屋上

マンションの防水工事がなぜ重要なのか、そして放置するとどのようなリスクが生じるのかを正しく理解することが、適切な修繕計画の第一歩です。

防水層の役割と劣化が進むとどうなるか

マンションの屋上や屋根は、一般住宅のような傾斜のある屋根材とは異なり、「陸屋根(りくやね)」と呼ばれる平坦な構造がほとんどです。

このため雨水が溜まりやすく、防水層が劣化すると水が建物内部へ直接侵入してしまいます。

防水層はその侵入を防ぐバリアの役割を担っており、建物の寿命や資産価値を左右する非常に重要な構造要素です。

防水層は紫外線・風雨・温度変化などの影響を年中受け続けるため、時間の経過とともに必ず劣化します。

劣化が進むと防水材にひび割れや膨れが生じ、そこから雨水が浸入。放置すれば鉄筋コンクリート内部の鉄筋が腐食し、コンクリートが内側から崩壊する「爆裂」と呼ばれる深刻な状態に発展することもあります。

修繕費用は早期対応と比べて数倍以上に膨らむケースも珍しくなく、適切なタイミングでのマンション防水工事が長期的なコスト削減につながります。

マンション防水工事が必要な箇所

マンションで防水工事が必要になる箇所は、屋上だけではありません。

建物全体を守る観点から、以下の部位が主な施工対象となります。

それぞれ劣化速度や施工方法が異なるため、一括して専門業者に診断を依頼することが重要です。

施工箇所主な役割一般的な工法
屋上・陸屋根建物全体への雨水侵入防止ウレタン・シート・アスファルト
バルコニー・ベランダ階下住戸への漏水防止ウレタン・FRP
共用廊下・外部階段歩行面の防水と耐久性確保長尺シート・ウレタン
パラペット(屋上周囲の立ち上がり壁)外周部からの雨水侵入防止シーリング・ウレタン
地下駐車場・ピット地中からの湿気・水分侵入防止アスファルト・ウレタン

国土交通省の「令和3年度マンション大規模修繕工事に関する実態調査」によると、屋上防水工事は建築系工事費の約13.4%を占め、外壁塗装・床防水に次ぐ大きな比重を持つ工事です。

マンションの長期修繕計画においても必ず組み込まれる重要な工程といえます。

マンション防水工事の費用相場【工法別一覧】

電卓を打っている手元

マンションの防水工事にかかる費用は、採用する工法によって大きく異なります。

ここでは主要4工法のそれぞれについて、㎡単価・耐用年数・特徴を整理します。

防水工事の費用と工法別の単価詳細も合わせてご参照ください。

工法㎡単価の目安耐用年数主な施工箇所特徴
ウレタン防水5,000〜7,000円10〜15年屋上・バルコニー全般複雑形状に対応・最も普及
シート防水(塩ビ)6,000〜7,500円12〜20年以上広い屋上・大規模修繕耐久性高・工期が短め
アスファルト防水5,000〜7,500円15〜20年以上大型マンション・公共施設屋上防水性能・信頼性が高い
FRP防水5,500〜8,500円10〜15年バルコニー・外部階段軽量・高強度・短工期

※上記は一般的な目安です。建物の規模・劣化状況・立地条件によって変動します。

ウレタン防水の費用・耐用年数

ウレタン防水は、液状のウレタン樹脂を複数回塗り重ねることで継ぎ目のない防水膜を形成する工法です。

マンション防水工事の中で最も広く採用されており、複雑な形状の屋上やバルコニーにも柔軟に対応できるのが最大の特長です。

㎡単価の目安は5,000〜7,000円程度で、耐用年数は10〜15年ほどです。

施工方法には「密着工法」と「通気緩衝工法(絶縁工法)」の2種類があります。密着工法はシンプルで比較的安価ですが、既存防水層に水分が含まれている場合は膨れが発生しやすいため注意が必要です。

