建物の長寿命化や快適な生活環境の維持には、適切な防水工事が不可欠です。しかし、防水工事には多様な種類があり、建物の屋上、屋根、その他の箇所によって最適な工法が異なるため、選択に迷う方も少なくありません。
防水工事の目的は、雨水や湿気から建物を守り、構造体の劣化を防ぐことです。アスファルト防水をはじめとする様々な工法があり、それぞれに特徴やメリット、耐用年数が異なります。また、新築時の施工だけでなく、リフォームや修繕の一環としても重要な役割を果たします。
本記事では、防水工事の代表的な種類と特徴を解説するとともに、施工場所別の最適な防水工法を紹介します。さらに、防水工事後のメンテナンスの重要性や、定期的な点検が必要な理由についても触れ、建物オーナーや管理者の方々に役立つ情報をお届けします。
目次
防水工事とは?
防水工事と聞くと、「水周りの工事」というイメージを持つ方も多いかもしれません。
防水工事とは、建物内への雨水の侵入を防ぐ工事のことをいいます。防水工事の必要性、工事をしなかった場合のリスクから見ていきましょう。
防水工事とは?工事の必要性
防水工事とは、建物を雨水や湿気から守るために行われる重要な工事です。屋上や外壁、バルコニー、地下部分など、水が浸入しやすい箇所を対象に施工され、建物内部への水分侵入を防ぐ役割を果たします。防水性能が低下すると、雨漏りや天井・壁のシミ、内部構造の腐食などが発生する可能性が高まり、放置すると建物全体の劣化が進む原因になります。また、湿気によるカビの発生や空気の質の悪化は、住む人の健康にも悪影響を及ぼします。
防水工事の必要性は、建物の長寿命化や資産価値の維持に直結します。定期的な防水工事を行うことで、劣化の進行を防ぎ、修繕コストの増大を抑えることが可能です。また、快適で安全な生活環境を保つためにも、建物の防水状態を定期的に点検し、必要に応じて工事を行うことが推奨されます。防水工事は単なるメンテナンスではなく、建物の未来を守るための投資とも言える重要な取り組みです。
雨漏り・水漏れによる二次被害とは|防水工事で対策
雨漏りや水漏れが発生した場合、すでに建物の内部まで水害が及んでいる可能性があり、これが二次被害の原因となります。
例えば、建物を支える梁や柱の腐食、シロアリの発生、カビの発生、漏電などです。
建物の腐食やシロアリは、耐久性を著しく低下させます。
耐久性が低下した状態で大きな地震が起きれば、ドアが開かなくなったり床が抜けたり、最悪の場合は建物が倒壊する危険性もあるでしょう。
また、室内にカビが生えれば、アレルギーやアトピー性皮膚炎の原因にもなります。
小さな子どもや年配の方がいる家庭は、特に注意が必要です。
さらに、水は電気を通すため、漏電が原因の家電製品の破損や、最悪の場合は火災につながる危険性もあります。
シロアリの発生、カビの発生などの被害は建物だけではなく、建物に住む人間にも影響を及ぼすことを理解しておきましょう。
防水工事は建物の寿命を守るだけではなく、建物に住むすべての人の健康を守るものでもあります。
防水工事の突きつけ処理とは?
