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防水工事業者を選定するポイントは?選定基準や大手防水業者を選ぶ時の注意点を徹底解説

防水工事業者の選定方法を知りたい人

防水工事業者の選定方法を知りたい人

防水工事はどこに依頼すればいい?
防水工事の選び方やバルコニー防水工事の重要性は?
防水工事業者の選び方のコツは?
優良な塗装防水業者を見極めるコツは?
屋上防水工事業者に依頼する流れを知りたい!

防水工事を成功させるためには、信頼できる防水工事専門業者の選び方が重要です。ビルやアパート、マンションの防水工事は経年劣化により定期的に行う必要があります。

この記事では、防水工事の必要なタイミングから、バルコニー防水工事についての解説や屋根やベランダ防水工事業者の選定ポイントまでを詳しく解説します。大手メーカーから地域密着型の業者まで、選び方のコツを紹介し、最適な防水工事専門業者を見つけるためのヒントを提供します。

バルコニーの防水工事や屋上の防水工事は、建物の寿命を延ばすために欠かせない作業です。適切な防水工事は長期的な安心が手に入ります。ぜひこの記事を参考に、業者選びを行ってください

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大規模修繕は中間マージン0で全て自社施工の新東亜工業へ

目次

ビルやマンションの防水工事について

ビルやマンションの防水工事は、建物を雨水や湿気から保護し、長期間にわたって良好な状態を維持するために必要不可欠な工事です。屋上や外壁、バルコニーなど、外部にさらされる箇所は劣化が進みやすく、放置すると雨漏りや建物内部への浸水につながるリスクがあります。ここでは、防水工事の重要性や主な工法について解説します。

防水工事の重要性

防水工事の目的は、雨水や湿気が建物内部に侵入するのを防ぎ、構造体や設備の劣化を防ぐことです。特に、コンクリート構造のビルやマンションでは、雨水が内部に侵入すると鉄筋が錆び、建物全体の耐久性に影響を及ぼします。また、雨漏りが発生すると居住者や利用者の快適な生活を損なうだけでなく、修繕費用が高額になる可能性もあります。

主な防水工事の施工箇所

  • 屋上:建物の中でも特に雨水の影響を受けやすい部分です。ウレタン防水やシート防水などの工法が一般的です。
  • 外壁:ひび割れやタイルの浮きが発生すると、そこから水分が浸入することがあります。外壁の防水塗装やシーリング工事が必要です。
  • バルコニー・ベランダ:居住者が日常的に利用する部分で、防水層の劣化が進みやすいため、適切な防水処理が欠かせません。

主な防水工法

  • ウレタン防水:液状のウレタン樹脂を塗布して防水層を形成する工法です。複雑な形状にも対応可能で、柔軟性が高いのが特徴です。
  • シート防水:耐久性の高い防水シートを貼り付ける工法で、大規模な屋上や平坦な面でよく使用されます。
  • アスファルト防水:アスファルトを熱で溶かし、層状にして防水処理を行う工法で、高い耐久性を持っています。
  • 塗膜防水:液状の防水材を塗り重ねて防水層を作る工法で、小規模な工事に適しています。

防水工事のタイミングとメンテナンス

防水工事は、建物の新築時だけでなく、定期的な点検とメンテナンスが必要です。一般的に、10~15年ごとに大規模な防水工事を実施するのが理想とされています。早めの修繕を行うことで、劣化が進む前にコストを抑えた対策が可能になります。