一方、通気緩衝工法は通気シートと脱気筒を用いて下地の湿気を逃がす構造で、雨漏りが発生している建物や築年数が経過したマンションに特に適しています。

費用は密着工法より1〜2割ほど高くなりますが、耐久性と信頼性の面で優れています。

メリット
  • 複雑な形状や段差・障害物がある屋上にも対応しやすい
  • 継ぎ目のない仕上がりで防水性能が高い
  • 部分補修が比較的容易で、改修時の廃材が少ない
  • 軽量のため建物への負荷が小さい
×デメリット
  • 職人の技術力によって仕上がりの品質にばらつきが出やすい
  • 各層の乾燥時間が必要なため、工期がやや長くなる
  • 5〜8年ごとにトップコートの再塗装が推奨される

シート防水の費用・耐用年数

シート防水は、工場で製造した塩化ビニル製や加硫ゴム製のシートを屋上に貼り付けて防水層を形成する工法です。

広い屋上面積を一度に施工できるため作業効率が高く、マンションの大規模修繕でも広く採用されています。

㎡単価の目安は6,000〜7,500円程度、耐用年数は12〜15年以上と比較的長寿命です。

施工方法は「密着工法」と「機械式固定工法(絶縁工法)」の2種類に大別されます。

近年のマンション改修工事では、下地の影響を受けにくく耐久性に優れた機械式固定工法が主流です。

塩ビシートは耐候性・耐久性が非常に高く、適切にメンテナンスされれば20年以上の防水性能を維持できる事例も報告されています。

一方、シート同士の継ぎ目や立ち上がり部分の処理精度が品質を大きく左右するため、施工業者の技術力の確認が重要です。

アスファルト防水の費用・耐用年数

アスファルト防水は、アスファルトを浸透させた防水シートを複数層に重ねて貼り付ける工法です。

防水工事の中でも最も歴史が長く、信頼性の高い工法として大型マンションや公共施設で多く採用されてきました。

㎡単価の目安は5,000〜7,500円程度で、耐用年数は15〜20年以上と長寿命な点が特徴です。

施工方法には、バーナーでシートを炙り溶着する「トーチ工法」、高温のアスファルトを用いる「熱工法」、常温で施工できる「常温工法(冷工法)」の3種類があります。

居住者が暮らすマンションの改修工事では、臭いや煙が少ない常温工法・トーチ工法が採用されることが多くなっています。

ただし重量があるため建物への荷重負担が増し、施工費用・工期ともにやや大きくなる傾向があります。

FRP防水の費用・耐用年数

FRP防水は、ガラス繊維マットにポリエステル樹脂を染み込ませて硬化させることで、非常に強固な防水層を形成する工法です。

軽量かつ高強度で、浴槽や船舶にも使われる素材のため耐水性・耐摩耗性に優れています。

㎡単価の目安は5,500〜8,500円程度、耐用年数は10〜15年ほどです。

マンションのバルコニーや歩行頻度の高い屋上、外部階段などに適しており、1〜2日程度と工期が短いのも大きなメリットです。

ただし、硬化後の塗膜が硬くなるため伸縮性が低く、地震などで建物が大きく揺れた際にひび割れが生じやすいというデメリットがあります。

マンションの広い屋上全体への採用よりも、バルコニー等の小〜中規模箇所への施工に向いています。

以下に、各工法の費用・耐用年数を比較した表を掲載します。実際の見積もりを確認される際の参考としてお役立てください。

工法の詳しい特徴については、防水工事の種類と各工法の特徴・選び方の詳細解説もご参照ください。

マンション防水工事の費用を左右する要素

電卓と家の模型

「同じウレタン防水でも、A社とB社で見積もりが100万円以上違う」——こうした状況が防水工事では珍しくありません。

費用の差が生まれる主な要因を理解することで、見積もりの妥当性を正確に判断できるようになります。

施工面積・建物規模による違い

マンション防水工事の費用において最も大きな影響を与えるのは、施工する面積と建物の規模です。

屋上防水の場合、100㎡あたり100万〜150万円程度が相場とされており、マンション全体の大規模修繕では、屋上防水以外の外壁塗装・共用部修繕なども含まれるため、総額が数千万円規模になるケースも珍しくありません。

