コンクリート基礎や床への防水工事は、建物の長期的な耐久性を維持するうえで欠かせない工事です。特にベランダやバルコニーは、日常的に雨風や紫外線にさらされるため、防水対策が必須です。防水工事を怠ると、コンクリート内部に水が染み込み、鉄筋の腐食やひび割れが発生するリスクが高まります。
また、室内への雨漏りや湿気の侵入により、カビの発生や住環境の悪化を招く可能性もあります。さらに、近年では防水工事が建物の資産価値維持にも大きく関わると認識されており、定期的なメンテナンスの一環として重要視されています。そこで本記事では、コンクリート床の防水工事の必要性や種類、劣化のサイン、費用相場などについて詳しく解説します。
目次
コンクリート床の防水工事とは?
コンクリート床の防水工事とは、コンクリートに直接雨水や湿気が浸透しないように防水層を設ける工事です。コンクリートは水分を吸収しやすく、長期間にわたる水の侵入によって劣化が進行しやすいため、防水工事を施すことが重要です。特に住宅やビルのベランダ・バルコニーといった外部の床部分は雨風にさらされるため、こうした箇所に防水工事を行うことで、建物全体の耐久性が確保されます。また、近年ではコンクリート防水工事が経済的な価値の維持や、建物の安全性向上に繋がるとされ、重要視されています。
コンクリート床の防水工事の重要性
コンクリート床の防水工事は、建物の劣化を防ぎ、長期的なメンテナンスコストの低減につながります。防水が施されていないと、コンクリート内部に水が染み込み、鉄筋の腐食やひび割れの発生など、構造的な損傷が進むリスクが高まります。
特に鉄筋が腐食すると建物の耐震性が低下し、居住者の安全にも影響を及ぼします。また、防水工事を行うことで外観を美しく保つだけでなく、日々の雨水や湿気から建物を保護することで、安心して暮らせる環境を実現できます。
ベランダやバルコニーなどのコンクリート床防水工事な理由
ベランダやバルコニーのコンクリート床は、雨や紫外線の影響を受けやすく、特に防水層が傷んでくると水が浸透しやすくなります。これにより、床面がひび割れたり、内部にまで水が侵入して建物内部を湿気やカビから守る機能が低下してしまうため、定期的な防水工事が求められます。また、これらの箇所は居住空間に隣接しているため、防水効果が不十分だと室内の湿度が高まりやすくなり、住環境にも悪影響を与えることがあります。こうした理由から、ベランダやバルコニーの防水工事は住環境の維持や健康のためにも大切な作業です。
コンクリートブロック壁の防水工事も必要?
コンクリートブロック壁も水分が浸透しやすいため、劣化を防ぐために防水工事が必要な場合があります。特に、雨風にさらされる外壁は、表面の防水層が劣化すると内部に水が浸入しやすくなり、内部の鉄筋が腐食するリスクが高まります。腐食が進行すると、壁自体の強度が低下し、ひび割れや欠けが発生しやすくなるため、防水工事を行うことで壁の耐久性が向上します。また、防水工事を施すことで、建物外観の劣化を防ぎ、美観を保つことができるため、資産価値の維持にもつながります。
コンクリート床の防水工事劣化サイン
コンクリート床は、経年劣化によって様々な不具合が生じます。劣化のサインを見過ごしてしまうと、コンクリート床の強度低下や防水性の低下につながり、最悪の場合、漏水やコンクリートの剥離などの重大な事態を招く恐れがあります。そのため、以下の主な劣化サインがないかを定期的にチェックすることが大切です。
コンクリート床の防水工事劣化サイン1.亀裂・ひび割れ
コンクリート床の亀裂・ひび割れは、コンクリートの表面だけでなく、内部にも及んでいる可能性があり、放置しておくと雨水が浸入して鉄筋の腐食や漏水につながる恐れがあります。これらの亀裂やひび割れは、乾燥による収縮、荷重によるひび割れ、温度変化によるひび割れ、施工不良など、いくつかの原因によって発生します。
コンクリート防水工事のひび割れの補修方法
コンクリート床のひび割れは、放置すると雨水が浸入して内部を腐食させたり、鉄筋が錆びたりして強度が低下する原因になります。そのため状況に応じた対応が必要ですが、補修方法は以下の3つがあります。
- エポキシ樹脂注入工法:エポキシ樹脂を注入してひび割れを固める方法です。ひび割れが細い場合や、水漏れを防ぎたい場合に適しています。
- モルタル充填工法:モルタルを充填してひび割れを埋める方法です。ひび割れが太い場合や、強度を回復させたい場合に適しています。