防水工事における「突きつけ処理」は、建物の平面と立ち上がり部分が接する箇所での防水施工を指します。これらの突きつけ部は雨水が侵入しやすいポイントであり、防水性能を確保するための重要な処理です。この箇所を適切に処理しないと、防水層の隙間や継ぎ目から水が浸入し、雨漏りや内部構造の劣化を招くリスクがあります。特に屋上やバルコニー、外壁といった場所では突きつけ処理が不可欠です。
突きつけ処理の具体的な施工方法
- シーリング材の充填
隙間や段差を埋めるために、柔軟性のあるシーリング材を充填します。これにより、動きの多い箇所でも防水性能を維持できます。 - 防水材の重ね塗り
ウレタン防水や塗膜防水の場合、突きつけ部から立ち上がりまで防水材を丁寧に重ね塗りし、一体化した防水層を形成します。 - シート防水の処理
シート防水では突きつけ部にシートを立ち上げ、接着剤や固定具を使用して確実に密着させることで、防水性能を高めます。
突きつけ処理は、防水工事全体の成功を左右する重要な工程です。適切な材料選びや施工方法を採用し、プロの技術者による確実な処理を行うことで、雨水の侵入を防ぎ、建物の耐久性を長期的に維持できます。
防水工事を定期的に行うメリット
防水工事は、建物を雨水や湿気から守るために重要なメンテナンス作業です。特に、定期的な防水工事を行うことで、建物の安全性や耐久性を向上させ、長期的なコスト削減につながります。以下では、防水工事を定期的に行う主なメリットをご紹介します。
1. 建物の劣化を防ぐ
雨水が建物内部に浸入すると、コンクリートの劣化や鉄筋の腐食、木材の腐敗などを引き起こします。定期的に防水工事を実施することで、これらのダメージを未然に防ぎ、建物の構造を健全な状態に保つことが可能です。
2. 修繕費用の節約
防水工事を怠ると、ひび割れや浸水が進行し、後から大掛かりな修繕が必要になる場合があります。定期的な工事は初期投資が必要ですが、結果的に大規模な補修工事を避けることができ、長期的にはコスト削減につながります。
3. 建物の資産価値を維持
防水工事を計画的に実施している建物は、外観や性能が良好に保たれるため、資産価値が下がりにくくなります。特に、不動産の売却や賃貸を考えている場合、防水性能が高い建物は競争力が高まります。
4. 入居者や住民の安心感向上
防水対策が適切に行われている建物は、雨漏りや湿気によるトラブルが少なく、住民や入居者にとって安心して暮らせる環境が提供されます。この安心感は、入居率や住民の満足度にも影響を与えます。
5. 建物の美観を保つ
外壁や屋上が防水不良で劣化すると、建物の見た目にも悪影響を及ぼします。防水工事を定期的に行うことで、外観の美しさが保たれ、建物全体の印象が良くなります。
防水工事を定期的に行うことは、建物を守り、維持管理費用を抑えるための賢明な選択です。劣化が進む前に対策を講じることで、建物の寿命を延ばし、住む人にも安心と快適さを提供できます。定期点検と計画的な防水工事を取り入れ、建物の価値を最大限に引き出しましょう。
簡易防水工事とは?
簡易防水工事とは、建物の屋上やバルコニー、ベランダなどの防水性能を短期間で手軽に補修する工事のことを指します。従来の本格的な防水工事と比べて施工時間が短く、費用も抑えられるため、劣化が軽微な場合や応急的な対策として行われることが多いです。
主な特徴
- 施工が簡易で短期間
複雑な下地処理や大規模な準備が必要ないため、比較的短い期間で作業が完了します。 - 低コスト
本格的な防水工事に比べて使用する材料や作業工程が少ないため、費用を抑えることが可能です。 - 部分補修が可能
全体的な施工ではなく、ひび割れや小規模な剥離箇所など、ピンポイントで補修を行うことができます。
施工内容
- 塗布型の防水材を使用: 簡易的な防水材(ウレタンやアクリル系など)を塗布して防水層を形成します。
- シーリング材の充填: ひび割れや隙間にシーリング材を充填し、雨水の侵入を防ぎます。
- 防水テープの貼り付け: 排水口周りや角部分など、特に雨水の浸入が懸念される箇所に貼り付けて補強します。
適用シーン
- 屋上やベランダに小規模なひび割れや防水層の劣化が見られる場合。
