
外壁の防水工事を知りたい人
外壁の防水工事とは?防水工事と塗装工事の違いは?
マンション・ビル・アパートの壁に防水工事は必要?
家の防水性能をアップさせるには外壁の工事が必要?
外壁の防水処理とは?壁をコーティングで加工すること?
外壁の防水塗装の価格はいくら?費用相場を知りたい!
「外壁防水工事って本当に必要なの?」「外壁防水工事を検討していて、ベストな施工タイミングが知りたい」など、外壁防水工事に関するお悩みを抱えていませんか?
今回は、外壁防水工事が必要な理由から工事の種類、ベストな施工タイミングまで、外壁防水工事に関する情報を徹底解説していきます。
外壁防水工事についてお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
アパートやマンションの外壁の防水塗装工事とは?
アパートやマンションの外壁の塗装防水は、建物の外観を美しく保つだけでなく、風雨や紫外線から建物を保護するための重要なメンテナンスです。外壁に防水機能のある塗料を塗布することで、ひび割れやコンクリートの劣化を防ぎ、長期間にわたり建物の耐久性を維持する役割を果たします。
外壁塗装防水は、通常10~15年ごとに行われ、建物全体の美観と安全性を確保するために定期的な実施が推奨されています。塗装には、雨水の浸入を防ぐ「シリコン系」や「フッ素系」などの防水性の高い塗料が使用されることが一般的です。適切な塗装防水工事により、建物の資産価値も維持でき、居住者の満足度向上にもつながります。
外壁の防水工事の重要性
外壁の防水工事は、建物の寿命を延ばし、内部の構造を守るために非常に重要です。外壁に防水工事を行うことで得られるメリットは4つです。
- 雨水の侵入防止
- 劣化の遅延
- 美観の維持
- 健康被害の防止
以下で詳しく解説していきます。
雨水の侵入防止
雨漏りの原因は、屋根の劣化や損傷だけではありません。実は、外壁の劣化や損傷も雨漏りを引き起こします。塗膜が剥がれたり、壁にひび割れが生じると、そこから雨水が内部に侵入し、雨漏りに発展するのです。外壁に防水工事を施すことで、雨水の侵入を防ぎ、内部の構造材を腐食から守ることができます。これにより、建物全体の耐久性を維持することができます。
劣化の遅延
新築時の外壁には防水処理が施されていますが、その効果は永続的ではありません。紫外線や風雨の影響で、外壁を覆う塗膜や外壁材は経年劣化していきます。防水工事を行うことで、この劣化のスピードを遅らせることができます。
美観の維持
防水工事には、外壁の見た目を美しく保つ効果もあります。外壁の汚れや塗膜の剥がれを放置すると、見た目が悪くなるだけでなく、建物全体の外観も損なわれてしまいます。防水工事で外壁のひび割れや塗装の剥がれを修復することで、建物の外観を良好に保つことができます。特にマンションやビル、アパートなどの収益物件では、空室対策や収益アップにもつながるため、美観の維持は重要です。
健康被害の防止
外壁のひび割れや塗膜の剥がれなどの劣化・損傷部分から雨水が内部に浸入すると、雨漏りが発生するだけでなく、カビや湿気が発生しやすくなり、健康被害のリスクが高まります。そのため、外壁の防水工事は居住者の健康にも関わる重要な工事です。
外壁の防水工事をしなかった場合のリスク
外壁の防水機能が下がった状態で放置すると、建物はあっという間に水分を含み、ぼろぼろになってしまいます。
外壁から侵入した水は、壁の内部に入れられている断熱材を腐らせたり、雨漏りを発生させたりしてしまいます。
一度侵入を許してしまえば、水の通り道ができ雨が降るたびに大量の水が入り込むことになってしまい、常に湿った状態となってしまうでしょう。
湿気を帯びた木材はシロアリの大好物でもあり、建物の躯体部分や建物自体の安全性を揺るがしかねません。
こういった事態を未然に防ぐためにも、外壁の防水は必要不可欠です。
外壁の防水機能が低下している時の劣化症状
新築時の外壁には塗装がされていますが、外壁塗装は経年劣化が避けられないものです。
そのため、一度塗装を行っていればいいというものではなく、劣化症状が現れた際は再塗装などのメンテナンスや補修を行う必要があります。
ここでは、そんなメンテナンスや補修の目安にもなる、外壁に現れる劣化症状を紹介します。
