
防水工事のFRP防水を知りたい人
fpr防水とは?エフアールピー防水はどんな防水工事?
fpr防水はベランダやバルコニーにおすすめ?
防水工事のfrp防水は屋上に施工できる?
fpr防水はどんな防水塗装?
fpr防水の種類は?
そろそろ自宅や所有される建物の屋上の防水補修を考えている方で、気になる施工法について知識を深めたい方はいらっしゃいますか?
この記事ではFRP防水について、得られる効果や費用相場、メリットやデメリット、メンテナンス法まで、徹底解説します。
ぜひ今後の業者選定や工法選びにお役立てください!
目次
FRP防水とは
FRP防水のFRPとは、繊維強化プラスチック「Fiber Reinforces Plastics」の略で、エポキシ樹脂やフェノール樹脂などにガラス繊維や炭素繊維などの繊維を複合して強度を向上させた強化プラスチックです。
軽さ、強度、耐食性、成型性に優れているため、これらの性能と防水性が求められる小型船舶の船体や、自動車、鉄道車両、ロケットの内外装などに広く使われている材料です。
FRP防水の概要
FRP防水とは、素材が木やコンクリートでできている床の上にFRPのシートを敷き、その上に樹脂を塗って硬化させ、防水効果を高める施工方法です。
樹脂の硬化後は、プラスチックのような硬さを感じる床になり、その上に太陽光などのダメージから表面を守るためにトップコートを塗付し、防水層が完成されます。
FRP防水の主な材料である防水用ポリエステル樹脂及び防水用ガラスマットは、建築学会・建築工事標準仕様書JASS8・防水工事で材料規程が定められています。
FRP防水の材料は燃えやすいため、施工中は火気厳禁という点は注意が必要ですが、施工後の一般的な火気使用は問題はありません。
FRP防水主な施工場所
FRP防水の主な施工場所は住宅のベランダやバルコニー、陸屋根(屋上)のほか、ビルやマンションなどの屋上など、幅広く使われている防水工事です。
また、FRPは衝撃に強い特徴を持つので、歩行・車の走行にも耐えるため、屋上や地下の駐車場にも施工が向いているといえる工法です。
FRP防水の耐用年数
FRP防水の耐用年数は10年から25年程と、幅広い期間の設定の理由はメンテナンスの有無で大きな差が生じることにあります。
施工から7年から10年を経過した時点でトップコートの塗り直し、FRPシートの損傷箇所の補修など、補修を検討しましょう。
また、天候などのダメージによっては10年も経たないうちに表面にひび割れが生じることも。
表面が損傷すると雨漏りの原因にもなり得るので、早めの補修を検討しましょう。
FRP防水の施工手順について
FRP防水は、ガラス繊維を含んだ強化プラスチック(FRP)を使用した防水工法で、高い耐久性と防水性能を誇ります。特に、ベランダや屋上、駐車場などに多く採用され、施工後の強度が高く、ひび割れしにくいのが特徴です。
ここでは、FRP防水の施工手順をステップごとに詳しく解説し、施工内容への理解を深めていきます。
STEP① 高圧洗浄(下地処理)
FRP防水の施工を始める前に、下地の汚れやホコリ、油分などをしっかり除去するために高圧洗浄を行います。
高圧洗浄の目的
- 汚れやゴミを取り除き、防水層との密着性を向上させる
- カビや苔、古い塗膜を除去し、施工後の剥がれを防ぐ
- 施工面の凹凸やクラック(ひび割れ)を事前に確認できる
洗浄後、しっかりと乾燥させることが重要です。湿った状態で次の工程に進むと、防水材がうまく密着せず、施工不良の原因となります。
STEP② プライマー塗布(接着剤の役割)