- 本格的な工事までの応急処置としての利用。
- 賃貸物件や一時的な利用を目的とした建物のメンテナンス。
注意点
簡易防水工事は短期的な防水性能を確保する目的で行われるため、長期間の耐久性は保証されません。建物全体の劣化が進んでいる場合や雨漏りが発生している場合には、本格的な防水工事を検討する必要があります。
簡易防水工事は、費用や施工時間を抑えながら防水性能を一定程度回復させる方法として有効です。ただし、劣化状況に応じて適切な施工方法を選ぶことが、建物の耐久性を保つためには重要です。定期的な点検と適切な補修を組み合わせて、建物を長持ちさせましょう。
防水工事の種類を解説
防水工事といっても、目的や構造の種類によって様々な工法や材料があります。
防水工事の種類と、それぞれの特徴を紹介します。
防水工事の種類1.シート防水
シート防水とは、塩化ビニールやゴムなどの防水シートを工事現場に固定する防水工事の一種です。
シートを上から貼るため下地の影響を受けずに施工でき、耐久性に優れ、耐用年数は10~15年と他の防水工事に比べて比較的長いことも特徴です。
また、1度に広い面積をムラなく均一に施工できるため、工期が短縮できるというメリットもあります。
新築や改築だけではなく、ビルやマンションなどの建築物にもよく使われている防水工事の種類です。
防水工事の種類2.アスファルト防水
アスファルト防水は、アスファルトルーフィングシートと呼ばれる防水シートを貼り合わせます。
防水工事の特徴として大正時代から施工されており、最も歴史が長い防水工事の種類です。
防水性・耐水性が高いことから、現在でも広く使用されています。
なお、アスファルト防水の工法のなかでも、熱工法は施工の際にアスファルトを溶融するため、臭いの発生に注意が必要です。
また、状況によっては火が燃え移るリスクもあり、施工時に周辺の状況を十分に確認しなければなりません。
防水工事の種類3.塗膜防水
塗膜防水とは、近年主流となりつつある防水工事の一種で、施工箇所に液状の材料を何層にも塗り重ねます。
密着性が非常に高いためひび割れしにくく、改修時の塗り替えも可能です。
塗膜防水工事は、主にウレタン防水とFRP防水が挙げられます。
ウレタン防水
マンションに雨水が浸入しないように施す防水工事であり、液体のウレタン樹脂を重ね塗りします。液体状の素材を重ね塗りすることから、継ぎ目がなく滑らかな仕上がりになることが特徴です。
FRP防水
コンクリートや木材の上にFRPシートを敷き、上から樹脂を塗り硬化させる方法です。
樹脂が硬化した後は、プラスチックと同等の硬い状態になります。
ただし、紫外線の影響を受けやすいため、上に防水トップコートを重ね塗りしなければなりません。
FRP防水は、マンションのバルコニー、屋上などで使用されています。
防水工事の種類4.透湿防水
透湿防水とは、コンクリートの表面に透水性の高い材料を塗布する防水工法のことです。
材料は毎回決められた配合で混合され、ケイ酸系、無機系などがあります。
混合した材料をコンクリートに塗布することで、微細な隙間に浸透し、コンクリート自体の防水機能を高める方法です。
また、コンクリートの劣化やひび割れを防ぎ、建物の耐久性を高める効果もあります。
さらに、溶剤を使用しないため、良好な作業環境で施工が可能です。
主にコンクリート構造物に適用され、地下や内外壁、屋上、エレベーターピット、貯水槽などに多く使用されています。
防水工事の費用相場
以下は、防水工事の種類ごとの費用相場をまとめた表です。施工面積や条件によって費用が変動する可能性があるため、目安として参考にしてみてください。
防水工事の種類 | 費用相場(㎡単価) | 備考 |
---|---|---|
シート防水 | 3,000円~6,000円 | 合成ゴムや塩化ビニル製のシートを使用。平坦な屋根やバルコニー向き。 |
アスファルト防水 | 5,000円~10,000円 | 高い耐久性があり、大型建築物に適するが、施工費用が高め。 |
塗膜防水 | 3,500円~7,000円 | 複雑な形状にも対応可能で、建物の規模に応じて広く使用される。 |