外壁の防水機能低下を示す劣化症状
外壁の防水機能の低下を示す現象は次のとおりです。
- チョーキング現象
- 0.3mm以上のひび割れ(クラック)
- シーリングの縮み・割れ
- 塗装の剥がれ
以下ではこれらの現象について、それぞれ詳しく解説していきます。
チョーキング現象
外壁を手で触った時に、白い粉がついてくる場合には注意が必要です。
チョーキングと呼ばれるこの現象は、外壁表面の塗料が劣化し、粉状になっていることを示しています。
劣化が始まっていますので、放置すれば水が染み込んだり、さらに劣化がすすんだりする可能性があり、危険な状況です。
0.3mm以上のひび割れ(クラック)
外壁に幅0.3mm以上、深さ5mm以上のひび割れを見つけた場合は注意が必要です。
ひびの部分から水が侵入する可能性が高く、侵入すれば建物の安全性にも関わります。
幅0.3mm以下の小さなものであれば様子をみることもありますが、それより大きい場合には早急な対応が必要です。
シーリングの縮み・ひび割れ
タイルやサイディングなどのつなぎ目部分は目地と言い、目地はシーリングと呼ばれる充填材で埋められています。
シーリングは紫外線などによって劣化し、縮んでしまったり、ひび割れが起こります。
シーリングが劣化してしまうと、その部分から水が建物内部へ侵入してしまうため、劣化が見られた場合は、早めに専門家に相談しましょう。
塗装の剥がれ
塗装の剥がれが見られた場合には、すでに防水性はなくなってしまっていると考えていいでしょう。
外壁材が剥き出しになっている状態なので、雨水が建物内部に侵入しやすくなっています。
すぐにでも塗装工事による施工が必要です。
防水機能の低下につながる症状
下記にあげるものは、防水機能の低下を示しているものではありませんが、放置すると防水機能の低下を招いてしまいます。
- 外壁の汚れ
- 0.3mm以下のひび割れ
- 色褪せ
- 塗膜の膨れ
- カビ・藻・コケの発生
このような症状に気づいた場合は、防水工事の実施を検討しましょう。
外壁の汚れ
埃や排気ガス、苔やカビなどにより外壁がひどく汚れていると、そこには太陽により熱が集まります。
太陽から出される紫外線は外壁劣化の最も大きな原因なので、できるだけ汚れを取り除き、きれいな状態を保つようにしましょう。
0.3mm以下のひび割れ
髪の毛のように細いひび割れをヘアクラックと呼びます。
ヘアクラックは建物に対して大きな影響は与えませんが、放置するとひび割れが広がり、雨漏り発生の引き金になることが考えられます。
ヘアクラックを見つけた際は、ひび割れが広がっていないか、定期的にチェックするのがおすすめです。
色褪せ
日当たりの良い場所を中心に表面の色が褪せてくることがあります。
これはチョーキング現象の前段階で、表面の劣化が始まってきています。
色褪せが目立ってきた場合は専門の業者に依頼して調査してもらうといいでしょう。
塗膜の膨れ
塗膜の膨れは内側から水分が蒸発しようとして起こります。
このまま放置してしまうと、塗膜の剥がれにつながるため、専門業者に相談してみたほうが賢明です。
カビ・藻・コケの発生
カビ・藻・コケが発生する条件は以下のような特徴がある外壁です。
- 日当たりが悪く、湿気がこもりやすい場所
- ひび割れや施工不良によって水を吸収してしまった外壁
カビ・藻・コケは建物の見栄えを悪くさせるほか、汚れと同じく、建物の劣化スピードを早めます。また、健康被害も伴うので、早めに専門業者に相談しましょう。
外壁リフォームで行う防水工事の種類
外壁に対して施工する防水工事は、実は一種類ではありません。
ここでは、外壁に行う防水工事の主な工法を紹介していきます。
それぞれの工法の特徴を詳しく紹介していくので、外壁への防水工事を検討している方はぜひ確認してみてください。
外壁リフォームで行う防水工事の種類|外壁防水塗装
モルタル外壁やコンクリート外壁、ALCパネルの場合は防水塗装で外壁の防水機能を高めることができます。
ここでいう防水塗装とは、弾性塗料を用いた仕上げの塗装工事のことを指します。
弾性塗料はゴム系の素材で作られた塗料で、防水性能が高く伸縮性に優れ、ひび割れに強い塗膜を形成するのが特徴です。