- 表面補修工法:ひび割れを削って補修材を塗る方法です。ひび割れが浅い場合や、美観を重視したい場合に適しています。
工法の種類は、ひび割れの大きさや深さ、コンクリート床の状態、予算などを考慮して決定します。早期に発見できれば重症化を防げるため、定期的にチェックを行うことが大切です。
コンクリート床の防水工事劣化サイン2.色褪せ・摩耗
コンクリート床は屋外の環境にあることが多く、紫外線や雨風の影響を受けやすいことから、経年劣化が進み、色褪せや摩耗が発生します。
色褪せは、コンクリートの表面に塗布されている塗料の劣化によって起こります。紫外線に含まれる強いエネルギーによって塗料の成分が分解されることで、塗料の色が薄くなり、元の鮮やかさを失ってしまいます。
また摩耗は、コンクリート表面の細かい凹凸が、人の歩行や物の摩擦によって削り取られることで発生します。コンクリートは硬い素材ですが、長期間の使用や強い摩擦によって表面が削り取られ、徐々に薄くなっていきます。
コンクリート床の防水工事劣化サイン3.防水層の剥がれ・浮き
コンクリート床の防水層は、経年劣化や紫外線、衝撃などによって剥がれや浮きが発生する可能性があります。剥がれや浮きは、防水層がその役割を果たせなくなるため、放置すると雨漏りやコンクリートの劣化につながる恐れがあります。剥がれや浮きは、目視や打診によって確認することができます。目視で確認できる場合は、防水層が部分的に欠損している状態です。打診によって確認できる場合は、防水層とコンクリートの間に空隙が生じている状態です。
軽微な剥がれや浮きであれば、防水材を塗布するだけで補修することができます。しかし、剥がれや浮きが大きい場合は、防水層を撤去して新しい防水層を施工する必要があります。
コンクリート床の防水工事劣化サイン4.床面の汚れ
コンクリート床は経年劣化や外部からの汚れの影響を受けやすく、適切なメンテナンスをせずに放置しておくと、美観を損なうだけでなく、建物の耐久性にも影響を与える恐れがあります。
コンクリート床面の主な汚れの原因には、埃や砂などの微粒子、泥や油汚れ、排気ガスや雨水による汚れ、苔やカビの発生、薬品による変色などが挙げられます。これらの汚れは、コンクリート床の表面に付着し、目に見える汚れやシミを引き起こすだけでなく、コンクリート内部に浸透して強度を低下させる恐れがあります。
コンクリートブロックのひび割れ対策と防水工事のポイント
コンクリートブロックは耐久性が高い建材ですが、長年の使用や外部環境の影響により、ひび割れが発生することがあります。このひび割れは、雨水や湿気の浸入を許し、建物の耐久性を低下させる原因となります。適切なひび割れ対策と防水工事を行うことで、建物を長期間にわたって安全に保つことができます。
ひび割れの主な原因
- 乾燥収縮: コンクリートが硬化する際に水分が蒸発し、体積が収縮することでひび割れが生じます。
- 温度変化: 高温や低温による膨張・収縮が繰り返され、ストレスが溜まります。
- 外部の衝撃や荷重: 建物の振動や荷重が集中する箇所にひび割れが発生しやすいです。
ひび割れ対策
- 早期発見と補修
小さなひび割れであっても放置せず、シーリング材や補修剤を用いて早めに修繕することが重要です。 - 防水塗料の塗布
ひび割れの補修後、防水塗料を塗布することで雨水の浸入を防ぎます。特に外壁やブロック塀には適した塗料を使用する必要があります。 - 適切な施工管理
施工時にコンクリートの硬化過程を管理し、ひび割れが起きにくい状態を作ることも重要です。
防水工事のポイント
- 下地処理
ひび割れ部分の清掃や補修を行い、塗料や防水材が密着しやすい状態に整えます。 - 防水材の選定
コンクリートブロックに適した防水材(浸透性シーラーやウレタン防水材など)を選びます。 - 重ね塗りの施工
防水層の耐久性を高めるために、2~3層に分けて防水材を重ね塗りします。 - 仕上げと点検
防水工事後に仕上がりを点検し、隙間や未処理箇所がないか確認します。
コンクリートブロックのひび割れ対策は、建物の耐久性を保つために欠かせません。ひび割れが放置されると、雨水の浸入やさらなる劣化を引き起こす可能性があります。適切な防水工事とメンテナンスを行い、建物の寿命を延ばしましょう。プロに相談することで、より確実な修繕と防水施工が期待できます。
コンクリート床防水工事の種類と特徴
