マンション大規模修繕工事のおすすめ業者ランキング【2025年最新版】

2025/07/24

マンションの資産価値を守るために欠かせないのが「大規模修繕工事」です。しかし、業者選びを誤ると、不要なコストや施工不良、住民トラブルの原因にもなりかねません。特に数十年に一度の大規模工事では、費用や品質だけでなく、施工中の対応やアフターフォローまで含めた業者の総合力が問われます。

この記事では、2025年時点で信頼と実績のある大規模修繕業者をランキング形式でご紹介し、業者選びで失敗しないためのポイントや、相見積もりの重要性についても詳しく解説します。初めて修繕工事を担当する理事や管理組合の方にもわかりやすく、役立つ情報をお届けします。

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目次

大規模修繕工事業者を選ぶポイントとは?

大規模修繕業者を選定する際は、以下のような基準を重視することが重要です。これらの視点を押さえておけば、トラブルのリスクを最小限に抑え、長期的に安心できる施工が可能になります。

  • 施工実績と経験年数:数多くの物件を扱ってきた業者ほど、トラブル対応力・現場マネジメント力が高い傾向があります。
  • 管理組合や居住者との調整力:住民説明会や丁寧な掲示物の設置など、工事中のコミュニケーション力も重要な評価ポイントです。
  • 見積もりの明確さ:内訳が詳細に記載され、単価や数量が明確で、不要な項目が含まれていないかどうか。
  • アフターサービスや保証内容:施工後の不具合に対して、保証期間中に迅速かつ誠実に対応してくれるかどうかは、長期的な満足度に直結します。
  • 価格の妥当性:安ければ良いというものではなく、提案の内容、使われる材料、工期、工法などとのバランスを見て判断する必要があります。

特にマンション管理組合が主導で工事を行う場合、理事会・総会での説明責任が伴います。業者の提案内容が文書としてわかりやすく整理されているか、ビジュアル資料(カラーシミュレーション等)の有無も判断材料となります。

【2025年最新】大規模修繕おすすめ業者ランキング

信頼性・施工実績・提案力・居住者対応・費用のバランスを評価し、2025年時点でおすすめできる業者を3社ピックアップしました。いずれも独自の強みを持ち、比較検討する価値のある優良企業です。

順位会社名特徴対応エリア無料相談
1位新東亜工業中間マージンを徹底排除した適正価格と、現場管理まで一貫対応。相見積もり対応も丁寧で、管理組合からの信頼が厚い。関東中心
2位カシワバラ・コーポレーション創業70年超の老舗。改修専門で全国対応。独自のカラー提案力と住民説明会の丁寧さに定評があり、大規模物件の実績も豊富。全国
3位セラフ榎本関東エリアを中心に改修実績多数。建築士・修繕コンサルが在籍し、提案の質が高く、住民対応のノウハウも充実。首都圏

新東亜工業

新東亜工業は、関東エリアを中心に数多くのマンション修繕実績を持つ、信頼と実力を兼ね備えた施工会社です。中間マージンのない自社一貫体制により、コストの透明性とスピーディな対応力を両立。修繕工事に不慣れな管理組合でも安心して依頼できるよう、理事会向けの資料提供や説明支援にも力を入れています。価格・品質・説明の3拍子がそろった、管理組合からの信頼が厚い企業です。

主な特徴

  • 自社施工による適正価格と高品質施工
  • 管理会社を介さない直接契約で柔軟な提案が可能
  • 豊富な報告資料で理事会対応もスムーズ
  • 首都圏マンションの施工実績多数
項目内容
会社名株式会社 新東亜工業
対応エリア関東全域(東京・神奈川・埼玉・千葉など)
特徴自社一貫施工、価格と提案力に強み
無料相談対応可(相見積もり歓迎)

カシワバラ・コーポレーション

カシワバラ・コーポレーションは、創業70年以上の実績を誇る全国対応の老舗改修業者です。戸建てから超高層マンションまで対応可能な体制と、カラー提案や説明会など美観と安心の両立に優れた対応力が特長。公共施設の改修工事にも多数携わっており、技術力と信頼性の高さで業界内外から高く評価されています。

主な特徴

  • 全国に支店を展開し広域エリアに対応
  • カラーシミュレーション等の外観提案が豊富
  • 住民説明会や現場掲示などコミュニケーション力に優れる
  • 公共工事も手がける高い施工技術
項目内容
会社名カシワバラ・コーポレーション株式会社
対応エリア全国対応(各地に支店あり)
特徴美観提案・公共工事実績・全国対応
無料相談対応可(オンライン相談も可能)