弾性塗料を用いた防水塗装工事には、以下3種類の工法があります。
単層弾性塗装
一般的な一戸建て住宅の外壁にも使用されることが多い方法です。
- 下塗り(シーラー)
- 上塗り(弾性塗料1回目)
- 上塗り(弾性塗料2回目)
上塗りを2回行うことで厚みを出し、弾力性をだします。
弾性塗料を使用しているので、防水効果や弾力性も高いですが、複層弾性塗料に比べると弱くなります。
また単層弾性塗料は塗料を水で薄めて使用するため、簡単に手抜き工事ができてしまいます。
水を多く混ぜて薄くして使用する悪徳業者もいるので、使用する塗料の量が少なかったり、あまりに見積もりが安価な場合には注意しましょう。
複層弾性塗装
外壁の防水機能をより高めるのは、複層弾性塗装による仕上げです。
- 下塗り(シーラー)
- 中塗り(高弾性塗料1回目)
- 中塗り(高弾性塗料2回目)
- 上塗り1回目
- 上塗り2回目
上塗りの塗料については、色や成分など比較的自由に選ぶことができます。
5回塗り重ねるため、弾力性・防水性に非常に優れています。
単層弾性塗装と比べて、工程が多く人手や手間がかかるので費用は高くなりますが、高い防水性能を求めるのであれば、この方法がおすすめです。
微弾性塗装
微弾性塗装は最も安価に行える防水塗装です。
- 下塗り(微弾性フィラー)
- 中塗り
- 上塗り
微弾性フィラーとよばれる弾性のある下地材を使用することで、防水性を確保しひび割れに対応します。
中塗り・上塗りの塗料は自由に選択が可能です。
弾力性と防水性は単層弾性、複層弾性と比べると劣ります。
外壁リフォームで行う防水工事の種類|下地補修
外壁の下地補修では、まずはクラックが起きているかどうか、タイルが浮いていないかなどを調べる下地調査を行います。
下地調査の結果劣化が見られる箇所など補修が必要な場所に対して、下地補修を行っていきます。
下地補修工事にもさまざまな種類がありますが、下記のような工法が主流です。
- シール擦り込み工法
クラック対してシールと呼ばれるシーリング材や微弾性フィラーやエポキシ樹脂などを擦り込んで補修する工法。
- エポキシ樹脂低圧注入工法
クラックやモルタルの浮きに対してエポキシ樹脂を注入して補修する工法。
- Uカットシール充填工法
クラックに沿ってU時の溝を作り、シーリングを注入して補修する工法。
- モルタル充填工法
爆裂や欠損がある箇所をモルタルで埋めて補修する工法。
外壁の下地補修は、劣化や破損の程度や劣化原因などによって工法を決めて行います。
それぞれの劣化箇所に適した工法を選択して、しっかりと最適な補修を行うことが重要です。
外壁リフォームで行う防水工事の種類|シーリング工事
シーリング工事とは、隙間や接合部にシーリングを充填する工事のことです。
シーリングとは、シリコンやポリウレタンなどでできた材料です。
シーリング工事には、建物内部への雨水の侵入を防いだり、外壁の寿命を伸ばしたりする役割があります。
シーリング材にもウレタン系やアクリル系などのさまざまな種類があり、それぞれが異なる特徴を持っています。
そのため、使用用途や施工場所によって最適なものを選択することが重要です。
シーリング目地の場合
目地には、地震などによる建物の動きを吸収することで、外壁材にできるヒビを予防する役割があります。
目地には、サイディングの継ぎ目にシーリング材を充填した「シーリング目地」と、タイルをつなぎ合わせた「タイル目地」のふたつがあります。
このうちシーリング目地の場合は、耐候性の高いシーリング材の使用がおすすめです。
シーリング材は、10年程度でヒビなどの劣化症状が現れてしまうものです。
外壁に防水塗料を塗布しても、シーリング材が劣化してしまえばそこが雨水の侵入経路となってしまいます。
そのため、外壁に防水塗料を塗布した際に、塗料と同程度の耐候性があるシーリング材を使用してシーリング工事を行うといいでしょう。
タイル目地の場合
タイル目地にシーリング工事を行う場合は、吸水防止材の使用がおすすめです。
タイルは雨を弾くため、防水性の高い素材です。
しかしタイルをつなぎ合わせるシーリング材は、雨水の影響を受けると徐々に劣化していってしまいます。
タイルの防水性が高くても、劣化したシーリング部分を放置していると、そこから雨水が侵入するリスクが高いです。
