
屋根の防水工事を知りたい人
屋根の防水工事とは?
屋根防水と屋上防水の違いは?
建物の屋根に防水処理は必須?
屋根の防水工事は天井からの雨漏り防止につながる?
屋根は雨・雪・風などの自然災害から、家を守る重要な役割を担っています。そのため屋根の防水工事は、家を長持ちさせるために欠かせない工事です。屋根の防水や屋上防水工事には、さまざまな種類があり、それぞれにメリットがあります。例えばシート防水やアスファルト防水・塗装による防水など、多様な方法が存在します。
家の防水工事とは、水の侵入を防ぐために行う施工のことで、建物を保護するリフォームの一種と言えます。工事の種類や屋根の面積によって費用も異なり、相場は幅広く分布しています。
この記事では、屋根の防水工事の種類や費用・注意点などについて、詳しく解説します。屋根や屋上の防水工事をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
目次
屋根防水工事を解説|雨漏りが起こる仕組み
屋根や屋上は雨水の影響を受けやすいため、防水工事が施されています。
しかしこの防水層は耐用年数が10年前後であることが多く、経年劣化していってしまうものです。
防水層の劣化が進行すると、防水層が損傷した部分から雨水が侵入したり、防水層の下に水が浸透したりして、雨漏りの原因となります。
雨漏りは室内に水がたれてくることだけが問題ではなく、建物の内部のカビや腐食、金属部分のサビなど建物全体を劣化させるほど悪影響を及ぼすので注意が必要です。
とくに平な形状をしている陸屋根は、雨水が溜まりやすく雨漏りのリスクが高いです。
防水層の定期的な点検と補修を欠かさずに行うようにしましょう。
屋根の種類と防水工事
屋根は、雨や雪、風などの自然災害から家を守る重要な役割を担っています。
屋根の形状や素材によって、防水工事の種類や費用が変わってくるため、まずは屋根の種類について理解しておきましょう。
屋根の種類は、大きく分けて「傾斜のある屋根」と「傾斜のない屋根」の2つに分けられます。
屋根の種類と防水工事1.傾斜のある屋根
傾斜のある屋根は、雨水が流れ落ちやすいため、雨漏りのリスクが低い構造です。
しかし、雨水が溜まりやすく、コケや藻が繁殖しやすいというデメリットもあります。
傾斜のある屋根には、以下のような種類があります。
屋根の種類 | 屋根の特徴 | 適している防水工事 |
---|---|---|
寄棟屋根 | 四方に傾斜がある屋根 最も一般的で、耐久性が高い | 塗り替え 屋根材の補修 ルーフィング交換 |
切妻屋根 | 両端が切れたような形の屋根 寄棟屋根に比べて耐風性が高い | |
片流れ屋根 | 片側にだけ傾斜がある屋根 シンプルな構造で施工費用が安い |
ルーフィングとは、屋根材の下に敷いて雨水などの水の浸入を防ぐためのシートのことです。
屋根材の種類や形状に合わせて、アスファルトルーフィングやゴム製ルーフィングなど、さまざまな種類のルーフィングが販売されています。
屋根の種類と防水工事2.傾斜のない屋根
傾斜のない屋根は、雨水が溜まりやすく、雨漏りのリスクが高い構造です。
そのため、定期的なメンテナンスが欠かせません。
傾斜のない屋根には、以下のような種類があります。
屋根の種類 | 屋根の特徴 | 適している防水工事 |
---|---|---|
陸屋根 | 平らな形状をした屋根 駐車場やテラスなどさまざまな用途に使われる | ウレタン防水 シート防水 アスファルト防水 |
折板屋根 | 波形の鋼板を連結して作られる耐久性が高い | ウレタン防水 |
屋根の種類によって防水工事の種類や費用が変わってくるため、屋根の修繕やリフォームを検討する際には、まずは屋根の種類をしっかりと確認しておきましょう。
屋根防水工事の工法
屋根防水工事は、建物を雨水や湿気から守るために非常に重要です。屋根に適切な防水処理を施すことで、雨漏りや構造の劣化を防ぎ、長期的に建物を保護することができます。屋根防水にはいくつかの工法があり、それぞれに特徴や適用範囲があります。ここでは傾斜あり屋根と傾斜なし屋根の防水工事の工法についてご紹介します。