一方、バルコニーや共用廊下など小規模箇所の単独施工では、面積が小さいほど㎡単価が割高になる傾向があります。

これは足場の設置費用や諸経費が面積にかかわらず一定程度発生するためです。

複数箇所をまとめて発注したり、大規模修繕工事と同時に施工したりすることで、全体のコストを抑えられる場合があります。

下地補修・仮設工事など付帯費用の内訳

防水工事の見積もりには、防水材の施工費だけでなく、さまざまな付帯費用が含まれます。

これらを正しく把握しておかないと、後から「追加費用が発生した」と驚くことになりかねません。

主な付帯費用は以下の通りです。

費用項目内容費用割合の目安ポイント
高圧洗浄費施工前に屋上やベランダの汚れ、を高圧水で洗い流す作業約3〜5%防水材の密着性を高める重要工程。
洗浄が不十分だと施工不良の原因になる
下地補修費ひび割れ・浮き・欠損など、コンクリートの劣化部分を補修する作業約10〜20%劣化状況によって費用差が大きい。
防水層の耐久性を左右する重要工程
仮設工事費(足場・養生)足場の設置、安全ネット、周囲への養生などの仮設作業約10〜15%マンションなど高所作業では必須。
建物規模によって割合が変動する
ドレン(排水口)改修費屋上やバルコニーの排水口周辺の補修・改修約2〜5%排水機能を正常に保つための工事。
劣化を放置すると雨漏りの原因になる
廃材処理・清掃費既存防水材の撤去、廃材搬出、施工後の清掃など約3〜8%撤去工法の場合に発生。
オーバーレイ工法では費用を抑えられることもある
現場管理費・諸経費現場監督の人件費、安全管理費、書類作成費など約10〜15%工事を安全に進めるための管理費。
見積もりでは諸経費としてまとめて計上されることが多い

信頼できる業者の見積もりには、これらの項目が個別に明示されています。

「一式〇〇万円」とまとめられた見積もりは内訳が不透明で、後からトラブルになりやすいため注意が必要です。

見積書の確認方法については、マンションの防水工事見積もり基礎知識も参考にしてください。

マンション規模別の費用相場の目安

小規模マンション(20〜30戸・屋上100㎡前後)▶︎屋上防水のみで100万〜180万円程度
中規模マンション(50戸前後・屋上200〜300㎡)▶︎屋上防水のみで200万〜450万円程度
大規模マンション(100戸超・屋上500㎡以上)▶︎屋上防水のみで500万〜1,000万円以上
※バルコニー・共用廊下・下地補修を含む場合はさらに増加。大規模修繕全体では数千万〜億単位になることも。

防水工事のタイミング|劣化サインを見逃すな!

外壁のひび割れ

マンション防水工事のタイミングを誤ると、大切な修繕積立金が大幅に目減りする原因になります。

適切な時期に工事を行うためには、日常の点検で劣化サインを早期に発見することが何より重要です。

工事が必要な劣化症状チェックリスト

国土交通省の「長期修繕計画作成ガイドライン」では、屋上防水の大規模改修サイクルは12〜15年程度とされています。

ただし、使用している防水材の種類・立地条件・日常管理の状況によって劣化の進行は大きく異なります。

以下のような症状が見られたら、年数にかかわらず早急に専門業者への相談をおすすめします。

チェックリスト
  • 屋上やバルコニーの防水面にひび割れ・亀裂がある
  • 防水層が膨れていたり、表面が浮いている箇所がある
  • トップコートの色あせ・チョーキング(粉ふき)が目立つ
  • 雨上がりに屋上や共用廊下に水たまりができる
  • 排水口(ドレン)まわりに汚れ・詰まりがある
  • 最上階や上階の居室・天井に染みや雨漏りが発生している
  • 前回の防水工事から10年以上が経過している