タイル目地から雨水が侵入すると、タイルの接着剤まで劣化してタイルが剥がれ落ちてしまうことがあります。
もちろん、タイルが剥がれ落ちた部分には防水性能がないため、雨水の影響を大きく受けて建物を劣化させてしまうでしょう。
このようなリスクを軽減するためにも、タイル目地の劣化を防ぐ吸水防止材の使用をおすすめします。
タイル目地に浸透させた吸水防止材の効果で、水が侵入しても水分を放出し、タイル目地の劣化を防いでくれます。
外壁リフォームで行う防水工事の種類|サイディングの張り替え
サイディング外壁の家屋で雨漏りが頻繁に起こる場合には、サイディング内部の防水シートを交換する必要があります。
サイディングを一度剥がすことになりますので、あわせて新しいサイディングに交換するのが一般的です。
費用は高くなりますが、新築時のような美しい仕上がりとなります。
外壁の防水工事にかかる費用
どういった塗料を使うのか、外壁の材質は何か、外壁の劣化具合によって金額に差がでます。
以下の表は外壁の防水工事にかかる費用の目安をまとめたものです。
工事内容 | 費用相場 | |
一般的な外壁塗装 | 約3,500円/㎡〜 | |
防水塗装 | 約6,000〜7,000円/㎡ | |
下地補修 | ひび割れ | 約1〜10万円/箇所 |
穴・凹み・欠け・傷 | 約1~6万円/箇所 | |
浮き・膨らみ・反り・はがれ | ※施工範囲によって異なるため業者と要相談 | |
カビ・藻・コケの除去 | 約2~5万円 | |
シーリング工事 | 打ち替え工事 | 約900〜1,200円/㎡ |
打ち増し工事 | 約500〜900/㎡ | |
サイディングの張り替え | 約14,000円/㎡〜 |
※ここでいう防水塗装は弾性の防水塗料を使用した場合の費用です
こちらに載せている金額についてはあくまで一般的な費用の目安となりますが、外壁塗装で多く使われる微弾性のシリコン塗料は1缶あたり15,000円〜40,000円程度です。
それに対して弾性の強い高い防水性能が期待できる塗料の場合には、1缶あたりの値段が50,000円〜70,000円と、倍以上の差があります。
一戸建ての外壁を塗装するには、5缶以上は必要になりますので防水性能が高い塗料を使用する場合には、塗料だけで25万円以上かかる計算になります。
もちろん塗装の作業費や足場の設置費用、廃材処分費用などさまざまな費用がこれに加わり、外壁の防水工事としては60万円〜100万円程度かかると考えておくとよいでしょう。
防水効果を高める外壁塗料の種類と選び方のポイント
外壁の防水効果を最大限に高めるには、適切な塗料の選択が重要です。外壁の素材や建物の用途、環境条件に合った塗料を使用することで、耐久性や防水性能を向上させることです。ここでは、塗料の種類と選び方のポイントについて詳しく解説します。
防水効果を高める外壁塗料の種類と特徴
- アクリル塗料
コストが低く、施工は簡単ですが、耐久性が短く、頻繁なメンテナンスが必要です。 - ウレタン塗料
弾力性があり、防水性能が高いのが特徴。柔軟性が求められる場所に適しています。 - シリコン塗料
耐久性と防水性のバランスが良く、価格と性能の両面で人気があります。 - フッ素塗料
高い耐久性を持ち、メンテナンス頻度を抑えるため、長期的にコストを抑えられます。 - 無機塗料
無機成分を含むため紫外線に強く、耐久性が限りなく高いですが、価格が高いです。
防水効果を高める外壁塗料選びのポイント
- 外壁との相性を確認
外壁の素材(モルタル、サイディングボード、コンクリートなど)に適した塗料を選ぶ必要があります。 - 耐候性と防水性のバランス
特に雨風や紫外線の影響が強い地域では、耐候性の高い耐候性の塗料を優先しましょう。 - 環境条件に合った塗料
湿気が多い地域では、防カビや防藻性能を備えた塗料が効果的です。 - 費用と耐久性の比較
初期費用だけでなく、塗り替えまでのスパンを考慮して、コストパフォーマンスを検討します。
防水外壁の効果を最大限に高めるには、建物の特性や環境条件に合った塗料を選び、正しい方法で施工することが大切です。これにより、外壁の防水性能が向上し、建物全体の耐久性が向上します。性と美観を長く維持できます。