傾斜あり屋根の防水工事の工法
傾斜のある屋根の防水工事には、以下の3種類があります。
- 塗装工事
- 屋根材の補修
- ルーフィング交換
それぞれの防水工事について解説していきます。
塗装工事
傾斜のある屋根の防水工事には、防水機能が高い塗料を施工するのが一般的です。
長い年数が経つにつれ、屋根材表面の塗膜にひび割れなどの劣化が起こり、防水効果が弱まってきます。
このような場合、弾力性のある防水塗料を塗装します。
各塗料の耐用年数は以下のとおりです。
塗料の種類 | 耐用年数 |
---|---|
ウレタン樹脂塗料 | 約4〜6年 |
シリコン樹脂塗料 | 約5〜7年 |
フッ素樹脂塗料 | 約7〜10年 |
無機塗料 | 約10〜15年 |
ただし、屋根塗装だけでは雨漏りを直接防げません。
塗装工事は、あくまで屋根材の劣化を防ぐためのものだからです。
雨漏りを防ぐには、別の方法を取らなければならないので注意しましょう。
屋根材の補修
屋根材は材質によって、ひび割れたり欠けたりします。
軽微なひび割れであれば、コーキング材などを用いて補修するのが一般的です。
屋根材の補修の費用相場は、ひび割れの大きさや劣化の種類にもよりますが、数万円程度で済むでしょう。
ただし、屋根材の劣化がひどい場合は、コーキング材では対応しきれないため、屋根材の葺き替え、もしくは重ね張り(カバー工法)で対応します。
それぞれの補修の費用相場は、以下を参照してください。
補修内容 | 費用相場 |
---|---|
コーキング材による補修 | 数万円程度 |
屋根葺き替え | 約100万〜200万円 |
重ね張り(カバー工法) | 約80万〜120万円 |
屋根の葺き替えは、古くなった屋根材を撤去し、新しい屋根材を葺き直す工法です。
重ね張りは(カバー工法)は、古い屋根材の上から新しい屋根材を被せる工法です。
屋根材の劣化状態によって、適切な補修を施しましょう。
ルーフィングの交換
ルーフィングシートは、屋根の下に敷かれる防水シートです。
ルーフィングシートの耐用年数は一般的に20年程度であり、20年以上経過した屋根はルーフィングシートの交換を検討しましょう。
ルーフィングシートの交換の目安は、以下のとおりです。
- シートの表面にひび割れや穴が開いている
- シートが変色している
- シートの下から雨漏りがしている
ルーフィングシート交換費用は、以下のとおりです。
ルーフィングシートの種類 | 費用相場 |
---|---|
アスファルトルーフィング | 約500〜600円/㎡ |
改質アスファルトルーフィング | 約600〜800円/㎡ |
合成高分子系ルーフィング | 約200~500円/㎡ |
ルーフィングシートの交換費用は、施工面積やルーフィングシートの種類によって異なります。
また、足場設置費用や、雨漏りなどの不具合の修理費用が別途必要になる場合があります。
ルーフィングシートの交換は、屋根の防水機能を維持するために重要な工事です。
定期的に点検を行い、必要に応じて交換を実施しましょう。
陸屋根など、傾斜のない屋根には防水層を形成する防水工事が必要です。
屋根防水工事には、以下の3つの種類があります。
防水工事の種類 | 耐用年数 | 工期 |
---|---|---|
ウレタン防水 | 約10年〜12年 | 約1日〜5日 |
シート防水 | 約10年〜15年 | 約1日〜5日 |
アスファルト防水 | 約15年〜25年 | 3週間程度 |
傾斜なし屋根の防水工事の工法
傾斜のない屋根への防水工事には、以下の3種類があります。
- ウレタン防水
- シート防水
- アスファルト防水
それぞれの特徴や、メリット・デメリットについて解説していきます。
ウレタン防水
ウレタン防水は、液体状のウレタン樹脂を塗り重ねて防水層を形成する工法です。
ウレタン防水には、ウレタン樹脂を直接塗る密着工法と、通気緩衝シートを下地に張り付ける通気緩衝工法の2種類があります。
ウレタン防水のメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット | デメリット |