チェック項目が1〜2つ該当するレベルであれば、トップコートの再塗装や部分補修で対応できる場合があります。

しかし複数の症状が見られたり、雨漏りが発生している場合は、放置すれば修繕範囲が急速に拡大し、費用が数倍になるリスクがあります。

早急に専門業者による現地診断を受けることを強くお勧めします。

大規模修繕と合わせて行うメリット

マンション防水工事は、大規模修繕工事と同時に実施することで大きなコスト削減効果が期待できます。

最大の理由は、仮設足場の費用を工事全体で共有できるからです。

足場の設置・解体費用は防水工事単独で行う場合でも数十万〜百万円単位で発生するため、外壁塗装や鉄部塗装と同時施工することでその負担が分散されます。

また、工事中の居住者への生活負担(騒音・振動・通路規制など)も1回の施工にまとめることで最小限に抑えられます。

国土交通省のガイドラインが示す12〜15年の修繕サイクルを参考にしながら、長期修繕計画に防水工事を組み込んでおくことが、計画的かつ経済的な建物管理の基本です。

大規模修繕工事の内容や費用の詳細については、新東亜工業の大規模修繕工事サービスもご覧ください。

マンション防水工事の費用を抑える4つのコツ

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マンション防水工事は決して安い買い物ではありませんが、正しい知識と段取りで費用を賢く抑えることは十分可能です。

現場経験を踏まえた、実践的な4つのポイントを紹介します。

マンション防水工事の費用を抑える4つのポイント
  1. 相見積もりを3社以上取る
    価格だけでなく、内訳・材料・保証内容を比較する
  2. 大規模修繕と同時施工
    足場代を共有してトータルコストを削減する
  3. 元請け業者に直接依頼する
    中間マージンが発生しない自社施工業者を選ぶ
  4. 劣化を早期に発見する
    放置せず適切なタイミングで施工することで修繕範囲を最小限に抑える