外壁の防水工事を行うタイミング
外壁に防水工事を行うタイミングに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
防水工事が必要となるタイミングの見極めは、なかなか素人には難しいですよね。
外壁の防水工事を検討するタイミングとしては、以下の2つのポイントを覚えておきましょう。
- 外壁の補修周期
- 劣化症状が出現した時
基本的に外壁の防水工事のタイミングとなるのが、補修周期です。
建物を守るためにも外壁の定期的な補修工事は必須で、基本的には10〜15年に1度が目安になります。
そのため、劣化症状に自覚がなかったり大きな問題がない場合でも、10〜15年の補修周期を目安にして外壁の点検や補修、防水工事を行うといいでしょう。
ただし、10〜15年の補修周期を迎えるまで絶対に安心できるわけではありません。
外壁の塗装やシーリング材は、紫外線や雨風などのさまざまな影響を受けて劣化していくため、環境によっても劣化のスピードが大きく異なります。
つまり、補修周期を迎える前に劣化症状が現れることも十分に考えられるということです。
もし劣化症状が現れてきた場合、補修周期よりも早い時期であっても防水工事を検討しましょう。
外壁の防水塗装と屋根・ベランダの防水工事は同時施工がおすすめ
実は外壁・屋根・ベランダの防水工事は、同時施工がおすすめです。
ここでは、これらの防水施工の同時施工をおすすめする3つの理由を紹介します。
防水工事を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
雨漏り被害を防ぐ
ベランダや屋上の防水層は経年劣化していってしまうものですが、劣化を放置していると雨漏りにつながる可能性が高いです。
外壁塗装の補修周期である10〜15年を目安に、外壁と同時に屋根・ベランダの防水工事も行うことで、劣化を補修して実際に雨漏りの被害を受けるリスクを軽減することができます。
このようにして雨漏りを予防することは、建物全体の寿命を伸ばすことや防水工事にかかる費用を節約することにもつながります。
雨漏りが発生した場合、基礎木材や内部の鉄骨などさまざまな部分の劣化や腐食にもつながるリスクが高いです。
さらに基礎部分の腐食を放置してしまうと、解体工事を伴うような大規模補修が必要となることもあります。
大規模な工事は費用もかなり高額となるため、雨漏りが発生してしまう前に予防できるといいでしょう。
スケジュールが組みやすい
外壁・屋根・ベランダの防水工事を同時に行うことで、次回のメンテナンスのスケジュールが組みやすいというメリットがあります。
外壁・屋根・ベランダの補修を別々に管理するとなると、それぞれの補修周期と工事時期を管理することになり複雑で難しくなってしまうでしょう。
防水工事を同時に行えば、次回のメンテナンスも同時期に考えればいいので、スケジュール管理が簡単になります。
また、費用計画も立てやすくなることもメリットのひとつです。
防水工事は、先延ばしにしてしまったり劣化症状を放置してしまったりすると、建物全体に悪影響を与えることもあります。
適切な周期でメンテナンスを行うためにも、しっかりとスケジュールを管理することが重要です。
アフターフォローがスムーズになる
外壁・屋根・ベランダの防水工事を同じタイミングで同じ業者に依頼して施工した場合、アフターフォローがスムーズになるというメリットがあります。
工事後に何か不具合があった場合、原因がどの部分にあるのかわからなかった場合でも、問い合わせを行う業者がはっきりしています。
もし、外壁・屋根・ベランダの防水工事を別の業者に依頼して施工していた場合、不具合がどこにあるのか判断するのは素人には難しいことです。
問い合わせ先に迷ってしまったり、原因を特定してアフターフォローを受けられるまでに時間がかかってしまったりすることもあるでしょう。
また、不具合が発生した原因がはっきりしない場合、業者同士で責任の押し付け合いが起きてしまうリスクも考えられます。
ひとつの業者に同時に防水工事を依頼していれば、このような手間やリスクを軽減することができ、アフターフォローもスムーズに受けることができるでしょう。
外壁防水加工工事後に防水効果を長持ちさせる秘訣とは?