コンクリート床の防水工事といっても、日当たりや雨風の当たる量などが異なるため、防水工事の種類は同じではありません。主に採用されている以下の3つの種類がありますが、それぞれの工法に特徴があるため、しっかり把握したうえで選定する知識が求められます。
ウレタン防水|コンクリート床防水工事の軽量化を実現
ウレタン防水は、柔軟性に優れたウレタン樹脂を塗布・硬化させることによって防水層を形成する工法です。薄膜で施工できるため軽量化が実現でき、柔軟性に優れた素材であることからコンクリートの伸縮にも追随しやすいという特徴を持っています。
また、ウレタン防水は既存の防水層の上からも重ね塗りすることが可能なため、改修工事にも適しています。さらに耐久性も高く、適切なメンテナンスを施せば10年以上も防水性能を維持することが可能であると言われているため、長期にわたって安心できる工法と言えるでしょう。
しかしながら、ウレタン防水にはデメリットも存在します。施工には熟練の技術が求められるため、施工業者によっては仕上がりの品質にばらつきが生じる可能性があります。
シート防水|コンクリート床防水工事のなかでも施工が容易
防水シートは、防水性の高いシートをコンクリート床に貼り付けて防水層を形成する工法です。 このシートは防水性と耐久性に優れており、シートを直接施工面に貼るだけで防水層が完了するため、施工が比較的容易で工期も短縮しやすいのが特徴です。 シート防水は、特に広い施工面や平らな屋上などで多く採用されており、均一な仕上がりが期待できます。シートの厚みが一定であるため、施工ムラが出にくく、安定した防水性能を発揮する点もございます。
ただし、シートには、施工面に凹凸や障害物が多いと施工が真面目になる場合があるという対処があります。また、シートの接合部が防水層の弱点となるため、定期的な点検やメンテナンスが必要です。
FRP防水|コンクリート床防水工事でも高い耐久性
FRP防水は、ガラス繊維プラスチック(FRP)を用いた工法で、特に耐久性と耐摩耗性を誇ります。FRPは耐水性と耐薬品性に優れており、硬化後は硬くて長持ちな防水層コンクリート床への施工にも適しており、重量物が置かれる場所や、人の立ち入りが多い場所での使用にも向いており、建物の耐久性を高める工事としても優れています。
FRP防水は、硬化後のメンテナンス頻度も少なく、初期費用はやや高価ですが、長期的な効果が期待されます。また、複雑な形状の場所への施工には向かないため、平面かつ耐久性が重視されるコンクリート床での防水工事に適しています。
コンクリート床防水工事を依頼する際の業者選びのポイント
コンクリート床の防水工事を成功させるためには、信頼できる業者選びが重要です。業者の選定によって、施工品質や工事後のメンテナンス対応に差が出るため、慎重に判断する必要があります。施工実績や見積もり内容、担当者の対応など、複数のポイントに注意を払いながら、適切な業者を選びましょう。
以下では、コンクリート床防水工事を依頼する際の業者選びの具体的なポイントについて詳しく説明します。
複数の業者からコンクリート床防水工事の見積もりを比較
コンクリート床の防水工事を依頼する際は、まず複数の業者から見積もりを取得して比較しましょう。工事の内容や使用する防水材、施工方法などは業者ごとに異なるため、見積もりを比較することで、適正価格や詳細な工事内容を把握できます。また、見積もりが曖昧な場合や内訳が不明瞭な場合は、追加費用が発生する可能性もあるため、細かい確認を行い、安心して依頼できる業者を選びましょう。
担当者の対応でコンクリート床防水工事の信頼度を判断
業者選びの際には、担当者の対応も確認ポイントです。担当者が丁寧に説明を行い、質問にも誠実に答えてくれるかどうかは、その業者の信頼度を判断する大切な要素となります。
特に防水工事は専門知識が求められるため、施工方法や使用する防水材について分かりやすく説明してくれる業者は信頼性が高いといえます。担当者の対応がしっかりしている業者は、工事の品質やアフターサポートにも期待が持てるでしょう。
コンクリート床防水工事に関する施工実績
業者の施工実績も選定の重要なポイントです。防水工事は経験と技術が求められるため、過去の施工実績が豊富な業者は、工事の信頼性が高まります。特にコンクリート床防水工事の実績があるかを確認し、工事事例などもチェックしてみましょう。また、過去の施工内容が似たような工事であれば、具体的なイメージもつきやすく、安心して依頼できる可能性が高くなります。