・耐久性が高い ・耐光性が高い ・施工がしやすい ・汎用性が高い | ・硬化するまで時間がかかる ・紫外線に弱い ・施工難易度が高い |
ウレタン防水は、耐久性、施工性、汎用性の高さから、多くの場所で採用されている防水工法です。
ただし、施工後に硬化するまで時間がかかる点や、紫外線に弱い点には注意しましょう。
防水層の上からトップコートを塗装することで、防水効果が長持ちします。
シート防水
シート防水は、ゴムシートや塩化ビニルシートなどのシートを接着剤や溶剤で貼り付けて防水層を形成する工法です。
シート防水のメリット・デメリットは、以下のとおりです。
メリット | デメリット |
・耐久性が高い ・耐候性が高い ・施工がしやすい | ・下地の状態が重要 ・継ぎ目部分が弱い |
シート防水は、耐久性、施工性、コストのバランスが良く、多くの場所で採用されている防水工法です。
ただし、下地の状態や継ぎ目処理には注意しましょう。
下地が平滑な状態ではない場合や、継ぎ目部分に隙間がある場合は、シートの膨れや破れる原因となります。
アスファルト防水
アスファルト防水は、ルーフィングという防水シートを液状のアスファルトで張り付けて、防水層を形成する防水工事です。
アスファルト防水の種類は、溶融釜で溶かした高温のアスファルトで施工する熱工法と、常温のまま施工する常温工法、改質アスファルトルーフィングシートを溶かしながら下地に張り付けるトーチ工法があります。
アスファルト防水のメリット・デメリットは、以下のとおりです。
メリット | デメリット |
・工法の歴史が長く実績豊富 ・防水性が高い ・耐荷重性が高く歩行が可能 | ・施工に高い技術力が必要 ・アスファルトの硬化に時間がかかる |
以上のように、アスファルト防水は、耐久性、耐荷重性、施工性の高さから、官公庁をはじめ多くの場所で採用されています。
屋根防水工事の費用相場
費用相場はあくまで目安であり、実際には工事の種類や屋根の広さによって変動します。
傾斜あり屋根・傾斜なし屋根のそれぞれの費用相場を見ていきましょう。
傾斜あり屋根の防水工事費用
傾斜あり屋根への防水工事にはシリコン樹脂塗料・ウレタン樹脂塗料・フッ素樹脂塗料・無機塗料が主に使われます。
それぞれの費用相場は以下の通りです。
補修内容 | 費用相場 |
---|---|
ウレタン樹脂塗料 | 約25,000~70,000円 |
シリコン樹脂塗料 | 約30,000~80,000円 |
フッ素樹脂塗料 | 約80,000~160,000円 |
無機塗料 | 約100,000~240,000円 |
傾斜なし屋根の防水工事費用
傾斜なしの屋根への防水工法はウレタン防水・シート防水・アスファルト防水です。
費用相場は以下の通りです。
補修内容 | 費用相場 |
---|---|
ウレタン防水 | 約6,500〜12,000円/㎡ |
シート防水 | 約8,000〜15,000円/㎡ |
アスファルト防水 | 約11,000〜22,000円/㎡ |
状態や広さ・時期によって価格は変動するため、複数の業者から見積もりを取って、金額や施工内容を内容を確認することが重要です。
屋根防水工事のタイミング
屋根防水工事のタイミングは、以下の2つに分けられます。
屋根防水工事のタイミング|劣化のサインが見られるようになった時
屋根の劣化のサインとしては、以下のようなものが挙げられます。
- 苔や藻が生えている
- 塗装が剥がれている
- 屋根材の割れや欠けがある
- 雨漏りが発生している
これらのサインが見られた場合は、早めに防水工事を行うことが大切です。
劣化が進むと、雨漏りが発生したり、屋根材が腐食したりするなど、さらに大きな被害につながる可能性があります。
屋根防水工事のタイミング|前回の防水工事から10年程度経過した時
屋根防水工事の耐久性は、工事の種類や素材によって異なりますが、一般的に10年程度です。
ただし、屋根の形状や使用状況によっては、耐久性が短くなる場合もあります。
定期的に屋根の状態を確認し、必要に応じて防水工事を行うようにしましょう。
屋根防水工事の注意点
屋根防水工事を行う際には、以下の点に注意が必要です。