ウレタン防水 | 4,500円~8,500円 | 弾性があり、ひび割れに強い。紫外線対策としてトップコートが必要。 |
FRP防水 | 6,000円~12,000円 | ガラス繊維強化プラスチックを使用。硬化が早く耐久性が高い。 |
透湿防水 | 1,500円~3,000円 | 湿気を逃がしつつ防水性能を確保。主に壁面や内部施工に使用される。 |
防水工事における防水工法の種類
防水工法にもいくつかの種類があり、マンションやアパート、建物の状況に合わせて選ぶ必要があります。
適した工法を選ぶためにも、それぞれの特徴を理解しておきましょう。
下地の影響を受けにくい防水工事|通気緩衝工法
通気緩衝工法は、防水層と下地の間に通気層を設けることで、コンクリート下地から発生する湿気や水分の影響を防ぐ防水工法です。
- 特徴:下地の湿気が防水層に悪影響を与えるのを防ぐため、雨漏りや膨れのリスクを軽減できます。特に、湿気がこもりやすいコンクリート下地に最適な工法です。
- 耐久性:下地からのダメージが少ないため、他の工法よりも防水層が長持ちします。
- 用途:湿度の高い環境や、大規模修繕時に耐久性を重視する建物に多く採用されています。
通気緩衝工法より安価な防水工事|密着工法
密着工法は、コンクリートの下地にウレタン樹脂を直接密着させる防水工法です。
- 特徴:材料が直接密着するため、施工が比較的簡単で、コストを抑えやすいのがポイントです。
- 注意点:一方で、下地の湿気や膨張収縮の影響を受けやすく、耐久性においては通気緩衝工法が優れています。短期的なコスト重視の場合に適した選択肢です。
金具を使った防水工事|機械的固定工法
機械的固定工法は、固定ディスクと呼ばれる金具を使用してシートを下地に固定する防水工法です。
- 特徴:コンクリート下地の湿気や膨張収縮の影響を受けにくい点が大きなメリットです。ウレタン防水の通気緩衝工法と同様に、下地の状態に左右されにくい設計が可能です。
- 注意点:耐風圧強度がそれほど高くないため、風が強い地域や高層建築では注意が必要です。
熱したアスファルトを使う防水工事|熱工法
熱工法は、アスファルトを高温で溶かして流し込む伝統的な防水工法です。
- 特徴:信頼性が高く、防水効果の持続性に優れています。特に、大規模施設で採用されることが多い工法です。
- 注意点:施工時に発生する臭気や煙が近隣住民に影響を及ぼす場合があり、近年ではトーチ工法や冷工法が主流となっています。
においの問題をクリアした防水工事|冷工法
冷工法は、アスファルトルーフィングに接着剤を用いて接着する常温接着工法です。
- 特徴:熱を使用しないため、臭気や煙が発生せず、環境や職人に優しい工法です。施工時の負担が少なく、マンションや住宅密集地などでも利用しやすいのが魅力です。
- 環境性:施工時の環境負荷が低く、エコ意識が高まる現在では注目されています。
トーチ工法は、アスファルトルーフィングの裏面をバーナーで加熱して接着する工法です。
- 特徴:熱工法に代わる新しい選択肢として広まり、臭いや煙がほとんど発生しないため、多くのマンションやビルの修繕工事で採用されています。
- 安全性:バーナーを使用するため施工技術が求められますが、施工後の仕上がりは安定して高品質です。
防水工事の選び方|場所別
建物の立地条件や状態によって、適した防水工事は異なります。
ここでは、防水工事を行う場所別の適した方法を紹介します。
大規模マンションの陸屋根の防水工事
RC造の大規模マンションでは、アスファルト防水を選ぶケースが多いです。
しかし、アスファルト防水は、既存の防水層がアスファルト防水の場合にのみ選択できます。
例えば、ウレタン防水の層にアスファルト防水工事を行うと、アスファルトの重さでマンションの躯体に負荷がかかり、耐久性が低下するため注意が必要です。
ただし、以下のようなケースではアスファルト防水を選べることがあります。
「最初に造られた防水層がアスファルト防水→2回目の防水工事でウレタン防水を選択→3回目でアスファルト防水」
上記のような工事の流れであれば、アスファルト防水を選択できることがあります。
そのため、既存の防水層の確認、施工業者と相談のうえ、工事の種類を選びましょう。
ベランダの防水工事