FRP防水の密着性を向上させるために、下地にプライマー(接着剤)を塗布します。
プライマーの役割と注意点
- FRP防水層と下地の密着力を高める
- 施工後の剥がれや浮き上がりを防ぐ
- 下地の微細な凹凸を埋め、均一な施工面を作る
- 均一に塗ることが重要(ムラがあると密着性が低下)
- 完全に乾燥させてから次の工程へ進む(乾燥時間は天候や気温によるが約1~2時間が目安)
STEP③ ガラスマット敷設(補強材の設置)
FRP防水の強度を高めるために、ガラス繊維でできた「ガラスマット」を敷設します。
ガラスマットの役割とポイント
- FRP防水層の強度を向上させる
- ひび割れや衝撃による破損を防ぐ
- FRP樹脂を均一に吸収し、防水層の厚みを確保する
- 施工面全体にシワやズレがないように敷く
- 継ぎ目部分は10cm程度重ねることで防水性を高める
- ガラスマットが乾燥してしまう前に、次の工程へ進む
STEP④ 樹脂塗布(防水層の形成)
ガラスマットの上に、FRP樹脂を塗布して防水層を形成します。
FRP樹脂塗布の流れ
- 樹脂をローラーや刷毛で均一に塗布する(1回目)
- ガラスマット全体に樹脂が浸透するように圧着させる
- 乾燥後、2回目の樹脂塗布を行い、防水層の厚みを確保
- 表面を均一にならし、滑らかな仕上がりにする
樹脂塗布のポイント
- 樹脂の塗布量を均一にする(厚みがバラつくと耐久性に影響)
- しっかり乾燥させる(乾燥時間は約2~3時間)
- 硬化後にサンディング処理を行い、表面を滑らかにする
この工程が完了すると、FRP防水層の基本的な形成が完了します。
STEP⑤ トップコート塗布(仕上げ・保護)
FRP防水層は紫外線や摩耗に弱いため、表面を保護するトップコートを塗布します。
トップコートの役割
- 防水層を紫外線や風雨から保護し、耐久性を向上させる
- 表面を滑らかにし、美観を保つ
- 耐摩耗性を高め、歩行可能な仕様にする
トップコート塗布のポイント
- 防水層が完全に乾燥した後に塗布する(乾燥時間は6~12時間)
- ムラなく均一に塗る(耐久性を向上させるために2回塗りが理想)
- 施工後、完全に硬化するまで約24時間待つ(この間、歩行は避ける)
FRP防水は、正しい施工ができていれば約10~15年の耐久性を持つため、施工後も定期的な点検を行い、トップコートの塗り替えを適切なタイミングで実施することが大切です。
FRP防水のメリット・デメリット
FRP防水のメリット・デメリットを把握することで不安を解消し、納得のいく防水工事を行うことができます。
一つずつ解説していきますので、屋上などの防水工事方法を選定する際の参考にしてください。
FRP防水のメリット
FRP防水のメリットして、以下の3つがあげられます。
工期が短い
FRP防水で使用する樹脂は硬化時間が短く、工期は1~2日です。
軽い防水層
FRP防水は1㎡あたりに使用するシートや樹脂の重さは3~5㎏程度と、軽量です。
そのため、下地への負担も軽く、建物への経年による重量のダメージも少ないといえます。
また、FRP防水はシートを敷いてから樹脂で硬化させるため、水を通しにくく、高い防水性を保つことが可能です。
軽いうえに、その高い防水性から、プールや船舶の防水にも使用されることが多いのも、納得の防水効果です。
頑丈で衝撃に強い
FRPは繊維強化プラスチックを使用しているので、衝撃に強い特徴があります。
FRP防水を施工した場所は歩行や車の走行にも耐えれる強度があります。
そのため、屋上などの駐車場に適した防水工事だといえます。
FRP防水のデメリット
FRP防水のデメリットは以下の2つが挙げられます。