屋根防水工事の注意点1.適切な工事方法を選ぶ
屋根の形状や劣化状況に合わせて、適切な工事方法を選ぶことが大切です。
工事方法によって、耐久性や費用が大きく異なります。
屋根防水工事の注意点2.信頼できる業者に依頼する
屋根防水工事は、専門の知識や技術が必要な工事です。
信頼できる業者に依頼することが大切です。
業者の選定にあたっては、以下の点を確認しましょう。
- 実績や経験
- 保証内容
- 見積もりの内容
屋根防水工事の費用は、業者によって大きく異なります。
複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが大切です。
屋根防水工事は、建物の寿命を延ばすために重要な工事です。
適切な工事方法を選び、信頼できる業者に依頼しましょう。
屋根防水工事の注意点3.定期的なメンテナンスを行う
屋根防水工事を行っても、定期的なメンテナンスを行うことで、より長く効果を持続させることができます。
メンテナンスの内容は、塗装の補修や、排水溝の清掃などが挙げられます。
また、屋根材の種類や施工方法によって、メンテナンスの方法や頻度が異なります。
屋根材の種類や施工方法を確認して、適切なメンテナンス方法を選びましょう。
屋根防水工事の保証期間
屋根も含む防水工事は、基本的に工事会社からの保証を受けることができます。
防水工事における保証とは、施工不良などが原因で雨漏りや防水層の破損などが発生した場合に、再工事や費用負担をしてもらえるものです。
このような防水工事の保証期間は、10年が基本です。
防水工事保証は基本的なサービスなので、保証を提示してくれない防水工事会社には依頼をしないことをおすすめします。
事前に保証の期間や内容についてしっかりと調べて、納得できる工事会社に依頼するようにしましょう。
屋根が自然災害によって破損した場合は火災保険で補償
屋根が自然災害によって破損した場合、災害認定されれば火災保険で補償が受けられる可能性があります。
火災保険の補償範囲には、台風や竜巻などの風災と呼ばれる自然災害が原因で発生した雨漏りが含まれています。
補償範囲に該当する原因で雨漏りが発生したと認められれば、防水工事にかかる費用を火災保険で補償を受けることができるでしょう。
ただし火災保険を使って補償を受けるためには、災害に認定されることが必須です。
そのためには、原因調査を行ったり写真や資料を用意したりと、手間のかかる作業が必要になります。
屋根防水工事の施工業者の選び方
屋根防水工事は、建物の長寿命を保ち、雨漏りや湿気による劣化を防ぐために非常に重要な作業です。そのため、適切な施工業者を選ぶことが、工事の質や仕上がりに大きく影響します。屋根防水工事は専門的な知識と技術が必要なため、信頼できる業者に依頼することが大切です。ここでは、屋根防水工事を依頼する際に、施工業者を選ぶポイントをいくつか紹介します。
1. 業者の実績と経験を確認する
屋根防水工事を依頼する際に最も重要なのは、業者の実績と経験です。過去に同様の工事を手がけた経験が豊富な業者ほど、施工技術が確かで、トラブルも少なく済みます。業者のホームページや口コミ、施工事例をチェックして、実績を確認しましょう。
特に、長年の経験がある業者は、予期しないトラブルや問題にも柔軟に対応できる可能性が高いです。また、専門的な技術や知識を持っているかどうかも重要な判断基準です。
2. 施工方法の説明と提案内容を確認する
信頼できる業者は、施工前にしっかりとした説明と提案を行ってくれます。屋根防水工事にはさまざまな工法があり、使用する材料や施工方法も業者によって異なります。自分の屋根に最適な防水工法を提案してくれる業者を選ぶことが重要です。
施工方法に関する説明をしっかりと受け、その理由や工法のメリット・デメリットを理解した上で決めましょう。業者が提案してきた内容に納得できない場合は、他の業者と比較することも大切です。
3. 見積もりの透明性をチェック
見積もりの内容は、施工業者を選ぶ際の大きな判断基準です。信頼できる業者は、必要な作業内容や材料費、工期などを詳細に記載した明確な見積もりを提示してくれます。見積もりが不明確だったり、作業内容が曖昧だったりする業者は、後から追加料金を請求することがあるので注意が必要です。