外壁防水加工を長持ちさせるためには、以下のポイントを押さえることが重要です。
- 適切な材料の選定
耐久性の高いシリコン系やフッ素系の塗料を使用することで、防水効果が長持ちします。建物や環境に合った材料を選びましょう。 - 丁寧な施工と下地処理
下地処理をしっかり行うことで、防水層の密着性が向上し、耐用年数を延ばせます。施工の際は、信頼できる業者に依頼することが重要です。 - 定期的な点検と清掃
防水加工後も、汚れやひび割れを早期に発見するために、定期的な点検と清掃を行いましょう。これにより劣化を未然に防ぐことができます。 - プロによるメンテナンス契約
専門業者とのメンテナンス契約を結ぶことで、適切なタイミングでの点検や補修が可能になり、防水効果を長期間維持できます。
これらの秘訣を実践することで、外壁防水加工の効果を最大限に引き出し、建物の寿命を延ばすことができます。
外壁の防水工事の注意点
外壁の防水工事を行う際には、知っておきたい注意点があります。
ここでは、2つの注意点を紹介します。
ぜひ事前に確認して、参考にしてみてくださいね。
塗装屋さんと防水屋さんは異なる
外壁の防水工事を依頼する際に、どの業者に頼めばいいのかわからないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
外壁の防水工事では、「塗装屋さん」と「防水屋さん」のふたつで悩む方がほとんどです。
実はこの塗装屋さんと防水屋さんは異なる知識を持った業者なので、工事に適した業者を選ぶためには違いを知っておくといいでしょう。
塗装屋さんは、屋根や外壁などに塗料を塗る工事を専門とした業者です。
一方で防水屋さんは、ベランダや屋根などに防水層を形成する工事を専門とし、雨漏りの修理などを行う業者です。
名前の通りではありますが、塗装屋さんは塗装を、防水屋さんは防水工事を専門としています。
塗装屋さんに外壁塗装を依頼する際にベランダ防水やシーリング工事を一緒に施工してくれる業者もあるのですが、塗装屋さんはが専門とするのは塗装工事であり、専門ではない防水工事は経験が浅い場合も多いです。
防水工事の仕上がりは職人の腕によって大きく左右されるため、工事はそれぞれの専門家に依頼することをおすすめします。
サイディングボードに防水塗装は適さない
ここまで外壁の防水工事の重要性をお伝えしてきましたが、実は防水塗装が適さない外壁材もあります。
そのため、すべての外壁に防水塗装を施せばいいというわけではありません。
目地があり熱気が出やすい構造をしているサイディングには、防水塗装が適さないといわれています。
発生した熱気によって、防水塗装に膨れが発生しやすいからです。
自宅で使用されている外壁材がわからない場合や防水塗装が必要か判断できない場合は、一度業者に相談してみることもおすすめします。
外壁のDIYは避ける
DIYが得意という方であれば、外壁防水も自分でやろうとお考えになる方もいるかもしれません。
しかし、外壁防水塗装はただ色をきれいにすることが目的ではなく、十分な防水性や弾力性を持たせることが一番の目的となります。
専門的な知識もなく行ってしまうとすぐに塗料が剥がれたり、雨漏りにつながったりという事態になりかねません。
足場の組み立てが必要になる可能性がありますが、足場の組み立てには専門の資格が必要で、足場のレンタルも必要です。
そういった費用や失敗のリスクを考えれば、DIYではなく専門業者に依頼したほうが確実です。
防水工事をするなら安心の自社施工!新東亜工業へ
新東亜工業は、東京を中心にマンションやビルの大規模修繕工事や防水工事を専門とする総合工事店です。自社施工による中間マージンゼロ、コスト削減や高品質な施工で、多くの顧客から高い評価を得ています。
建物の老朽化に伴い、屋上や外壁からの雨漏りは深刻な問題となります。新東亜工業では、建物の種類や周辺環境に合わせた最適な防水工事を提案し、建物の寿命を延ばし、資産価値を守るサポートを行っています。
防水工事をお考えの方、ぜひ新東亜工業にお気軽にご相談ください!
新東亜工業の強みとは?