防水工事の種類と工法|会社選びの前に知っておきたい基礎知識

以下は「防水工事の種類と工法」の基本知識を表形式でまとめたものです。

防水工事の種類概要特徴適用箇所耐久年数
ウレタン防水液体状のウレタン樹脂を塗布して防水層を形成・柔軟性があり複雑な形状にも対応
・コストが比較的安価
・補修が容易
屋上、バルコニー、防水補修10~15年
シート防水塩化ビニルシートやゴムシートを接着して防水層を形成・耐久性が高く耐用年数が長い
・紫外線や雨水に強い
・複雑な形状には不向き
商業施設の屋上、大規模マンション15~20年
アスファルト防水アスファルトを積層して防水層を形成・高い防水性能と耐久性(20年以上)
・工期が長くコストが高い
・重量が増加するため補強が必要
大規模施設、マンションの屋上20年以上
塗膜防水防水塗料を塗布して防水層を形成・施工が簡単でコストが安い- 耐久性は短め
・定期的なメンテナンスが必要
小規模屋上、外壁5~10年
FRP防水繊維強化プラスチック(FRP)を塗布して防水層を形成・軽量で耐水性・耐久性が高い
・硬化後は硬く補修が難しい
・強度が高いためバルコニーに適している
小規模屋根、バルコニー10~15年

防水工事選びのポイント

  • 建物に適した工法を選ぶ
    屋上やバルコニーなど施工箇所の形状や用途に応じた工法が必要です。
  • 耐久性とコストを考慮する
    長期的な維持コストを抑えるため、初期費用と耐久性のバランスを確認します。
  • 施工実績の豊富な業者を選ぶ
    同様の建物での施工経験を持つ業者が安心です。

この表を参考に、防水工事の種類と特性を理解し、適切な工法と施工会社を選びましょう。

防水工事は、建物の寿命を延ばし、資産価値を維持するために欠かせない工事です。専門業者による適切な診断と工法の選定を行い、計画的に防水工事を進めることが重要です。

バルコニー・ベランダ防水工事と防水施設の構造について

バルコニーやベランダの防水工事は、大きく「防水層」と「トップコート」の2つの構造から成り立っています。ここでは、それぞれの役割について解説します。

防水層|バルコニー・ベランダ防水工事の重要部分

防水層は、建物に水が入らないように守るための非常に重要な部分です。これは防水性能を持つ特別な塗料を使って作られ、バルコニーやベランダの表面にしっかりと塗ることで、水の侵入を防ぎます。

防水層の作り方にはいくつか種類があります。たとえば、「FRP(繊維強化プラスチック)防水」や「ウレタン防水」などが一般的です。どちらも防水塗料を塗り、乾いた後に上からさらに保護用の塗装(トップコート)をします。また、別の方法として「シート防水」もあります。これは、防水効果のある合成ゴムや塩化ビニールのシートを貼り付けて水を防ぐ方法です。

トップコート|防水層の保護

トップコートは、防水層の上に塗られる塗装で、防水層を紫外線や熱から守る役割を果たします。トップコートは経年劣化するため、おおよそ5年ごとに再塗装することが推奨されます。