施工費用が高い
FRP防水は高い防水効果が得られ、強度、耐久性に優れているうえに施工しやすいという
メリットがある分、施工費用が高いという点が否めません。
他の防水工事であるウレタン防水、シート防水に比べて施工費用が高くなることもあります。
後述のFRP防水の単価相場を参考に、費用と工期、防水効果を踏まえたうえで、より適切な防水工事を選択しましょう。
施工出来ない場所がある
FRPは伸縮性が低いという特徴を持っています。
そのため、大きく伸縮する可能性のある木造で広大な場所への施工は、防水層のひび割れが生じる可能性があり、施工は出来ません。
FRP防水の単価相場
FRPの単価相場をより知るために、多くの実績を持つ防水工事方法であるウレタン防水と比較してみます。
費用以外に得られるメリットも比較することで見えてきました。
FRP防水 | ウレタン防水 | |
単価相場 | 5,000~7,000円 | 5,000~8,000円 |
主な施工場所 | ベランダ ビル・マンションの屋上 屋上の駐車場 | ビル・マンション・学校などの屋上 |
メリット | 高い防水性 防水層が軽量 | 実績の多さ 高い防水性 |
デメリット | 広くて木造の場所には施工は不可 | 火を使う事もあり、安全面が心配 防水層が重い |
施工期間 | 1日から2日 | 7日から12日 |
耐用年数 | 10年から25年 | 15年から25年 |
FRP防水とウレタン防水の単価相場を比較しました。
ウレタン防水と比べ、単価の幅が少なく、施工方法・場所にもよりますが施工にかかる料金は大差はないと感じます。
それぞれ5年から7年程度でトップコートの塗り替えなどを行い、防水効果を長く継続させることが可能です。
しかし、注目すべき点はFRP防水の工期の短さです。
アスファルト防水の工期は7日から12日掛かりますが、FRP防水は1日から2日と、大きな差があります。
ビルや建物の修繕に掛かる工期が短く済むことは、お店を営んでいる方などにとっては大きなメリットでしょう。
防水工事の種類や比較表|FRP防水との違いって?
防水工事にはさまざまな工法があり、建物の構造や使用環境に応じて適切な方法を選ぶことが重要です。FRP防水は高い強度と耐久性を誇りますが、ウレタン防水やシート防水、アスファルト防水と比較すると、それぞれ異なる特徴を持っています。
ここでは、防水性能、耐用年数、コスト、適した場所の観点から、各防水工法の違いを詳しく解説します。
防水工法の比較表
防水工法 | FRP防水 | ウレタン防水 | シート防水(塩ビ・ゴム) | アスファルト防水 |
---|---|---|---|---|
防水性能 | 非常に高い | 高い | 高い | 非常に高い |
耐用年数 | 10~15年 | 8~12年 | 12~20年 | 15~25年 |
コスト(㎡単価) | 約5,000~8,000円 | 約4,000~7,000円 | 約5,000~9,000円 | 約6,000~12,000円 |
適した場所 | ベランダ、バルコニー、屋上、駐車場 | 屋上、バルコニー、小規模施工 | 大型屋上、商業施設、工場 | 大規模施設、屋上、工場 |
FRP防水の特徴
FRP防水は繊維強化プラスチックを用いた防水工法で、非常に高い防水性能を持ち、耐久性も優れています。施工後すぐに硬化し、短期間で利用可能な点も特徴です。強度が高いため、歩行可能なベランダや駐車場などに適しています。部分補修が難しく、再施工が必要になる場合があるため、施工時にしっかりとした仕上げを行うことが重要です。
ウレタン防水の特徴