ベランダは屋根に比べて面積が小さく、形状も複雑な場合が多いため、ウレタン防水かFRP防水をおすすめします。
基本的にはウレタン防水で問題ありませんが、ベランダでBBQやガーデニングをする場合は耐久性の高いFRP防水を選択した方が良いでしょう。
陸屋根の防水工事
水平な陸屋根には、塩ビ樹脂シート防水が有効です。
塩ビ樹脂系は安価で、紫外線や熱に対する耐久性に優れています。
さらに、基本的にメンテナンスが不要で耐用年数も長いため、コストパフォーマンスに優れているといえるでしょう。
信頼できる防水工事業者の選び方
防水工事はプロに依頼し、適した工事・工法を選択することが大切です。
しかし、防水工事や外壁塗装を依頼したくても、どのような専門業者に頼めば良いのか迷ってしまうでしょう。
そこで、信頼できる防水工事業者の選び方、チェックポイントを紹介します。
信頼できる防水工事業者の選び方1.防水工事後のアフターフォローの内容
防水工事の仕上がりだけではなく、アフターフォローが充実しているかどうかも非常に重要です。
1度建てた建物の耐用年数は約50年ですが、防水は10~20年ごとに更新しなければなりません。
定期的なメンテナンスの有無、建設後にどのようなサービスが受けられるかを事前に話し合い、より包括的なサービスを提供する業者を選びましょう。
信頼できる防水工事業者の選び方2.防水工事業者のレビュー
価格やサービスが魅力的な業者でも、施工品質が低い会社には防水工事を任せられません。
防水工事業者を選ぶ際の参考にしたいのが、施工実績や口コミです。
レビューや口コミを見れば、業者が実際にどのような建物の防水工事を行ったのかを確認できます。
虚偽の口コミがないとは言い切れませんが、良い口コミも悪い口コミも確認し、総合的に判断することが大切です。
信頼できる防水工事業者の選び方3.防水工事業者の実績
過去に、どのような建物を手掛けたことがあるのか確認しましょう。
特に、マンションの防水工事を依頼する場合は、同様の大規模工事の実績があるか確認することが重要です。
信頼できる防水工事業者の選び方4.見積もり金額の妥当な防水工事であるか
見積を依頼した際に、詳細が明記されているかを必ず確認します。
見積書に「一式」の文字と、金額しか記載されていない業者も珍しくありません。
防水工事は、建物や使用する材料によって工事内容が異なります。
見積もりの記載が「一式」ではなく、使用する材料や工事工程を詳しく説明してくれる業者を選びましょう。
防水工事をするなら安心の自社施工!新東亜工業へ
新東亜工業は、東京を中心にマンションやビルの大規模修繕工事や防水工事を専門とする総合工事店です。自社施工による中間マージンゼロ、コスト削減や高品質な施工で、多くの顧客から高い評価を得ています。
建物の老朽化に伴い、屋上や外壁からの雨漏りは深刻な問題となります。新東亜工業では、建物の種類や周辺環境に合わせた最適な防水工事を提案し、建物の寿命を延ばし、資産価値を守るサポートを行っています。
防水工事をお考えの方、ぜひ新東亜工業にお気軽にご相談ください!
新東亜工業の強みとは?
新東亜工業ではマンションの大規模修繕や防水工事において3つの強みを持っています。
- 自社施工によるコスト削減
- 高い技術力と迅速な対応
- 幅広いサービス提供
新東亜工業の強みについて、それぞれ詳しく解説していきます。
新東亜工業の強み1.自社施工によるコスト削減
新東亜工業では、ほぼ全ての工事を自社の職人が一貫して行っており、外部業者を挟むことがありません。そのため、中間マージンゼロを実現し、余計な費用を削減することが可能です。この自社施工体制により、高品質な施工を適正価格で提供しています。
さらに、自社職人が全工程を担当することで、施工内容の細部にまで目が行き届き、確実で丁寧な仕上がりを実現します。お客様に信頼される工事を提供するため、コストパフォーマンスの高いサービスを追求していることが新東亜工業の大きな強みです。
新東亜工業の強み2.高い技術力と迅速な対応
新東亜工業は、豊富な実績と高い技術力を誇る職人集団が在籍しており、建物の状態を正確に診断した上で、最適な施工プランを提案します。そのため、雨漏りや防水トラブルの根本原因を的確に解決できます。