マンション防水工事費用を抑えるコツ1.相見積もりを3社以上取る

防水工事を依頼する際は、必ず複数の業者から相見積もりを取りましょう。

1社だけの見積もりでは価格が適正かどうか判断できませんが、3社以上を比較することで相場感が見えてきます。

また、価格だけでなく工事内容や材料、保証期間などの条件も確認することが重要です。

複数の見積もりを比較することで、不必要に高い工事費や不透明な費用を避けることができます。

マンション防水工事費用を抑えるコツ2.大規模修繕と同時施工

マンションなどでは、防水工事を大規模修繕と同時に行うことで費用を抑えられる場合があります。

特に足場が必要な工事では、別々に施工するとその都度足場費用が発生してしまいます。

しかし同時に施工すれば足場を共有できるため、トータルコストを削減することが可能です。

長期修繕計画を確認し、外壁工事や屋上工事とあわせて実施できないか検討するとよいでしょう。

マンション防水工事費用を抑えるコツ3.元請け業者に直接依頼する

防水工事の費用を抑えるためには、元請け業者に直接依頼することも有効です。

下請けや孫請けを通す場合、中間マージンが発生し、工事費が高くなることがあります。

一方で自社施工を行う元請け業者であれば、余計な仲介コストがかからないため、比較的適正価格で工事を依頼できます。

施工実績や保証内容を確認しながら、信頼できる業者を選ぶことが大切です。

マンション防水工事費用を抑えるコツ4.劣化を早期に発見する

防水工事の費用を抑えるためには、劣化を早期に発見することが重要です。

小さなひび割れや防水層の劣化を放置すると、雨漏りや下地の腐食につながり、補修範囲が広がってしまいます。

その結果、大規模な修繕が必要になり費用も大きく増えてしまいます。

定期点検や劣化診断を行い、適切なタイミングで施工することで、修繕範囲とコストを最小限に抑えることができます。

失敗しないマンション防水業者選び|見積書で確認すべきポイント

御見積書の文字が拡大された画像

マンション防水工事の成否は、業者選びに大きく左右されます。

費用が適正でも、施工技術が不十分であれば数年で再工事が必要になるリスクがあります。

ここでは、信頼できる業者を見極めるための実践的なポイントをお伝えします。

見積書で確認すべき5つのチェックポイント
  • 工法名・使用材料・メーカー名が明記されているか
  • 下地補修・高圧洗浄の内容が記載されているか
  • 施工面積(数量)の根拠が示されているか
  • 施工保証の内容と年数が明確か
  • 諸経費・仮設工事費が明示されているか

チェックポイント1.工法名・使用材料・メーカー名が明記されているか

「防水工事一式」などの曖昧な表記ではなく、「ウレタン通気緩衝工法・〇〇メーカー製品使用」のように具体的に記載されているか確認しましょう。

材料の品番まで明示されていれば、施工後に正規品が使われたかどうかの確認も可能です。

チェックポイント2.下地補修・高圧洗浄の内容が記載されているか

防水工事の品質は下地処理の丁寧さで決まります。

ひび割れ補修・プライマー塗布・高圧洗浄の有無と範囲が見積書に明記されているかを確認してください。

これらが省略されている場合は施工不良のリスクがあります。

チェックポイント3.施工面積(数量)の根拠が示されているか

面積の算出根拠が不明確な見積もりは、過大請求のリスクがあります。

実測値または図面を基にした数量が記載されているか確認し、不明な場合は業者に算出根拠の説明を求めましょう。

チェックポイント4.施工保証の内容と年数が明確か

防水工事には「業者保証」と「メーカー保証」の2種類があります。

両方の保証を受け取れる業者を選ぶことで、万が一の不具合発生時にも安心して対応を求めることができます。

保証書の発行が明記されているかを確認してください。

チェックポイント5.諸経費・仮設工事費が明示されているか

足場代・現場管理費・廃材処理費などが個別の項目として記載されているかを確認しましょう。

これらがすべて「諸経費一式」にまとめられていると、他社との価格比較が困難になります。

透明性の高い見積もりを出す業者ほど信頼度が高いといえます。

【現場目線】悪質業者を見抜く警告サインとは

施工実績5,000件以上の現場経験から、管理組合・オーナーの皆様にぜひ知っておいていただきたい「悪質業者の警告サイン」をお伝えします。

以下のような業者には十分ご注意ください。

×デメリット
  • 「今すぐ工事しないと大変なことになる」と不安を煽り、即決を迫る
  • 現地調査なしに電話やメールだけで見積金額を提示する
  • 他社より極端に安い(市場相場より30%以上安い)見積もりを出してくる
  • 施工保証書・工程写真の提出を渋る
  • 下請け業者への丸投げを認めるか、元請けであることを明言しない

信頼できる業者は、必ず事前の現地調査を行い、建物の状態に基づいた適切な提案をします。

また、不要な工事については正直に「今は必要ない」と説明してくれる誠実さも、優良業者の重要な条件です。

新東亜工業では、必要のない工事はご提案せず、適切なタイミングを丁寧にご説明することを方針としています。

新東亜工業が手掛けたマンション防水工事の施工事例を紹介

実際の防水工事がどのように進められるのか、文京区マンションの屋上防水工事の事例を通じてご紹介します。

ご相談から現地調査までの流れ

マンションオーナー様から「屋上防水の見積をお願いしたい」とお電話でご相談をいただきました。

受付担当が住所・氏名・連絡先をヒアリングし、営業担当から即日折り返し連絡。翌週には現地調査を実施しました。

現地調査で確認した内容

調査項目調査結果
既存防水層ゴムシート防水が劣化
安全面梯子での昇降で非常に危険
排水設備既存ドレンに亀裂リスク
提案工法ウレタン通気緩衝工法
付帯工事改修用ドレン・足場設置