セラフ榎本

セラフ榎本は、関東圏の中堅企業ながら、設計から施工・監理までを一括で行えるワンストップ対応が評価されている企業です。修繕コンサルタントや建築士が在籍しており、提案の論理性と施工中の丁寧さに定評があります。とくに住民対応への配慮や、現場マナー、工程の見える化など、施工現場の安心感が強みです。

主な特徴

  • 修繕コンサルによる設計・提案の質が高い
  • 工程表や住民説明など施工中の配慮が徹底
  • 中規模~大規模マンションの実績が豊富
  • 管理組合との協力体制にも定評あり
項目内容
会社名株式会社 セラフ榎本
対応エリア関東中心(東京・神奈川・埼玉など)
特徴設計施工一括、住民配慮、提案力重視
無料相談対応可(初回ヒアリング無料)

マンション大規模修繕で地域別に見る修繕業者の特徴と選び方

マンションの立地や周辺環境によって、最適な修繕業者の条件は大きく変わります。各地域に根差した施工会社にはそれぞれの強みや施工スタイルがあり、地域特性を踏まえた業者選定は、スムーズな施工や費用対効果の最大化につながります。以下では、エリア別の傾向や選定ポイントを具体的に紹介します。

首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)

  • 競合業者が非常に多く、業者間の提案力や価格競争が活発です。
  • 相見積もりを実施することで、より良い条件での工事が実現しやすいエリアです。
  • 大手・中堅ともに大規模修繕を専門に扱う業者が多く、施工品質や工程管理への安心感があります。
  • 一方で、業者ごとに対応姿勢や得意分野に違いがあるため、施工内容や管理体制をしっかり比較する必要があります。

地方都市(名古屋・大阪・福岡など)

  • 地元に根付いた中小の施工会社が中心で、柔軟かつ迅速な対応が期待できます。
  • 地域事情に詳しく、地元特有の建築条件や自治体の補助制度などに強い点がメリットです。
  • 大手に比べて価格が抑えられるケースもありますが、工事規模や工期、資料の整備状況などには差が見られるため、事前のヒアリングと実績確認が欠かせません。
  • コミュニケーション面では、相談から契約、工事完了後のアフターサービスまで一貫してスムーズな流れを築ける業者を選ぶのが理想です。

郊外・地方エリア(北関東・甲信越・東北・四国など)

  • 業者数が都市部に比べて少ない傾向にあり、選択肢の幅が限られることがあります。
  • そのため、地元密着型の企業とともに、広域対応可能な大手・中堅業者の比較検討が不可欠です。
  • 移動や資材運搬にかかる追加コストも考慮し、トータルコストでの比較が重要になります。
  • 地元業者は地域コミュニティへの配慮や自治体との連携に強く、住民対応にも柔軟で親身なケースが多いため、信頼性を評価軸に入れることも大切です。

マンション大規模修繕で相見積もりを取るべき理由と注意点

大規模修繕では、必ず複数の業者から見積もりを取得する「相見積もり」が重要なステップとなります。1社だけの見積もりでは、価格の妥当性や提案内容の優劣が判断しづらいため、比較することで初めて適正な条件を見極めることが可能になります。

マンション大規模修繕の相見積もりのメリット

  • 価格の適正化:複数の見積もりを取ることで、極端に高額な費用提示を避けることができます。相場を把握し、不要な工事や過剰な施工を見抜く材料になります。
  • 提案内容の質を比較できる:同じ規模・内容の修繕でも、業者によって工法や使用材料、メンテナンス性に差があり、長期的な視点での比較が重要です。
  • 対応力や信頼性の判断材料になる:初回の問い合わせ時の対応や、見積もり提出のスピード、資料のわかりやすさなども、業者選定の重要なファクターになります。
  • 交渉材料として活用できる:相見積もりをもとに、他社との条件比較を通して提案内容を改善してもらえる可能性もあります。

マンション大規模修繕の見積もりの注意点と対策

  • 見積書のフォーマットに統一性がないと比較困難:数量や単価、施工項目の記載方法にバラつきがあると比較が難しくなるため、事前にテンプレートを指定したり、共通仕様書を用意するのがおすすめです。
  • 仕様条件が統一されていないと公平な比較ができない:同じ建物・同じ条件で見積もり依頼を行うことが前提です。業者側に工事条件の認識齟齬があると、内容や金額が大きくずれる可能性があります。
  • 極端に安い業者にはリスクがある:人件費や材料費を削って価格を下げている場合、施工の質や保証対応に不安が残るため、価格だけで決めず、工事後の体制までチェックすることが肝要です。
  • 見積もり依頼は早めに行う:調整や修正が必要になる場合もあるため、余裕を持ったスケジュールで複数業者とコンタクトを取ることが推奨されます。