さらに、緊急の雨漏り修理にも迅速に対応しており、最短で翌日に調査と見積もりを行うスピーディなサービスを提供します。このように、技術力と対応力を兼ね備えた新東亜工業は、安心して任せられるパートナーです。
新東亜工業の強み3.幅広いサービス提供
新東亜工業では、防水工事だけでなく、外壁塗装や屋根工事、シーリング工事など、建物の総合的なメンテナンスを一貫して提供しています。この幅広いサービスにより、建物全体の状態を総合的に管理できるため、複数の業者に依頼する手間を省きます。
また、各作業間の連携もスムーズに進めることができるため、工事の効率性が向上し、お客様にとっても負担が軽減されます。新東亜工業の包括的な対応力が、安心して任せられる理由の一つです。
防水工事において新東亜工業が選ばれるポイント
新東亜工業では、綿密な現地調査、丁寧な下地処理などの多くのこだわりを持っており、多くのお客様にお喜びの声をいただいております。
- 綿密な現地調査
- 丁寧な下地処理
- 幅広い防水工法の対応
- アフターサービスの充実
- ドレーンの清掃と水はけ対策
- お客様に寄り添った対応
防水工事において新東亜工業が選ばれる理由は、その技術力とお客様に寄り添ったサービスにあります。
まず、綿密な現地調査を実施し、建物の状態や周辺環境を正確に診断することで、最適な防水工法を提案します。この診断により、雨漏りの原因を根本から解決し、防水性能を最大限に引き出すことが可能です。
施工においては、丁寧な下地処理を徹底することで、防水層の密着性と仕上がりの美しさを実現します。
さらに、施工後のメンテナンスにも対応し、定期点検やアフターサービスを通じて長期的な建物の保護をサポートします。
また、ドレーンの清掃や細部への配慮も怠らず、雨漏りや水はけの問題に対して万全の対策を行っています。
新東亜工業は、ウレタン塗膜防水やシート防水、アスファルト防水、FRP防水といった幅広い工法を取り揃えており、建物やお客様のニーズに合わせた柔軟な対応が可能です。
このような確かな技術と充実したサービスが、多くのお客様から信頼を得ている理由です。
新東亜工業の防水工事の施工事例
ここでは、新東亜工業における東京都西東京市の防水工事の施工事例を紹介します。

ビル屋上の防水工事において、高圧洗浄や下地調整などの補修後、ウレタン防水塗装を行いました。
新東亜工業は、これまでに東京都内を中心に多くのマンションやビルの防水工事を手掛け、その実績は施工事例ページで確認できます。雨漏りなどでお困りの際は、ぜひ新東亜工業へご依頼ください。
新東亜工業の防水工事の費用について

5階建てビルの屋上防水工事の費用相場は、一般的に建設会社では約375万、管理会社では約450万程度かかります。しかし、新東亜工業なら約300万円程度で実施することも可能です。
なぜ、他社よりも費用を安く提供できるのか、その理由をご説明します。
新東亜工業では、防水工事を自社の職人が一貫して担当するため、中間業者を介さず、中間マージンが発生しません。この自社施工体制により、余分なコストを削減し、適正価格での施工を実現しています。また、長年の経験と技術力を活かし、効率的な作業工程を確立しているため、無駄のない施工が可能です。さらに、防水工事に必要な材料も厳選して仕入れコストを抑えつつ、高品質な材料を使用しています。これらの要因が、費用を安く抑えながら高い品質を保つ理由となります。
具体的な料金は、現地調査後にお見積もりを提供しますので、防水工事を検討されている方はぜひ、ご相談ください。
※防水工事の費用相場は、施工範囲や工法により異なります
防水工事の料金表
新東亜工業における防水工事の費用相場は以下になります。
規模 | 内容 | 費用相場 |
---|---|---|
4階建 | ウレタン防水工事 | 80〜100万円程度 |
3階建 | 屋上塩ビ防水工事 | 60万円程度 |
新東亜工業の防水工事の流れ
新東亜工業における防水工事の流れを解説します。
- STEP
防水面の洗浄