業者選定前の基本!防水工事が必要なタイミング

防水工事の時期や周期は防水工事の種類によって異なりますが、一般的には10~15年程度といわれています。

バルコニーや屋上など、工事対象箇所は常に日光や雨風にさらされており、経年劣化は避けられません。

そのため、必ずしも10~15年ごとに工事を行うことが適切ではなく、劣化状態に合わせてタイミングを見極めることが重要です。

日光や雨風に長年さらされ劣化した建物は、次のような症状が現れます。

  • 水たまりがある
  • ひび割れがある
  • 防水層が浮いている

劣化状態を放置しておくと悪化し、建物の耐用年数が著しく短くなる可能性があるため、兆候に気づいたらすぐに防水工事を検討しましょう。

また、早い段階で劣化の兆候に気づけば、比較的簡単な防水工事で済むケースもあります。

防水工事の施工会社とは?専門業者の種類と特徴について

防水工事を行う業者には、主に4つの種類があります。

それぞれの業者の特徴や、防水工事を依頼する際のメリット・デメリットを解説します。

リフォーム業者

リフォーム業者は、住宅のリフォーム工事を専門に行っています。

防水工事を依頼は可能ですが、実際の工事は下請け業者が行うのが一般的です。

特に大手リフォーム業者は知名度もあり、保証面でも安心感があるでしょう。

しかし、下請けに防水工事を委託する流れであり、中間マージンが上乗せされます。

中間マージンの分、工事費は高くなる点がデメリットです。

ハウスメーカー

ハウスメーカーは、建材の製造から住宅の設計・施工までを独自に行います。

家を建てる場合、相談から建築後のアフターサービスまですべて自社で行うので安心です。

ハウスメーカーに家づくりを依頼する場合、防水工事も同じ会社に依頼することがあります。

ハウスメーカーに防水工事を依頼すれば、建物に合った工事を提案してもらえる可能性が高いでしょう。

しかし、リフォーム業者と同様、ハウスメーカーも防水工事を下請け業者に委託するのが一般的です。

そのため、中間マージンが必要となり、工事費も高くなります。

塗装の専門業者

塗装業者とは、屋根や外壁の塗装を専門に行う業者のことです。

高い塗装技術を持っているため、防水工事の「塗膜防水」の施工も安心して任せることができます。

塗膜防水とは、屋上やバルコニーに液状の防水材を塗布して防水層を作る工法です。

ただし、「塗膜防水」以外の防水工事を依頼する場合は、施工実績があるかどうかを確認することをおすすめします。

防水工事業者

防水工事業者とは、屋上やバルコニーなどの防水工事を専門に行う業者のことです。

防水工事のプロのため、安心して工事を任せることができます。

防水工事は、専門の防水工事業者に依頼する方法が有効です。

特に、防水工事以外にも建物内で補修が必要な可能性がある場合は、幅広い工事を行える施工業者がよいでしょう。

防水工事の専門業者に防水施工を頼むメリットは?

防水工事専門業者に防水施工を依頼することで、いくつかの重要なメリットが得られます。まず、専門業者は防水技術に特化した知識と経験を持っているため、確実かつ耐久性の高い施工が期待できます。特に、建物の構造や使用する材料に応じた適切な防水方法を提案でき、長期間にわたって雨水の侵入を防ぐための施工が可能です。

専門業者は最新の防水技術や製品にも精通しており、最新の防水材や工法を用いることで、従来よりも効率的かつコストパフォーマンスの高い施工が行えます。また、施工後のアフターフォローやメンテナンス体制も整っていることが多いため、施工後の不具合にも迅速に対応してもらえる安心感があります。

大手の防水工事会社・防水工事業者を選ぶメリットとデメリット

防水工事を依頼する際、業者選びは非常に重要です。特に、大手防水工事業者には豊富な実績と高い信頼性がある一方で、規模が大きいからこそのデメリットも存在します。ここでは、大手業者に依頼する際のメリットとデメリットを詳しく解説します。

大手の防水工事業者を選ぶメリット

  1. 豊富な実績と信頼性
    • 大手業者は長年の経験と多くの施工実績があり、技術力や施工の品質に対する信頼性が高いです。過去の事例を参考にできるため、安心して依頼できます。
  2. 最新技術や高品質な材料の使用
    • 大手業者は研究開発に投資しているため、最新の防水技術や高品質なシーリング材・防水材を使用していることが多いです。これにより、耐久性が高く長持ちする工事が期待できます。
  3. 施工体制が整っている
    • 大手業者はスタッフが充実しており、計画から施工、アフターフォローまでスムーズに進められます。特に大規模工事や複雑な工事に対応できる体制が整っています。
  4. 保証やアフターフォローが充実
    • 施工後の保証期間が長く、トラブル発生時にも迅速に対応してくれる点は、大手業者ならではの安心感です。アフターサービスが充実している業者が多いのも特徴です。