営業担当は改修用ドレンのサンプルを見せながら、「既存ドレンが割れても蛇腹ホースで雨水を安全に排水できる」仕組みを説明。

また、危険な梯子作業を避けるため足場設置を提案し、お客様にご納得いただきました。見積書は即日メールで送付しました。

施工内容と工事金額

屋上防水before
屋上防水after
バルコニー長尺シート張替before
バルコニー長尺シート張替after

主な工事内容

工事項目施工内容
既存防水層撤去ゴムシートを全面撤去
下地処理清掃・モルタル補修
防水層施工プライマー→自着シート→ウレタン2層塗布
仕上げトップコート(グレー色)
改修用ドレン蛇腹ホース挿入で漏水予防
足場工事安全な作業環境を確保
追加工事最上階バルコニー長尺シート張替

工事金額: 175万円(尺シート20万円含む)
工事期間: 11日間(長尺シート工程3日間含む)

工事中にお客様から「最上階バルコニーの長尺シートも張り替えてほしい」と追加依頼がありました。現場担当は「1箇所だけだと割高になる」ことを正直に説明しましたが、お客様のご要望を優先し柔軟に対応しました。

お客様の声と仕上がり

お客様からいただいた評価

「綺麗にしていただいてありがとうございました」

「職人さんたちにもよろしくお伝えください」

屋上は梯子でしか昇降できないため、お客様自身の確認が困難でした。そこで施工状況を詳細に撮影し、写真付き報告書として提出。お客様は写真で仕上がりを確認され、ご満足いただけました。

仕上がりのポイント

  • 高い防水性能: ウレタン通気緩衝工法で確実な防水を実現
  • 排水対策: 改修用ドレンで漏水リスクを大幅軽減
  • 透明性の高い報告: 写真報告書で施工状況を可視化
  • 柔軟な対応: 追加工事にも迅速に対応

迅速な初期対応、的確な提案力、透明性の高い報告体制により、お客様に高くご評価いただき、引き渡し時には保証書と報告書を送付して工事が完了しました。

参照事例:【実録】屋上もバルコニーも一新!文京区マンション防水&長尺工事の記録を完全公開!

防水工事のことなら株式会社新東亜工業にお任せください!

大切な建物の寿命を延ばし、資産価値を守るために、定期的な防水工事は必須です。

新東亜工業は、業界での豊富な経験を持つ専門業者として、マンションやビル、アパートなど、あらゆる建物に最適な防水工事を提供しています。

新東亜工業の強み

  • 豊富な施工実績:5,000件以上の実績を誇り、確かな技術とノウハウで対応。
  • 安心の品質管理:施工後の保証も充実、万全のアフターサポート。
  • 最適な工法提案:建物の状況に応じて、最適な防水工法を提案します。
  • 迅速対応:急な雨漏りや劣化にも対応可能、緊急対応にも柔軟に対応します。

防水工事で得られるメリット

防水工事を行うことで、雨水の浸入を防ぎ、建物を長期間守ることができます。

特に屋上やベランダなどの防水層が劣化すると、雨漏りや構造損傷を引き起こし、修繕費用が高額になる可能性があります。

定期的に防水工事を行うことで、建物の寿命を延ばし、長期的なメンテナンス費用の削減が可能です。劣化を防ぐためには、適切なタイミングで工事を実施することが重要です。

緊急の雨漏り対応もお任せ!

