外壁塗装工事での防水加工費用はどのぐらい？相場・内訳・高くなる理由などを解説

外壁塗装の見積もりを見て、「防水加工」という聞き慣れない項目に疑問を抱いていませんか？

「本当に必要なのか？」「費用が高すぎるのではないか？」と不安を感じている方もいるかもしれません。

この記事では、外壁塗装における防水加工について、その費用相場や内訳、費用が高くなる理由、そして悪徳業者に騙されないためのポイントまで、専門家の視点を交えながら徹底的に解説します。

この記事を最後まで読めば、防水加工に関する正しい知識が身につき、安心して外壁メンテナンスを進めることができるでしょう。

外壁塗装における防水加工の基本

まずは、外壁塗装と防水加工の違い、そして外壁の防水性がなぜ重要なのかを理解することから始めましょう。

外壁塗装と防水加工の役割

多くの方が混同しがちな「外壁塗装」と「防水加工」ですが、両者の目的は根本的に異なります。

項目	外壁塗装	防水加工
主な目的	・建物の美観回復 ・外壁材を紫外線や雨風から保護	・建材内部への雨水の浸入を物理的に防ぐ ・下地材の腐食や建物の劣化を防止
塗膜の特性	・防水性は備わっているが、主に建材の保護が役割	・より高い防水性能を持つ専用の塗料や材料を使用
施工対象	・主に外壁の表面	・ひび割れや継ぎ目、ベランダ・屋上など水の浸入リスクが高い箇所

多くの方が混同しがちな「外壁塗装」と「防水加工」ですが、実はその目的や効果は大きく異なります。

外壁塗装は主に建物の外観を美しく保ち、紫外線や風雨から表面を守ることが中心です。

一方、防水加工は建物内部への雨水浸入を防ぎ、構造体そのものを長期的に守ることを目的としています。

外壁塗装は美観維持や表面保護がメインであるのに対し、防水加工は雨漏りや劣化を防ぐ「建物の寿命延長」に直結する重要な工事です。

特にひび割れや目地劣化が見られる建物では、防水性能を高めることで将来的な修繕コストを大幅に抑える効果も期待できます。

そのため、外壁塗装と防水加工は補完関係にあり、建物の状態や立地条件に合わせて適切に組み合わせることが望ましいと言えます。

外壁の防水性が失われるとどうなる？

外壁の防水性が低下すると、建物の寿命を縮める深刻な問題が発生します。

• 外壁のひび割れや目地劣化から雨水が侵入し、構造体を腐食させる
• 湿気によってカビやシロアリが発生し、建物の耐久性を低下させる
• 凍結融解作用により外壁材が爆裂・剥離するリスクがある
• 深刻な劣化は資産価値を下げ、売却時に不利となる可能性がある

外壁の防水性能が低下すると、ひび割れや劣化した目地から雨水が侵入し、内部の木材や鉄骨を腐食させてしまいます。

木材の腐食は建物の耐震性を著しく低下させ、大規模な補修工事につながる恐れがあります。

また、湿気がこもることでカビの発生を招き、腐食した木材はシロアリの格好の餌食となります。

さらに、侵入した雨水が冬場に凍結と融解を繰り返すことで、外壁材内部から膨張し、表面が爆裂・剥離する現象も見られます。

これらの劣化が進行すれば、建物の安全性だけでなく資産価値にも大きな影響を及ぼし、売却や賃貸時に不利な条件となる可能性があります。

そのため、外壁の防水性を維持することは、美観や機能性の確保だけでなく、将来的な資産を守るうえでも非常に重要です。

防水加工が必要な代表的なケース

以下のような状況が見られる場合、通常の塗装以上の防水加工が必要である可能性が高いです。

• モルタル・ALC外壁は吸水性が高く、ひび割れが雨水侵入の原因となる
• ベランダや屋上は常時雨水にさらされ、防水工事が必須となる
• 築10年以上のサイディング外壁はコーキング材の劣化に注意が必要
• 高耐久・高機能な防水を求める場合は専門的な工法を検討すべき

外壁の種類や建物の部位によって、防水加工の必要性は異なります。

モルタルやALC外壁は吸水性が高く、1mm以上のひび割れが発生すると雨水が内部に侵入しやすくなります。

そのため、コーキング材などで適切に補修した上で塗装を

外壁塗装と防水加工費用の相場と内訳

ここからは、具体的な費用相場について見ていきましょう。

費用の内訳を理解することで、見積もりの適正性を判断しやすくなります。

箇所別・工法別費用相場一覧

防水加工の費用は、施工箇所や工法によって大きく変動します。

施工箇所	工法	費用目安（税別）	耐用年数	備考
外壁全体	通常の塗装 （シリコン塗料）	約2,500〜3,500円/㎡	10〜15年	美観と保護が主目的
	防水性能の高い弾性塗料	約6,000〜7,000円/㎡	15年以上	ひび割れに追従する弾性を持つ
ベランダ・屋上	ウレタン防水 （密着工法）	約5,000〜7,000円/㎡	10〜15年	複雑な形状にも対応可能
	ウレタン防水 （通気緩衝工法）	約7,800〜9,750円/㎡	10〜15年	下地の湿気を逃がす工法
	FRP防水	約6,000〜9,000円/㎡	10年	高強度で硬く仕上がる
サイディング目地	コーキング打ち替え	約800〜1,200円/m	5〜10年	既存のコーキングを撤去後、充填
	コーキング増し打ち	約500〜900円/m	5〜10年	既存の上から重ねて充填