大手の防水工事業者を選ぶデメリット

  1. 費用が高額になりやすい
    • 大手業者は人件費や運営コストが高いため、費用が中小業者に比べて高くなることがあります。見積もりの際、総額が予算を超える可能性もあるため注意が必要です。
  2. 融通が利きにくい場合がある
    • 大手業者は標準化されたプロセスを重視しているため、細かい要望やカスタマイズに対応しにくい場合があります。地域特有の事情やニッチな施工には不向きなこともあります。
  3. 担当者の経験に差がある可能性
    • スタッフが多いため、担当者によって対応や提案力にばらつきが出ることがあります。新人や経験の浅いスタッフが担当になると、細かい配慮が不足する場合もあります。
  4. 対応スピードが遅れる場合も
    • 大手業者は多くの案件を抱えているため、スケジュールが立て込みやすく、対応や工事の開始が遅れる場合があります。緊急性の高い工事には向かないことも考えられます。

大手防水工事業者は、信頼性や技術力、アフターサポートの面で優れているため、安心して依頼できる選択肢です。ただし、費用や柔軟性の面でデメリットもあるため、自分の予算や工事内容に合った業者を選ぶことが重要です。見積もりや提案を比較しながら、適切な業者を選びましょう。

防水工事をするなら安心の自社施工!新東亜工業へ

新東亜工業は、東京を中心にマンションやビルの大規模修繕工事や防水工事を専門とする総合工事店です。自社施工による中間マージンゼロ、コスト削減や高品質な施工で、多くの顧客から高い評価を得ています。

建物の老朽化に伴い、屋上や外壁からの雨漏りは深刻な問題となります。新東亜工業では、建物の種類や周辺環境に合わせた最適な防水工事を提案し、建物の寿命を延ばし、資産価値を守るサポートを行っています。

防水工事をお考えの方、ぜひ新東亜工業にお気軽にご相談ください!

新東亜工業の強みとは?

新東亜工業ではマンションの大規模修繕や防水工事において3つの強みを持っています。

新東亜工業の強み
  1. 自社施工によるコスト削減
  2. 高い技術力と迅速な対応
  3. 幅広いサービス提供

新東亜工業の強みについて、それぞれ詳しく解説していきます。

新東亜工業の強み1.自社施工によるコスト削減

新東亜工業では、ほぼ全ての工事を自社の職人が一貫して行っており、外部業者を挟むことがありません。そのため、中間マージンゼロを実現し、余計な費用を削減することが可能です。この自社施工体制により、高品質な施工を適正価格で提供しています。
さらに、自社職人が全工程を担当することで、施工内容の細部にまで目が行き届き、確実で丁寧な仕上がりを実現します。お客様に信頼される工事を提供するため、コストパフォーマンスの高いサービスを追求していることが新東亜工業の大きな強みです。

新東亜工業の強み2.高い技術力と迅速な対応

新東亜工業は、豊富な実績と高い技術力を誇る職人集団が在籍しており、建物の状態を正確に診断した上で、最適な施工プランを提案します。そのため、雨漏りや防水トラブルの根本原因を的確に解決できます。
さらに、緊急の雨漏り修理にも迅速に対応しており、最短で翌日に調査と見積もりを行うスピーディなサービスを提供します。このように、技術力と対応力を兼ね備えた新東亜工業は、安心して任せられるパートナーです。

新東亜工業の強み3.幅広いサービス提供

新東亜工業では、防水工事だけでなく、外壁塗装や屋根工事、シーリング工事など、建物の総合的なメンテナンスを一貫して提供しています。この幅広いサービスにより、建物全体の状態を総合的に管理できるため、複数の業者に依頼する手間を省きます。
また、各作業間の連携もスムーズに進めることができるため、工事の効率性が向上し、お客様にとっても負担が軽減されます。新東亜工業の包括的な対応力が、安心して任せられる理由の一つです。

防水工事において新東亜工業が選ばれるポイント

新東亜工業では、綿密な現地調査、丁寧な下地処理などの多くのこだわりを持っており、多くのお客様にお喜びの声をいただいております。

  • 綿密な現地調査
  • 丁寧な下地処理
  • 幅広い防水工法の対応
  • アフターサービスの充実
  • ドレーンの清掃と水はけ対策
  • お客様に寄り添った対応