コンクリート床防水工事の自社施工を行っている
業者が自社で施工を行っているかどうかも重要です。自社施工を行っている業者は、工事の品質管理が徹底されており、下請け業者への依存が少ないため、柔軟な対応が期待できます。また、自社施工業者はアフターメンテナンスにも迅速に対応できるため、工事後のフォローがしっかりしている点もメリットです。担当者と直接やり取りができることで、コスト面でも無駄を抑えることが可能になります。
防水工事をするなら安心の自社施工!新東亜工業へ
新東亜工業は、東京を中心にマンションやビルの大規模修繕工事や防水工事を専門とする総合工事店です。自社施工による中間マージンゼロ、コスト削減や高品質な施工で、多くの顧客から高い評価を得ています。
建物の老朽化に伴い、屋上や外壁からの雨漏りは深刻な問題となります。新東亜工業では、建物の種類や周辺環境に合わせた最適な防水工事を提案し、建物の寿命を延ばし、資産価値を守るサポートを行っています。
防水工事をお考えの方、ぜひ新東亜工業にお気軽にご相談ください!
新東亜工業の強みとは?
新東亜工業ではマンションの大規模修繕や防水工事において3つの強みを持っています。
- 自社施工によるコスト削減
- 高い技術力と迅速な対応
- 幅広いサービス提供
新東亜工業の強みについて、それぞれ詳しく解説していきます。
新東亜工業の強み1.自社施工によるコスト削減
新東亜工業では、ほぼ全ての工事を自社の職人が一貫して行っており、外部業者を挟むことがありません。そのため、中間マージンゼロを実現し、余計な費用を削減することが可能です。この自社施工体制により、高品質な施工を適正価格で提供しています。
さらに、自社職人が全工程を担当することで、施工内容の細部にまで目が行き届き、確実で丁寧な仕上がりを実現します。お客様に信頼される工事を提供するため、コストパフォーマンスの高いサービスを追求していることが新東亜工業の大きな強みです。
新東亜工業の強み2.高い技術力と迅速な対応
新東亜工業は、豊富な実績と高い技術力を誇る職人集団が在籍しており、建物の状態を正確に診断した上で、最適な施工プランを提案します。そのため、雨漏りや防水トラブルの根本原因を的確に解決できます。
さらに、緊急の雨漏り修理にも迅速に対応しており、最短で翌日に調査と見積もりを行うスピーディなサービスを提供します。このように、技術力と対応力を兼ね備えた新東亜工業は、安心して任せられるパートナーです。
新東亜工業の強み3.幅広いサービス提供
新東亜工業では、防水工事だけでなく、外壁塗装や屋根工事、シーリング工事など、建物の総合的なメンテナンスを一貫して提供しています。この幅広いサービスにより、建物全体の状態を総合的に管理できるため、複数の業者に依頼する手間を省きます。
また、各作業間の連携もスムーズに進めることができるため、工事の効率性が向上し、お客様にとっても負担が軽減されます。新東亜工業の包括的な対応力が、安心して任せられる理由の一つです。
防水工事において新東亜工業が選ばれるポイント
新東亜工業では、綿密な現地調査、丁寧な下地処理などの多くのこだわりを持っており、多くのお客様にお喜びの声をいただいております。
- 綿密な現地調査
- 丁寧な下地処理
- 幅広い防水工法の対応
- アフターサービスの充実
- ドレーンの清掃と水はけ対策
- お客様に寄り添った対応
防水工事において新東亜工業が選ばれる理由は、その技術力とお客様に寄り添ったサービスにあります。
まず、綿密な現地調査を実施し、建物の状態や周辺環境を正確に診断することで、最適な防水工法を提案します。この診断により、雨漏りの原因を根本から解決し、防水性能を最大限に引き出すことが可能です。
施工においては、丁寧な下地処理を徹底することで、防水層の密着性と仕上がりの美しさを実現します。
さらに、施工後のメンテナンスにも対応し、定期点検やアフターサービスを通じて長期的な建物の保護をサポートします。
また、ドレーンの清掃や細部への配慮も怠らず、雨漏りや水はけの問題に対して万全の対策を行っています。
新東亜工業は、ウレタン塗膜防水やシート防水、アスファルト防水、FRP防水といった幅広い工法を取り揃えており、建物やお客様のニーズに合わせた柔軟な対応が可能です。
このような確かな技術と充実したサービスが、多くのお客様から信頼を得ている理由です。