※上記は一般的な目安であり、建物の状況や業者によって変動します。

また、㎡単価は足場費用や諸経費を除いた本体工事の費用です。

一般的な外壁塗装の見積もり内訳

見積もりの総額が高く感じるのは、塗装工事本体の費用だけでなく、さまざまな付帯工事や諸経費が含まれているためです。

外壁塗装・防水加工にかかる主な費用内訳

項目	費用目安
足場費用	15〜25万円
高圧洗浄費	1.5〜3万円
養生費用	3〜5万円
下地補修費	数万円〜
防水塗料代	㎡単価で算出
人件費	工期・人数により変動
付帯部塗装	数万円〜
諸経費	5〜10万円

外壁塗装や防水加工の費用は、塗料代や人件費だけでなく、足場や高圧洗浄、養生といった下準備にも大きな割合を占めます。

さらに、劣化状況に応じた下地補修や付帯部塗装も追加されるため、総額は建物の状態や規模によって大きく変動します。

見積もりを確認する際には「工事一式」という記載だけでなく、これらの項目ごとに内訳が明記されているかを必ずチェックすることが、適正価格で工事を依頼するための重要なポイントです。

防水加工費が高くなる3つの具体的な理由

見積もり金額が相場よりも高くなるのには、必ず理由があります。

ここでは、その代表的な3つの原因を深掘りします。

劣化状況が深刻で下地補修が大掛かりになる

防水加工は、あくまで下地が健全な状態で行われてこそ、その効果を最大限に発揮します。

• 大規模なひび割れ補修：コーキング材だけでは不十分で大掛かりな補修が必要になる
• 下地材の腐食・交換：雨水侵入が長期間続くと下地材が腐食し、撤去・交換が必要になる
• 剥離した塗膜の撤去：旧塗膜を完全に除去する「ケレン作業」に手間と時間がかかる

外壁の劣化が進行している場合、一般的な補修作業では対応できないケースがあります。

特に1mm以上のひび割れが多数ある場合は、単なるコーキング補修では不十分で、ひび割れ部分をカットして新しい補修材を注入する大掛かりな施工が必要になります。

また、雨水の侵入が長期間続いていた場合には、外壁材の下にある下地材が腐食している可能性が高く、撤去と交換が追加されることになります。

さらに、旧塗膜が剥離している場合には、新しい塗料の密着を確保するために「ケレン」と呼ばれる塗膜除去作業を行う必要があり、その分工期や費用に影響します。

これらの追加工程は総工費を押し上げる要因となるため、事前診断で劣化状況を正確に把握することが大切です。

高機能・高性能な防水塗料や工法を選ぶ

使用する材料や工法によって、費用は大きく変動します。

• 高耐久性塗料：耐用年数が長く長期的にコストパフォーマンスが高い
• 弾性塗料：伸縮性があり微細なひび割れに追従
• 専門的な防水工法：材料費や技術料でコストが上昇する

外壁塗装や防水加工の費用は、使用する塗料や工法によって大きく変動します。

フッ素系塗料のような高耐久性塗料は初期費用が高額ですが、長期間メンテナンス不要で塗り替え回数を減らせるため、長期的にはコストパフォーマンスの高い選択肢です。

また、弾性塗料はゴムのような伸縮性を持ち、微細なひび割れに追従することで防水性能を高められますが、一般的な塗料よりも高価です。

さらに、ベランダや屋上で施工されるウレタン防水（通気緩衝工法）やFRP防水といった専門的な防水工法は、高い防水効果を得られます。

しかし一方で、材料費や専門的な技術が必要となるため、通常の外壁塗装よりも費用が高くなる傾向があります。

これらの特徴を理解し、建物の状況や将来のメンテナンス計画に合わせて選ぶことが重要です。

付帯工事の増加や複雑な建物形状

見積もりに含まれる付帯工事の量や、建物の形状も費用に影響します。

• 付帯部の劣化：軒天・雨樋・雨戸・破風板などの補修や塗装費用が追加される
• 複雑な建物形状：凹凸が多い建物は塗装面積や足場設置の手間が増え、費用が高くなる
• 作業環境の悪さ：狭小地や隣家との距離が近い現場では作業効率が下がり、人件費が増える