急な雨漏りにも迅速に対応します。新東亜工業では、専門技術者が現場にすぐに駆けつけ、雨漏りの原因を特定し、最適な修理方法を提案します。

早期の対応で、建物のダメージを最小限に抑えることができます。雨漏りが発生した際は、まず専門業者に相談し、迅速かつ確実な修理を行うことで、修繕費用を抑えることができます。

長期的な予防もサポートします。

今すぐ無料相談を!

防水工事について不安がある方も、まずは無料相談から始めてみましょう。新東亜工業では、現地調査を無料で行い、正確な見積もりを提供します。

専門家が最適な防水工法を提案し、費用や工事の流れについても丁寧に説明します。無理な営業は行わず、納得いただけるまでご説明いたします。

まずはお気軽にご連絡ください。無料相談で不安を解消し、安心して工事を進めましょう。

マンション防水工事の流れ|事前に把握して費用を抑えよう!

屋上の防水工事でローラで塗料塗布中

ここでは、一般的なマンション防水工事の流れを解説していきます。

防水工事は、施工の流れを事前に理解しておくことで、不要な追加費用やトラブルを防ぎやすくなります。

現地調査から見積もり、下地処理、施工、最終確認までの工程を把握しておけば、適正な工事内容かどうかも判断しやすくなるでしょう。

特に下地処理や材料選定は費用と耐久性に大きく関わる重要なポイントです。

防水工事の流れを知っておくことで、無駄なコストを抑えながら、安心して工事を進めることができます。

STEP1

現地調査・劣化診断

防水工事を行う前に、建物の状態を正確に把握するための現地調査と劣化診断を実施します。
屋上やベランダの防水層の劣化状況、ひび割れ、膨れ、雨漏りの有無などを確認し、必要な工事内容を判断します。
調査結果をもとに最適な工法や材料が決定されるため、防水工事の品質や費用に大きく関わる重要な工程です。

STEP2

高圧洗浄・下地補修

施工前には、高圧洗浄で屋上やベランダの汚れ、旧塗膜、コケなどをしっかり除去します。
その後、ひび割れや浮き、欠損部分などの下地補修を行い、防水層が密着しやすい状態に整えます。
下地処理が不十分だと防水層が剥がれやすくなり、耐久性が大きく低下するため、防水工事の品質を左右する重要な作業です。

STEP3

プライマー塗布・通気緩衝シート敷設

下地処理が完了した後、下地と防水材の密着性を高めるためにプライマーを塗布します。
さらに通気緩衝工法の場合は、下地に含まれる湿気や水分による膨れを防ぐため、通気緩衝シートを敷設します。
この工程により、防水層の密着性と耐久性が向上し、長期間にわたって安定した防水性能を維持できるようになります。

STEP4

ウレタン防水材の塗布(2層)・トップコート仕上げ

防水層を形成するため、ウレタン防水材を複数回に分けて塗布します。
一般的には2層に分けて施工することで、十分な厚みを確保し、防水性能を高めます。最後に紫外線や雨風から防水層を保護するため、トップコートを塗布して仕上げます。
これにより、防水層の劣化を防ぎ、耐久性を長く保つことができます。

STEP5

完了検査・工程写真の報告・引き渡し

すべての施工が完了した後は、仕上がりや施工範囲に問題がないか最終検査を行います。
防水層の塗布状況や厚み、仕上がり状態を確認し、必要に応じて補修を実施します。
また、施工過程を記録した工程写真をまとめて報告し、工事内容を明確にしたうえで引き渡しを行います。
これにより施工品質の透明性が確保されます。

マンション防水工事の費用に関するよくある質問(FAQ)