また、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。他の業者との比較をすることで、相場や工事内容の違いが明確になり、納得のいく業者選びができます。
4. アフターフォローや保証内容を確認
屋根防水工事後も、定期的なメンテナンスやアフターフォローが必要です。良い業者は、工事後の保証やアフターフォローも充実しています。防水工事は時間が経つと劣化するため、一定期間の保証がある業者を選ぶことが重要です。
保証内容は、施工ミスや不具合があった場合にどのように対応してくれるかを明確に確認しましょう。また、定期的な点検やメンテナンスが含まれている場合は、長期的に安心して使用することができます。
5. 信頼できるスタッフとコミュニケーションが取れるかどうか
施工業者のスタッフとのコミュニケーションも重要な要素です。工事期間中、何か問題が発生した場合には、業者とスムーズにやり取りができることが求められます。親切で丁寧に対応してくれる業者であれば、工事中の不安も解消しやすくなります。
施工業者とのコミュニケーションが取れるかどうかを、初回の打ち合わせや電話対応で確認してみましょう。問題点や質問に対して明確に答えてくれる業者は、信頼性が高いといえます。
6. ライセンスや資格を持っているか確認する
屋根防水工事には、専門的な技術と知識が必要です。信頼できる業者は、必要な資格やライセンスを保有しており、施工に関する法律や規制を守っています。業者のスタッフが適切な資格を持っているかどうか、施工前に確認しましょう。
特に、建設業の許可や防水工事に関する専門資格(例えば、「防水施工技能士」など)を持つ業者は、技術的な信頼性が高く、安全な工事が期待できます。
7. 口コミや評判を調べる
インターネットや地域の口コミサイトで業者の評判を調べることも、業者選びに役立ちます。他の顧客のレビューや評価を参考にすることで、実際の施工品質やサービスの質を知ることができます。
口コミでは、施工後のアフターフォローやスタッフの対応、工事の進行状況などについても確認することができます。悪い評判やトラブルが多い業者は避けるようにしましょう。
防水工事をするなら安心の自社施工!新東亜工業へ
新東亜工業は、東京を中心にマンションやビルの大規模修繕工事や防水工事を専門とする総合工事店です。自社施工による中間マージンゼロ、コスト削減や高品質な施工で、多くの顧客から高い評価を得ています。
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新東亜工業の強みとは?
新東亜工業ではマンションの大規模修繕や防水工事において3つの強みを持っています。
- 自社施工によるコスト削減
- 高い技術力と迅速な対応
- 幅広いサービス提供
新東亜工業の強みについて、それぞれ詳しく解説していきます。
新東亜工業の強み1.自社施工によるコスト削減
新東亜工業では、ほぼ全ての工事を自社の職人が一貫して行っており、外部業者を挟むことがありません。そのため、中間マージンゼロを実現し、余計な費用を削減することが可能です。この自社施工体制により、高品質な施工を適正価格で提供しています。
さらに、自社職人が全工程を担当することで、施工内容の細部にまで目が行き届き、確実で丁寧な仕上がりを実現します。お客様に信頼される工事を提供するため、コストパフォーマンスの高いサービスを追求していることが新東亜工業の大きな強みです。
新東亜工業の強み2.高い技術力と迅速な対応
新東亜工業は、豊富な実績と高い技術力を誇る職人集団が在籍しており、建物の状態を正確に診断した上で、最適な施工プランを提案します。そのため、雨漏りや防水トラブルの根本原因を的確に解決できます。
さらに、緊急の雨漏り修理にも迅速に対応しており、最短で翌日に調査と見積もりを行うスピーディなサービスを提供します。このように、技術力と対応力を兼ね備えた新東亜工業は、安心して任せられるパートナーです。
新東亜工業の強み3.幅広いサービス提供