まず、高圧洗浄機を使用して、施工箇所の汚れや古い塗膜、ホコリ、コケなどを丁寧に取り除きます。この工程により、防水層と下地の密着性が向上し、施工後の耐久性が大幅にアップします。また、汚れをしっかりと落とすことで、防水材がムラなく塗布されるため、仕上がりも美しくなります。徹底した洗浄作業は、防水工事の品質を左右する大切なステップです。
- STEP
下地処理
防水材がしっかり密着するためには、下地の状態を整えることが欠かせません。ひび割れや凹凸がある場合は、樹脂モルタルや補修材を使用して平滑に仕上げます。また、下地に含まれる水分量を確認し、必要に応じて十分に乾燥させることで、防水材の効果を最大限に引き出します。これらの作業を丁寧に行うことで、防水層の耐久性と施工後のトラブル防止につながります。下地処理は、防水工事の成功を支える基盤となる重要な工程です。
- STEP
塗布
事前に整えた下地に対し、ウレタン樹脂やアスファルト、シート防水材など、建物に最適な防水材を丁寧に塗布します。塗布は複数回に分けて行い、厚みを均一に仕上げることで、防水層の耐久性を高めます。また、施工箇所の形状に応じて細かい部分や角もしっかりと塗布し、隙間のない防水層を形成します。この丁寧な塗布作業が、雨漏りを防ぎ長期間建物を守る鍵となります。
- STEP
中塗り
下塗りで整えた基盤の上に、防水材を均一に塗布することで、厚みを増しながら防水層を強化します。中塗りでは、下地と上塗りをしっかり密着させる役割も果たしており、施工箇所全体にムラなく塗ることが求められます。また、この工程で仕上がりの凹凸を整え、防水層の一体感を高めます。丁寧な中塗り作業が、雨漏りを防ぐ耐久性の高い防水層の形成に繋がります。
- STEP
トップコート
トップコートは、防水層を保護し、美しい仕上がりを実現する最終工程です。中塗りまでで形成された防水層の上に、紫外線や風雨に強いトップコート材を塗布することで、耐久性と防水効果をさらに向上させます。また、トップコートには防水層の劣化を抑え、色褪せやひび割れを防ぐ役割もあります。この工程を丁寧に行うことで、建物の防水性能を長期間維持できるとともに、見た目にも美しい仕上がりを提供します。
建物の防水は、単にシートや塗膜を施工するだけでなく、施工箇所の下地処理をしっかり行う事が重要です。新東亜工業では、細部まで徹底的に処理を行ってまいります。
防水工事に関するご相談・ご依頼は、お客様満足度98%の新東亜工業へ!
防水工事や大規模修繕工事に関する相談や見積もり依頼は、公式サイトの問い合わせフォームや電話で24時間受け付けています。建物のメンテナンスや雨漏りでお困りの方、屋上や屋根、ベランダなどに少しでもご不安をお感じでしたら、ぜひ新東亜工業にご相談または調査をご依頼ください。
防水工事でよくある質問
Q
防水工事の種類にはどんなものがありますか?
A
主な防水工事の種類には、ウレタン防水、シート防水、アスファルト防水、FRP防水などがあります。それぞれの工法にはメリットとデメリットがあり、適した場所や耐用年数も異なります。
Q
防水工事の費用はどのくらいかかりますか?
A
工法や使用する材料、建物の状態によって異なりますが、一般的には1㎡あたり4,000円〜7,000円程度が相場です。
Q
工事の期間はどのくらいかかりますか?
A
工法や天候、建物の規模によりますが、通常は数日〜1週間程度で完了することが多いです。
Q
工事中の生活にどんな影響がありますか?
A
騒音や臭気が発生することがありますが、できるだけ負担を軽減するよう配慮しております。また、バルコニーや屋上の使用が一時的に制限されることがあります。
Q
防水工事のタイミングはいつが良いですか?
A
一般的には10年〜15年ごとに定期的なメンテナンスが推奨されています。また、ひび割れや雨漏りが発生した場合は早急に工事を行うことが重要です。
施工部位に適した防水工事の種類や工法を選ぼう
防水工事には、ウレタン防水、アスファルト防水など、工事と工法にいくつかの種類があります。
施工したい場所の面積や形状、用途に応じて最適なタイプを選ばなければなりません。
また、金額の目安はありますが、実際の金額は状況によって変わります。
優良業者や実績がある業者に依頼し、適正価格で質が高い防水工事をしてもらいましょう。