外壁塗装や防水工事の費用は、塗料や工法だけでなく、建物の形状や環境によっても大きく左右されます。

例えば、軒天や雨樋、雨戸、破風板など外壁以外の付帯部が劣化している場合は、それらの補修や塗装が追加され、費用が上乗せされます。

また、凹凸の多い外壁や複雑な形状の建物では、塗装面積が増えるだけでなく足場設置にも手間がかかるため、総費用が高くなる傾向があります。

さらに、隣家との距離が近い狭小地など作業環境が悪い現場では、職人の作業効率が下がり、結果として人件費の増加につながります。

こうした条件を把握した上で、見積もりの段階で追加費用の有無を確認することが大切です。

ぼったくられないために！見積もりでチェックすべき7つのポイント

悪徳業者に騙されないためには、複数の業者から相見積もりを取り、提示された見積もり内容を細かくチェックすることが不可欠です。

「一式」表記を多用していないか

「外壁塗装工事一式」のように、詳細な内訳を記載せず「一式」でまとめている見積もりは要注意です。

項目ごとの単価や数量が不明瞭だと、後から追加費用を請求されたり、手抜き工事につながったりするリスクがあります。

塗料の製品名とメーカー名が明記されているか

「防水塗料」とだけ書かれているのではなく、「〇〇（塗料名）（〇〇メーカー）」のように、具体的な製品名とメーカー名が明記されているか確認しましょう。

これにより、提示された塗料がカタログ通りの製品か、価格は適正かを調べることができます。

塗装面積がかさ増しされていないか

塗装面積は、業者が正確に実測して算出するのが基本です。

しかし、悪徳業者は面積を水増しして請求することがあります。

建物の図面などと比較して、面積が妥当な数値になっているか確認しましょう。

足場費用や下地処理費用が適正か

足場費用は、工事全体の費用のうち大きな割合を占めます。

足場の設置や解体費用が項目として独立しているか、費用が相場からかけ離れていないか確認しましょう。

また、劣化状況に応じた下地処理の費用が適切に見積もられているかも重要です。

契約を急がせる業者ではないか

「今日中に契約すれば割引します」「今だけ特別価格です」など、契約を急がせる業者は信頼できません。

焦って契約せず、複数の見積もりを比較検討する時間を確保しましょう。

会社の所在地や実績が明確か

会社のホームページやパンフレットなどで、会社の所在地や代表者、施工実績などが確認できるかチェックしましょう。

実態が不透明な業者には依頼しないのが賢明です。

資格保有者の有無を確認する

「一級塗装技能士」や「外装劣化診断士」など、専門的な資格を持つ職人が在籍しているか確認することも、信頼できる業者を見極める上で有効です。

費用を抑えるための賢い選択肢と注意点

防水工事の費用を少しでも抑えたいと考えるのは当然です。

ただし、安さだけを追求すると後悔することになりかねません。

外壁塗装と同時施工が鉄則

防水工事と外壁塗装を別々の時期に行うと、その都度足場費用が発生するため、トータルコストが高くなります。

足場代を一度で済ませるためにも、できるだけ同時に施工するのが経済的です。

地域の助成金・補助金制度を賢く活用する

自治体によっては、外壁塗装やリフォームに対する助成金・補助金制度を設けている場合があります。

項目	内容
制度の種類	省エネ対策、耐震改修、住環境改善
支給額	工事費用の10〜20%（上限20万円）が一般的
注意点	制度の有無や条件は自治体ごとに異なるため、事前確認が必須

補助金や助成金制度は、住まいの性能向上や安全性の確保を目的として各自治体が設けているものです。

ただし、対象となる工事内容や支給額、申請の条件は自治体ごとに大きく異なります。

上限額や助成率も限られているため、必ずしも全額が補助されるわけではありません。

制度を利用する際は、自治体の公式サイトや窓口で最新の情報を確認し、工事を依頼する業者とも連携して申請準備を進めることが重要です。

火災保険の活用を検討する

台風や暴風雨などの自然災害によって外壁が破損した場合、火災保険が適用される可能性があります。

項目	内容
適用条件	・経年劣化による補修は対象外 ・風災や雪害など自然災害による破損は対象
保険金の範囲	・足場代など修繕に必要な費用が保険金で支払われる場合がある
注意点	・詳細は加入している保険会社へ確認が必要