新東亜工業では、防水工事だけでなく、外壁塗装や屋根工事、シーリング工事など、建物の総合的なメンテナンスを一貫して提供しています。この幅広いサービスにより、建物全体の状態を総合的に管理できるため、複数の業者に依頼する手間を省きます。
また、各作業間の連携もスムーズに進めることができるため、工事の効率性が向上し、お客様にとっても負担が軽減されます。新東亜工業の包括的な対応力が、安心して任せられる理由の一つです。
防水工事において新東亜工業が選ばれるポイント
新東亜工業では、綿密な現地調査、丁寧な下地処理などの多くのこだわりを持っており、多くのお客様にお喜びの声をいただいております。
- 綿密な現地調査
- 丁寧な下地処理
- 幅広い防水工法の対応
- アフターサービスの充実
- ドレーンの清掃と水はけ対策
- お客様に寄り添った対応
防水工事において新東亜工業が選ばれる理由は、その技術力とお客様に寄り添ったサービスにあります。
まず、綿密な現地調査を実施し、建物の状態や周辺環境を正確に診断することで、最適な防水工法を提案します。この診断により、雨漏りの原因を根本から解決し、防水性能を最大限に引き出すことが可能です。
施工においては、丁寧な下地処理を徹底することで、防水層の密着性と仕上がりの美しさを実現します。
さらに、施工後のメンテナンスにも対応し、定期点検やアフターサービスを通じて長期的な建物の保護をサポートします。
また、ドレーンの清掃や細部への配慮も怠らず、雨漏りや水はけの問題に対して万全の対策を行っています。
新東亜工業は、ウレタン塗膜防水やシート防水、アスファルト防水、FRP防水といった幅広い工法を取り揃えており、建物やお客様のニーズに合わせた柔軟な対応が可能です。
このような確かな技術と充実したサービスが、多くのお客様から信頼を得ている理由です。
新東亜工業の防水工事の施工事例
ここでは、新東亜工業における東京都西東京市の防水工事の施工事例を紹介します。

ビル屋上の防水工事において、高圧洗浄や下地調整などの補修後、ウレタン防水塗装を行いました。
新東亜工業は、これまでに東京都内を中心に多くのマンションやビルの防水工事を手掛け、その実績は施工事例ページで確認できます。雨漏りなどでお困りの際は、ぜひ新東亜工業へご依頼ください。
新東亜工業の防水工事の費用について

5階建てビルの屋上防水工事の費用相場は、一般的に建設会社では約375万、管理会社では約450万程度かかります。しかし、新東亜工業なら約300万円程度で実施することも可能です。
なぜ、他社よりも費用を安く提供できるのか、その理由をご説明します。
新東亜工業では、防水工事を自社の職人が一貫して担当するため、中間業者を介さず、中間マージンが発生しません。この自社施工体制により、余分なコストを削減し、適正価格での施工を実現しています。また、長年の経験と技術力を活かし、効率的な作業工程を確立しているため、無駄のない施工が可能です。さらに、防水工事に必要な材料も厳選して仕入れコストを抑えつつ、高品質な材料を使用しています。これらの要因が、費用を安く抑えながら高い品質を保つ理由となります。
具体的な料金は、現地調査後にお見積もりを提供しますので、防水工事を検討されている方はぜひ、ご相談ください。
※防水工事の費用相場は、施工範囲や工法により異なります
防水工事の料金表
新東亜工業における防水工事の費用相場は以下になります。
規模 | 内容 | 費用相場 |
---|---|---|
4階建 | ウレタン防水工事 | 80〜100万円程度 |
3階建 | 屋上塩ビ防水工事 | 60万円程度 |
新東亜工業の防水工事の流れ
新東亜工業における防水工事の流れを解説します。
- STEP
防水面の洗浄
まず、高圧洗浄機を使用して、施工箇所の汚れや古い塗膜、ホコリ、コケなどを丁寧に取り除きます。この工程により、防水層と下地の密着性が向上し、施工後の耐久性が大幅にアップします。また、汚れをしっかりと落とすことで、防水材がムラなく塗布されるため、仕上がりも美しくなります。徹底した洗浄作業は、防水工事の品質を左右する大切なステップです。