新東亜工業ではマンションの大規模修繕や防水工事において3つの強みを持っています。
- 自社施工によるコスト削減
- 高い技術力と迅速な対応
- 幅広いサービス提供
新東亜工業の強みについて、それぞれ詳しく解説していきます。
新東亜工業の強み1.自社施工によるコスト削減
新東亜工業では、ほぼ全ての工事を自社の職人が一貫して行っており、外部業者を挟むことがありません。そのため、中間マージンゼロを実現し、余計な費用を削減することが可能です。この自社施工体制により、高品質な施工を適正価格で提供しています。
さらに、自社職人が全工程を担当することで、施工内容の細部にまで目が行き届き、確実で丁寧な仕上がりを実現します。お客様に信頼される工事を提供するため、コストパフォーマンスの高いサービスを追求していることが新東亜工業の大きな強みです。
新東亜工業の強み2.高い技術力と迅速な対応
新東亜工業は、豊富な実績と高い技術力を誇る職人集団が在籍しており、建物の状態を正確に診断した上で、最適な施工プランを提案します。そのため、雨漏りや防水トラブルの根本原因を的確に解決できます。
さらに、緊急の雨漏り修理にも迅速に対応しており、最短で翌日に調査と見積もりを行うスピーディなサービスを提供します。このように、技術力と対応力を兼ね備えた新東亜工業は、安心して任せられるパートナーです。
新東亜工業の強み3.幅広いサービス提供
新東亜工業では、防水工事だけでなく、外壁塗装や屋根工事、シーリング工事など、建物の総合的なメンテナンスを一貫して提供しています。この幅広いサービスにより、建物全体の状態を総合的に管理できるため、複数の業者に依頼する手間を省きます。
また、各作業間の連携もスムーズに進めることができるため、工事の効率性が向上し、お客様にとっても負担が軽減されます。新東亜工業の包括的な対応力が、安心して任せられる理由の一つです。
防水工事において新東亜工業が選ばれるポイント
新東亜工業では、綿密な現地調査、丁寧な下地処理などの多くのこだわりを持っており、多くのお客様にお喜びの声をいただいております。
- 綿密な現地調査
- 丁寧な下地処理
- 幅広い防水工法の対応
- アフターサービスの充実
- ドレーンの清掃と水はけ対策
- お客様に寄り添った対応
防水工事において新東亜工業が選ばれる理由は、その技術力とお客様に寄り添ったサービスにあります。
まず、綿密な現地調査を実施し、建物の状態や周辺環境を正確に診断することで、最適な防水工法を提案します。この診断により、雨漏りの原因を根本から解決し、防水性能を最大限に引き出すことが可能です。
施工においては、丁寧な下地処理を徹底することで、防水層の密着性と仕上がりの美しさを実現します。
さらに、施工後のメンテナンスにも対応し、定期点検やアフターサービスを通じて長期的な建物の保護をサポートします。
また、ドレーンの清掃や細部への配慮も怠らず、雨漏りや水はけの問題に対して万全の対策を行っています。
新東亜工業は、ウレタン塗膜防水やシート防水、アスファルト防水、FRP防水といった幅広い工法を取り揃えており、建物やお客様のニーズに合わせた柔軟な対応が可能です。
このような確かな技術と充実したサービスが、多くのお客様から信頼を得ている理由です。
新東亜工業の防水工事の施工事例
ここでは、新東亜工業における東京都西東京市の防水工事の施工事例を紹介します。

ビル屋上の防水工事において、高圧洗浄や下地調整などの補修後、ウレタン防水塗装を行いました。
新東亜工業は、これまでに東京都内を中心に多くのマンションやビルの防水工事を手掛け、その実績は施工事例ページで確認できます。雨漏りなどでお困りの際は、ぜひ新東亜工業へご依頼ください。
新東亜工業の防水工事の費用について

5階建てビルの屋上防水工事の費用相場は、一般的に建設会社では約375万、管理会社では約450万程度かかります。しかし、新東亜工業なら約300万円程度で実施することも可能です。
なぜ、他社よりも費用を安く提供できるのか、その理由をご説明します。
新東亜工業では、防水工事を自社の職人が一貫して担当するため、中間業者を介さず、中間マージンが発生しません。この自社施工体制により、余分なコストを削減し、適正価格での施工を実現しています。また、長年の経験と技術力を活かし、効率的な作業工程を確立しているため、無駄のない施工が可能です。さらに、防水工事に必要な材料も厳選して仕入れコストを抑えつつ、高品質な材料を使用しています。これらの要因が、費用を安く抑えながら高い品質を保つ理由となります。
具体的な料金は、現地調査後にお見積もりを提供しますので、防水工事を検討されている方はぜひ、ご相談ください。
※防水工事の費用相場は、施工範囲や工法により異なります
防水工事の料金表
新東亜工業における防水工事の費用相場は以下になります。
規模 | 内容 | 費用相場 |