火災保険や地震保険などの補償制度は、突発的な自然災害による被害を補うために設けられています。

ただし、経年劣化や通常の摩耗は補償対象外となるため注意が必要です。

補償範囲には足場代や一部の修繕費が含まれることもありますが、保険会社や契約内容によって条件が異なります。

実際に申請を検討する際は、契約書や約款を確認し、担当窓口へ詳細を問い合わせることが大切です。

DIYは絶対にNG！プロに任せるべき理由

費用を抑えたいからといって、防水工事をDIYで行うのは絶対にやめましょう。

• 施工不良のリスク
• 安全性の問題
• 将来的なコスト増

外壁塗装をDIYで行う場合、一見するとコストを抑えられるように感じますが、実際には大きなリスクを伴います。

まず、塗料の厚みや乾燥時間の管理が不十分になると、塗膜がすぐに剥がれたり、防水効果が十分に発揮されなかったりする施工不良が起こりやすくなります。

また、高所での作業は専門的な知識と安全対策が必須であり、素人が行うと重大な事故につながる危険性があります。

さらに、もし施工に失敗した場合、結局は専門業者に依頼してやり直す必要が生じ、当初想定していた費用よりも高額になってしまうケースが少なくありません。

そのため、短期的な節約よりも長期的な安全性と品質を考え、プロに依頼することが結果的に最も安心で経済的な選択となります。

信頼できる優良業者を見つけるためのポイント

業者選びは、防水工事の成功を左右する最も重要な要素です。

以下のポイントを参考に、信頼できる業者を見つけましょう。

複数の業者から相見積もりを取る

複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」は、費用相場を知るだけでなく、業者の対応や提案内容を比較する上で非常に有効です。

• 比較項目
• 業者の対応

見積もり金額だけでなく、提案内容、使用する材料、保証内容、担当者の知識や対応なども含めて比較しましょう。

現場調査を丁寧に行い、劣化状況や必要な工事内容について詳しく説明してくれるか、質問に対して明確に回答してくれるかなども重要な判断材料です。

施工実績や口コミをチェックする

業者のホームページやSNSで、過去の施工実績やお客様の声、口コミなどを確認しましょう。

• 施工実績
• 口コミ

希望する工事内容に近い実績が豊富にあるか、写真付きで具体的に掲載されているかなどを確認します。

また、Googleマップやポータルサイトなどに掲載されている口コミを参考にします。

ただし、サクラの口コミもあるため、複数の情報を総合的に判断しましょう。

資格保有者の有無や保証内容を確認する

• 資格保有者
• 保証内容

「一級塗装技能士」や「外装劣化診断士」など、専門的な資格を持つ職人が在籍しているか確認しましょう。

施工不良があった場合の保証期間や範囲、保証書が発行されるかなどを契約前に確認します。

外壁塗装の防水工事に関するよくある質問【FAQ】

外壁塗装と防水工事は建物を長く守るために欠かせない工事ですが、費用や施工時期、同時に行うべきかなど疑問を持つ方も多いでしょう。

ここでは、よくある質問に分かりやすく答えていきます。

Q. どのくらいの頻度で防水工事が必要ですか？

A. 防水工事の耐用年数は、工法によって異なりますが、一般的には10〜20年が目安です。

ただし、劣化の状況によっては5〜10年ごとにトップコートを塗り直すなどのメンテナンスが必要になることもあります。

Q. 防水工事は必ず必要ですか？

A. 外壁の状態によります。劣化が軽度で、美観の回復や保護が目的であれば、通常の塗装で十分な場合もあります。

しかし、ひび割れや雨漏りリスクが高い場合は、防水工事は必須です。

専門業者に劣化診断をしてもらい、適切な判断を仰ぎましょう。

Q. 費用を安くするコツは？

A. 地域の助成金・補助金を活用したり、火災保険が適用できるか確認したりすることが挙げられます。

また、複数の業者から相見積もりを取ることで、適正な価格で工事を依頼できる可能性が高まります。

ただし、安さだけを追求すると手抜き工事につながるリスクがあるため、注意が必要です。

Q. 契約後に見積もり以外の費用を請求されることはありますか？

A. 通常は、契約前に工事内容や費用をすべて確定させます。

しかし、工事中に予期せぬ劣化が発見された場合など、追加費用が発生することがあります。

トラブルを避けるため、事前に「追加費用が発生する可能性がある場合」について確認し、書面に残しておきましょう。

まとめ

外壁塗装における防水加工は、建物の寿命を守る上で非常に重要な役割を果たします。

単なる美観の回復にとどまらず、雨水の侵入を防ぎ、内部構造体を保護することで、大切な住まいを長持ちさせるための重要な投資です。

この記事で解説したポイントを参考に、まずはご自宅の劣化状況を正確に把握し、複数の業者から相見積もりを取ってみましょう。

そして、見積もり内容を細かくチェックし、信頼できる業者を見極めることが、適正な価格で納得のいく防水工事を実現するための第一歩です。

防水工事は、決して安価なものではありません。

しかし、その費用を惜しむと、将来的にさらに高額な補修費用や、大切な住まいの資産価値低下につながる可能性があります。

この記事が、あなたの外壁メンテナンスを成功させる一助となれば幸いです。