ウレタン防水は、液状のウレタンを塗布して防水層を形成する工法で、施工が比較的容易なため、コストを抑えやすい特徴があります。つなぎ目がなく、防水性が高いものの、摩耗に弱いため定期的なトップコートの塗り替えが必要です。小規模な施工や複雑な形状の場所に適しています。
シート防水の特徴
シート防水は、塩ビシートやゴムシートを用いて防水層を形成する工法で、耐候性が高く、広い範囲に適用できます。施工が比較的スピーディーで、大型の屋上や工場などの防水に適しています。一方で、継ぎ目からの水漏れリスクがあるため、適切な施工管理が求められます。
アスファルト防水の特徴
アスファルト防水は、改質アスファルトシートを重ねて貼る工法で、防水性能と耐久性に非常に優れています。特に大規模施設や屋上で多く採用されますが、施工に時間と手間がかかるため、コストが高くなる傾向があります。重量があるため、建物の構造によっては適用が難しい場合があります。
建物の用途や予算に応じて、適切な防水工法を選ぶことが重要です。
FRP防水が適する場所
FRP防水が適さない場所は木造で面積が広い場所でしたね。
FRP防水が最も適している場所は以下の通りです。
- 人の出入りがあるところ
- 重たい物を置く場所
- バルコニーなどの面積が狭いところ
FRP防水は床面に貼った繊維シートを樹脂で固める工法です。
軽くて衝撃に強い床面に仕上がるため、人の出入りが多い、倉庫、室外機を置くことによる
ダメージに強い、という事がいえます。
FRP防水の劣化症状と補修方法
FRP防水が劣化するとどのような症状になるのか、またその補修方法を事前に確認しておくと、事前の対策が取りやすいですね。
ひとつずつ見ていきましょう。
薄いひび割れ
FRP防水の施工後、5年ほどで表面に薄いひび割れが表れ始めることもあり得る症状です。
しかし、表面に生じる薄いひび割れは、表面を太陽光などから保護する目的で塗布したトップコートのひび割れであり、特に深刻な症状ではない、ということがいえます。
表面の薄いひび割れを放置すると下地のFRP防水層の劣化が早くなってしまいます。
薄いひび割れが気になり始めたら、トップコートの塗り替えを検討しましょう。
ひび割れの補修方法
トップコートの種類は大きく分けて2種類あり、新築時に使用するのは硬膜のポリエステル樹脂、改修時は軟膜のウレタン樹脂があります。
トップコートの補修手順は、
- 下地の洗浄・油分の撤去
- トップコートの塗布
で、はじめに下地をきれいにすることでトップコートの密着性を高めます。
浮き・剥がれ
防水層の浮きや剥がれは密着力不足や、雨漏りによる水分の蒸発が考えられます。
下地に浸透してしまった水分が蒸発すると、表面の防水層が膨れて表面を浮かせてしまう症状です。
浮き・剥がれの補修方法
浮き・剥がれの補修法としては、狭小部分なら膨れや剥がれた部分をケレンし、撤去した後
FRP防水を部分的に再施工が可能です。
しかし、浮きや剥がれが広範囲となると、下地に問題があると捉え、全体的に防水層を撤去し、
下地補修をしっかり行ってからFRP防水を再施工します。
浮き・剝がれの範囲によって問題が深刻かどうかが判断され、また掛かる費用も大きく変わります。
雨漏り
FRP防水が施工されている屋上に雨漏りが生じた際は、下地まで腐食が浸透しているかどうかを確認します。
下地が腐食してしまっていると、防水層を全面的に撤去し、下地への改修工事が必要です。
雨漏りの場合は改修工事が必要
雨漏りの場合、下地が腐食していない場合でも、下地自体に水分が浸透してしまっているため、硬膜なFRP防水では