防水工事において新東亜工業が選ばれる理由は、その技術力とお客様に寄り添ったサービスにあります。
まず、綿密な現地調査を実施し、建物の状態や周辺環境を正確に診断することで、最適な防水工法を提案します。この診断により、雨漏りの原因を根本から解決し、防水性能を最大限に引き出すことが可能です。
施工においては、丁寧な下地処理を徹底することで、防水層の密着性と仕上がりの美しさを実現します。
さらに、施工後のメンテナンスにも対応し、定期点検やアフターサービスを通じて長期的な建物の保護をサポートします。
また、ドレーンの清掃や細部への配慮も怠らず、雨漏りや水はけの問題に対して万全の対策を行っています。
新東亜工業は、ウレタン塗膜防水やシート防水、アスファルト防水、FRP防水といった幅広い工法を取り揃えており、建物やお客様のニーズに合わせた柔軟な対応が可能です。
このような確かな技術と充実したサービスが、多くのお客様から信頼を得ている理由です。

新東亜工業の防水工事の施工事例

ここでは、新東亜工業における東京都西東京市の防水工事の施工事例を紹介します。

新東亜工業の施工事例

ビル屋上の防水工事において、高圧洗浄や下地調整などの補修後、ウレタン防水塗装を行いました。

新東亜工業は、これまでに東京都内を中心に多くのマンションやビルの防水工事を手掛け、その実績は施工事例ページで確認できます。雨漏りなどでお困りの際は、ぜひ新東亜工業へご依頼ください。

新東亜工業の防水工事の費用について

5階建てビルの屋上防水工事の費用相場は、一般的に建設会社では約375万、管理会社では約450万程度かかります。しかし、新東亜工業なら約300万円程度で実施することも可能です。

なぜ、他社よりも費用を安く提供できるのか、その理由をご説明します。

新東亜工業では、防水工事を自社の職人が一貫して担当するため、中間業者を介さず、中間マージンが発生しません。この自社施工体制により、余分なコストを削減し、適正価格での施工を実現しています。また、長年の経験と技術力を活かし、効率的な作業工程を確立しているため、無駄のない施工が可能です。さらに、防水工事に必要な材料も厳選して仕入れコストを抑えつつ、高品質な材料を使用しています。これらの要因が、費用を安く抑えながら高い品質を保つ理由となります。

具体的な料金は、現地調査後にお見積もりを提供しますので、防水工事を検討されている方はぜひ、ご相談ください。

※防水工事の費用相場は、施工範囲や工法により異なります

防水工事の料金表

新東亜工業における防水工事の費用相場は以下になります。

規模内容費用相場
4階建ウレタン防水工事80〜100万円程度
3階建屋上塩ビ防水工事60万円程度

新東亜工業の防水工事の流れ

新東亜工業における防水工事の流れを解説します。

  1. STEP

    防水面の洗浄

    まず、高圧洗浄機を使用して、施工箇所の汚れや古い塗膜、ホコリ、コケなどを丁寧に取り除きます。この工程により、防水層と下地の密着性が向上し、施工後の耐久性が大幅にアップします。また、汚れをしっかりと落とすことで、防水材がムラなく塗布されるため、仕上がりも美しくなります。徹底した洗浄作業は、防水工事の品質を左右する大切なステップです。

  2. STEP

    下地処理

    防水材がしっかり密着するためには、下地の状態を整えることが欠かせません。ひび割れや凹凸がある場合は、樹脂モルタルや補修材を使用して平滑に仕上げます。また、下地に含まれる水分量を確認し、必要に応じて十分に乾燥させることで、防水材の効果を最大限に引き出します。これらの作業を丁寧に行うことで、防水層の耐久性と施工後のトラブル防止につながります。下地処理は、防水工事の成功を支える基盤となる重要な工程です。