---|---|---|
4階建 | ウレタン防水工事 | 80〜100万円程度 |
3階建 | 屋上塩ビ防水工事 | 60万円程度 |
新東亜工業の防水工事の流れ
新東亜工業における防水工事の流れを解説します。
- STEP
防水面の洗浄
まず、高圧洗浄機を使用して、施工箇所の汚れや古い塗膜、ホコリ、コケなどを丁寧に取り除きます。この工程により、防水層と下地の密着性が向上し、施工後の耐久性が大幅にアップします。また、汚れをしっかりと落とすことで、防水材がムラなく塗布されるため、仕上がりも美しくなります。徹底した洗浄作業は、防水工事の品質を左右する大切なステップです。
- STEP
下地処理
防水材がしっかり密着するためには、下地の状態を整えることが欠かせません。ひび割れや凹凸がある場合は、樹脂モルタルや補修材を使用して平滑に仕上げます。また、下地に含まれる水分量を確認し、必要に応じて十分に乾燥させることで、防水材の効果を最大限に引き出します。これらの作業を丁寧に行うことで、防水層の耐久性と施工後のトラブル防止につながります。下地処理は、防水工事の成功を支える基盤となる重要な工程です。
- STEP
塗布
事前に整えた下地に対し、ウレタン樹脂やアスファルト、シート防水材など、建物に最適な防水材を丁寧に塗布します。塗布は複数回に分けて行い、厚みを均一に仕上げることで、防水層の耐久性を高めます。また、施工箇所の形状に応じて細かい部分や角もしっかりと塗布し、隙間のない防水層を形成します。この丁寧な塗布作業が、雨漏りを防ぎ長期間建物を守る鍵となります。
- STEP
中塗り
下塗りで整えた基盤の上に、防水材を均一に塗布することで、厚みを増しながら防水層を強化します。中塗りでは、下地と上塗りをしっかり密着させる役割も果たしており、施工箇所全体にムラなく塗ることが求められます。また、この工程で仕上がりの凹凸を整え、防水層の一体感を高めます。丁寧な中塗り作業が、雨漏りを防ぐ耐久性の高い防水層の形成に繋がります。
- STEP
トップコート
トップコートは、防水層を保護し、美しい仕上がりを実現する最終工程です。中塗りまでで形成された防水層の上に、紫外線や風雨に強いトップコート材を塗布することで、耐久性と防水効果をさらに向上させます。また、トップコートには防水層の劣化を抑え、色褪せやひび割れを防ぐ役割もあります。この工程を丁寧に行うことで、建物の防水性能を長期間維持できるとともに、見た目にも美しい仕上がりを提供します。
建物の防水は、単にシートや塗膜を施工するだけでなく、施工箇所の下地処理をしっかり行う事が重要です。新東亜工業では、細部まで徹底的に処理を行ってまいります。
防水工事に関するご相談・ご依頼は、お客様満足度98%の新東亜工業へ!
防水工事や大規模修繕工事に関する相談や見積もり依頼は、公式サイトの問い合わせフォームや電話で24時間受け付けています。建物のメンテナンスや雨漏りでお困りの方、屋上や屋根、ベランダなどに少しでもご不安をお感じでしたら、ぜひ新東亜工業にご相談または調査をご依頼ください。
防水工事でよくある質問
Q
防水工事の種類にはどんなものがありますか?
A
主な防水工事の種類には、ウレタン防水、シート防水、アスファルト防水、FRP防水などがあります。それぞれの工法にはメリットとデメリットがあり、適した場所や耐用年数も異なります。
Q
防水工事の費用はどのくらいかかりますか?
A
工法や使用する材料、建物の状態によって異なりますが、一般的には1㎡あたり4,000円〜7,000円程度が相場です。
Q
工事の期間はどのくらいかかりますか?
A
工法や天候、建物の規模によりますが、通常は数日〜1週間程度で完了することが多いです。
Q
工事中の生活にどんな影響がありますか?
A
騒音や臭気が発生することがありますが、できるだけ負担を軽減するよう配慮しております。また、バルコニーや屋上の使用が一時的に制限されることがあります。
Q
防水工事のタイミングはいつが良いですか?
A
一般的には10年〜15年ごとに定期的なメンテナンスが推奨されています。また、ひび割れや雨漏りが発生した場合は早急に工事を行うことが重要です。
外壁の防水工事についてのまとめ
外壁材や建物全体を雨水から守るためにも、外壁への定期的な防水工事の施工をおすすめします。
- 外壁塗装は経年劣化してしまうので、10〜15年を目安にメンテナンスが必要
- 防水塗装のほかにも、シーリングの補修や下地補修も行う
- 10〜15年の補修周期を迎える前でも、劣化症状が現れたら補修が必要
- 外壁・屋根・ベランダの防水工事は同時に施工するメリットが多い
- 外壁はDIYせずに専門業者に依頼しよう
今回は、外壁の防水工事について徹底解説しました。
工事の種類や費用、タイミングなどのさまざまな情報を紹介したので、ぜひ外壁の防水工事の参考にしてみてくださいね。