今後また浮きや剥がれを再発しかねないため、FRP防水での改修ではなく、ウレタン塗膜防水による通気緩衝工法(絶縁工法)を採用する場合が多いです。
改修は、コスト・下地との相性・追従性を加味した選択をして工法を選択します。
FRP防水層のメンテナンス
建物に掛ける修繕費用はできるだけ抑えたうえで、高い効果を得たいものですね。
屋上防水工事も同じことが言え、メンテナンス次第で次の防水改修工事まで高い防水効果を長い期間得ることができます。
FRP防水層の寿命を延ばすためにはどんなメンテナンスを行えばいいのでしょうか。
5~6年に一度の間隔でトップコートを塗り替える
トップコートが劣化した防水層の表面から浸水していき、建物へ悪影響を及ぼす可能性があります。
強い太陽光、突風などにより屋上は常にダメージを受けやすい状態で、表面の細かなひび割れから劣化が進みます。
点検を定期的に行い、5年を目安にトップコートの塗り替えを検討しましょう。
FRP防水における30年間のメンテナンス費用を表にまとめました。
メンテナンス | 費用(㎡) | |
0年目 | 新規施工 | 約6,000円 |
6年目 | トップコート塗り替え | 約2,500円 |
12年目 | 寿命・貼替え | 約6,000円 |
18年目 | トップコート塗り替え | 約2,500円 |
24年目 | 寿命・貼替え | 約6,000円 |
30年目 | トップコート塗り替え | 約2,500円 |
合計維持費用 | 25,500円 |
FRP防水防水層の寿命を12年として、定期的な貼替・5年毎にメンテナンスした場合の合計金額を算出してみました。
おおよそのメンテナンスサイクルと、掛かる費用を把握しておくと、今後の資金計画が立てやすいでしょう。
FRP防水の塗り替えはDIYできる?
狭いベランダなら自分で防水工事ができないかな…と考える方はいらっしゃいませんか?
FRP防水の材料は一般には手に入りにくく、燃えやすい特徴もあるため、DIYは避けた方がいいでしょう。
なれないDIYにより塗りムラが生じたりと、かえって手間や費用がかさむと本末転倒ですね。
FRP防水の施工は、はじめから業者に依頼しましょう。
排水溝を定期的に掃除する
屋根やベランダに水たまりが長期間残っている場合、FRP防水層の劣化が早くなります。
ルーフドレインと呼ばれる排水溝は雨水を建物の外に流す部分です。
排水溝にゴミが詰まってしまうと水たまりが発生しやすくなり、他にも、藻やコケも広がりやすくなります。
排水溝を定期的に掃除して水たまりを作らないようにしましょう。
防水層は10年から12年後にリフォームする
FRP防水層の耐用年数は塗装の仕様や環境、使用状況によって大きく変わりますが、一般的には10年から12年をめどに補修が必要です。
建物を新築してから10年から12年というと、外壁にもひび割れなどの劣化がみられる時期でもあります。
屋上防水や外壁の劣化を放置していると漏水の原因にもなり得ます。
屋上、外壁の点検を一緒に依頼することをおすすめします。
防水工事をするなら安心の自社施工!新東亜工業へ
新東亜工業は、東京を中心にマンションやビルの大規模修繕工事や防水工事を専門とする総合工事店です。自社施工による中間マージンゼロ、コスト削減や高品質な施工で、多くの顧客から高い評価を得ています。
建物の老朽化に伴い、屋上や外壁からの雨漏りは深刻な問題となります。新東亜工業では、建物の種類や周辺環境に合わせた最適な防水工事を提案し、建物の寿命を延ばし、資産価値を守るサポートを行っています。
防水工事をお考えの方、ぜひ新東亜工業にお気軽にご相談ください!
新東亜工業の強みとは?