新東亜工業の防水工事の施工事例
ここでは、新東亜工業における東京都西東京市の防水工事の施工事例を紹介します。

ビル屋上の防水工事において、高圧洗浄や下地調整などの補修後、ウレタン防水塗装を行いました。
新東亜工業は、これまでに東京都内を中心に多くのマンションやビルの防水工事を手掛け、その実績は施工事例ページで確認できます。雨漏りなどでお困りの際は、ぜひ新東亜工業へご依頼ください。
新東亜工業の防水工事の費用について

5階建てビルの屋上防水工事の費用相場は、一般的に建設会社では約375万、管理会社では約450万程度かかります。しかし、新東亜工業なら約300万円程度で実施することも可能です。
なぜ、他社よりも費用を安く提供できるのか、その理由をご説明します。
新東亜工業では、防水工事を自社の職人が一貫して担当するため、中間業者を介さず、中間マージンが発生しません。この自社施工体制により、余分なコストを削減し、適正価格での施工を実現しています。また、長年の経験と技術力を活かし、効率的な作業工程を確立しているため、無駄のない施工が可能です。さらに、防水工事に必要な材料も厳選して仕入れコストを抑えつつ、高品質な材料を使用しています。これらの要因が、費用を安く抑えながら高い品質を保つ理由となります。
具体的な料金は、現地調査後にお見積もりを提供しますので、防水工事を検討されている方はぜひ、ご相談ください。
※防水工事の費用相場は、施工範囲や工法により異なります
防水工事の料金表
新東亜工業における防水工事の費用相場は以下になります。
規模 | 内容 | 費用相場 |
---|---|---|
4階建 | ウレタン防水工事 | 80〜100万円程度 |
3階建 | 屋上塩ビ防水工事 | 60万円程度 |
新東亜工業の防水工事の流れ
新東亜工業における防水工事の流れを解説します。
- STEP
防水面の洗浄
まず、高圧洗浄機を使用して、施工箇所の汚れや古い塗膜、ホコリ、コケなどを丁寧に取り除きます。この工程により、防水層と下地の密着性が向上し、施工後の耐久性が大幅にアップします。また、汚れをしっかりと落とすことで、防水材がムラなく塗布されるため、仕上がりも美しくなります。徹底した洗浄作業は、防水工事の品質を左右する大切なステップです。
- STEP
下地処理
防水材がしっかり密着するためには、下地の状態を整えることが欠かせません。ひび割れや凹凸がある場合は、樹脂モルタルや補修材を使用して平滑に仕上げます。また、下地に含まれる水分量を確認し、必要に応じて十分に乾燥させることで、防水材の効果を最大限に引き出します。これらの作業を丁寧に行うことで、防水層の耐久性と施工後のトラブル防止につながります。下地処理は、防水工事の成功を支える基盤となる重要な工程です。
- STEP
塗布
事前に整えた下地に対し、ウレタン樹脂やアスファルト、シート防水材など、建物に最適な防水材を丁寧に塗布します。塗布は複数回に分けて行い、厚みを均一に仕上げることで、防水層の耐久性を高めます。また、施工箇所の形状に応じて細かい部分や角もしっかりと塗布し、隙間のない防水層を形成します。この丁寧な塗布作業が、雨漏りを防ぎ長期間建物を守る鍵となります。
- STEP
中塗り
下塗りで整えた基盤の上に、防水材を均一に塗布することで、厚みを増しながら防水層を強化します。中塗りでは、下地と上塗りをしっかり密着させる役割も果たしており、施工箇所全体にムラなく塗ることが求められます。また、この工程で仕上がりの凹凸を整え、防水層の一体感を高めます。丁寧な中塗り作業が、雨漏りを防ぐ耐久性の高い防水層の形成に繋がります。
- STEP
トップコート
トップコートは、防水層を保護し、美しい仕上がりを実現する最終工程です。中塗りまでで形成された防水層の上に、紫外線や風雨に強いトップコート材を塗布することで、耐久性と防水効果をさらに向上させます。また、トップコートには防水層の劣化を抑え、色褪せやひび割れを防ぐ役割もあります。この工程を丁寧に行うことで、建物の防水性能を長期間維持できるとともに、見た目にも美しい仕上がりを提供します。
建物の防水は、単にシートや塗膜を施工するだけでなく、施工箇所の下地処理をしっかり行う事が重要です。新東亜工業では、細部まで徹底的に処理を行ってまいります。
防水工事に関するご相談・ご依頼は、お客様満足度98%の新東亜工業へ!