新東亜工業の施工事例|13階建てマンションの大規模修繕工事

東京都内にある13階建てワンオーナーマンションにて、新東亜工業が実施した大規模修繕工事の事例をご紹介します。外壁タイルやシーリング、屋上防水など複数の劣化箇所を総合的に改修し、建物の資産価値を回復しました。

工事概要【工事金額・期間】

工事金額:6,098万円/工期:約5か月間(足場設置〜引き渡しまで)
屋上防水・外壁タイル補修・シーリング打ち替えを中心に、建物全体をバランスよく修繕。
建物全体にわたる一貫した施工により、見た目と性能の両立を実現しました。


建物の劣化とオーナー様のご相談内容

長年手を入れていなかったマンションの修繕を検討し始めたオーナー様から、初回のご相談をいただいたのがスタートでした。

相談のきっかけ

築20年以上が経過し、目視でも劣化が感じられるように。最初は「少し気になる」という段階でしたが、調査を通じて複数の問題が明らかになっていきます。

オーナー様「タイルの剥がれや屋上の汚れが気になっていて…」
担当者「まずは図面を拝見して、現地調査で状態を見ていきましょう」

調査で明らかになった劣化状況

現地での打診調査や目視検査によって、建物の各所に進行した劣化が確認されました。オーナー様も驚かれるほどの症状が浮き彫りに。

屋上防水の劣化

既存の通気緩衝工法によるウレタン防水は、広範囲に劣化や膨れが生じていました。

オーナー様「花火の時期には屋上に上るんです。きれいになると嬉しいな」
現地調査員「眺望も大事ですね。美観にも配慮して施工いたします」

外壁タイルの浮き・剥離

浮きタイルが多数見つかり、剥離の危険性も。劣化の進行度に応じて、張替えと樹脂注入を使い分けました。

担当者「打診調査で見えない内部の浮きも確認しました。対応が必要です」

シーリングの硬化不良

シーリング材は硬化しきって弾性を失い、手作業での撤去が必要なほどでした。

現場職人「カッターが入らないくらい硬くなってます。全部打ち替えですね」
オーナー様「そこまで傷んでたとは…早めにお願いしてよかったです」

工事の流れと透明な対応

調査結果をもとに明確な見積書と診断書を作成。オーナー様に工程を丁寧に説明し、工事中も報告を徹底しました。

診断報告と見積提示

写真付きの診断報告書と、内訳を明記した見積書を提出。工事内容をわかりやすく共有しました。

オーナー様「写真があると素人でもわかりやすいですね」
担当者「透明性を重視していますので、何でもご質問ください」

工事の実施(足場~防水まで)

工程は足場設置から高圧洗浄、下地補修、シーリング、塗装、屋上防水まで。報告写真とともに進捗共有を行いました。

担当者「毎週の報告で進捗をご確認いただけます」
オーナー様「離れてても工事の様子がわかって安心できました」

工事完了後のオーナー様の声

見た目だけでなく機能性も向上した建物に、オーナー様からは満足の声が寄せられました。

オーナー様「すっかりきれいになりましたね。やってよかったです」
担当者「大切な資産を守るお手伝いができて光栄です」

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マンション大規模修繕のよくある質問(FAQ)

Q1. 見積もりだけの依頼でも対応してくれますか?

はい、多くの業者が無料で見積もりを作成してくれます。相見積もりでの依頼も一般的であり、見積もりだけで契約を強制されることはありません。まずは複数社に相談して比較するのが賢明です。

Q2. 管理会社に任せず、自分たちで業者を選ぶのは難しいですか?

管理会社に一任する方法もありますが、管理組合主体で業者を選ぶことでコスト削減や提案内容の質向上が期待できます。専門家のアドバイスを受けながら進めれば、初めてでも問題ありません。

Q3. 工事中の住民トラブルを避けるには?

事前の丁寧な説明会や掲示、騒音・振動対策など、住民への配慮が行き届いた業者を選ぶことが重要です。過去の施工現場での対応状況も確認しておくと安心です。

Q4. 相見積もりの結果、業者に断りを入れるのは失礼?

いいえ、相見積もりは比較検討のための前提ですので、丁寧な言葉でお断りを伝えれば失礼にはあたりません。あらかじめ相見積もりである旨を伝えておくのもおすすめです。

まとめ|信頼できる業者と進めることで安心の修繕工事に

マンションの大規模修繕は、資産価値の維持と住環境の改善に直結する重要な工事です。費用も大きく、施工期間も長期にわたるため、信頼できる業者を選ぶことが何よりも大切です。

この記事では、選び方のポイントからおすすめ業者ランキング、地域別の傾向や相見積もりのコツまでを解説しました。情報を正しく整理し、複数の業者を比較することで、無駄のない安心できる修繕計画が実現できます。

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