新東亜工業ではマンションの大規模修繕や防水工事において3つの強みを持っています。
- 自社施工によるコスト削減
- 高い技術力と迅速な対応
- 幅広いサービス提供
新東亜工業の強みについて、それぞれ詳しく解説していきます。
新東亜工業の強み1.自社施工によるコスト削減
新東亜工業では、ほぼ全ての工事を自社の職人が一貫して行っており、外部業者を挟むことがありません。そのため、中間マージンゼロを実現し、余計な費用を削減することが可能です。この自社施工体制により、高品質な施工を適正価格で提供しています。
さらに、自社職人が全工程を担当することで、施工内容の細部にまで目が行き届き、確実で丁寧な仕上がりを実現します。お客様に信頼される工事を提供するため、コストパフォーマンスの高いサービスを追求していることが新東亜工業の大きな強みです。
新東亜工業の強み2.高い技術力と迅速な対応
新東亜工業は、豊富な実績と高い技術力を誇る職人集団が在籍しており、建物の状態を正確に診断した上で、最適な施工プランを提案します。そのため、雨漏りや防水トラブルの根本原因を的確に解決できます。
さらに、緊急の雨漏り修理にも迅速に対応しており、最短で翌日に調査と見積もりを行うスピーディなサービスを提供します。このように、技術力と対応力を兼ね備えた新東亜工業は、安心して任せられるパートナーです。
新東亜工業の強み3.幅広いサービス提供
新東亜工業では、防水工事だけでなく、外壁塗装や屋根工事、シーリング工事など、建物の総合的なメンテナンスを一貫して提供しています。この幅広いサービスにより、建物全体の状態を総合的に管理できるため、複数の業者に依頼する手間を省きます。
また、各作業間の連携もスムーズに進めることができるため、工事の効率性が向上し、お客様にとっても負担が軽減されます。新東亜工業の包括的な対応力が、安心して任せられる理由の一つです。
防水工事において新東亜工業が選ばれるポイント
新東亜工業では、綿密な現地調査、丁寧な下地処理などの多くのこだわりを持っており、多くのお客様にお喜びの声をいただいております。
- 綿密な現地調査
- 丁寧な下地処理
- 幅広い防水工法の対応
- アフターサービスの充実
- ドレーンの清掃と水はけ対策
- お客様に寄り添った対応
防水工事において新東亜工業が選ばれる理由は、その技術力とお客様に寄り添ったサービスにあります。
まず、綿密な現地調査を実施し、建物の状態や周辺環境を正確に診断することで、最適な防水工法を提案します。この診断により、雨漏りの原因を根本から解決し、防水性能を最大限に引き出すことが可能です。
施工においては、丁寧な下地処理を徹底することで、防水層の密着性と仕上がりの美しさを実現します。
さらに、施工後のメンテナンスにも対応し、定期点検やアフターサービスを通じて長期的な建物の保護をサポートします。
また、ドレーンの清掃や細部への配慮も怠らず、雨漏りや水はけの問題に対して万全の対策を行っています。
新東亜工業は、ウレタン塗膜防水やシート防水、アスファルト防水、FRP防水といった幅広い工法を取り揃えており、建物やお客様のニーズに合わせた柔軟な対応が可能です。
このような確かな技術と充実したサービスが、多くのお客様から信頼を得ている理由です。
新東亜工業の防水工事の施工事例
ここでは、新東亜工業における東京都西東京市の防水工事の施工事例を紹介します。

ビル屋上の防水工事において、高圧洗浄や下地調整などの補修後、ウレタン防水塗装を行いました。
新東亜工業は、これまでに東京都内を中心に多くのマンションやビルの防水工事を手掛け、その実績は施工事例ページで確認できます。雨漏りなどでお困りの際は、ぜひ新東亜工業へご依頼ください。
新東亜工業の防水工事の費用について

5階建てビルの屋上防水工事の費用相場は、一般的に建設会社では約375万、管理会社では約450万程度かかります。しかし、新東亜工業なら約300万円程度で実施することも可能です。
なぜ、他社よりも費用を安く提供できるのか、その理由をご説明します。