  3. STEP

    塗布

    事前に整えた下地に対し、ウレタン樹脂やアスファルト、シート防水材など、建物に最適な防水材を丁寧に塗布します。塗布は複数回に分けて行い、厚みを均一に仕上げることで、防水層の耐久性を高めます。また、施工箇所の形状に応じて細かい部分や角もしっかりと塗布し、隙間のない防水層を形成します。この丁寧な塗布作業が、雨漏りを防ぎ長期間建物を守る鍵となります。

  4. STEP

    中塗り

    下塗りで整えた基盤の上に、防水材を均一に塗布することで、厚みを増しながら防水層を強化します。中塗りでは、下地と上塗りをしっかり密着させる役割も果たしており、施工箇所全体にムラなく塗ることが求められます。また、この工程で仕上がりの凹凸を整え、防水層の一体感を高めます。丁寧な中塗り作業が、雨漏りを防ぐ耐久性の高い防水層の形成に繋がります。

  5. STEP

    トップコート

    トップコートは、防水層を保護し、美しい仕上がりを実現する最終工程です。中塗りまでで形成された防水層の上に、紫外線や風雨に強いトップコート材を塗布することで、耐久性と防水効果をさらに向上させます。また、トップコートには防水層の劣化を抑え、色褪せやひび割れを防ぐ役割もあります。この工程を丁寧に行うことで、建物の防水性能を長期間維持できるとともに、見た目にも美しい仕上がりを提供します。

建物の防水は、単にシートや塗膜を施工するだけでなく、施工箇所の下地処理をしっかり行う事が重要です。新東亜工業では、細部まで徹底的に処理を行ってまいります。

防水工事に関するご相談・ご依頼は、お客様満足度98%の新東亜工業へ!

防水工事や大規模修繕工事に関する相談や見積もり依頼は、公式サイトの問い合わせフォームや電話で24時間受け付けています。建物のメンテナンスや雨漏りでお困りの方、屋上や屋根、ベランダなどに少しでもご不安をお感じでしたら、ぜひ新東亜工業にご相談または調査をご依頼ください。