- STEP
下地処理
防水材がしっかり密着するためには、下地の状態を整えることが欠かせません。ひび割れや凹凸がある場合は、樹脂モルタルや補修材を使用して平滑に仕上げます。また、下地に含まれる水分量を確認し、必要に応じて十分に乾燥させることで、防水材の効果を最大限に引き出します。これらの作業を丁寧に行うことで、防水層の耐久性と施工後のトラブル防止につながります。下地処理は、防水工事の成功を支える基盤となる重要な工程です。
- STEP
塗布
事前に整えた下地に対し、ウレタン樹脂やアスファルト、シート防水材など、建物に最適な防水材を丁寧に塗布します。塗布は複数回に分けて行い、厚みを均一に仕上げることで、防水層の耐久性を高めます。また、施工箇所の形状に応じて細かい部分や角もしっかりと塗布し、隙間のない防水層を形成します。この丁寧な塗布作業が、雨漏りを防ぎ長期間建物を守る鍵となります。
- STEP
中塗り
下塗りで整えた基盤の上に、防水材を均一に塗布することで、厚みを増しながら防水層を強化します。中塗りでは、下地と上塗りをしっかり密着させる役割も果たしており、施工箇所全体にムラなく塗ることが求められます。また、この工程で仕上がりの凹凸を整え、防水層の一体感を高めます。丁寧な中塗り作業が、雨漏りを防ぐ耐久性の高い防水層の形成に繋がります。
- STEP
トップコート
トップコートは、防水層を保護し、美しい仕上がりを実現する最終工程です。中塗りまでで形成された防水層の上に、紫外線や風雨に強いトップコート材を塗布することで、耐久性と防水効果をさらに向上させます。また、トップコートには防水層の劣化を抑え、色褪せやひび割れを防ぐ役割もあります。この工程を丁寧に行うことで、建物の防水性能を長期間維持できるとともに、見た目にも美しい仕上がりを提供します。
建物の防水は、単にシートや塗膜を施工するだけでなく、施工箇所の下地処理をしっかり行う事が重要です。新東亜工業では、細部まで徹底的に処理を行ってまいります。
防水工事に関するご相談・ご依頼は、お客様満足度98%の新東亜工業へ!
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防水工事でよくある質問
Q
防水工事の種類にはどんなものがありますか?
A
主な防水工事の種類には、ウレタン防水、シート防水、アスファルト防水、FRP防水などがあります。それぞれの工法にはメリットとデメリットがあり、適した場所や耐用年数も異なります。
Q
防水工事の費用はどのくらいかかりますか?
A
工法や使用する材料、建物の状態によって異なりますが、一般的には1㎡あたり4,000円〜7,000円程度が相場です。
Q
工事の期間はどのくらいかかりますか?
A
工法や天候、建物の規模によりますが、通常は数日〜1週間程度で完了することが多いです。
Q
工事中の生活にどんな影響がありますか?
A
騒音や臭気が発生することがありますが、できるだけ負担を軽減するよう配慮しております。また、バルコニーや屋上の使用が一時的に制限されることがあります。
Q
防水工事のタイミングはいつが良いですか?
A
一般的には10年〜15年ごとに定期的なメンテナンスが推奨されています。また、ひび割れや雨漏りが発生した場合は早急に工事を行うことが重要です。
屋根防水工事のまとめ
ここまで、屋根の防水工事について解説してきました。
以下はこの記事のまとめです。
- 傾斜のある屋根の種類には寄棟屋根、切妻屋根、片流れ屋根がある
- 傾斜のない屋根の種類には陸屋根、折板屋根がある
- 傾斜のある屋根には塗装工事、屋根材の補修、ルーフィング交換などで防水性能を高める
- 陸屋根などの傾斜のない屋根にはウレタン防水、シート防水、アスファルト防水などの防水工事を行う
- 防水工事は屋根に劣化が出現した際や前回の防水工事から10年経過したときが実施のタイミング
屋根の防水工事は、雨漏りなどの被害を防ぐために重要な工事です。
屋根の形状や工事の特徴を把握して防水工事を行うことで、建物を劣化から守ることができます。
この記事で解説してきたポイントを押さえて適切な防水工事を屋根に行いましょう。