Q&Aの模型

ここでは、マンション防水工事の費用に関するよくある質問をいくつかピックアップしましたので、ぜひ参考にされてみてください。

マンションの防水工事は何年に1回行うべきですか?
一般的な目安は10〜15年ごとです。
国土交通省の「長期修繕計画作成ガイドライン」では、屋上防水の大規模改修サイクルを12〜15年程度としています。
ただし、劣化の進み方は建物の立地・環境・防水材の種類によって異なります。
年数にこだわらず、ひび割れ・膨れ・雨漏りなどの劣化サインが見られた場合は早めに専門業者への相談をお勧めします。
また、5〜8年ごとのトップコート再塗装を行うことで防水層の寿命を大幅に延ばすことができます。
マンション防水工事の費用は修繕積立金で賄えますか?
分譲マンションの場合、屋上防水など共用部分の防水工事は管理組合が管理する修繕積立金から拠出するのが一般的です。
長期修繕計画に防水工事が適切に組み込まれていれば、計画通りに積立金を活用できます。
ただし、修繕積立金が不足している場合は、一時金の徴収や借入れを検討する必要が生じることもあります。
賃貸マンション・ビルのオーナー様の場合は、収益から計画的に修繕費を積み立てておくことが重要です。
防水工事の工期はどのくらいかかりますか?
施工箇所の面積や工法によって異なりますが、屋上のみであれば高圧洗浄〜完了まで3〜7日程度が目安です。
ウレタン防水は各層の乾燥時間が必要なためやや長め、シート防水は比較的短期間で施工が完了します。
大規模修繕と合わせて複数箇所を同時施工する場合は、数週間〜2カ月程度かかることもあります。
天候にも影響されるため、梅雨前・秋口など雨が少ない時期に計画することをお勧めします。
バルコニーの防水工事は共用部分の扱いになりますか?
マンションのバルコニーは、区分所有法上は「共用部分」として扱われるケースがほとんどです。
ただし、各住戸が専用使用している部分であるため、日常的な清掃・管理は居住者の責任とされています。
バルコニー防水の大規模な改修工事については、管理規約や長期修繕計画の内容によって「共用部分として管理組合が負担する」か「専有部分として各自が負担する」かが異なります。
不明な場合は管理規約を確認するか、管理会社・専門業者にご相談ください。
見積もりだけの相談は可能ですか?費用はかかりますか?
新東亜工業では、現地調査・お見積もりは無料で承っております。
「まだ工事するかどうか決めていない」「他社の見積もりと比較したい」といったご相談も歓迎しています。
お電話(0120-663-642・24時間受付)またはお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。不要な工事のご提案は一切いたしません。
建物の状態を正直に診断した上で、必要な工事内容を丁寧にご説明いたします。

まとめ|マンション防水工事の費用相場について

屋上の防水工事施工後

本記事では、マンション防水工事の費用相場について、工法別の㎡単価から付帯費用の内訳、適切な施工タイミング、費用を抑えるコツ、業者選びのポイントまで詳しく解説しました。

最後に要点を整理します。

  • マンション防水工事の㎡単価は工法により5,000〜8,500円程度が目安。100㎡の屋上で100万〜150万円前後が相場
  • ウレタン・シート・アスファルト・FRPの4工法それぞれに特徴があり、建物の状態・箇所・予算に合わせた選択が重要
  • 国土交通省ガイドラインでは屋上防水の改修サイクルは12〜15年。年数だけでなく劣化サインの早期発見が大切
  • 大規模修繕と同時施工で足場代を共有するとコスト削減に有効。元請け・自社施工業者への直接依頼も節約につながる
  • 見積書は工法・材料・面積・保証内容が明確に記載されているかで信頼性を判断する

マンション防水工事は、建物の資産価値と居住者の安全を守るための重要な投資です。

適切なタイミングで、信頼できる業者に相談することが、長期的なコスト削減と建物の長寿命化につながります。

「どの工法が自分のマンションに合うのかわからない」「見積もりが適正かどうか確認したい」といったご相談も、ぜひお気軽にお問い合わせください。

創業16年・施工実績5,000件以上の新東亜工業は、元請け・自社施工一貫体制により中間マージンゼロの適正価格を実現。

一軒家からマンション・ビルまで規模を問わず対応しており、無料の現地調査・お見積もりを随時受け付けています。

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