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サイディングの概要
サイディングとは、外壁に張る仕上げ板材のことを言います。
セメント製や金属製のものが使われるのが一般的です。
サイディングの特徴
サイディングは工事費用が安く済むのが特徴で、住宅全体の7~8割ほどでサイディングが採用されています。
またサイディングは次のような特徴を持ちます。
- 耐水性・耐光性が高い
- 種類やデザインが豊富
- 工場生産で品質が安定している
サイディングの種類
サイディングには「窯業系(ようぎょうけい)」「金属系」「木質系」「樹脂系」といった4種類があります。
もっとも多く採用されているのが「窯業系サイディング」です。
セメントと繊維質を材料とする窯業系サイディングは、戸建て住宅の75%以上で使われています。
「金属系サイディング」はガルバリウム鋼板やステンレスなどの金属を使います。
価格は高めですが、遮音性や断熱性が高いのが特徴でメンテナンスも簡単です。
「木質系サイディング」には、塗装が施された天然木が使われています。
独特の風合いが楽しめますが、湿気に弱く腐りやすいので定期的なメンテナンスが必要です。
「樹脂系サイディング」が日本国内で使われることは少ないですが、アメリカでは良く使われます。
劣化しにくく、シーリングを施さずに使えます。
ただし遮音性の面では他のサイディングに劣ります。
サイディングについてさらに知りたい方は詳しく解説した記事をご覧ください