新東亜工業では、防水工事を自社の職人が一貫して担当するため、中間業者を介さず、中間マージンが発生しません。この自社施工体制により、余分なコストを削減し、適正価格での施工を実現しています。また、長年の経験と技術力を活かし、効率的な作業工程を確立しているため、無駄のない施工が可能です。さらに、防水工事に必要な材料も厳選して仕入れコストを抑えつつ、高品質な材料を使用しています。これらの要因が、費用を安く抑えながら高い品質を保つ理由となります。
具体的な料金は、現地調査後にお見積もりを提供しますので、防水工事を検討されている方はぜひ、ご相談ください。
※防水工事の費用相場は、施工範囲や工法により異なります
防水工事の料金表
新東亜工業における防水工事の費用相場は以下になります。
規模 | 内容 | 費用相場 |
---|---|---|
4階建 | ウレタン防水工事 | 80〜100万円程度 |
3階建 | 屋上塩ビ防水工事 | 60万円程度 |
新東亜工業の防水工事の流れ
新東亜工業における防水工事の流れを解説します。
- STEP
防水面の洗浄
まず、高圧洗浄機を使用して、施工箇所の汚れや古い塗膜、ホコリ、コケなどを丁寧に取り除きます。この工程により、防水層と下地の密着性が向上し、施工後の耐久性が大幅にアップします。また、汚れをしっかりと落とすことで、防水材がムラなく塗布されるため、仕上がりも美しくなります。徹底した洗浄作業は、防水工事の品質を左右する大切なステップです。
- STEP
下地処理
防水材がしっかり密着するためには、下地の状態を整えることが欠かせません。ひび割れや凹凸がある場合は、樹脂モルタルや補修材を使用して平滑に仕上げます。また、下地に含まれる水分量を確認し、必要に応じて十分に乾燥させることで、防水材の効果を最大限に引き出します。これらの作業を丁寧に行うことで、防水層の耐久性と施工後のトラブル防止につながります。下地処理は、防水工事の成功を支える基盤となる重要な工程です。
- STEP
塗布
事前に整えた下地に対し、ウレタン樹脂やアスファルト、シート防水材など、建物に最適な防水材を丁寧に塗布します。塗布は複数回に分けて行い、厚みを均一に仕上げることで、防水層の耐久性を高めます。また、施工箇所の形状に応じて細かい部分や角もしっかりと塗布し、隙間のない防水層を形成します。この丁寧な塗布作業が、雨漏りを防ぎ長期間建物を守る鍵となります。
- STEP
中塗り
下塗りで整えた基盤の上に、防水材を均一に塗布することで、厚みを増しながら防水層を強化します。中塗りでは、下地と上塗りをしっかり密着させる役割も果たしており、施工箇所全体にムラなく塗ることが求められます。また、この工程で仕上がりの凹凸を整え、防水層の一体感を高めます。丁寧な中塗り作業が、雨漏りを防ぐ耐久性の高い防水層の形成に繋がります。
- STEP
トップコート
トップコートは、防水層を保護し、美しい仕上がりを実現する最終工程です。中塗りまでで形成された防水層の上に、紫外線や風雨に強いトップコート材を塗布することで、耐久性と防水効果をさらに向上させます。また、トップコートには防水層の劣化を抑え、色褪せやひび割れを防ぐ役割もあります。この工程を丁寧に行うことで、建物の防水性能を長期間維持できるとともに、見た目にも美しい仕上がりを提供します。
建物の防水は、単にシートや塗膜を施工するだけでなく、施工箇所の下地処理をしっかり行う事が重要です。新東亜工業では、細部まで徹底的に処理を行ってまいります。
防水工事に関するご相談・ご依頼は、お客様満足度98%の新東亜工業へ!
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まとめ
FRP防水についてその特徴やメリット・デメリットを紹介してきました。
屋上へのFRP防水を考えるうえで、注目すべきポイントは以下の通りです。
- FRP防水は防水層が軽量で建物への負担が少ない
- 工期が1~2日と短い
- 表面が衝撃に強い
- 比較的費用が高い
- 伸縮性が少ないので木造の建物の屋上には適さない
- メンテナンスは5~6年のサイクルで行う
- 防水層の改修は10年から12年に行う
これらのポイントを抑え、所有される建物を適切な費用と労力で、できる限り健全に維持しましょう。