失敗しない選定!防水工事業者の選び方

防水工事業者は全国にたくさんありますが、どの防水業者でもよいというわけではありません。

希望する防水工事の内容や予算に合った防水工事業者を選ばなければ、不具合が起こるリスクがあります。

次に、防水工事業者の選び方、選定ポイントを解説します。

防水工事業者の選定方法1.工事の技術力をチェック

技術力の高い職人がいる業者は、工事の質が高いだけではなく、作業スピードも速く、効率的です。

また、技術力の高い職人を抱えている業者は、工事中に発生したトラブルにも迅速に対応でき、リスクを回避しやすいといえます。

しかし、防水工事を頻繁に依頼する方は少なく、業者の技術力をチェックするのは難しいものです。

そこで、業者の施工実績を確認する方法が有効です。

依頼する建物と同規模の建物の工事経験がどの程度あるのか、防水工事を得意としている業者なのかなど、判断基準のひとつにできます。

そのため、施工実績を確認することは非常に重要です。

防水工事業者の選定方法2.現地調査を十分に行っている

インターネットで簡単に見積もりが取れる時代ですが、防水工事に関しては現地調査が必須です。

インターネットの見積もりや口頭での見積もり、メールで送られてくる概算見積もりだけで判断するのはリスクがあります。

依頼をすると、現場を見て「追加工事が必要」といわれることも珍しくありません。

依頼する前に相見積もりを取ることも大切ですが、実際の現場に足を運び、適正な見積もりを出してくれる業者を選ぶのがベストです。

現地調査に消極的な業者や有料の業者もあるため、無料の現地調査が可能かどうか確認しておきましょう。

また、見積もりについて疑問や不安があれば、その場で担当者に質問することも重要です。

根拠のある見積もりであれば、正確な回答をしてくれるでしょう。

防水工事業者の選定方法3.保証やアフターサポート

基本的に防水工事業者や塗料メーカーは、工事内容・塗料ともに保証を付けています。

しかし、防水工事の耐久性は工法や塗料によって異なります。

そのため、次の防水工事のタイミングを考慮し、耐用年数や保証などを総合的に判断し、提案してくれる業者が安心です。

さらに、アフターサポートが充実している業者や、保証内容の事前説明があるかどうかもチェックしましょう。

防水工事業者の選定方法4.防水工事の見積り内容が適切

防水工事の見積もりは、工事費用を正確に把握するために必要不可欠です。

見積書の内容が明確かどうか、金額が妥当かどうかをチェックしましょう。

項目ごとの金額

重要なポイントは、「防水工事」という漠然とした項目だけで大きな金額が見積もられていないか、項目ごとに材料費と工賃の金額が明確に分けられているかどうかです。

お金の流れについて不明な点があれば、すべて説明してもらいましょう。

また、使用する材料のランク、防水工事の内容によっては、見積もりが高くなることもあります。

安ければよいというものではないため、見積もりが適正かどうかを判断するためには、平均的な費用をある程度把握しておくことが大切です。

追加料金や割増料金の有無

次に、追加費用や割増料金の有無を確認しましょう。

追加費用や割増料金が発生すると、予想以上に高額な工事になる可能性があります。

追加費用や割増料金の理由を確認することも重要です。

見積もり期限を確認

見積もり期限を守れない業者は信頼できないと判断できます。

また、見積り期限を守れない会社は、工事中にトラブルが発生する可能性が高いです。

相見積もりを取る

防水工事や外壁塗装工事は、頻繁に行われるものではありません。

また、工事内容はケースバイケースで判断されます。

相場を知らない依頼主にとって、見積書に記載された工法や塗料が最適かどうかを判断することは困難です。

そのため、複数社から見積もりを取る方法をおすすめします。

見積りでは、工事の目的や求められる耐久性などを理解し、内容をよく比較しましょう。

費用だけではなく、総合的に満足できる業者か、信頼できる業者かを見極めることが大切です。

防水工事でよくある質問

Q

防水工事の種類にはどんなものがありますか?

A

主な防水工事の種類には、ウレタン防水、シート防水、アスファルト防水、FRP防水などがあります。それぞれの工法にはメリットとデメリットがあり、適した場所や耐用年数も異なります。

Q

防水工事の費用はどのくらいかかりますか?

A

工法や使用する材料、建物の状態によって異なりますが、一般的には1㎡あたり4,000円〜7,000円程度が相場です。

Q

工事の期間はどのくらいかかりますか?

A

工法や天候、建物の規模によりますが、通常は数日〜1週間程度で完了することが多いです。

Q

工事中の生活にどんな影響がありますか?

A

騒音や臭気が発生することがありますが、できるだけ負担を軽減するよう配慮しております。また、バルコニーや屋上の使用が一時的に制限されることがあります。

Q

防水工事のタイミングはいつが良いですか?

A

一般的には10年〜15年ごとに定期的なメンテナンスが推奨されています。また、ひび割れや雨漏りが発生した場合は早急に工事を行うことが重要です。

防水工事の施工事例|新東亜工業

ここでは新東亜工業での防水工事の施工事例を紹介します。

【企業様】東京都台東区物件2棟 防水工事

【企業様】東京都葛飾区Pマンション 屋上防水工事

適切な防水工事のために優良業者を選定しよう

防水工事は、マンションやビルの維持管理上、重要な要素です。

全体的に防水工事は一見簡単そうに見えますが、考慮しなければならない要素が多くあり、その全てが連動して初めて成功につながります。

防水工事を依頼できる業者にはそれぞれ特徴があり、一概にどれが良いとはいえません。

優良業者を見極めるためには、見積もりの比較、費用以外の重要な工法、業者の対応などを確認し、金額だけで決めないことが大切です。

優良業者を選定し、最適な防水工事を計画しましょう。

公式サイト
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