防水工事や大規模修繕工事に関する相談や見積もり依頼は、公式サイトの問い合わせフォームや電話で24時間受け付けています。建物のメンテナンスや雨漏りでお困りの方、屋上や屋根、ベランダなどに少しでもご不安をお感じでしたら、ぜひ新東亜工業にご相談または調査をご依頼ください。
コンクリート床防水工事の費用はいくらぐらいかかる?
コンクリート床の防水工事は、建物の耐久性を維持するために重要な工事です。しかし、費用はどのくらいかかるのか、気になるところですよね。
具体的には、以下の防水材によって費用が異なります。
工事の種類 | 費用(1㎡あたり) |
ウレタン防水 | 5,000〜7,000円程度 |
シート防水 | 7,000〜10,000円程度 |
FRP防水 | 10,000〜15,000円程度 |
床コンクリートの防水工事の費用は、使用する防水工法や施工の内容、施工場所の状況によって大きく変動します。一般的な相場として、ウレタン防水の場合は1㎡あたり5,000〜7,000円が目安です。ウレタン防水は柔軟性があり、さまざまな形状の床にも適用できるため、広く利用されています。また、シート防水の場合も1㎡あたり7,000〜10,000円程度で施工でき、施工が比較的簡単であるため、コストを抑えられる特徴があります。
一方、FRP防水はその耐久性が高い分、1㎡あたり10,000〜15,000円とやや高額です。FRP防水は、特に水回りや屋上など、過酷な環境にさらされる場所に適しており、長期間にわたってその性能を維持します。したがって、初期費用は高めでも、長い目で見ればメンテナンスや修繕の頻度を減らすことができるため、経済的な選択となる場合があります。
また、工事の費用は床の状態や工事の困難度にも左右されるため、既存の床に傷みが見られる場合や補修が必要な場合は、追加費用が発生することもあります。このため、業者に現地調査を依頼し、具体的な状況を把握した上で見積もりを取ることをおすすめします。
住宅におけるコンクリート床防水工事の価格
コンクリート床の防水工事は、住宅の維持管理において重要な役割を果たします。防水工事の費用は、工法や面積、業者の選定などによって異なります。ここでは、住宅におけるコンクリート床防水工事の一般的な価格相場を紹介します。
- ウレタン防水: 1㎡あたり4,000円~20,000円
- シート防水: 1㎡あたり8,000円~25,000円
- FRP防水: 1㎡あたり10,000円~30,000円
上記の価格はあくまでも目安であり、実際の費用は上記の要素によって変動します。防水工事の費用についてより正確な見積もりを得るには、複数の業者から見積もりを比較することが重要です。
コンクリート床の防水工事まとめ
ベランダやバルコニーなどの屋外に面したコンクリート床は、雨や風などの影響を受けやすく、定期的な防水工事が必要です。コンクリート床は、経年劣化や紫外線などの影響で防水層が劣化し、ひび割れや剥がれが生じることがあります。防水層が劣化すると、雨水がコンクリート内部に浸透し、鉄筋の腐食やコンクリートの強度低下を招きます。
コンクリート床の防水工事には、ウレタン防水、シート防水、FRP防水など様々な工法があります。最適な工法は、コンクリート床の状態や使用目的に応じて異なります。コンクリート床の防水工事は専門業者に依頼するのがおすすめです。複数の業者から見積もりを比較し、信頼できる業者を選びましょう。
コンクリート床の防水工事は、建物の資産価値を維持し、安全で快適な生活環境を守るために必要です。定期的に防水工事を行うことで、建物の寿命を延ばし、快適な生活環境を維持しましょう。